アイリスオーヤマ 富士山の強炭酸水は、そのままでも飲みやすい炭酸水を探している人におすすめ。富士山の地層で長い年月をかけて磨かれた天然水を使用しており、強い炭酸のなかにも甘味を感じられるのが特徴。炭酸の強さ・甘味・酸味は強く、苦みはほとんど感じられない炭酸水です。商品を試飲したアクアソムリエの江口さんは、「甘さが強くて飲みやすく、さっぱり感や爽快感が強い」とコメントしました。酸味や甘味はしっかり楽しめて、炭酸特有の苦味はほとんど感じない本商品。「エグミを感じる」との口コミに反する結果でした。試飲したモニター97人中54人が満足と回答し、全体の評価としても十分といえる結果に。20代の男性モニターは「強めの炭酸と甘味のバランスがよい」と飲みやすさを評価しました。一方で「炭酸が強すぎる」と回答したモニターも。強い炭酸が苦手な人は「おいしくない」との口コミのように感じることもあるでしょう。比較した強炭酸の商品には、「口に含むと強い刺激を感じる」とガツンとした刺激を楽しめるものも。こちらは喉に刺さるような刺激の強さを楽しみたい炭酸水好きの人には物足りないこともあるでしょう。サントリーホールディングスのTHE STRONG 天然水スパークリングでは刺激がありすぎるという人は試してみてください。そのまま飲むなら飲みやすいですが、割材としてはやや炭酸の強さが足りない本商品。比較したなかには、ウイスキーと馴染むような割材としてぴったりの商品もあったため、お酒の割材として使いたい人はほかの商品も検討してみてくださいね。
結論からいうとアイリスオーヤマのストロング 5.5強炭酸水は、サイダーのようなシュワシュワ感が好きな人におすすめです。炭酸の強さを示す炭酸濃度は、実測値で4.65GVをマーク。全商品の平均値が3.8GVであったことをふまえると、十分な強さがあります。実際に専門家とモニターの合計6人で試飲する検証をしたところ、5人がおいしさに「満足」と回答しました。強炭酸ながら泡のきめが細かく、刺激は強すぎません。口当たりもやわらかく、モニターからは「スッキリした味わいで飲みやすい」との声も。ほどよい炭酸感で飲みごたえがあります。また「炭酸の抜けが早い」という口コミに反し、炭酸の持続性も高評価です。開栓から3時間放置したあとで飲んでも炭酸はしっかり残っており、専門家からは「一口目からシュワッとした刺激を感じた」と好評でした。炭酸の持ちがよいため、ゆっくり飲みたいときにも適しています。ただし常温の状態だと、やや苦味があったのは惜しいところ。さらにウイスキーと割ってハイボールにしてみても、雑味を感じました。そのままで飲むのはもちろん、割材に使用する際も事前によく冷やしておくようにしましょう。公式サイトでの販売価格は1本あたり税込103円(執筆時点)と、全体のなかでは比較的リーズナブルですが、パチパチとした炭酸の強い刺激を求める人はほかの商品もチェックしてみてください。
検証の結果、クオスは強炭酸がとても爽快でスッキリとした味わいの炭酸水でした。製法の影響で、水そのものの美味しさが感じられないのは惜しいですが、他のドリンクの味を邪魔しないため割材としてはうってつけです。爽快な飲み口とコスパの良さが高評価されました。含有成分や水本来の味わいにこだわりがある場合はおすすめできませんが、とにかく刺激の強い炭酸水が好きな方や割材をお探しの方にはおすすめですよ!
キレートレモン キレートレモン 無糖スパークリング
結論からいうと、キレートレモン 無糖スパークリングはジュース感覚で飲みたい人にはよいでしょう。レモン専門家の国吉純さんと一般モニター5人が試飲して検証したところ、酸味や苦味がしっかりと感じられ、味がかなり濃いめでした。しかし、人によっては好みが分かれる可能性があります。モニター5人のうちおいしいと回答したのは3人だけで、「酸っぱさが強い」との声も。専門家の国吉さんは「後味があまりよくない」とコメントしています。ウイスキーとの相性もいまひとつで、割り材としては不向きでしょう。本物のレモン果汁が使われていますが、国吉さんからは「粉のビタミンCの味が強い」という意見が寄せられています。しぼりたての果汁感が楽しめるほかの商品もあったのに対し、こちらは苦味が口の中に残りやすく「たくさん飲めない」とのことでした。炭酸量を測定した検証では、炭酸濃度を示すGV(ガスボリューム)は2.28GVを記録。「炭酸が弱い」という口コミがあったとおり、比較した全商品のなかでは炭酸が控えめです。すっきりしたい運動後には飲みにくく感じるかもしれません。炭酸の刺激とレモンフレーバーのバランスが取れたものがほしいなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
今回検証したクリーンカンティーン インスレート TKwideは、肝心の保温力が低く、保冷力も並程度の評価でした。保温力が低く、温かい飲み物の温度が下がってしまうため、ホットコーヒーなどを入れるのには不向きです。一方、保冷力は並程度。スポーツドリンクなどの冷たい飲み物を入れる方には検討の余地があるでしょう。また、ボトル本体は飲み口が広くて飲みやすく、耐久性も問題なし。液体がこぼれる心配もありません。フタは細かい溝のないシンプルな構造になっているので、使い終わったら隅々まで簡単に洗えますよ。使いやすさ重視の方にはおすすめですが、機能性重視の方にはおすすめできません。