結論からいうと、キリンラガービールは、ラガーらしい爽快感を堪能したい人におすすめです。ホップの香りと風味がしっかりと感じられ、インパクトのある苦味とのどごしが楽しめます。クセがなく飲み口は軽めなので、ゴクゴク飲めるでしょう。専門家は「苦味の強さ・全体的な味わいの骨太感がすごい」とコメント。しかし、モニターからは苦味の強さが支持されず、おいしさの評価は伸び悩む結果になりました。甘味より苦味が主張して後味にも残るため、キレもいまひとつ。飲みごたえはまずまずですが、高評価の商品に比べると香りや味わい深さが物足りないといえます。また、飲みやすさの検証では、モニターから「はじめてビールを口にする人は飲みにくいと思う」という声があがりました。苦味が強いため初心者にはややハードルが高く、ビールを飲み慣れた人向けのテイストといえるでしょう。
非常に飲みやすく気づけば何杯でも飲めそうな味でしたが、そこまで大きなインパクトはなく敢えてこのビールを選ぶ理由はあまりないかもしれません。とはいえ、酸味の強い味は暑い季節にぴったり。本場のドイツビールを少しでも感じたいのなら、銀河高原ビール ヴァイツェンがおすすめです!苦味が薄く味のバランスがいいため、普通のビールが苦手な人こそ楽しめるビールと評価します。
キタウロコ荒木商店のボイルたらばがには、濃厚な風味とモチモチ食感を兼ね備えたタラバガニを食べたい人におすすめです。実際に試食したモニター11名全員が「風味がよい」と回答。比較したなかには味が薄くぼやけた商品もありましたが、濃厚な塩味とマッチした磯の香りとカニの風味を堪能できました。噛むほどに溢れ出すジューシーな旨味も魅力です。「身入りが悪い」との口コミに反し食べごたえも十分。比較したなかでも身が繊細だったズワイガニに対し、ボリュームのある身がギュッと詰まっていました。モニターからも「大きくてお腹いっぱいになる」と好評。「パサつく」との口コミとも異なり、プリッとしていて弾力がありつつ身がふっくら解けます。自分でいちから調理する生タイプとは違い、すでにボイルされ味が完成しているのもうれしいポイント。甘さが強いとされるズワイガニに劣らない甘味もあり、メイン料理として大活躍するでしょう。焼きガニにすると香ばしさも楽しめますよ。一方、殻に切り込みが入っていないため、カット加工が施されている商品に比べて食べやすさは劣る結果に。殻むきには、キッチンバサミが必要です。評価には反映されませんが、脚の一部が折れてしまい、少し細かくなっていたのも気になりました。仕入れ担当者が実際に試食して納得したカニのみを使用しているため、味もボリュームも満足度の高い本商品。とはいえ食べやすさも重視したい人は、ほかのカニも検討してみてください。
網走水産 生たらばがに足は、ボリューミーなタラバガニをいろいろな調理法で楽しみたい人におすすめ。比較したほかのカニのなかには身が小ぶりで食べごたえに欠けるものがあったのに対し、評判どおり脚肉は肉厚かつプリプリで、カニを食べている満足感を得られました。試食したモニターの11名中8名が「食べごたえがある」と回答しています。口に入れると、磯の香りがふわっと広がる上品な味わい。比較したなかには強い塩気がカニの風味を消してしまうものもありましたが、旨みと塩気のバランスがよく濃厚な甘みを味わえました。カニ本来の風味が活きており、出汁を使うカニすきなど旨みを活かしたアレンジ料理にも活躍するでしょう。脚に切り込みのカットなど食べやすい工夫はされていませんが、殻は柔らかくキッチンバサミでスムーズに切れました。獲れたてを船上で急速冷凍した生タイプで、茹でてあるタイプに比べて調理の幅が広いのがメリット。カニ鍋・カニしゃぶなども楽しめますよ。ジューシーでふっくらした口当たりやボリューム感が魅力の本商品。とはいえ、比較したなかにはよりぎっしりと身が詰まり、カニの旨みがさらに濃厚なものもありました。カニのおいしさにとことんこだわりたい人は、ランキング上位のほかの商品もチェックしてみてくださいね。
越前かに職人 甲羅組 カット生ずわい蟹は、ふっくらとしていて食べやすいカニが好きな人におすすめです。モニターが実際に食べたところ、「ふわふわしている」「パサパサ感がない」などの声があがりました。比較したなかには身が縮まって食べづらいものもあったなか、柔らかいので子どもも食べやすいでしょう。食べごたえに関しては、口コミ同様「身が小さく、食べごたえに欠ける」との声が聞かれた一方、「肉厚で食べごたえがある」「カニならではの旨味や歯ごたえがある」との感想も。モニターの好みは分かれたとはいえ、家庭用としては満足度の高い一品です。脚の殻が半分までカットされており、簡単に食べられるのもうれしいポイント。爪も殻がすべて取れてむき身の状態です。比較した半数以上の商品がハサミを使わないと食べられなかったなか、道具を使わずにすぐに食べられるのはメリットでしょう。一方、味わいの評価は伸び悩みました。磯の香りがやや強く、カニの甘みと塩気のアンバランスさが目立ちます。モニターからは、口コミにあったように「水っぽくて塩気が強い」というコメントもありました。塩味をいかして雑炊などに使うとよさそうです。生タイプのため茹でてあるものに比べて、刺身やしゃぶしゃぶ・鍋などにアレンジしやすい商品ですが、せっかくならおいしくてボリュームのあるカニを食べたいという人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!