Acer ゲーミングモニター Nitro XZ342CUPbmiiphxは、34インチの湾曲モニターでゲームの世界に没入したい人におすすめです。実際にカラーグラデーションを表示すると、コントラストが高く発色は鮮やか。比較したほかの商品が苦戦した赤・青・グリーンの階調も視認できました。色や輝度のムラもほぼなく、くっきり美しい映像を楽しめます。解像度はUWQHD(3,440×1,440)。白飛びや黒つぶれもなく、暗いシーンでもリアルさと臨場感を得られるでしょう。映像のなめらかさを示すリフレッシュレートは最大144Hzで、実際の映像でカクつきはほとんど感じられませんでした。比較した商品の多くは入力遅延が0.6~0.8秒のなか、本商品は0.55秒。肉眼ではわからないほどのデータ転送速度です。ゲームプレイに便利な機能も豊富でした。ゲームのジャンルごとに選べる8種類のカラーモードなどが搭載されています。比較したなかでは非搭載の商品も多かったスピーカーも内蔵し、外付けする必要がありません。インターフェイスはHDMIとDisplayPortです。なお、右側背面にある画質の調整ボタンは、口コミどおりやや操作しづらい設計でした。モニターの角度・高さ調節ができるので、様々なデスク環境に合わせやすいですよ。上方向に35度・下方向に5度角度調節でき、横には360度回転します。高さも130mmの間で調節が可能です。設置もしやすく、デスクに置いてもグラつきは見られません。モニターアームにも対応しているので、快適な位置を追求しやすいでしょう。値段は、執筆時点でECサイトにて5万円台後半。コントラストの高い鮮明な映像と、ディスプレイのフチを最大限に細くした「ゼロ・フレーム」の大画面でゲームや映像の世界に没入できる一台です。プレイしながら演出や風景を楽しめるRPGやレースゲームにもぴったりですよ。趣味に没頭できるモニターをお探しなら、ぜひ検討してみてくださいね!
EIZO FlexScan EV2781は、PCモニターをお探しのすべての人におすすめです。直射日光・外光を遮断して実際に色の正確さを測定すると、定量指標のDeltaEの値は1.33dEと優秀な数値でした。比較したなかには規格からズレて白が黄味がかる商品もありましたが、こちらは赤味がやや強く出た程度。全体の色の誤差は非常に少なく、デザイン制作に使いたい人にもぴったりです。色域の範囲も幅広く、口コミどおり鮮やかな映像が映ります。実際に色味を測定すると、自然界に近い色域の規格であるBT.2020の色域カバー率は68.9%と好記録に。比較したなかには彩度に欠ける商品もあったのに対し、全体平均の約65%(※執筆時点)を上回りました。表現できる色が豊富で、深みのある映像を楽しめるでしょう。メリハリも感じられます。黒と白の輝度を測定してだしたコントラスト比は947:1で、公称値の1,000:1と同等の結果に。比較したなかには300:1以下のものが多かったのに対し、明暗がはっきり映ります。「文字がややにじんで見える」との口コミに反し、視認性の高い映像を映し出せました。接続端子は8つと充実。USB Type-C1本で給電・出力ができ、デスク周りをすっきり使えますよ。モニターは高さ調節・上下左右の角度調整ができる仕様で、楽な姿勢で作業できます。「画面の調整がしにくい」との口コミに反し、設定の変更はタッチパネルで直感的な操作が可能。カラーモードは4種類と少ないものの、縦長コンテンツを見るのに便利なピボット機能もありました。公式サイトの価格は税込79,970円(※執筆時点)と、比較したなかでは値が張る本商品。とはいえ、映りのよさと機能性を兼ね備えた優秀な1台です。デザイン制作や動画視聴など、幅広い用途に活用できるので、ぜひチェックしてみてください。
ARZOPA モバイルディスプレイ JPA1GAMUTMINI01は、携帯性に優れ、外出先で作業する機会が多い人におすすめです。実際に計量してみると、比較した商品の多くが750~800g前後だったのに対し、356gとかなり軽量でした。モニターは13.3インチ・最薄部で3mmとコンパクトなので、荷物がかさばりません。スタンド兼用のカバーもついていますよ。モニターは、非光沢処理されたノングレアタイプで見やすく長時間の作業向きです。比較したほかの商品と同様に、視野角が広いとされるIPSパネルを採用。実際に170度の角度まではきれいに見えました。解像度はWQXGA(2,560×1,600)です。画質に不満をもつ口コミもありましたが、動画やゲームで高画質を追求するのでなければ、十分といえます。ただし、カラーグラデーションを表示して色域をチェックすると、黒つぶれや白飛びは多くないものの、彩度の高い部分は色の違いを表現しきれませんでした。明るさも、上位商品は最大輝度350cd/㎡前後と高かったのに対し、本商品は最大250cd/㎡と控えめです。十分な明るさとはいえ、端がやや暗くムラがあるのも気になりました。機能は最低限そろっているので、まず困らないでしょう。インターフェースはUSB Type-Cポート2つとmini HDMIポート1つ。対応機器ならば、Type-Cケーブル1本で給電と出力ができるので配線がすっきりします。コンテンツに合わせて画質を調節するカラーモードは非搭載ですが、ブルーライトカットや輝度・コントラストの調整には対応していました。スタンドに関しては、口コミのとおりやや安定感に欠けます。本商品は、ディスプレイカバーとスタンドが兼用になっているタイプ。ある程度の角度調節はできるものの、ややグラつきを感じることがありました。比較したスタンド分離タイプの商品よりはスリムに置けるので、新幹線の移動中など狭いスペースでも邪魔になりにくいのは魅力です。価格は、大手ECサイトでは執筆時点で15,000~20,000円台。比較したなかには3万円前後の商品も多いなか、手頃な価格でまずまずの画質・機能を備えているので入門機としてはよいでしょう。メーカーの謳い文句どおり持ち運びも楽ちんです。より高い画質や機能性を追求するなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!
JN-IPS2381FHDR-C65W-HSP-W
JAPANNEXT JN-IPS2381FHDR-C65W-HSP-Wは、デスクワーク用の手頃なPCモニターを探している人におすすめです。コントラスト比は実測値で1129:1とほぼスペックどおり高く、くっきりとメリハリある映像を楽しめます。色味はやや赤色が強調されるものの単体ではさほど気にならず、比較した上位のモニターと並べてわかる程度。執筆時点で約2万円とお手頃ながら、資料作成やウェブブラウジングには十分な画面性能です。HDMI・DisplayPort・Type-Cなど主要な映像出力端子に対応しており、インターフェースも充実。Type-C端子は給電・出力の両方に対応しており、PCとの接続がケーブル1本で済むところも魅力です。比較した一部商品にはなかったスピーカー機能もあり、音質にこだわらなければ別途スピーカーを用意する必要もありません。買ってすぐに使い始められるうえ、デスク周りもごちゃつきにくいでしょう。付属のスタンドは高さ調整に加えて、上下・左右の角度調整が可能。VESAマウントに対応しており、市販のモニターアームも取りつけられます。比較したなかでも数少ないピボット機能により画面を縦向きにもできるため、ブログの執筆やコードリーディングにもぴったりです。プリセットのカラーモードも6種類と多く、好みの設定を見つけやすいでしょう。ただし、画面サイズは23.8インチと小さく、画面を2分割して作業すると見切れてしまいます。コンパクトに置ける点はメリットですが、ブラウジングをしながら文章をまとめるなどの作業を効率よく行いたい人は、視認性とサイズのバランスがよい27インチを検討しましょう。加えて、カバーできる色域も58.2%と広くなかったので、映画鑑賞では画に深みが物足りないと感じるかもしれません。とはいえ、一般的なオフィスワークや普段使いには十分な性能を備えており、非常にコスパの高い1台です。低予算でPCモニターを試したい人は、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
レノボ ThinkVision P27u-20 62CBRAR6JPは、4Kモニターを探しているすべての人におすすめです。直射日光を遮断した室内で色味を測定すると、誤差は0.95dEとわずか。比較した全商品の平均値2.54dE(※執筆時点)を大きく下回り、精度の高さを見せつける結果でした。「リアルな映像体験」との謳い文句にもうなづけます。色域が広く、画面に奥行を感じやすいのも魅力。超広色域のBT.2020を基準として調べると、75.5%もカバーできました。比較によると、色域が狭いと色の奥行を感じにくい傾向に。こちらはのっぺり感が気になりにくく、デザイン制作にうってつけ。プロフェッショナルのために開発したと謳うとおりの性能といえます。コントラスト比も実測値で928:1と高め。公称値の1000:1には届きませんでしたが、パワフルな映像が楽しめるでしょう。カラーモードも8種類を搭載しています。比較した3種類の商品に比べ、好みや映像に合わせて調整できますよ。ボタンはアイコンつきで、操作のしやすさにも配慮が感じられました。「接続も作業も効率的に管理できる」と謳うとおり、インターフェースも充実。比較したほかのType-C対応商品と同じく、給電・出力をまとめられるためデスク周りをすっきり整理できます。Type-Aも3口備えており、マウスとキーボードを接続してドッキングステーションをなくすことも可能。作業効率アップを狙えます。奥行は22cmとスリムなうえ、VESAマウントにも対応。モニターアームと組み合わせれば、さらにデスク上をすっきり使いこなせるでしょう。グラフィックデザイン・映像視聴など、用途を選ばず幅広く活用できる一品です。4Kモニター選びに悩んでいる人は、ぜひ候補に加えてみてください。