今回は検証で色々な体勢や動きなど試させて頂き、タンスのゲンの低反発マットレス(洗えるカバー付き・17番)は、価格を抑えつつ、低反発ならではのフィット感をしっかり体感できる実用性重視のモデルだと感じました。
仰向けでは、低反発素材が体のラインに沿ってじわっと形を変え、肩から背中にかけてのフィット感は良好です。背中が浮く感覚が少なく、リラックスして横になれます。ただし、上位モデルと比べると沈み込みがやや早く、腰やお尻といった重たい部分では「もう少し粘り強い支えがほしい」と感じる場面もありました。
特に腰からお尻にかけては、隙間を埋めてくれる反面、沈み込みが強くなりやすく、人によっては腰が反るような違和感につながる可能性があります。そのため、この点は良し悪しが分かれる印象です。
横向き寝では、肩やお尻横への圧迫がしっかり軽減され、フィット感は概ね満足できるレベルです。肩が優しく沈み込み、横向き姿勢をとりやすい一方で、深く体重をかけるとマットレス下層の硬さをわずかに感じることがあり、クッション性にはやや限界も感じました。
一方で、低反発素材特有のデメリットとして、寝返りのしにくさははっきり感じます。体が包み込まれる分、姿勢を変える際に力が必要で、スムーズさという点では評価が下がります。
総合すると、
・フィット感や体圧分散を重視する人
・横向き寝が多い人
・価格と洗えるカバーの実用性を重視したい人
には向いている一方で、
・寝返りのしやすさ
・腰やお尻のしっかりした支え
を求める人には、上位モデルの方が満足度が高くなる可能性があります。
低反発の心地よさを手頃な価格で体験したい人向けの、コストパフォーマンス重視モデルという位置づけが最も近いマットレスだと感じました。