マンガワンの口コミ評判は？作品数・全話無料で読めるかなど、メリット・デメリットを徹底調査

小学館が公式運営する無料漫画アプリだけあって、小学館の人気作品が充実しています。週刊少年サンデーやビッグコミックス系の人気作品も配信。小学館の少年・青年向け作品が好きな人はぜひ試してほしいアプリです。

なお、比較検証したアプリのうち約半数は、マンガワンのように出版社が提供するサービスでした。残りの半数は複数の出版社を取り扱っており、出版社を限定せずに作品を選べます。読みたい作品によって使い分けるとよいでしょう。

無料で読める話数は充実しています。総合ランキング上位10作品のうち無料で読める話数をカウントすると、632話と多めでした。比較したなかには100話程度のアプリもあったことを考えると、無料でたくさん楽しみたい人に適したアプリといえるでしょう。

マンガワンの話読みは5種類にラベル分けされています。無料、もしくはアイテムを消費して閲覧できる仕組みです。

＜話読みの種類＞

1. 無料話｜無料ライフ・SPライフ・コインを消費しないで閲覧可能
2. 毎日無料話｜1話分無料で読める（24時間以内は読み返し可能）（※）
3. コイン限定話｜コインを使って閲覧可能（※）
4. 先読み話｜一般公開予定日よりも前に、SPライフまたはコインを使って閲覧可能
5. 読み返し話｜消費アイテム別の指定時間以内は無料（※）

毎日無料話にグレーラベルが表示されている間は、閲覧にSPライフまたはコインが必要です。毎日0時にラベル表示がグレー緑切り替わり1話分無料で閲覧できます。

コイン限定話は、SPライフなどコイン以外のアイテムは使用できません。

読み返し話の指定時間経過後は、再読にアイテムが必要です。

作品を無料で読むときに使う無料ライフは、毎日9時・21時に所持数が4個になるように獲得できます。「8話分が無料で読める」との口コミどおり、無料ライフを使えば毎日8話分無料で楽しめますよ。

コイン限定話を読みたい場合は、ショップでコインを購入すれば閲覧可能。コイン購入時にSPライフをおまけで獲得できるので、先読み話の閲覧に使えます。

なお、無料ライフを使用して読んだ作品は24時間、SPライフかコインを使用した作品は15日間無料で読み返せます。課金を避けたいけれどすぐに漫画を読みたい人には、よい選択肢といえるでしょう。

無料作品のラインナップは、ほかのアプリに比べて多いとはいえません。

無料で読める作品数を調査したところ、261作品にとどまりました。比較した全サービスの平均は3,000作品ほどで、なかには総作品数が10,000作品以上あるアプリも。マンガワンは、「作品数が多い」との口コミとは異なる結果です。

1話以上無料で読める少女・女性漫画も54作品と少なめ。比較したなかには同条件において7,000作品を掲載している漫画アプリもあり、多くは100作品以上のラインナップがありました。ジャンルに偏りがあるので、少年・青年向け作品以外も幅広く楽しみたい人には不向きです。

なお、無料漫画アプリ全体の特徴として、制限なく全話無料で読むことはできません。広告視聴や決まったタイミングで配布される無料チケットなどを使えば実質無料になるものの、条件をクリアするまで漫画の続きを読めずストレスを感じる人もいるでしょう。

制限を気にせず読書に集中したい人は、漫画読み放題サブスクや電子書籍サービスといった有料サービスを使うのがおすすめ。料金を支払えば、自分の読みたいタイミングで快適に閲覧できますよ。マイベストでは漫画読み放題サブスク・電子書籍サービスも調査しているので、参考にしてください。

漫画の探しやすさはいまひとつです。漫画を探すときに絞り込みできる条件はレーベルのみ。最後まで無料の作品や、人気・高評価の作品、メディア掲載作品・オリジナル作品での絞り込みができず、「目当ての漫画が探しにくい」との口コミにも納得です。

比較したなかでは、ピッコマ・LINEマンガ・めちゃコミックの3つのサービスは調査した条件すべての絞り込みに対応していました。マンガワンアプリでは絞り込める条件が少なく、読みたい漫画を見つけるまでに時間がかかるでしょう。

1. 最後まで無料：×
2. 人気・高評価：×
3. メディア掲載：×
4. オリジナル：×
5. レーベル：◯