ナチュラルなツヤと立体感が生まれると話題のハイライト、heme ベイクドハイライター。インターネット上では「肌なじみがよく、普段使いにぴったり」というプラスの声がある一方、「ラメ感が強くて使いにくい」「濃さの調整が難しい」といった気になる評判も存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、heme ベイクドハイライター シャンパンゴールドを含むハイライト全100商品を実際に使ってみて、仕上がり・崩れにくさ・テクスチャを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
本記事における「透明感」は、メイクアップ効果により肌が明るく見えることを指します。
目次
結論からいうと、heme ベイクドハイライター シャンパンゴールドは、華やかなツヤ感をさりげなく楽しみたい人におすすめです。発色や立体感は控えめ。淡いゴールドカラーが肌になじんで、ナチュラルな明るさが得られます。
一方で、ぎっしり詰まったラメとパールによる、キラキラとした輝きも現れました。「濃さの調整が難しい」「ラメ感が強くて使いにくい」といった口コミがあったものの、シーンを選ばず使える絶妙な仕上がりといえます。
使用感も上々です。使用したモニターからは、「サラサラで塗りやすい」「ムラなく伸びて、均一なツヤ感を演出できる」と好評。粉飛びも少なめです。軽くて繊細な粉質なので、初心者でもハイレベルな仕上がりを目指せるでしょう。
汗や摩擦への耐性はあと一歩といったところですが、ごっそり色落ちしてしまうことはありません。メイクキープスプレーなどを活用して、密着感を高めてみてくださいね。執筆時、ECサイトでの販売価格は税込1,500円程度です。
ハイライトは、肌に明るさと立体感を与えるメイクアイテムです。骨格を強調したい場所やツヤ感がほしい場所に、ピンポイントで塗布。パウダー・リキッド・クリームなど、さまざまなテクスチャの商品が販売されています。
今回ご紹介するheme ベイクドハイライターは、パウダータイプのハイライト。hemeは台湾発のコスメブランドで、おしゃれなパッケージと手頃な価格が人気を集めています。
「ちょうどいい光沢感」がコンセプト。インターネット上では、メイクの仕上げにサッと重ねると、ふんわり自然なツヤ肌に仕上がると評判です。
本品は粒子の細かさにこだわり、高級ブランドも利用している「焼き」の工程を取り入れています。
サラサラのテクスチャが肌になじみ、毛穴の凹凸までしっかりカバー。さらに、くすみやクマなどの肌悩みを光で飛ばすと謳っています。
また、シンプルな黒いパッケージもポイント。蓋の内側には鏡がついており、専用の布袋も付属しています。
<使い方>
①スポンジや指でパウダーを適量取る
②ツヤを出したい場所やふっくら見せたい場所になじませる
塗布する場所は、頬骨・鼻筋・唇の山など。鎖骨に乗せて骨格を強調するのもおすすめです。ほうれい線に沿って塗れば、影が目立たなくなりますよ。
ベイクドハイライターのカラーバリエーションは4種類。肌なじみのよさにこだわったカラーがそろっています。
<カラーバリエーション>
検証では、シャンパンゴールドを使用しました。見た目はベージュに近い、明るめのゴールドカラーです。
今回は、heme ベイクドハイライター シャンパンゴールドを含むハイライト全100商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
リキッドファンデーションを塗った肌に重ねてみると、「ラメ感が強くて使いにくい」という口コミに反してナチュラルなツヤ肌に仕上がりました。
淡いゴールドカラーが肌になじみ、ヘルシーな血色感を演出。ラメとパールがぎっしり入っているため、華やかな輝きも感じられます。
検証した商品のなかには、高発色で明確な立体感が得られるタイプもありました。それらと比較すると、立体感は控えめです。しかしそのぶん、塗った場所の境が目立ちません。ナチュラルメイク派の人でも使いやすいでしょう。
さらに、ティッシュに乗せた分銅で摩擦を加えます。すると、全体的に色が薄くなり、こすった方向へ広範囲に伸びてしまいました。
とはいえ、皮革表面にはある程度の色味が残っています。崩れにくさはまずまずといったところ。摩擦でごっそり色落ちしてしまった商品よりは、発色が保たれています。メイクキープミストなどを活用すれば、自然なツヤ肌を長く楽しめるでしょう。
サラサラのパウダーは、引っかかりやザラつきなくスムーズに伸びていきます。まんべんなく塗るのにコツがいる商品もありましたが、こちらはテクニックいらず。ムラなく広がっていき、均一なツヤ感が現れました。
粉飛びについても、ほとんど気になりません。しかし、「密着感が少々物足りない」という意見もありました。乾燥で粉が浮きやすい人は、しっとり系のファンデーションを併用しましょう。
粉質は、謳い文句どおりサラサラです。肌に乗せるときれいに伸びていきました。パウダータイプはベタつきや引っかかりを感じにくい傾向にありますが、こちらも負けていません。スムーズな塗り心地は、本品の大きな魅力といえます。
粉飛びに関しても、ほぼ全員が「気にならない」とコメントしました。しかし、5人中1人が「肌に触れるとラメが落ちる」と指摘。肌が乾燥しやすい人は、密着感を高めるために、保湿感のあるベースメイクを併用しましょう。
コメントは一部抜粋
均一な仕上がりも美点。狙った場所にムラなく塗布できます。
また、「濃さの調整が難しい」という口コミに反して、「ラメの繊細な輝きがまんべんなく広がる」というコメントも。ハイライトを使い慣れていない人でも、比較的扱いやすいテクスチャです。
コメントは一部抜粋
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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販売サイトではスポンジの使用を推奨していますが、パウダータイプのハイライトはブラシでも塗布できます。軽やかな仕上がりを目指すなら、相性のよいブラシを探してみませんか?
毛足はやや長く、柔らかい毛質のものがおすすめ。毛が詰まっていて密度の濃いタイプより、薄くてふんわりしたつくりを選びましょう。
mybestでは、ハイライトブラシのおすすめ人気ランキングを紹介しています。ブラシ選びに悩んだら、ぜひ参考にしてくださいね。
hemeのベイクドハイライターは、楽天市場・Yahoo!ショッピングでの販売が確認できました。各種ポイントを利用している人は、こちらでの購入がおすすめです。
また、海外通販サイトのPinkoiでは、公式ストアを運営しています。日本語にも対応しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
最後に、汗や摩擦に強いハイライトをご紹介します。
崩れにくさにこだわるなら、オルビスのグロウスキンコンパクトがおすすめです。軽くてサラサラのクリームが、ムラなく伸びてピタッと密着。人工汗液をかけても摩擦を加えても、ほとんど色落ちしませんでした。控えめな発色と、生っぽいツヤ感も魅力。肌なじみがよく、自然な立体感が得られます。
パウダータイプでお探しなら、NARSはいかがでしょう?粉質が柔らかく、ワンストロークでムラなく塗布できます。ラメの華やかさを含んだ、メタリックな輝きが持ち味。内側から透けるようなツヤ感も生まれます。さらに、汗や摩擦への耐性も、全商品中トップクラス。さまざまなシーンに対応します。
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