汗のベタつき感を軽減し、さらさらの着心地をキープすると謳う、イオントップバリュ 極さらタンクトップ PEACE FIT(ピースフィット)。しかし、インターネット上では口コミが少なく、評判や実際の使用感がわかりにくいため、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、イオントップバリュ 極さらタンクトップ PEACE FITを含む脇汗・汗取りインナー全19商品を実際に使って、汗の染みにくさ・通気性・速乾性・着心地・吸水性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうと、イオントップバリュ 極さらタンクトップ PEACE FITは、汗取りパッドのムレや違和感が苦手な人におすすめです。さらさらな肌触りに加え、パッドなしで脇の下にはほどよいゆとり。「窮屈さがない」「ほどよいフィット感」と試着したモニターからも好評でした。
脇に水を吹きかけた上から、インナーとシャツを着たところ、汗染みを比較的狭い範囲に抑え好印象。しかし、手をあげると染みが見えてしまいます。ぱっと見では汗染みがわからなかった商品もあったため、高評価にはいま一歩届きませんでした。
少量の汗なら吸い取れるものの、速乾性はそこそこ。長時間着続けると、汗によるベタつきが気になる可能性があります。一方通気性は、相場より高い数値を出して高評価を獲得。全体的に、熱を逃しやすいため、ムレが気になる人におすすめです。
執筆時点での価格は、税込550円(公式サイト参照)。ブラカップなしタイプは比較的安めですが、そのなかでもとくにリーズナブルです。まとめ買いしやすい価格なので、洗い替えに何枚かそろててみてはいかがでしょうか。
実際にイオントップバリュ 極さらタンクトップ PEACE FITと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
イオントップバリュ 極さらタンクトップ PEACE FITよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
千趣会
通気性と着心地の評価が高く、快適に着られる!汗も染みにくい
そもそもイオントップバリュ 極さらタンクトップ PEACE FITは、汗による衣類のベタつきを軽減する汗取りインナー。小売業大手のイオン株式会社が販売しています。
特徴は、肌側と表側で異なる特殊な編み方をしたダイヤモンドリブ構造。肌離れ性・通気性・吸汗速乾汗を謳っており、汗をかいてもさらさら感が持続するのがセールスポイントです。
サイズは、Sから2XLまでの5種類を展開。カラーは検証で使用したベージュを含め、全4色から選べます。
<サイズ>
<カラー>
今回は、イオントップバリュ 極さらタンクトップ PEACE FITを含む脇汗・汗取りインナー全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
汗取りインナーを選ぶなら、汗の染みにくさにこだわりたいですよね。そこで、脇に霧吹きで水をかけて汗をかいた状態を再現し、汗取りインナーの上から青いシャツを着用。脇部分への水の染み具合をチェックしました。
その結果、シャツに染み出てはいるものの、範囲は中心に収まっています。脇から下側へ流れる汗を吸収し、染みが大きく広がるのを防ぐことがわかりました。汗染みが脇全体に広がった商品と比べるとまずまずの結果といえるでしょう。
とはいえ、手をあげたり腕を伸ばしたりするときには、周囲の目が気になります。比較した商品のなかには、ぱっと見ではほとんど汗染みが気にならないものもあったため、高評価にはあと一歩およびませんでした。
汗が染み出たときのために、できるだけアウターに響きにくいカラーを選ぶことも忘れずに。ベージュ・モカなど、肌の色に近いカラーがおすすめです。
次は、機能性(通気性・吸水性・速乾性)の検証です。
通気性の測定は、外部の専門機関に依頼。通気性は空気量(cm3/cm2・s)という値で示され、この数値が大きいほど、風通しがよいという評価です。
速乾性は、商品に霧吹きで水を吹きかけ、5分後・10分後の重さを計測。重さの減少量により、水分の蒸発量を確認します。
最後に吸水性は、商品の脇部分に水を吹きかけ続け、シャツから水が染み出た時点でストップ。どのくらい水分を吸い取ることができたかをチェックします。
計測の結果、空気量は250.33cc/cmで高評価を獲得。比較した商品の平均値である約200cm3/cm2・sを大きく上回る、トップクラスの数値です。
汗取りパッド付きの商品は、総じて脇部分の通気性が低い傾向にありました。その点こちらは汗取りパッドがついていないため、脇部分・胴体ともにムレにくく、比較的涼しく着られるでしょう。
一方、速乾性・吸水性は、どちらもわずかに相場を上回る数値を記録。脇部分の吸水性で、汗取りパッド付きの商品と肩を並べた奮闘ぶりは好印象です。
しかし、比較した商品のほとんどの数値が低めだったため、吸水速乾性の評価はいまひとつ伸び悩みました。
水を吹きかけた商品の5分後・10分後の重さの差は、0.73g。全体の相場である約0.61gより多く水分が蒸発しましたが、なかには0.8g以上重さが減った商品もあったため、乾き具合はそこそこといえます。
脇部分の吸水量は、0.39mLまで。平均値である0.37mLを超えていますが、霧吹き3プッシュで、シャツに水が染み出ました。吸水性の検証で高評価を獲得した商品はほとんどなかったことや、汗取りパッドがついていないことを考えると、まずまずの結果です。
少しでも汗を多く吸収するインナーを探しているなら、汗取りパッド付きや、汗取りバッドが厚手・2重になっているものも視野にいれてみましょう。
どんなに機能性が高くても、着心地のよくないインナーは着続けられませんよね。そこで、6人のモニターが商品を実際に着用。肌触り・動きやすさ・フィット感などに着目して着心地をチェックしました。
モニターからは、さらさらな生地が好評。「肌に触れていても気にならない」「暑さを感じにくそう」などのコメントが並びました。
なかには「ややゴワつく」「もう少しなめらかさがほしい」と感じたモニターもいましたが、全員が手触りのよさに満足したと回答。比較した商品の多くがさらさらな手触りで高評価を獲得しましたが、こちらも負けていません。
コメントは一部抜粋
また「窮屈さがない」「程度なゆとりのある」と、動きやすさ・フィット感も良好。締め付け感やブラカップが合わないという声が多く見られた商品と比べて、ゆったり着たい人向けな印象です。
コメントは一部抜粋
袖タイプ | タンクトップ |
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汗取りパッド付き | |
空気量(生地全体) | 250cm3/cm2・s |
空気量(汗取りパッド) | 不明 |
ブラカップ付き |
素材 | ポリエステル55%、レーヨン45% |
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シームレスタイプ | |
接触冷感機能 | 不明 |
UVカット機能 | 不明 |
抗菌防臭加工 | |
ネット不使用での洗濯可能 | 不明 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、汗の染みにくさにで高評価を獲得した汗取りパッド付きの商品をご紹介します。
通気性のよさを重視するなら、千趣会の汗取りインナー・綿100%タンクトップがおすすめ。通気性を計測したところ、232cm3/cm2・sとほかの商品とくらべて高い数値を記録。着心地のよさもモニターから好評で、汗染みをぱっと見ではわかりにくい程度に抑えてたのも好印象です。
ブラなしで着られるインナーをお探しなら、ベルーナ綿混のカップ付ベーシック汗取りインナーシリーズをチェックしましょう。通気性はいまひとつですが、汗の染みにくさはトップクラス。染みの色が薄いので、手をあげても気にならないほどでした。またブラカップのフィット感も好評です。
袖タイプ | タンクトップ |
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汗取りパッド付き | |
空気量(生地全体) | 232cm3/cm2・s |
空気量(汗取りパッド) | 240cm3/cm2・s |
ブラカップ付き |
素材 | 綿100% |
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シームレスタイプ | |
接触冷感機能 | 不明 |
UVカット機能 | 不明 |
抗菌防臭加工 | 不明(消臭機能◯) |
ネット不使用での洗濯可能 | 不明 |
ベルメゾン 汗取りインナー・さらりとやわらか綿タンクトップ【消臭】をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
袖タイプ | タンクトップ |
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汗取りパッド付き | |
空気量(生地全体) | 113cm3/cm2・s |
空気量(汗取りパッド) | 71cm3/cm2・s |
ブラカップ付き |
素材 | ポリエステル60%、綿35%、ポリウレタン5% |
---|---|
シームレスタイプ | |
接触冷感機能 | 不明 |
UVカット機能 | 不明 |
抗菌防臭加工 | |
ネット不使用での洗濯可能 | 不明 |
ベルーナ 綿混のカップ付ベーシック汗取りインナーシリーズをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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