ハイカバーと自然な仕上がりを両立すると謳う、&be(アンドビー )クッションファンデーション。インターネット上では「カバー力もあるのにツヤ肌に仕上がる」と評判です。しかし、「時間が経った時の崩れ方は少し気になる」「毛穴落ちが酷い」などの口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のクッションファンデーションとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、クッションファンデーション選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
サイトによりレフィルのみの販売となる可能性がございます。購入時は、販売サイトをご確認ください。
本記事における「トーンアップ」は、メイクアップ効果により肌が明るく見えることを指します。
目次
3,520円
おすすめスコア
崩れにくさ
毛穴カバー力
シミカバー力
厚塗り感のなさ
使用感
仕上がり | ツヤ |
---|
良い
気になる
&be クッションファンデーション ベージュは、うるおいをキープしながらツヤ感を出せるアイテムです。モニターからも「乾燥は気にならない」という声が多くあがりました。秋・冬でもしっとり感を保ちながら使用できるでしょう。
一方で、皮脂崩れに対する耐久性はそこそこ。モニターからは「密着度が高い」という評価もありましたが、「小鼻周りのテカリが気になった」というマイナスの声も挙げられました。シリコーン成分を配合していないため、キープ力は物足りなく感じる人もいるでしょう。皮脂分泌が増える夏場の使用には不向きといえます。
毛穴やシミのカバー力は、高評価に及ばず。特に、シミのカバー力の検証では減少率16%と、全体でも下位よりの評価でした。陶器のような肌を実現と謳っていますが、肌の色ムラはカバーしきれないので、シミやニキビ跡が気になる人は、ほかの商品やコンシーラーの併用がおすすめです。
厚塗りになりやすいのもネック。なめらかなテクスチャであるためツヤ感は出しやすいですが、モニターからは「肌にベタッと乗る」との指摘がありました。黒いパフゆえにファンデーションの量が見えづらいため、押しつけすぎには注意が必要です。パフにつく量を少なめに調整して、薄く塗り広げるように工夫しましょう。
小さめな容器の使い勝手は上々。モニターからは「持ち運びしやすそう」「開閉もスムーズ」とのプラスの感想が聞かれました。香りもほぼ無臭で、人を選びにくいですよ。大きめな丸型パフの肌当たりは柔らか。比較したほとんどの丸型パフと同様に細かい部分はやや塗りににくいので、使い慣れているほかのパフを使用するのも手です。
お湯と石けんでオフできる肌にやさしいつくりは魅力的。色ムラが気にならない肌であれば、満足度は高いでしょう。しかし、比較したなかには初心者でもテクニックいらずで塗れて、なめらかな美肌が長時間続いた商品もありました。カバー力の高さやナチュラルな仕上がりを求めるなら、ほかの商品も検討してみてください。
実際に&be クッションファンデーションと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
&be クッションファンデーションよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
資生堂
素肌感を残しながらワンランク上のツヤ美肌に仕上がる、ベストバイ・クッションファンデーション
ヘアメイクアップアーテイストの河北裕介さんが手掛けるライフスタイルブランド、&be(アンドビー)。安心・簡単・ハイパフォーマンス・ハイクオリティな商品を基準にメイクアップアイテムを多数展開しています。
今回ご紹介するクッションファンデーションは、ハイカバーとナチュラルな仕上がりの両立を目指したアイテム。肌のくすみ・シミ・毛穴をカバーした陶器のような肌を実現しつつ、ほんのりとしたツヤ感も引き出しています。厚ぼったさはなく素肌がきれいなように見せるつくりで、うるおいのある自然な仕上がりです。
SPF24・PA+++のUVカット機能は搭載しつつ、ノンケミカル処方で肌の負担は軽減。石けんとお湯だけで落とせるのもポイントです。
なお、パッチテスト・ノンコメドジェニックテストを実施済み。以下の成分は使っていません。
<不使用の成分>
色を選ぶ際は、フェイスラインの色に近いカラーを選ぶようにしましょう。最近はインターネットで購入する人も増えていますが、画面と手の甲の色を見比べがちです。手と顔は色の差が大きいので、白浮きしないためにもフェイスラインの色を意識してみてください。
また、国内のブランドは本商品のように、ベージュカラーの暗め・明るめで色展開をしている商品が多くあります。なかなか色が馴染まない場合は、色展開が豊富な海外ブランドの商品もおすすめです。ベージュ以外にも、ピンク系やイエロー系など種類が豊富であるため、自分の肌に合う色を見つけられるでしょう。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、崩れにくさの検証です。
20~40代の女性5人のモニターが実際にファンデーションを塗り、普段どおり過ごします。8時間後、肌の状態を確認し、乾燥崩れや皮脂崩れがどの程度あるか調べました。
比較したなかで成分表の上位5番目までにシリコーン成分が2種類以上入っている商品は、長時間崩れにくい傾向がありました。対する本商品はシリコーン成分を配合しておらず、キープ力は物足りない評価に。「時間が経った時の崩れ方は少し気になる」との口コミどおりの結果です。
「毛穴落ちが酷い」という口コミに対しては、人によって感じ方がさまざまでしたが、皮脂分泌が増える夏場には不向きといえるでしょう。
<皮脂崩れについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
モニターの評価は分かれましたが、比較的満足度の高い結果に。なかには「鼻や口元の乾燥が気になる」という人もいましたが、「乾燥はまったく気にならない」「8時間後も乾燥を感じなかった」という声が多くありました。
検証したのはやや乾燥している季節ではあったものの、うるおいをキープできている人が多い傾向に。秋・冬でもしっとり感を保ちながら使用を続けられるでしょう。
<皮脂崩れについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
20~40代の女性5人以上のモニターが、肌の状態を診断できるVISIAを使って、目立つ毛穴の凸凹の個数を測定しました。毛穴の減少率は上限100%のうち、どれくらい減少しているのかをチェック。毛穴カバーできた商品ほどおすすめとして評価しました。
肌診断器を使って、クッションファンデーションの塗布前後でどれだけ目立つ毛穴が減少したかチェックしたところ、モニター5人の減少率は大きくバラつく結果に。高評価の基準は60%ですが、大きく上回る人もいれば下回る人もおり、平均は51%と高評価には及ばずでした。
<個人の結果>
・-5.19%
・72.62%
・76.21%
・27.95%
・84.3%
<モニターの平均値>
・51%
毛穴の凸凹はある程度カバーできるものの、比較した66商品のなかで最も高評価な商品は平均で78%減少したため、毛穴カバーを重視したい人には、よりおすすめできる商品も多数あるといえます。
なめらかなテクスチャであるため、ハイカバーとナチュラルな仕上がりの両立を目指したアイテムという謳い文句通り、自然なカバー力がある商品です。
次に、シミカバー力の検証です。
20~40代の女性5人以上のモニターが、肌の状態を診断できるVISIAを使って、目立つシミの個数を測定しました。シミの減少率は上限60%のうち、どれくらい減少しているのかをチェック。シミカバーできた商品ほどおすすめとして評価しました。
肌診断器を使って、クッションファンデーションの塗布前後でどれだけ目立つシミが減少したかチェックしたところ、モニター5人の減少率は平均16%という結果に。高評価の基準が50%で、最も低い減少率の商品は9%だったため、全体でみても下位よりの評価です。
<個人の結果>
・-0.97%
・17.86%
・18.18%
・17.39%
・26.74%
<モニターの平均値>
・16%
口コミでは「カバー力もある」といわれていましたが、シミのカバーを重視したい人には不向きといえます。陶器のような肌を実現と謳っていますが、シミは隠しきれないでしょう。色ムラが気になる場合はコンシーラーの併用をおすすめします。
厚塗り感のなさの検証では、普段からファンデーションを使用する20~40代の女性5人のモニターが、実際に使用してチェック。目から下全体にファンデーションを塗り、厚塗り感なく自然に仕上がるかを評価しました。
モニターからは不満の声が多数あがる結果に。「ツヤ感が強い」という感想が多く、「肌にベタっと乗ってしまう」「重ね塗りすると厚塗り感がでる」といったコメントもありました。比較したなかで本商品のようななめらかなテクスチャの商品は、伸びがよく厚塗り感のないツヤ肌に仕上がる傾向にあったため、厚塗り感の点では1つ劣る評価です。
本商品のパフは黒いため、ファンデーションの量が分かりにくく、何度も押しつけてしまう人が多い傾向に。よく見えないものの、1回の押し付けで十分な量がパフに染み込んでいるので、つけすぎには注意してください。軽くとって薄く塗るよう工夫すれば、評判通りナチュラルな肌に仕上がりますよ。
<厚塗り感のなさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、使用感の検証です。
普段からファンデーションを使用する、20~40代の女性モニター5人が実際に商品を手にとり、容器の使いやすさ・パフの使いやすさ・香りのよさを評価しました。
容器は手に収まるサイズです。比較したなかには大きい容器で持ち運びにくい商品もあったなか、こちらは「小さく軽い」「持ち運びしやすそう」とモニターに好評でした。ミラーも大きめで、外出先でのメイク直しにも重宝するでしょう。中ブタにツメがついており、開閉もスムーズです。
ただし、比較した内ブタの裏がツルツルタイプの商品は、パフについた余分なファンデーションを取りづらい傾向が。こちらにも当てはまるので、塗る前にパフを手の甲やティッシュに押し当てて量を調節し、つけすぎを防ぎましょう。
<容器についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
パフは大きめの丸型です。「大きめで使いやすい」「コシのある素材で塗りやすい」とプラスの感想が寄せられています。
しかし、比較した結果、丸型パフは細かい部分の塗り残しが気になる傾向に。モニターからも「細かい部分を塗るときは少々技術が必要」との指摘が寄せられています。メイク初心者は、角がある雫型や角形のパフも別に用意しておきましょう。小鼻周りや目元・口元など細かい部分も塗りやすくなります。
また「黒いパフは汚れ具合が判断しづらい」との意見も。きれいに見えても汚れているので、使用後のパフはこまめに洗ってくださいね。
<パフについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
無香料タイプで、実際に嗅いだモニターからも「ほぼ無臭」との回答が並びました。若干オイルのような香りはするものの、意識しないと感じない程度です。
比較したなかには、強い香りで好みが分かれたものも。その点こちらは「ニオイに敏感な人も使いやすいと思う」とモニターに好印象です。香りで人を選ぶことは少ないでしょう。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
仕上がり | ツヤ |
---|
良い
気になる
内容量 | 12g |
---|---|
分類 | 化粧品 |
パフの形状 | 丸型 |
石けんでオフ | |
検証で使用したカラー | ベージュ |
特徴 | プチプラ |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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<使い方>
①&be UVミルク、&be UVプライマーなどを使って肌を整える<一緒に使うとおすすめのアイテム>
<洗い方>
①ぬるま湯と中性洗剤を容器に入れて混ぜる
②パフをやさしく揉み洗いする
③汚れが落ちたら、しっかりすすぐ
④水気を切り、陰干しする
&be クッションファンデーションは、全国のバラエティショップやドラッグストアなどで購入できます。色選びが心配で実物を確認したい人は、公式サイトのショップリストから近くの取扱店舗を確認してみましょう。
家にいながら購入したい場合は、公式オンラインストアの利用がおすすめ。値段は税込3,520円です。税込5,000円以上の買い物で一部離島を除き、配送料が無料になります。ポイントや割引クーポンサービスなども行っているのでチェックしてみてくださいね。
そのほか、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売が確認できました。ショップによって価格が異なるので、送料とあわせて検討しましょう。
最後に、カバー力高い商品をご紹介します。
ティルティル マスクフィットレッドクッションは、カバー力と厚塗り感のなさを両立できます。特に、毛穴の凹凸をなめらかに整えられ、しっかりカバーしながらもナチュラルに仕上げられるでしょう。ツヤ感を出しつつ、皮脂ヨレを抑えたい人におすすめです。
シミカバーを優先するなら、花西子Florasisの玉養睡蓮クッションファンデーションをチェック。比較したなかでシミカバー力が最も高い商品で、気になる毛穴をほどよくカバーしてくれます。ツヤ感控えめのマット肌に仕上げてくれますが、厚塗りに見えやすいため量をたくさんつけないように気をつけてください。
仕上がり | ツヤ |
---|
良い
気になる
内容量 | 18g |
---|---|
分類 | 化粧品 |
パフの形状 | 楕円型 |
石けんでオフ | |
検証で使用したカラー | RED CUSHION 21N |
特徴 | 韓国コスメ |
ティルティル マスクフィットレッドクッション 21Nをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
仕上がり | マット |
---|
内容量 | 12g(本体)+12g(レフィル) |
---|---|
分類 | 化粧品 |
パフの形状 | 雫型 |
石けんでオフ | |
検証で使用したカラー | N25 ニュートラル |
特徴 |
花西子 玉養睡蓮クッションファンデーションの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
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