白十字 SOLIMO うす型紙パンツを検証レビュー！大人用紙おむつの選び方も紹介

パンツタイプの大人用紙おむつは、ウエストにぴったりのサイズを選ぶことが大切。お腹の1番細いところを測って、各メーカーの参考サイズと照らしあわせてください。

サイズが大きめだと、股に隙間ができやすくなり尿漏れをするリスクがあがります。お腹にゆったりフィットするものがほしいからといって一回り大きいサイズを購入する人もいますが、失禁後はおむつが重みでずれ落ちて、使用者が恥ずかしい思いをする可能性を考慮しましょう。

また、サイズが小さめの場合は、おむつが股にフィットせず尿漏れの原因に。お腹や股に締めつけを感じやすく、使用中の不快感を覚えやすいといえます。

今回の検証では、同じサイズの商品でも漏れにくさや履き心地に違いがあることが判明しました。以下では、より快適に使用できるものを紹介しているので参考にしてくださいね。

ポリマーは多いほど吸水力が高いため、尿漏れしにくいうえお尻がベタつきません。尿漏れの頻度や失禁の量が多い人は、ポリマーが多めのものを選びましょう。

ポリマーが多めだと吸水量が多いだけでなく吸水されるスピードも速いため、量が多い失禁でも漏れにくいといえます。また試験機を用いた通気性の検証では、ポリマーが多めだと通気性も高くなることが判明。さらさらのお尻を保ちやすく、汗で蒸れやすい夏にも快適に履けることが利点です。

一方で、ポリマーが少なめだと吸水量が少ないうえ吸水スピードも遅く、尿がおむつに溜まって漏れやすいことが難点。また、しっかり吸水されないぶんお尻が湿りやすいので、おむつかぶれのリスクもあがるでしょう。

今回の検証では、各商品の吸水力をチェック。その結果、パッケージに記載されている記載容量を下回る商品がありました。そのため吸水量は、ランキングの「最大吸水量（実測値）」を参考にしてくださいね。

お腹と股に締めつけを感じにくいおむつは、ラッパ状の履き口で短いギャザーのもの。

ラッパ状の履き口で短いギャザーのものは、履き口が外側に開いているためお腹に緩やかにフィットするうえ、股に食い込みにくいことが特徴。実際におむつを履いたモニターからは「締めつけ感がなく、1日中履いていられる！」とプラスの声が挙がったため、はじめておむつを購入する人でも取り入れやすいといえます。

一方ラッパ状でない履き口は、ウエスト部分がキュッと内側に閉じており窮屈に感じやすい点がネック。また、股まわりのギャザーが長いと股に食い込みやすいうえ、汗をかくとさらに不快感を覚えるでしょう。

パンツが食い込んでストレスを感じたことは、誰しも1度は経験がありますよね。日常的におむつを使用するのであれば締めつけを感じにくいものが取り入れやすいですよ。

おむつのにおい対策をしたいなら、消臭＋抗菌成分が配合されているものがおすすめ。とくに抗菌成分が排泄物の雑菌の増殖を抑制し、においが強まることを防げます。

今回の検証では、尿と便に近いにおいレベルのものをおむつに染み込ませたのち、におい・かおり環境アドバイザーがにおい漏れの強度をチェック。

その結果、どのおむつも完全ににおいは消えませんでしたが、消臭＋抗菌成分が配合されているのであればにおいをうっすら感じる程度に抑えられることが判明しました。外出先などで長時間おむつを替えられない人は、必ず消臭＋抗菌成分が配合されているものを選ぶべきといえます。

いざおむつを履いて外出しようとしたときに、おむつを履いている感じがわかりやすいと恥ずかしくなりますよね。

そこで今回の検証では、運動習慣がない男女におむつとスラックスを着用してもらい、着用前と着用後のお尻・股のもたつきをチェック。その結果、どのおむつも履いたらお腹やお尻がもたついて着用バレしやすいことがわかりました。

よって、おむつを履く際はいつもよりゆったりとした服装と合わせることをおすすめします。とくに普段履いているボトムスのサイズより一回り大きいものだと目立ちにくいですよ。人に会う機会が多い人はぜひ参考にしてくださいね。