心地よい使用感に定評のあるメンズ化粧水、資生堂 メン ハイドレーティング ローション。インターネット上では、「ベタつかない」「香りがよい」と評判です。一方、「保湿力がそこそこ」という気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、資生堂 メン ハイドレーティング ローションを含むメンズ化粧水全51商品を実際に使って、成分評価・保湿力・使用感を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないわけではありません。「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。
本記事における「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
目次
資生堂 メン ハイドレーティング ローションは、ベタつきなく肌を保湿できるのが魅力です。グリセリン・DPGなどのうるおい成分が豊富で、専門家は「保湿力に期待できそう」とコメント。実際に塗布後の肌水分量は平均155%も上昇し、比較した商品の平均を大幅に上回りました。「保湿力がそこそこ」という口コミとは異なり、乾燥肌の使用にぴったりです。
肌荒れ予防効果が期待できるグリチルリチン酸2Kを含むのもポイント。加えて、浸透性の優れた変性アルコールを含み、塗布後のベタつきにも配慮しています。「ベタつきとカサつきを同時に防ぐ」という謳い文句どおりの組成です。混合肌の人の乾燥ケアにも向いているでしょう。
「香りがよい」という口コミどおり、やわらかなフローラル調の香りが実際に商品を使ったモニターから好印象。ボトル式の容器にも、「キャップをスッと開けられる」「液量をコントロールしやすい」といったポジティブな声が寄せられました。比較したなかには液が一気に出てくる商品もありましたが、こちらはスムーズに塗布できます。
サラッと軽めのテクスチャも好評でした。肌にゆっくりなじむため、伸ばしやすく、摩擦を感じにくいのが魅力です。「ベタつかない」という口コミどおり、丁寧になじませればしつこいヌルつきはほとんど残りません。その反面、うるおいは長く続きます。モニターからは、「時間が経ってもしっとり感がある」とポジティブな声が寄せられました。
ただし、変性アルコールやエタノールなどのアルコール成分が、敏感肌への刺激になる場合も。とくに、アルコールが苦手な人は注意が必要です。比較したなかには肌質問わず使いやすい商品もあったため、肌がデリケートな人はそちらを検討してください。
資生堂は、1872年創業の日本の化粧品ブランドです。メンズラインでは、長年の皮膚科学研究を基に、男性特有の肌悩みに着目した商品を展開。生命感あふれるしなやかな肌を引き出すサポートをします。
今回ご紹介するのは、ベタつきとカサつきを同時に防ぐと謳う資生堂 メン ハイドレーティング ローション。過度な皮脂によるダメージを防ぎつつ、水分を補給するつくりが特徴です。ニキビのもとになりにくい処方(※)を採用し、アレルギーテストも実施しています。男女問わず幅広い年齢層に支持され、2022年には以下を受賞しました。
すべての人にニキビができないというわけではありません。
<受賞歴>
スキンケアは女性が行うイメージがあるものの、男性も積極的に行ってほしいケアのひとつです。男性の肌は女性に比べ水分保持力が弱い傾向があるため、化粧水での保湿を習慣化しましょう。続けることで、肌トラブルを防ぎやすくなりますよ。
1回の使用量の目安は500円硬貨大ほど。手のひらに取り出し、洗顔・髭剃り後の顔全体になじませましょう。
メーカーでは、同ブランドの洗顔料・乳液などをライン使いすることをおすすめしています。気になる人は、ぜひこの機会にあわせてチェックしみてくださいね。
<ラインナップ>
今回は資生堂 メン ハイドレーティング ローションを含むメンズ化粧水全51商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、成分評価です。
理系美容家のかおりさんが商品の成分表示を確認し、保湿成分や整肌成分の充実度・肌へのやさしさをチェックしました。
肌荒れ予防成分のグリチルリチン酸2Kに加え、グリセリンやDPGなどのうるおい成分を豊富に配合。比較したなかには肌荒れ予防に特化した商品もあったのに対し、こちらは専門家が「保湿力に期待できそう」とコメントしました。
さらに、浸透性に優れた変性アルコールや、皮脂バランスを整える成分を含有。塗布後のベタつきに配慮されています。「ベタつきとカサつきを同時に防ぐ」という謳い文句どおり、肌の油分・乾燥の両方が気になりやすい混合肌の人にも向いているでしょう。
ただし、変性アルコールやエタノールなどのアルコール成分による敏感肌への刺激性には注意が必要です。とくに、アルコールが苦手な人は、購入前にテスターを試してみてくださいね。
次に、保湿力の検証を行いました。3人の男性モニターが、腕の内側に本品を塗布。塗布前・塗布3時間後の肌水分量を測定し、数値の増減を確認しました。
すると、肌水分量は平均155%上昇し、検証で高評価とした基準値75%以上を大幅に超える結果に。「保湿力がそこそこ」という口コミに反する、優秀な記録です。
<個人の結果>
3人全員が、比較した商品の平均値72.1%(※執筆時点)を大きく上回っています。乾燥肌の人でも十分なうるおいを期待できそうです。
最後に、使用感の検証です。
実際に3人の男性モニターが商品を使用。テクスチャ・香り・容器の使い勝手を入念にチェックしました。
液はサラサラとした軽めの質感です。少々肌になじみにくいものの、そのぶん顔全体に塗り広げやすいのはメリット。はじめはヌルつきを感じますが、丁寧になじませると、「ベタつかない」という口コミどおりの肌に仕上がります。
比較したなかでDPGを保湿成分に使用したさっぱり系の商品には、うるおいを感じられなかった商品もありました。こちらは、「時間が経ってもしっとり感があった」「うるおい感が強い」といったポジティブな声が多数寄せられています。乾燥が気になる季節にも使いやすいでしょう。
<テクスチャについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
口元が狭く設計された容器はモニターから好印象。比較したなかには出す量の調整がしにくい商品もあったなか、「コントロールしやすい」「少しずつ出る」といった声があがりました。
キャップはスクリュー式です。容器と一体型の商品に比べると少々手間はかかるものの、力を入れずにスッと開けられます。ただし、モニターからは「キャップの角に指があたると痛い」との指摘も。あまり力を入れて握らないよう、気をつけてくださいね。
<容器についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
公式サイトでは、香りを微香性のフローラルグリーンと紹介しています。実際に嗅いでみてもフローラル調を適度に感じられ、モニターからは「香りがよい」という口コミどおり好評。「さわやかと華やかさのバランスがよい」「柔軟剤のようにやわらかい」といった声も寄せられました。
比較したなかには薬品臭のある商品がありましたが、こちらは自然に広がります。清涼感も弱いため、季節や好みを問わずに使いやすそうです。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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資生堂 メン ハイドレーティング ローションは、デパート・百貨店内に展開するメーカーサロンで販売しています。価格は150mL入りで、税込3,300円です。詳しい店舗情報は取扱店舗でご確認ください。
価格は執筆時、公式サイト参照
資生堂オンラインショップでも購入可能。さまざまな特典を用意しているので、お得に買いたい人は要チェックです。
<特典>
ほかに、Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場といった大手ECサイトでの販売も確認できました。
最後に、より肌質を選びにくい商品をご紹介します。
オルビス ミスター ローションは、保湿を重視した組成が特徴。グリセリン・BGなどのうるおい成分を豊富に配合し、実際に塗布後の肌水分量は大幅に上昇しました。植物エキスの多さは気になるものの、アルコール成分は不使用。油分・香料・着色料・パラベンも未配合で、敏感肌にも配慮されています。
IPSA ザ タイムR アクアは、グリセリン・DPGといった敏感肌への刺激性が低いと評価された保湿成分をメインに配合。肌荒れ予防成分と厳選した植物エキスを含み、デリケートな肌でも使いやすい構成です。サラッとしたテクスチャながら、みずみずしく整った肌が叶います。ベタつきは少なく初心者でも扱いやすいですよ。
分類 | 化粧品 |
---|---|
内容量 | 150mL |
分類 | 化粧品 |
タイプ | 化粧水タイプ |
価格帯 | 2,000~2,999円 |
容器 | ディスペンサー |
詰め替え用あり | |
価格帯 | 2,000~2,999円 |
内容量 | 150mL |
1回あたりの価格 | 約15円 |
容器 | ディスペンサー |
香り付き | |
香り | 無香料 |
1回あたりの価格 | 約15円 |
主な保湿成分 | 不明 |
肌質・肌悩み | 乾燥肌 |
主な整肌成分 | グリセリン、BG、イソステアリルアスコルビルリン酸2Na、プランクトンエキス、ハス花エキス、乳酸桿菌、セイヨウナシ果汁発酵液、アルギニン、スフィンゴモナス培養エキス |
使い心地 | しっとり |
主な保湿成分 | グリセリン、BG、ペンチレングリコール、イソステアリルアスコルビルリン酸2Na、アルギニン、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、プランクトンエキス、ハス花エキス、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、スフィンゴモナス培養エキス |
配合成分 | 水、グリセリン、BG、ペンチレングリコール、イソステアリルアスコルビルリン酸2Na、プランクトンエキス、ハス花エキス、乳酸桿菌、セイヨウナシ果汁発酵液、アルギニン、スフィンゴモナス培養エキス、アデノシン三リン酸2Na、RNA、ピリドキシンHCl、ヒスチジンHCl、フェニルアラニン、チロシン、フェルラ酸アルギニン、イソステアロイル加水分解シルク、マンニトール、ワイルドタイムエキス、オタネニンジン根エキス、マヨラナ葉エキス、加水分解オリーブ葉エキス、イノシトール、ポリグルタミン酸、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、ジグリセリン、グリコシルトレハロース、PEG-75、加水分解水添デンプン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、イソステアリン酸、(アクリレーツ、アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、塩化Ca、塩化Na、クエン酸、クエン酸Na、ペンテト酸5Na、水酸化K、トコフェロール、フェノキシエタノール |
主な配合成分 | 不明 |
香料 | |
着色料 | |
肌質・肌悩み | 不明 |
アルコール | |
アレルギーテスト済 | |
使い心地 | 不明 |
ノンコメドジェニックテスト済 | 不明 |
香り | 無香料 |
着色料 | |
清涼感あり | |
アルコール | |
その他商品特徴 | オイルフリー、弱酸性 |
アレルギーテスト済み | |
ノンコメドジェニックテスト済み | 不明 |
清涼感あり | 不明 |
防腐剤フリー | |
パラベンフリー | |
オイルフリー | |
その他商品特徴 | 無香料、無着色、アルコールフリー、オイルフリー、弱酸性 |
鉱物油フリー | |
界面活性剤フリー | 不明 |
石油系界面活性剤フリー | 不明 |
紫外線吸収剤フリー | 不明 |
シリコンフリー | 不明 |
メントールフリー | |
サルフェートフリー | 不明 |
弱酸性 |
オルビス ミスター ローションをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2時間後の肌水分量(実測値) | +35.13 |
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向いている年代 | 10代、20代、30代、40代 |
向いている肌質 | オイリー肌、敏感肌 |
使い心地 | ややさっぱり |
良い
気になる
内容量 | 200mL |
---|---|
分類 | 医薬部外品 |
詰め替え用あり | |
主な保湿成分 | アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ジプロピレングリコール、濃グリセリン |
主な整肌成分 | dl-α-トコフェロール2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩 |
無香料 | |
肌荒れ防止有効成分配合 | |
特徴 | デパコス |
イプサ ザ・タイムR アクアの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
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