レンティオ スーツケースレンタルの口コミ評判は？料金や、返却・支払い方法など徹底調査

レンティオは、レンタルできるスーツケースのラインナップが豊富です。容量やカラーバリエーションをカウントせずに数えたところ、執筆時点で約30種類の取り扱いがありました。比較したサービス全体の平均18種類を大きく超えており、自分に合うモデルが見つかりやすいでしょう。

選べるブランドも、サムソナイトやリモワ、アメリカン・ツーリスターなどさまざまです。リモワのモデルがレンタルできるサービスは、比較したなかでもわずかでした。ただし、レンティオで取り扱っているリモワのモデルは、1〜3泊用・5〜8泊用の2種類。4泊5日程度の旅行に役立つMサイズは借りられない点に注意してください。

子どもが乗れるスーツケースは、執筆時点で4種類の取り扱いがありました。45〜65LとMサイズ程度の大きさがあり、子どもが乗ってくれれば抱っこを減らせます。乗れるスーツケースはレンタルできないサービスが多かったので、興味があるならレンティオを検討してください。

トラブル時の補償が手厚い点も魅力です。

過失のない破損は、比較したほかのサービス同様に修理代などの請求がありません。航空会社に預けたスーツケースが破損した場合も、空港で破損証明書をもらっておけば修理代の請求はなし。空港側起因での破損で利用に支障があった場合は、レンタル代金も請求されないケースがあります。

過失のある破損の場合も、免責費用は2,000円まで。比較した大半のサービスでは、過失のある破損時は全額賠償が必要でした。レンティオでも紛失時は全額請求されますが、破損に対する補償は手厚いといえるでしょう。

比較したなかには別途補償に加入する必要があるサービスもありましたが、レンティオでは補償費用がレンタル料に含まれています。別途費用が発生しない点は魅力です。

レンティオでのスーツケースのレンタルは、注文・返却手続きがスムーズです。注文は、公式サイトから商品を選んでお届け希望日を選択し、住所・希望時間帯・決済方法を入力するだけ終わります。

返却時は、汚れや水分を拭き取るなど簡単な手入れをしてから、マイページから返送準備を行いましょう。比較したなかには送り状を自分で用意する必要があるサービスもありましたが、レンティオでは不要。コンビニや街の宅配ロッカーから、もしくは訪問集荷依頼をすることで自宅から簡単に返送できます。

梱包は、スーツケースが届いたときの箱に戻すだけでOK。レンタル終了日の24時までに発送を済ませれば返却手続きは完了です。注文・返却手続きがマイページ上で完結するため、とくにリピーターは簡単に利用できるでしょう。

レンティオはレンタル料金はやや高め。「定価の何%の料金でスーツケースをレンタルできるか」を表す料率を計算したところ、Sサイズが18.66%（全体平均15.26%）、Mサイズが18.94%（全体平均16.49%）、Lサイズが18.99%（全体平均17.04%）と、いずれも比較したサービスの全体平均を上回りました。

比較したスーツケースレンタルの相場から考えると、お得にレンタルできる料率の目安は16%以下です。「安かった」との口コミはあったものの、コストを重視する場合は、料率16%以下で利用できるサービスを検討してみてください。

乗れるスーツケースの料率も44.76%と高めです。とはいえ、子どもが乗れるスーツケースは取り扱っているサービス自体が少ないため、4種類から選べるレンティオは選択肢になるでしょう。

1. Sサイズ：18.66%（相場15.26%）
2. Mサイズ：18.94%（相場16.49%）
3. Lサイズ：18.99%（相場17.04%）
4. リモワ：-%（Mサイズなし）
5. 乗れるスーツケース：44.76%

レンティオのスーツケースは、到着までにやや時間がかかるケースがある点がネック。実際に注文しようとすると、東京配送の場合、利用日の7日前の申し込みが必要でした。余裕をもって注文する必要があるため、急に決まった旅行や出張に使いたい人には向きません。

比較したなかには、15時までの申し込みで翌日到着するサービスもありました。急ぎでスーツケースを用意する必要がある人は、注文後すぐにスーツケースが届くサービスの利用も検討してください。

なお、レンティオでお届け日に指定できる最短の日付は商品によって異なります。公式サイトには「在庫のご用意がある場合は、当日の17:00まで、翌日の日付をお届け予定日に指定して注文することが可能」とあり、ものによってすぐに届く可能性も。気になる商品があれば、いつ届くか確認してみるのもよいでしょう。