まつげ1本1本の存在感が際立つと謳う、エレガンス グラヴィティレス マスカラ BK10。ネット上では「ダマになりにくい」と評判です。その一方、「カールキープ力がない」「パンダ目になる」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のマスカラとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、マスカラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大手化粧品メーカーにて7年間、スキンケア・メイクアップ製品など幅広いカテゴリーの新商品・技術開発に従事。なかでもファンデーションやアイシャドウ、口紅などの技術開発を専門とし、日本国内はもちろん海外市場向けの商品開発も多数経験。 現在はマイベストで年間300点以上のコスメを比較検証。開発現場で培った知識をもとに、成分や処方の背景をふまえながら、専門的な内容もユーザーにわかりやすく伝えることを大切にしながらコンテンツを制作している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
エレガンス グラヴィティレス マスカラ BK10は、コツいらずできれいなセパレートまつ毛に仕上げたい人におすすめです。実際に使用したモニターは、「普通に塗るだけできれいにセパレートされる」とコメント。比較した商品のなかには塗りムラや束感が出たものもあったのに対し、こちらは均等に液がのり、塗り重ねても「ダマになりにくい」という口コミどおりでした。
アーチ型のブラシは塗り心地も良好です。モニターからは「取り出してそのまま使える」との声が挙がり、5人全員が塗りやすいと回答しました。比較した商品のなかにはコームについた液量を調整できないものもあったのに対し、余分な液がつきにくくフチで拭えば調整も簡単です。一度塗りでナチュラルに仕上がり、塗り重ねるとセパレートを維持したまま存在感がアップしました。
ただし、汗で滲みやすい点には注意が必要です。マスカラを塗布した人工皮革に人工汗液をのせたところ、色が薄くなってしまいました。口コミに「パンダ目になる」とあったとおり、暑い日の使用は避けたほうが無難です。一方で、マスカラを塗布した人工皮革にラードをのせ皮脂への耐久性をチェックしたところ変化がなかったので、皮脂崩れには強いといえるでしょう。
カープキープ力もあまり期待できません。ビューラーをした人毛まつ毛にマスカラを塗布し8時間後に角度を測ると、使用直後に比べて7.2度も下がりました。高評価の基準値とした2度以下には収まらず、「カールキープ力がない」という口コミどおりの結果に。上位商品は長時間経過しても角度がほぼ変わらなかったため、こちらは目元のぱっちり感は長続きしにくいといえます。
オフの際はメーカーが推奨するお湯では落としにくかったため、ポイントリムーバーを使用するのがおすすめです。「まつげ1本1本の存在感が際立つ」というメーカーの謳い文句どおり、ナチュラルながら目元の印象がアップする点が魅力ですが、しっかりカールをキープしたい人やお湯だけでスルッと落としたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
エレガンス グラヴィティレス マスカラ BK10のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね。
今回ご紹介するのは、まつ毛を濃く美しく仕上げると謳うフィルムタイプのグラヴィティレス マスカラ BK10です。ボリュームタイプのマスカラで、まつ毛1本1本を濃く長くしながら目元を華やかに見せる仕様。カラーは、存在感のある目元に仕上げるブラックです。
ブラシは、目の形に沿ったゆるやかなアーチ型を採用。重ね塗りしても、ふわりと軽く仕上がるとアピールしています。
<受賞歴>
エレガンスは、「洗練の個性美」を発信するフランス発のプレステージブランド。日本での販売は、スキンケアメーカーであるアルビオンが手掛けています。スキンケアからベースメイク、ポイントメイクまで幅広い商品を展開しており、高級感のあるパッケージも特徴的です。
カラー展開は、検証したBK10を含む全4色です。好みやなりたい雰囲気に合わせて選んでくださいね。
今回は、エレガンス グラヴィティレス マスカラBK10を含むマスカラ全44商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、仕上がりの検証です。20〜40代の女性モニター5人が実際に使用し、仕上がりのよさを評価しました。まつ毛に存在感が出たか、太さ・濃さがアップしたかをチェックしています。
検証の結果、ナチュラルながらも印象的な目元に仕上がりました。メーカーの謳い文句どおりまつ毛1本1本の存在感が増し、モニターからも「スッと長い繊細なまつ毛になった」「地まつ毛を活かした自然な仕上がり」などと好印象です。
比較したところ、ボリュームタイプのマスカラはまつ毛の太さを増して目力をアップさせる傾向がありました。本品もボリュームタイプに該当しますが、「ナチュラルメイク向き」という声が多数あがったように一度塗りでは薄づきです。より存在感をアップさせたいときは、塗り重ねて好みの濃さに調整してくださいね。
<仕上がりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、ダマのできにくさの検証です。
20〜40代の女性モニター5人が実際に使用。ブラシについているマスカラ液は適量か・重ね塗りしても液が均等にまつ毛に付着するか・テクニックいらずでセパレートした仕上がりになるかをチェックしました。
ブラシは、目の形にフィットしやすいゆるやかなアーチ型。ブラシにつく液の量がちょうどよく、実際に使用したモニター5人全員が「満足」と評価しました。「液がベタッとつきすぎず塗りやすい」「取り出してそのまま使える」などといった意見が挙がっています。
比較した商品のなかでも、ブラシにつく液量がほどよいものほどダマになりにくい傾向がありました。なかには液量を調節できない商品もありましたが、こちらは液が余分についてしまったときもフチで簡単に調整できます。
<ブラシについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
薄づきのため、数回塗り重ねてもまつ毛1本1本の根本から毛先まで均等に液がつきました。実際に使用したモニターからも、「部分的にベタッとつくことがない」「均一に仕上がる」といった好意的なコメントが挙がっています。
比較した商品のなかには、塗りムラや束感が出てしまうものもありました。一方こちらは余分な液がつきにくいので、ムラなく均一に塗れるでしょう。
<均等に塗れるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
「ダマにならない」という口コミどおり、テクニックいらずできれいなセパレートまつ毛に仕上がりました。実際に使用したモニターからは「下まつ毛もブラシを縦にせず塗れる」「コームも必要なし」といった感想が並び、モニター全員が使用感に満足しました。
比較した商品のなかには、別でコームを使用しなければセパレートがうまくできないものや、テクニックが必要なものもありました。一方、こちらはサッと梳かすように塗るだけでダマのない上品なまつ毛に仕上がるので、簡単に目元の印象をアップさせられます。
<ダマについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、カールキープ力の検証です。
ビューラーをした人毛まつ毛にマスカラを根本から3回塗ります。4時間放置したあと人工汗液を吹きかけ、さらに4時間放置。塗布直後と8時間経過後の角度を測って比べ、どれくらいカールをキープできたか調べました。
マスカラを塗ってから8時間後にカールの角度を計測したところ、7.2度下がりました。高評価の基準値とした2度以下には収まらず、「カールキープ力がない」という口コミどおりといえます。
比較した結果、シリコーン成分が多めと予測される商品はカールキープ力が優れている傾向にありました。本商品はシリコーン成分が配合されていないため、上向きまつ毛を長時間維持したい人には不向きといえるでしょう。
次に、滲みにくさを検証しました。マスカラを塗布した人工皮革に、ラード・人工汗液をそれぞれのせます。その上にティッシュペーパーを1枚挟んで200gの分胴で擦り、崩れ具合をチェックしました。
すると、ラードでは変化しなかったものの、人工汗液では色が薄くなる結果に。皮脂では滲みにくく、汗には弱いといえます。
比較したなかではシリコーン成分が多いと予測された商品のほうが滲みにくい傾向があり、本商品にはシリコーンが配合されていませんでした。「パンダ目になる」という口コミのとおり汗で滲みやすいので、暑い日の使用は控えたほうが無難です。
最後は、オフのしやすさの検証です。人工皮膚にマスカラを塗布して6時間放置。メーカー推奨の方法でオフし、完全に落とせるまでの時間を計測しました。
メーカーが推奨するとおりにお湯でオフしたところ、60秒でほとんど落とせたものの、黒の滲みがうっすら残る結果に。高評価の基準とした20秒を大きく下回り、お湯できれいに落とすのには時間がかかることがわかりました。
比較した商品のなかには、10秒程度でしっかりオフできたものもあったことをふまえると、こちらはオフしにくいといえます。目元に負担をかけずにスムーズにオフしたいなら、マスカラリムーバーやポイントメイクリムーバーを使用してくださいね。
タイプ | ボリューム |
---|---|
ブラシの種類 | アーチ |
シリコーン成分の配合量 | 配合なし |
オフの方法 | お湯 |
良い
気になる
検証で使用したカラー | BK10 |
---|---|
ウォータープルーフ処方 | 不明 |
スマッジプルーフ処方 | 不明 |
特徴 | デパコス |
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エレガンス グラヴィティレス マスカラ BK10は、まつ毛の根元にブラシを当て、毛先に向かってまつ毛を持ちあげるようにすべらせて使用しましょう。(出典:公式サイト)
なお、エレガンスからは、マスカラ下地のカールラッシュ フィクサーも販売されています。より上向きまつ毛をキープしたいなら、本品との併用もおすすめですよ。
エレガンス グラヴィティレス マスカラ BK10は、百貨店のアルビオン・エレガンスコーナーで販売中です。最寄りの取扱店舗は、店舗情報から検索可能。執筆時点の税込価格は4,400 円(※公式サイト参照)です。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトからも購入できます。サイトや販売店ごとに値段・送料が異なるため、購入前によくチェックしてくださいね。
最後に、オフのしやすさの検証で、お湯で簡単にオフできたマスカラをご紹介します。
プチプラで選ぶなら、dejavu ラッシュアップがおすすめです。極細ブラシが短いまつ毛までキャッチし、ダマのないきれいなセパレートまつ毛に仕上がりました。検証では長時間カールをキープでき、汗や皮脂への耐久性も十分期待できます。優れたキープ力ながら、お湯で20秒洗うとスルッとオフできました。
力強い印象のまつ毛に仕上げたいなら、アディクション ザ マスカラ インテンス ラッシュがぴったりです。「ボリュームインパクトを叶えるマスカラ」と謳うとおり、サッと塗るだけで太さ・長さ・濃さが増した印象に仕上がりました。オフの際は、お湯で10秒ほどこするだけと簡単な点も魅力です。
タイプ | タイプなし |
---|---|
ブラシの種類 | 極細 |
シリコーン成分の配合量 | 多め |
オフの方法 | お湯 |
良い
気になる
検証で使用したカラー | ブラック |
---|---|
ウォータープルーフ処方 | |
スマッジプルーフ処方 | |
特徴 | プチプラ |
デジャヴュ 塗るつけまつげ ラッシュアップ ブラックをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ボリューム |
---|---|
ブラシの種類 | アーチ |
シリコーン成分の配合量 | 多め |
オフの方法 | お湯 |
良い
気になる
検証で使用したカラー | #001 Black River |
---|---|
ウォータープルーフ処方 | 不明 |
スマッジプルーフ処方 | 不明 |
特徴 | デパコス |
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