DOOWON CLIO キル カバー フィクサー クッションを検証レビュー！クッションファンデの選び方も紹介

CLIOの「キル カバー フィクサー クッション」は、素肌のように軽く密着し厚塗り感なく仕上がると謳う商品。肌の上に膜を張るポリマーを配合し、ヨレにくく仕上がりを長時間キープするといいます。

実際に肌に塗って8時間過ごし崩れにくさを検証すると、時間が経っても朝の仕上がりをおおむねキープできる結果に。頬の一部に毛穴落ちがあったものの、全体的に激しい崩れは見られませんでした。ただし、一部のモニターから「肌のカサつきが気になる」という声が挙がったため、乾燥肌の人はメイク前のスキンケアでしっかりと保湿し、とくにカサつきやすい頬や口元はしっとり感のある保湿タイプの下地の上から塗るのがよいでしょう。

使用感の検証では、7角形のパフで小鼻の横や目元などの細かいパーツにも塗りやすく高評価を獲得。きめ細かいなめらかな素材で、肌あたりがよいのも魅力です。ただし、パフの目が細かいためかファンデーションがパフの中に染み込みにくく、そのまま肌にのせると量が多くつきやすい傾向が。ベタッとついて厚塗りに見えやすいため、手の甲やティッシュでファンデーションの量を調整してから塗ってくださいね。

一方、塗布前後の肌の状態をVISIAで測定しカバー力を検証すると、毛穴カバー力・シミカバー力ともにいまひとつの結果に。目立つ毛穴の数は48%減少、シミの数は27%減少にとどまったため、肌のアラがあまり気にならない人向きでしょう。セミマットな質感で塗ってる感が出やすいため、顔全体は薄づきを心がけ、肌のアラが気になるところはコンシーラーでカバーするときれいに仕上がりますよ。