スーツ2着ができる収納力が特徴のバーマス ガーメントケース。インターネット上の口コミでは高評価が多い一方、「開けづらい」「持ち手が使いづらい」という気になる評判もあり、購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、バーマス ガーメントケースを含むガーメントバッグ26商品を実際に使ってみて、シワのつきにくさ・使い勝手のよさ・耐久性を比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
バーマスのガーメントバッグは、強い素材と丁寧な縫製が高い評価を得たものの、持ち運びしづらい大きさ・重さが不評でした。
使い勝手の検証では、4人中3人のモニターが大きすぎるサイズを指摘。持ち運びの際にかさばりやすく重さも負担になるとの声が挙がりました。スムーズに開閉できないファスナーもマイナスポイント。また、収納したスーツ裏面の裾にシワができてしまったのも残念でした。
バッグの素材には強度があり、縫製が丁寧な点は好印象です。しかし、持ち手・ショルダーパッドが厚めに作られていたものの、重さに対して少々物足りなさを感じます。
使いやすさ・シワのできにくさがいまひとつ。耐久性も、素材・縫製はよいもののあと一歩及ばずといった印象です。長時間の移動をする方にはおすすめできません。
バーマスは、シンプルかつ耐久性に優れた商品を展開するドイツのキャリーケース・バッグブランド。
そのガーメントケースは、バーマスの特徴である機能性に富んだデザインが魅力です。
大きさは56×46×7cm、重さ1200gの大きめサイズ。スーツ2枚が余裕で収まります。
また、着脱が可能なショルダーベルトを付属。荷物の量に合わせて、肩掛けと手持ちを使い分けできますよ。
バッグを開くと、メッシュポケット・小物ポケットなどがたくさんついています。ハンガーも2本付属しており、折りたたんでコンパクトに収納ができるタイプなのでかさばりません。
広々使える前ポケットの中には、ネクタイ用のベルトが付いたインナーポケットもありますよ。
今回はバーマス ガーメントケースを含むガーメントバッグ全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:シワのつきにくさ
検証②:使い勝手のよさ
検証③:耐久性
最初に、シワのつきにくさを検証します。
スーツの上下を実際に収納。持ち運びを再現するために200回振り、さらに立てて3時間放置します。その後、スーツのシワの状態から評価をしました。
実際にスーツを収納してみると、裏面の裾にシワができてしまい平均的な評価になりました。
スーツ表面は、とくに大きく目立ったシワは見られません。
裏面の上部もシワはなく、きれいな状態をキープ。
一方、裾の部分にはシワが横に何本も見られました。今回の検証では、ほぼシワができない商品もあったため比較すると少し引けを取る結果です。
次に、使い勝手のよさの検証です。
4人のモニターがバッグを実際に使用。スーツの出し入れのしやすさ・持ち運びやすさに着目し、それぞれ評価しました。
4人のモニターが実際に使ったところ、大きすぎるサイズが裏目に出てしまう結果にとなりました。
スーツの出し入れでは、4人中2人が開けづらさを指摘。ファスナーはつまみやすく滑らかに動くものの、バッグが大きいため開けるのに手間取ります。
オーソドックスな仕様は好印象。一方で、ポケットが多すぎてどこに何を入れたか把握できないという意見もありました。
また、出し入れするときの生地のガサゴソした音に不快感を示すモニターもいたため、使い勝手の評価は分かれてしまいました。
持ち運びのしやすさでは、4人中3人が大きさをデメリットとしました。かさばりやすく、スーツを2着入れると重く感じます。
2WAYで持ち運べる点は高評価ですが、重さに対し持ち手のクッションが物足りない印象。軽くて大きさも問題ないと答えたモニターも1名いたものの、長時間の移動にはおすすめできません。
最後に、耐久性の検証です。
アパレル・服飾雑貨の専門家の深沢光さんに、縫製の仕様面・生地の2つの観点で評価していただきました。
専門家の方にチェックしてもらうと、バッグの丁寧なつくりと丈夫な素材が評価されました。
生地の素材は、丈夫なナイロンを使用しており高評価。しかし裏地は一般的な強度なので、特別耐久性は高くありません。
ハンドルは牛革素材でできていて、シート用のテープを使用しているため厚みがあります。また、ショルダーベルトには滑り止めとクッションが施されていて、使い手への配慮が見受けられました。
切り替えがあるものの、縫い代の幅は十分。ポケットのような細部にも補強用のテープが使われていて、耐久性を高める工夫があります。
背面はキャリーバーを通せる仕様になっていて、持ち方の選択肢が増える構造なのも魅力です。
今回比較した他の商品も耐久性の優秀なものが多かったですが、その中でもまずまずの評価でした。
バーマスのガーメントケースは、持ち運びに不便な大きさとスーツにシワができてしまったのが残念でした。そこで、他のおすすめ商品も最後にご紹介したいと思います。
マッキントッシュフィロソフィーのガーメントバッグは、スーツにシワをつくらずきれいをキープ。かさばらず持ち運びしやすいのもメリットです。さらに、シンプルな構造なので少ないアクションで取り出せる点も、モニターから高評価を得ました。
TUMIのガーメントバッグは、比較した他の商品に比べてコンパクトで軽量なのが魅力。スーツをベルトで固定できるのでシワも付きにくく、長時間の移動にぴったり。持ち手が短い点は残念ですが、バッグの小ささ・シワのつきにくさを重視する方にはおすすめです。
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