楽天マガジンは、人気誌からマイナー誌まで幅広く読みたい人におすすめです。雑誌総冊数は12,000冊以上と、雑誌のみを扱うサービスとしては非常に豊富。比較したなかには数百~2,000冊程度のサービスも少なくないなか、読みたい雑誌がそろっている可能性が高いといえます。人気雑誌もジャンルを問わずほとんどカバーしており、人気誌中心に幅広く読みたい人にもうってつけですよ。「月額料金が安い」との口コミどおり、月額料金は572円と比較した各サービスの全体平均額(820円)以下でした。料金の負担を抑えつつ、豊富な雑誌を読み放題で利用できますよ。年額プランなら月あたり458円とさらに安くなるので、長く購読している雑誌がある人はこちらも検討しましょう。使い勝手もよく、閲覧ページには見開き機能やプレビュー機能が備わっていました。読みやすさを評価する口コミのとおり、紙の雑誌と同じ感覚で読めるので、スマホやタブレットで雑誌を読み慣れていない人も利用しやすいといえます。1アカウントにつき最大5台まで同時接続できるため、家族とシェアしたい人にもよいでしょう。500円台でさまざまなジャンルの雑誌を読めるのが楽天マガジンの大きな魅力です。楽天ポイントも貯まるので、どの雑誌読み放題を選ぼうか迷っている人・楽天のサービスをよく利用する人は、ぜひ登録してください。<おすすめな人>雑誌読み放題サブスクを利用したいすべての人年間契約を検討している人<おすすめできない人>気になるキーワードから記事を検索したい人
BOOK☆WALKERは、本をお得にまとめ買いしたい人におすすめです。初回特典のお得さを評価する口コミどおり、最大200冊までの50%コイン還元特典がありました。例えば、「ONE PIECE」の第1~10巻なら実質2,300円で購入可能。2回目以降も10冊で実質2,277円と、比較した各サービスの平均額より1,700円以上お得です。初回特典は70%割引も選択でき、1冊だけならわずか163円と安く購入できます。人気作品の配信も多く、ピックアップした人気漫画・小説・ビジネス書・ライトノベルはほぼすべてカバー。比較したなかには漫画のみのサービスもあったのに対し、「小説やラノベの掲載作品もかなり多い」との口コミどおりの充実度です。同人誌や個人出版作品など、ほかのサービスにない作品も取り扱っていますよ。使い勝手の評価も優秀です。比較した多くのサービスにはないアプリ内購入に対応しており、購入から閲覧までアプリで完結します。予約注文・新刊通知・まとめ買いボタンもあり、新刊を逃したくない人や大人買いしたい人にも便利。絞り込み条件も著者・ジャンル・出版社・セール中と幅広く、スムーズに検索できそうです。本棚の中身は自由にレイアウトでき、閲覧画面では文字の大きさ・背景色・フォント・行間隔を調整できるなど、読みやすい機能も充実。漫画の縦読み・横読みの変更機能もついています。ただし、「横書き表示ができない点が不満」との口コミどおり、文章の横書き・縦書きを変更する機能はありませんでした。デメリットは、2回目以降の割引特典には最低購入額が設けられている点。初回購入と同じ条件で試算したところ、1冊のみの購入ではほぼ安くなりませんでした。比較したなかには、何度でもお得なポイント還元やクーポンを提供しているサービスも。1冊ずつこまめに購入するなら、ほかも検討してくださいね。<おすすめな人>本をまとめ買いしたい人アプリ内で本を購入したい人目当ての本をスムーズに見つけたい人本の管理しやすさ・読みやすさも譲れない人<おすすめできない人>1冊だけ購入したい人
ブックライブは豊富なラインナップや使い勝手のよさが魅力ですが、安さ重視の人には向いていません。初回購入時に使えるクーポンは上限が1冊と少なめ。「ONE PIECE モノクロ版」を10冊まとめ買いした際の料金は4,108円と、比較したサービスの平均(3,014円)以上でした。2回目以降の購入も月額ポイントコースならボーナスポイントがもらえるものの、単発購入でのお得度はいまひとつです。一方で、本を検索する機能は充実しています。著者やジャンルといった項目に加えて、比較したなかでは珍しくレビューの高さでも絞り込み可能。評判の作品をすぐに探せます。また、アプリでの購入はできませんが、新刊の発売を知らせる機能・新刊オート購入機能といった便利機能は網羅。新刊を見逃さずにすみますよ。自分好みの本棚を作れるのもメリットのひとつです。比較した電子書籍サービスには、あいうえお順・購入順など指定の条件でしか並び替えられないものも多いのに対し、自由に並び替え可能。縦書き・横書きを変更する機能やマーカー・辞書なども備わっており、「操作フィーリングがピカイチ」という口コミにもうなずけます。ラインナップの多さも申し分ありません。漫画・小説・ビジネス書・ラノベの人気作品を確認したところ、どのジャンルでもどのジャンルの取りそろえも比較した電子書籍サービスの配信数の平均以上。大人向け(アダルト)漫画や小説も取り扱っていました。総じて使い勝手がよいものの、価格面だけはいま一歩です。比較したなかにはebookjapanやdブックのように、初回・2回目以降の購入ともに割引率が高いサービスもありました。できるだけお得に本を購入したい人は、ほかの電子書籍サービスも検討しましょう。<おすすめできない人>料金重視で電子書籍サービスを選びたい人<おすすめな人>読みたい本をサクサク探したい人本棚を自分好みにカスタマイズしたい人ラインナップの充実度を重視する人
NTTドコモが運営する「dブック」は、安さを重視する人におすすめ。検証時点では初回は割引とポイント還元の併用ができ、1冊・10冊購入のどちらの場合でも安く購入できます。また毎月10日・20日・30日に20%ポイント還元(上限3,000ポイント)されるdブックデーがあるので、2回目以降の特典も充実しているといえるでしょう。dポイントが貯まる・使えるため、普段から利用している人にもおすすめです。一方で、使いやすさはランキング上位のサービスには劣ります。手軽に新しい電子書籍を入手できるアプリ内購入には非対応。新刊お知らせのプッシュ通知設定はあるものの予約注文もできません。また、検索の絞り込み機能はジャンルのほか、著者・出版社で可能ですが、レビューの高さやセール中といった条件には非対応です。ビューワーの機能が充実していないのも惜しいポイント。多くのサービスに見られた背景色の調整機能やマーカー機能がありません。行の間隔調整機能や辞書引き機能も非搭載です。本棚機能もやや物足りず、複数作れないうえに並べ替えは指定の条件のみ。ただし漫画の縦読み・横読みの変更機能は搭載しています。各ジャンルの取り扱いは豊富です。人気の漫画・小説・ビジネス書・ラノベの取い扱い数はほかのサービスと比べてほとんど変わりありませんでした。使い勝手を重視する人には少し物足りないかもしれませんが、初回・2回目以降ともに安いのはメリット。多くの人気作品をそろえているため、たくさんの本を安く読みたい人にはおすすめできます。
LINE Digital Frontierが運営する「ebookjapan」は、特に継続的に利用したい人におすすめの電子書籍サービスです。検証時点では初回時に「割引上限500円の70%オフクーポン」が6枚配布されていたため、1冊購入時に割引されるだけでなく、まとめ買いする場合も6回に分けて購入すればお得に購入できるでしょう。さらに2回目以降の割引がほかと比べてお得で、継続利用に向いています。金土日に利用でお得になるキャンペーンが豊富なので、週末にまとめて購入するのがおすすめです。検索や購入がしやすいのも強み。検証したなかでは大半ができなかったアプリ内購入が可能です。新刊お知らせのプッシュ通知設定もでき、新刊を見逃さないでしょう。絞り込み機能はジャンルと著者には対応しているものの、レビューの高さや出版社、セール中の作品では絞り込めませんでした。本の読みやすさも高評価。本棚は条件が指定されているものの並び替えができ、本棚を複数作ることも可能です。本の縦書き・横書きや漫画の縦読み・横読みを選択でき、自身の読みやすいスタイルで読書ができるでしょう。取り扱い書籍も豊富です。検証したところ、ほかのサービスと同様に人気の漫画・小説・ビジネス書・ラノベはほとんど販売されていました。幅広いジャンルを楽しみたい人も満足できるでしょう。本棚は表紙ではなく背表紙でも並べられ、背表紙にイラストが入っている本も楽しめるのがポイントです。PayPay決済限定のクーポンもあり、PayPayとの相性がよいサービスといえます。豊富な品ぞろえとお得な割引、使いやすさを兼ね備えた優れた電子書籍サービスを求める人にぴったりです。
NTTソルマーレが運営する「コミックシーモア」は、継続的な利用よりは初回割引で安く電子書籍を読みたい人におすすめ。検証時点では1冊・10冊購入のどちらの場合でも初回購入が非常に安いのが特徴で、上限1,000円の100%ポイント還元クーポンがあり1冊程度なら実質無料で本を読むことができます。一方、2回目以降誰でも・どの作品にも使える特典はありませんでした。なお、購入方法は作品ごとに購入するほかに月額プラン・ポイントチャージがありますが、基本的には作品ごとの購入が最安です。ただし、2回目以降の購入で月に複数冊買う場合は月額プランのほうが安くなるケースもあります。検索・購入がしやすいのもメリット。検索の絞り込み機能では、ジャンルはもちろん著者・出版社・レビューの高さ・セール中の作品まで選択でき、好みの本を探しやすいでしょう。新刊お知らせのプッシュ通知設定も備えていますが、アプリ内購入ができない点は惜しいといえます。本が読みやすいのも魅力。本棚の機能は充実していて、自由な並び替えと複数の作成が可能です。しかし行の間隔は調整できないため、慣れが必要でしょう。サービス名に「コミック」とつくものの、漫画以外の取り扱いも豊富です。人気の漫画のほか、小説・ビジネス書・ラノベのどのジャンルでもほかのサービスとほとんど変わらず取りそろえていました。手頃な初回料金が魅力的なポイントで、今すぐに電子書籍をお得に読みたいという人におすすめのサービス。使い勝手もよいものの、2回目以降のお得度は低いため、継続利用には不向きといえるでしょう。