dマガジンは使い勝手のよさを重視する人におすすめです。雑誌のお気に入り登録やダウンロード機能などが備わっており、使いやすさの検証ではトップクラスの評価を獲得しました。よく比較される楽天マガジンにはない新刊通知機能もあり、「気になった雑誌を次々に読める」という口コミにも納得。便利機能を求めるならよい選択肢です。検索のしやすさも魅力。ファッション雑誌のカテゴリ分けが14ジャンルと細かく、好みのテイストを検索できます。SNS感覚でキーワードを検索し、記事単位での検索も可能。比較したなかで、細かなジャンル検索と記事検索ができるのはdマガジンだけでした。「読みたい雑誌を見つけやすい」という口コミどおり、どの雑誌を読むか決めていなくても楽しめます。メジャーな人気雑誌はそろっており、読むものには困りません。総タイトル数は楽天マガジンほどではないものの、検証した人気雑誌のタイトルはほぼそろっていました。最新号だけでなくバックナンバーも読み放題なので、少し前の記事を読み直したいときに重宝します。料金は月額580円と、比較した各サービスの相場並。ドコモユーザー以外の人でもdポイントが貯まるため、ポイ活も捗るでしょう。ただし、dマガジンには年間プランがないため、長く契約するなら年間割引がある楽天マガジンのほうがお得です。総タイトル数も楽天マガジンのほうが上でしたが、他社にはない便利機能が多い点は見逃せません。空いている時間に気になる記事をサクッと読みたい人は、dマガジンを利用してみてください。<おすすめな人>使い勝手のよさを重視する人人気雑誌はひと通り読みたい人<おすすめではない人>総タイトル数の多さを最重視する人
楽天マガジンは人気雑誌をお得に読めるうえ、使い勝手もよいため幅広い人におすすめです。ムック・別冊本を抜いた総タイトル数は523タイトルで、比較したなかでもトップクラスの多さ。人気雑誌と定義したananやTarzanなどの全47タイトルを網羅していました。ビジネス系やニッチジャンルの雑誌もそろっており、「多彩なジャンルを読み放題」との口コミどおりといえます。記事単位での検索機能があり、読みたい本を見つけやすいことも魅力。ジャンルを20ジャンルに細かく分類しているため、好きなジャンルに絞って雑誌を探したいときも便利です。ほとんどのサービスが備えていたお気に入り機能・読み飛ばす際の画像プレビューなどの機能を備え、使い勝手も良好。新刊通知機能がない点だけが惜しいところでした。スマホやタブレットなど複数端末に接続できることも注目ポイント。比較したなかには1アカウントに2台しか登録できないサービスもありましたが、こちらは5台まで登録可能です。自宅・電車・外出先などさまざまなシチュエーションで雑誌を読めます。ダウンロード機能を使えば、飛行機など通信ができない場所でもOK。なお、パソコンからなら端末の台数とは関係なく2ブラウザまで同時に読めますよ。料金面もお得です。「5500円はちょっと高い」との口コミがありましたが、月額プランの場合は月572円と比較した雑誌読み放題サービスの相場どおり。年額プランなら1か月あたり478円(年5,500円)まで下がるので、割安で利用できます。料金を支払うことで楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントで料金を支払うこともできて便利ですよ。さらに、楽天モバイル契約者なら月額プランが422円・年額プランが1か月あたり339円と26%OFFになる特典もあり。楽天経済圏にいる人にとっては、有力なサブスクサービスといえるでしょう。口コミで「楽天マガジンは雑誌だけ」と指摘されていたとおり雑誌以外扱っていませんが、電子書籍・動画などを配信するサービスは月額が600円以上でした。楽天マガジンは、料金に対して雑誌タイトルの多さ・使い勝手のよさなどが優秀。コスパがよく、雑誌を定期的に読みたい人の多くにおすすめできます。31日間の無料キャンペーンもあるので、この機会にぜひ登録してみてください。<おすすめな人>豊富な雑誌タイトルから選びたい人費用を抑えたい人
TORICOの「漫画全巻ドットコム」は、漫画専門の電子書籍サービスですが、人気BL・TL作品を買いたい人には不向き。人気少年・青年、少女・女性漫画は豊富にあったものの、検証したなかでは人気のBL・TL作品はありませんでした。また漫画専門であるため、人気の小説・ビジネス書・ラノベ作品も配信がありません。検証時点では初回特典はなく、お得さにも欠ける印象。2回目以降は1冊・10冊購入ともにポイント還元がありましたが、特別お得とはいえない料金でした。アプリがなく、アプリ内購入や新刊お知らせのプッシュ通知設定ができないのもネック。予約注文もできず、最新刊の買い逃しに注意が必要です。検索の絞り込みは、レビューの高さを除いた著者・出版社・セール中の作品で行えたため、悪くないでしょう。しかし本棚の自由度が低く、複数作成や並べ替えができません。行の間隔調整や辞書引きもなく、本が読みにくいといえます。漫画専門でありながら人気のBL・TL作品はなかったので、BLやTLを好む人には向きません。利便性・料金面ともにいまひとつで、BLやTL以外の漫画を楽しみたい人も選択肢になりづらいでしょう。
LINE Digital Frontierが運営する「ebookjapan」は、特に継続的に利用したい人におすすめの電子書籍サービスです。検証時点では初回時に「割引上限500円の70%オフクーポン」が6枚配布されていたため、1冊購入時に割引されるだけでなく、まとめ買いする場合も6回に分けて購入すればお得に購入できるでしょう。さらに2回目以降の割引がほかと比べてお得で、継続利用に向いています。金土日に利用でお得になるキャンペーンが豊富なので、週末にまとめて購入するのがおすすめです。検索や購入がしやすいのも強み。検証したなかでは大半ができなかったアプリ内購入が可能です。新刊お知らせのプッシュ通知設定もでき、新刊を見逃さないでしょう。絞り込み機能はジャンルと著者には対応しているものの、レビューの高さや出版社、セール中の作品では絞り込めませんでした。本の読みやすさも高評価。本棚は条件が指定されているものの並び替えができ、本棚を複数作ることも可能です。本の縦書き・横書きや漫画の縦読み・横読みを選択でき、自身の読みやすいスタイルで読書ができるでしょう。取り扱い書籍も豊富です。検証したところ、ほかのサービスと同様に人気の漫画・小説・ビジネス書・ラノベはほとんど販売されていました。幅広いジャンルを楽しみたい人も満足できるでしょう。本棚は表紙ではなく背表紙でも並べられ、背表紙にイラストが入っている本も楽しめるのがポイントです。PayPay決済限定のクーポンもあり、PayPayとの相性がよいサービスといえます。豊富な品ぞろえとお得な割引、使いやすさを兼ね備えた優れた電子書籍サービスを求める人にぴったりです。
U-NEXT(ユーネクスト)は、動画や漫画も楽しめる点は魅力ですが、雑誌のタイトルが少ないうえに月額料金の高さが気になります。月額料金は2,189円。比較したサービス全体の平均は約800円程度で、なかには500円未満のサービスもありました。動画も楽しみたい人にとってはよいものの、雑誌サブスクとしては高額です。雑誌タイトルも200誌と少なめです。比較したなかには500誌を超えるサービスもあったことを考えると、「数は少ない」との口コミどおりといえます。人気雑誌としてピックアップした47誌のうち、ラインナップがあったのは32誌と平均レベル。女性向けファッション・ビューティー誌は調べた17誌中14誌と充実していていましたが、全体で見ると充実度はいまひとつでした。使い勝手もいまひとつ。備えているのは、読み飛ばし時のページ画像表示やお気に入り機能、ダウンロード機能など、比較した全サービスにあった基本的な機能のみです。キーワードを入力して行う記事検索機能や、新刊通知機能はなし。アプリ内に動画見放題と雑誌読み放題があるため、目的の雑誌を探すのに少し手間がかかる点もネックです。一方、雑誌以外も楽しめることはメリット。32万本以上の動画作品が見放題で、漫画・小説・実用書も読み放題対象です。ファミリーアカウントを4つまで作れる点も魅力。家族それぞれが同じタイミングで利用でき、アカウントごとに視聴履歴・読書履歴・マイリストが分かれていてプライバシーも守られます。比較したなかには、複数アカウント非対応のサービスもありました。比較した多くのサービスと同様に、約1か月間(31日)の無料体験期間が用意されています。最新作レンタルに使えるポイントが600円分もらえるため、活用すれば最新作のレンタルも可能です。無料期間中に解約手続きをすれば、月額料金は発生しません。月額プランに加入すると、毎月1,200円分のポイントがもらえるというメリットもあります。比較したなかにはポイント還元がないサービスもありましたが、こちらはポイントを活用することで最新映画レンタル・漫画購入なども可能ですよ。雑誌とともに動画も楽しみたい・家族4人でそれぞれ楽しみたいという人にはぴったりです。とはいえ月額料金は高いので、雑誌のみを低コストに楽しみたい人はほかを検討しましょう。<おすすめな人>雑誌以外にたくさんの動画を観たい人すでに動画サブスクの会員で雑誌と動画のサブスクをまとめたい人<おすすめできない人>雑誌のみ楽しめればよい人費用を抑えたい人
BOOK☆WALKERの読み放題サービスは、漫画・ラノベ・アニメ・ゲーム雑誌などを幅広く楽しみたい人におすすめです。漫画のタイトル数は30,000冊以上。比較した各サービスの平均65,000冊よりは少なめですが、読み放題にアニメ・声優・ゲーム雑誌も含まれているのが強みといえます。月額1,100円の読み放題MAXコースを選べば、約5,700冊のラノベや文芸小説・ビジネス書なども読み放題に。口コミにもあるとおり、同人誌や個人出版作品を扱っている点もユニークなポイントです。ほかのサービスでは読めない作品に出会える点が魅力です。検索機能は全話無料や完結済みの作品を探しやすく、一気読みしたい人には便利。レーベルや出版社ごとの絞り込み機能もあり、好みの作品をより効率的に探せます。ただし、「操作性があまりよくない」との口コミどおり、検索導線がやや複雑。目的のジャンルや作品に辿り着くのに時間がかかりました。人気漫画のラインナップに関しては物足りなさを感じる可能性も。ほかの漫画読み放題サブスクにも共通しますが、歴代発行部数ランキングの上位に入るような名作漫画はほぼ対象外です。まずは14日間の無料お試し期間を活用し、ラインナップが自身の好みに合うか確認するとよいでしょう。読み放題マンガコースの月額料金は836円と、ほかの読み放題比較して平均的。とはいえ、ラノベ・漫画・ゲーム雑誌を読みたい人にとっては、コストパフォーマンスは悪くないため、ぜひ検討してみてください。<おすすめな人>漫画だけでなくゲーム・アニメ・声優雑誌も読みたい人ラノベをたくさん読みたい人同人誌も読みたい人好きなレーベル・出版社が決まっている人<おすすめできない人>人気漫画を読みたい人検索のしやすさにこだわる人