メンソレータム 薬用リップ リペアワン 無香料は、唇の乾燥や荒れが気になり、無香料タイプのリップを探している人におすすめです。油分キープ力の評価が高く、塗布3時間後の油分量は塗布前より平均85.8も増加しました。比較した全商品の平均値70.19(※2025年2月時点)を上回り、唇に油分でフタをしてうるおいを長時間キープする効果が見込めます。理系美容家の箱崎かおりさんが成分表を確認すると、肌荒れ防止有効成分としてβ-グリチルレチン酸と酢酸Dl-α-トコフェロールが配合されていました。比較した商品には肌荒れ防止成分が見当たらなかったものも多数あったのに対し、唇が荒れがちな人にも重宝するでしょう。無香料タイプで、においを気にせず使いやすいのもよい点です。実際に使用したモニターからも「普段使いしやすそう」との声が多数あがりました。容器は細身のスティックタイプで、キャップの開け閉め・繰り出しもスムーズ。比較したジャータイプの商品より手軽に使えて、外出先でも手早くケアできますよ。テクスチャは硬めではあるものの、唇の体温で溶けてなめらかに伸ばせました。「テクスチャが硬くて塗りづらい」との口コミに反して、実際に使用したモニターからは「なめらかにスルスル伸ばせる」「少量でも唇全体に塗布できる」との声が多数。柔らかすぎないので厚塗りになりにくく、口紅との重ねづけもしやすいでしょう。塗ったあとのベタつきが少ないのもメリット。人工皮膚に塗ってビーズを押しつけたところ、わずか平均7.67個しか付着しませんでした。比較した全商品の平均17.07個(※2025年2月時点)を大きく下回り、サラリとした使い心地です。うるおいキープ力・使用感ともに高評価だった魅力的な商品なので、リップクリームをお探しの人はぜひ検討してみてください。<おすすめな人>唇の乾燥や荒れが気になる人香り付きリップクリームが苦手な人<おすすめできない人>とくになし
MAQuillAGE ドラマティック エッセンスリップケア
マキアージュ ドラマティックエッセンス リップケア (医薬部外品)は、乾燥対策と唇の荒れ予防をどちらも行いたい人におすすめです。実際にモニターの腕に本品を塗布して3時間後の油分量を計測すると、スコアは塗布前から平均約90.3増加と、比較した全商品の平均約70.9アップ(※2025年1月時点)を大きく上回りました。与えたうるおいを維持しやすく、冬季の使用にもぴったりでしょう。肌荒れ防止成分の充実度の評価も非常に優秀です。理系美容家の箱崎かおりさんに成分表をチェックしてもらうと、肌荒れ防止成分のアラントインのほか、肌荒れ防止有効成分のグリチルレチン酸ステアリルも配合。比較した約半数の商品には肌荒れ防止成分が見当たらなかったのに対し、「つけるたびに、唇荒れを防ぐ」との謳い文句にも納得の成分構成といえます。実際に使った10人の女性モニターからは、テクスチャの心地よさも大好評。「塗り心地はとてもなめらか」との口コミどおり、唇の体温でとろけるように伸びました。油分キープ力が高評価ながら、ベタつきが少ないのも利点。人工皮膚に本品を塗ってビーズの上に押しつけても、20個中平均約9個しか付着せず、「ベタベタしすぎない」との口コミにも頷ける結果でした。香りに対するモニター評価も高く、つけた際にフローラルやいちごのような甘い香りがほんのりする程度です。比較したなかには人工的な香りが指摘された商品があったのに対し、本品はほとんどの人が「不快感はなかった」と回答。無臭に近いので、口紅の重ねづけや食事の際にも気になりにくいでしょう。容器はスティックタイプで、使い勝手も優秀。片手でも開けやすい長めのキャップや繰り出しやすさが支持され、外出先でもサッと使いやすいといえます。高級感のあるかわいいピンクカラーのデザインも見逃せないポイント。唇の乾燥・荒れ防止に使えるうえ、ベタつきも抑えられた優秀な1本なので、この機会にぜひ検討してみてください。<おすすめな人>唇の乾燥・荒れのどちらも防止したい人片手でも楽に使えるスティックタイプを探している人かわいいデザインにこだわる人<おすすめできない人>なし
シャネル ルージュ ココ ボーム 912 ドリーミー ホワイトは、塗り心地のよいリップを探している人におすすめです。モニターが試したところ、ほとんどの人が「スルスル塗布できる」と伸びのよさに満足しました。比較したなかには固くて唇にのりにくい商品もありましたが、こちらは硬さもほどよく適量を簡単に塗布できます。「柔らかすぎず硬すぎず、ちょうどよい塗り心地」との評判を裏切りません。香りも苦手に感じたモニターはおらず、「かすかにフローラルの香り」「高級感のある香水っぽい香り」と好印象でした。「どんなシーンでも気軽に使いやすい」との声もあり万人受けしやすいため、プレゼントにもぴったりです。スティックタイプの容器もモニターから「片手で簡単に使える」とおおむね好評。外出先でもササッと塗りやすく便利です。ひどく乾燥した唇でなければ、油分キープ力にも期待できます。腕に塗付して油分量を測定したところ、3時間後の数値は平均+52.37でした。比較したなかには平均+8.86しか油分をキープできなかった商品があったことをふまえると、こちらはある程度乾燥防止効果を見込めるでしょう。専門家が成分表示を確認したところ肌荒れ防止成分は見当たらなかったため、荒れが気にならない唇向きの処方です。「ベタベタせず使いやすい」との口コミに反し、ベタつきやすさは気になります。人工皮膚に商品をよく塗り込んで20個のビーズに押し当てたところ、平均14個のビーズが付着。高評価の基準値とした4個には届きませんでした。比較した商品は全体的にベタつきが気になりましたが、こちらもややベタつきを感じやすいでしょう。伸びがよく快適に塗れるので、塗り心地のよさに妥協したくない人にはうってつけです。とはいえ、上位商品には塗布3時間後も平均約+180の油分量をキープできた商品もありました。唇の乾燥が気になる人は、より高評価だったほかの商品も検討してみてくださいね。
メンソレータム フラッシュティントリップ レッドは、血色感をプラスしながら唇の乾燥を防ぎたい人におすすめです。こちらは唇に明るさを演出できる色つきタイプ。塗布後の肌の油分量を測定すると、3時間後も平均+112.34をキープしました。比較したなかには平均+8.86しか油分キープできなかった商品があったことをふまえても、こちらは高い油分キープ力が期待できます。容器は細身のスティックタイプ。手に取ったモニターからは「片手でもキャップをすんなり開けられる」「持ちやすい」と好評でした。香りはほとんど感じず、人工的なにおいが気になりにくい点も強み。「脂っぽいにおいがする」という口コミに反し、香りに敏感な人も使いやすそうです。硬めのテクスチャながらも塗り広げやすく、「硬くてスルスル塗りにくい」という口コミを払拭しました。成分表を見た専門家は「肌荒れ防止成分は見当たらない」と指摘。バリア機能のサポート効果は見込めないものの、油分キープ力の検証で高評価だったので、乾燥ケアによる荒れ防止には期待できます。一方、ベタつきやすさは気がかりです。商品を塗布した人工皮膚をビーズに押し当てると、平均17個が付着。比較した平均14個しか付着しなかった商品と比べても、こちらはベタつきが残りやすいといえます。油分キープ力の検証で評価が高かったので、唇にうるおい感がほしい人には有力候補のひとつになるでしょう。とはいえ、肌荒れ防止成分が見当たらず、外部刺激を受けやすい点はデメリットです。唇荒れを予防したい人は、ほかの商品も含めて検討してみてはいかがでしょうか。
ニベア ディープモイスチャー リップ 無香料は、油分キープ力が物足りず、ベタつきやすさも気になります。モニターの腕に塗布して3時間後の油分量を計測すると、塗布前に比べて平均8.86しか増加せず。比較したなかには平均183.38も油分量が増加した商品もあったのに対し、こちらは乾燥した唇をうるおせるほどの油分量の維持が見込めません。「ベタつきにくい」という口コミに反して、ベタつきやすさもネックです。商品を塗った人工皮膚をビーズに押しつけて持ち上げると、平均16個が残りました。比較した商品は全体的にベタつきやすい傾向があり、最小値でも平均14個が付着(※執筆時点)。こちらも同様に、軽い使用感を好む人にはマッチしにくいでしょう。「唇に摩擦を感じやすい」という口コミに反し、テクスチャは柔らかく唇にのせると体温で溶けます。モニターから「リッチな塗り心地」との声があったように使用感は重め。「保湿感が高い」との口コミにも頷けます。容器は片手で使いやすいスティックタイプ。香りもほぼ無臭なので、「場面を問わず使いやすい」とモニターからも好評です。専門家が成分表を確認したところ、肌荒れ防止有効成分を2種配合していました。唇荒れの予防効果に期待できる一方、油分キープ力の低さがネックに。唇が乾燥して荒れを繰り返す人には物足りない可能性があるため、より油分キープ力が高かった商品も検討してみてはいかがでしょうか。
キュレル リップケア バームは、就寝中に唇の荒れを予防したい人におすすめです。理系美容家の箱崎かおりさんが成分表を見たところ、肌荒れ防止有効成分としてグリチルレチン酸ステアリルを配合。比較したなかには肌荒れ防止有効成分が見当たらなかったものもありましたが、こちらは外的刺激から肌を守り、「唇の荒れやひび割れを防ぐ」と謳うとおりの効果が期待できます。無香料タイプで気になるにおいがほとんどなく、商品を試したモニターから「無臭でシーンを選ばず使えそう」と好意的な声が寄せられました。寝る前にも使いやすいでしょう。テクスチャは柔らかくて伸びがよく、「少量でも唇全体に伸ばせた」「塗っている間に溶けてスルスル伸びた」と、塗り心地のよさもモニターに好評です。油分キープ力もおおむね良好。モニターの腕に塗布する前と塗布3時間後の油分量を比較すると、平均68.18増加した状態をキープ。高評価の基準とした+80には届かなかったものの、塗布前より高い油分量を保ったため乾燥対策にも活用しやすそうです。なかには+37程度にとどまったモニターもいたため、唇が乾燥しがちな人はこまめに塗り直すとよいでしょう。一方で、塗布時・塗布後にベタつきやすいのは気がかりです。商品を塗った人工皮膚をビーズに押し当てると、20個中18個ものビーズが付着。モニターからも「ベタベタ感があり唇になじみにくい」などの指摘があがっています。比較した商品は全体的にベタつきやすい傾向があり、本品も「ベタつきが気になる」という口コミを払拭できませんでした。ジャータイプの容器の使いやすさもいまひとつです。片手で扱いにくいうえ、手で塗る必要があるため半数以上のモニターが「手が汚れる」「手軽に使いづらい」と指摘。「手で塗るのが面倒」という口コミどおりです。唇荒れ・乾燥を予防しやすい商品ですが、外出先でも片手で手軽にサッと使えるものがよい人は、スティックタイプのものも検討してみてくださいね。