東芝のREGZA 55Z740XSは、動画サービスを頻繁に利用する人や、性能・機能にこだわる人におすすめです。音声操作はもちろん、YouTube・Netflixといった大手動画配信サービスを利用できる点が好評でした。また、コントラストが豊かで、繊細な部分まで再現できるのもよいところ。暗がりの映像はやや白みがかっていたものの、ノイズのない立体感ある画質を楽しめました。スポーツ番組のような動きが多い番組でも、快適に視聴できるでしょう。音質についても、迫力・臨場感ともに十分。とくに声の再現力にすぐれており、細かなニュアンスまで忠実に表現できます。YouTubeでは歌声が若干シャキシャキしていたものの、テレビの音質としては非常に高レベルでした。価格は執筆時点で税込242,550円(公式サイト参照)。今回検証した商品のなかでは高めですが、タイムシフトマシン機能で過去にさかのぼって録画できるのは大きな魅力。機能性の高い1台で、おうち時間をより快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?
LGのOLED55B1PJAは、音質を重視する人におすすめです。音声が粒だっていてはっきりしており、聞き取りやすいのが魅力。YouTubeの音楽視聴ではクリアさがやや控えめでしたが、低音には深みがあり迫力や臨場感を味わえました。画質についても、深みのある自然な色彩表現と、浮き出てくるようなリアルさが印象的。視聴する映像や角度によっては粗さが見えるものの、ノイズはうまく抑えられています。動きのある映像も残像感なく視聴できるので、スポーツ観戦やゲームにもよいでしょう。動画配信・音声操作に対応しているほか、LG独自の音声検索も可能。GoogleアシスタントやAlexaを内蔵しており、検索・音楽・ショッピングなども楽しめます。早送り・チャプター再生はできませんが、裏番組は録画でき、見たいプログラムが重なるときに重宝しますよ。目にやさしいブルーライトカットパネルや、振るだけでマウスのように使えるマジックリモコンなど、魅力的な機能も満載。インテリアになじみやすいスタイリッシュな薄型デザインも見逃せません。スマートな機能を使いこなして、ワンランク上のテレビ時間を体験してみてはいかがでしょうか。
SONYのBRAVIA KJ-55X80Jは、音質を重視する人におすすめです。声が聞き取りやすいうえ、音の再現力・奥行き・迫力も申し分なし。低音にもパワーが感じられ、臨場感も味わえました。音質のクオリティは価格以上といえるでしょう。画質については、鮮やかな発色が好印象です。検証では、顔の立体感や人肌の質感まで、忠実かつナチュラルに表現。残像感・ノイズ・視野角にはやや課題もありますが、ネット動画では動きもスムーズでした。また、20種類の動画配信サービスを利用できるのもうれしいポイント。主要サービスのダイレクトボタンも設置されており、ワンタッチでアクセス可能です。早送り再生はできませんが、裏番組録画・チャプター再生・音声操作にも対応していますよ。価格は執筆時点で税込143,000円(公式サイト参照)。インテリアになじみやすい洗練されたデザインで、部屋をスタイリッシュに演出できるアイテムでもあります。より快適なテレビ時間を過ごしたいなら、候補に入れてみる価値ありです。