ニコットの「サンシェード」は、ミッフィーのデザインが目を引く傘式の車用サンシェード。かわいらしさと遊び心を備えたデザインで、見た目にこだわりたい人におすすめです。遮熱率は50%という結果で、強い日差しを完全に遮るにはやや物足りない数値でした。ハンドルやダッシュボードの温度上昇は多少軽減できますが、遮熱効果を重視する人には向いていないといえます。短時間の駐車や、日よけとしての利用が中心なら十分実用的といえるでしょう。設置方法は傘のように開くだけと一見シンプルですが、開くときに勢いがつくとナビやダッシュボードに接触する恐れがあるため、取り扱いには注意が必要です。ただし、ルームミラーをよける切り込みや10cmほど収縮可能な持ち手を採用するなど、扱いやすさへの工夫も随所に取り入れられていました。ほかの傘式より収納時のサイズが大きめであるため、後部座席などに収納場所を確保しておきましょう。遮熱効果や操作性よりも、見た目やデザインを重視したい人に向いています。とくにミッフィーが好きな人や、駐車中でも車をかわいく彩りたい人にとっては選択肢のひとつになるでしょう。
全国に百円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業の「片面アルミサンシェード」は、シンプルな蛇腹式タイプの車用サンシェード。110円と手に取りやすい価格帯で、日差しの強い季節の強い味方です。検証の結果、遮熱率は72%という数値で、ダッシュボードやハンドルの温度上昇をしっかり抑えられました。とくに遮熱性を重視して選びたい人にとって、有力な候補です。また、設置方法は直感的に扱いやすい蛇腹式。ルームミラーをよける構造も採用されており、楽につけ外ししやすいといえます。収納時は薄く折りたためる一方で、長さが68.7cmであるため、トランクや後部座席に収納スペースを確保しておきましょう。遮熱性と取りつけやすさを重視したい人に向いている商品です。収納スペースに余裕がある車種であれば、価格以上のパワーを発揮してくれるでしょう。
トラスコ中山が展開する「TRUSCO ピタッとフロントガラスサンシェード PFS-M」は、吸盤不要で設置できる蛇腹式の車用サンシェード。下部をL字に折り曲げてダッシュボードに沿わせやすい構造です。検証では、遮熱率が74%という非常に高い数値を記録しました。ダッシュボードやハンドルへの直射日光を効果的に遮ることで、車内の快適性をキープしやすいでしょう。とくに炎天下に車を駐車する機会が多い人には、有力な選択肢といえます。取りつけ・取り外しやすさも大きな魅力です。蛇腹式であるため設置・片付けは非常にスムーズで、上部にある切り込みによって、ルームミラーをよけやすい工夫も取り入れられていました。一方で、収納時の長さは74cmと長めです。一般的なダッシュボードには入らないため、後部座席やトランクにスペースを確保しておくと良いでしょう。遮熱性能や取りつけやすさを重視する人には、十分に満足できる性能を備えています。車内スペースに余裕がある人や、設置のしやすさを求める人に向いている商品です。
ニューレイトンは、日本国内でカー用品を多く手がけるブランド。なかでも「エマーソン 断熱サンシェード EM-522」は、独自構造のスジガネ入りモデルとして展開されており、吸盤を使わずにしっかり固定できるのが大きな特徴。吸盤跡が残らず、シャキッとした形状をキープできると謳っています。遮熱率は、76%という高水準を記録。JISが定める最高ランクの遮熱率(65%)を大きく上回りました。とくにダッシュボードやハンドル周りの温度上昇を軽減する効果が大きく、夏場の車内環境を快適に保ちたい人にとって、安心感のあるスペックといえるでしょう。取りつけ・取り外しのしやすさも際立っていました。蛇腹式でサッと広げて設置できるうえ、ルームミラーを避けるための切り込み、柔らかな生地の採用など、細かな部分にも配慮が感じられます。取り外し後も折りたたむだけで収納でき、煩わしさを感じさせない点が魅力です。一方で、収納サイズには注意が必要。厚みや幅は抑えられているものの、高さが70cmと長いため、ドアポケットへの収納はできません。トランクや後部座席など、ある程度スペースを確保できる車に適しています。従来の蛇腹式に多かった「時間が経つとへたる」「吸盤の跡がガラスに残る」といった課題を、スジガネ構造で克服しつつ、高い遮熱性能も実現したサンシェード。使い勝手と機能性を両立させたい人におすすめです。
ドン・キホーテ 情熱価格 速着ワンタッチ傘型サンシェード
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが展開する「情熱価格 速着ワンタッチ傘型サンシェード」は、ドン・キホーテを運営する企業のプライベートブランド商品。傘のようにパッと広げて設置するだけという手軽さを売りにしています。遮熱率は62%と、JISが定める高水準の目安である65%には届かないものの、日差しを一定程度カットする効果は確認できました。とくにダッシュボードやハンドルが触れないほど熱くなるのを防ぎ、乗車直後の不快感をやわらげるのに役立つといえます。設置は傘の要領で広げるだけと簡単ですが、開く際にダッシュボードやナビに傘が接触しないよう、ゆっくり開くなどの工夫が必要です。ただし、柄の角度が調整できるため、ナビに接触して傷がつくリスクは抑えられていました。収納時は折りたたみ傘ほどのサイズになり、ケースごとドアポケットやグローブボックスに収まるコンパクトさは魅力的なポイントです。手軽に使える車用サンシェードを探している人にとっては、選択肢のひとつとして検討する価値があるでしょう。
オートバックスセブンが展開する「AQ. 傘型サンシェード US05」は、傘のように広げてルームミラーとサンバイザーに固定するフロントガラス用モデルで、同社のプライベートブランド商品として販売されています。遮熱率は35%と控えめで、検証したなかでは低めの結果となりました。日差しを和らげる程度の効果はありましたが、日差しが強い日など、ダッシュボードやハンドルの熱を抑えるには不十分なケースもあるでしょう。設置は傘のように広げるだけと簡単ですが、開くときに勢いがつくとナビやダッシュボードに接触する恐れがあるため、取り扱いには注意が必要です。ただし、柄の角度調整ができるため、接触によって傷がつくリスクは抑えられていました。使わないときは一般的な折りたたみ傘と同じくらいの大きさになるため、収納場所を選ばない点は大きな利点。総じて収納しやすいサイズではあるものの、積極的に選ぶ決め手には欠ける印象です。
エーモンの「ラディテック サンシェード 4844」は、収納のしやすさを重視する人の選択肢になりうる商品。折り畳んだサイズはコンパクトではないものの、収納バッグがついているので使わないときはスッキリまとめておけるのが便利です。遮熱率は59%で、比較したなかでは標準的な水準。上位商品の遮熱率には及ばないものの、ダッシュボードやハンドルの温度上昇を抑制する一定の効果は期待できます。一方、ポップアップ式なので、比較した蛇腹式の商品に比べると畳むときにコツが必要でした。また、上部にルームミラーを避ける切り込みはありましたが、車内を傷つけないための工夫は見当たりません。ダッシュボードやナビが傷つかないよう、慎重に開きましょう。収納バッグにスッキリしまえるのは便利ですが、遮熱率や使い勝手は上位には及ばない結果に。日差しをしっかり防ぐなら、ほかの商品を検討してみるのもおすすめです。
オートバックスセブンの「ARTA スプリング サンシェード」はルームミラーの干渉を避ける切り込みが入っていて設置しやすい点がメリットの商品。収納袋はハンドルカバーとしても使えます。遮熱率は48%と平均を下回る結果に。使用しないときよりはダッシュボードやハンドルの温度上昇を抑えられますが、大きな遮熱効果は期待できないでしょう。ポップアップ式で、留め具を外すと勢いよく広がりやすい点も惜しいポイント。慎重に留め具を外して、車内を傷つけないよう注意しましょう。また、収納する際に8の字にひねりながら折りたたむ必要があり、慣れるまでうまくたためず時間がかかることがありました。収納時の大きさは、ほかのポップアップ式に比べてやや大きめ。ほかのものを入れる余裕はありませんが、グローブボックスには入れられるでしょう。
オートバックスセブンの「ARTA サンシェード STANDARD 00033366」は、取りつけ・取り外しが楽である点がメリット。とくに取りつけは、吸盤でフロントガラスに貼りつけるだけなので、スムーズに進められます。遮熱率は64%と平均より高めです。上位商品ほどではないものの、太陽光を十分カットできるため、真夏でもダッシュボードやハンドルの温度が上がりすぎないよう対策できるでしょう。蛇腹式なので、取りつけ・取り外し方法は非常にシンプル。取りつけは付属の吸盤をフロントガラスに貼りつけるだけで、取り外しは吸盤を外してサンシェードをたたむだけで完了です。また、上部にくぼみがあるため、ルームミラーを避けて設置できます。柔らかい素材でできており、車内を傷つけづらい点も魅力です。唯一のデメリットは折りたたんでも場所を取る大きさであること。グローブボックスやドアポケットへの収納は難しいため、トランクや後部座席に収納スペースを確保しておきましょう。
パルの「傘式サンシェード」は、3COINSで購入できる傘式の商品。公式サイトでは、設置方法が動画つきで解説されています。遮熱率は61%と平均より高めで、上位商品には及ばないものの太陽光を十分カット。日差しが強いところで使っても、ダッシュボードやハンドルの温度が上がりすぎないよう対策できるでしょう。一方で、取りつけには手間がかかる印象。ダッシュボードやナビに当たらないよう、傘を慎重に開く必要があります。また、上部にくぼみがないので、ルームミラーが設置の邪魔になる点がデメリットです。傘の柄が曲げられない点にも注意が必要で、ナビに柄が当たって傷つきやすいので注意して設置しましょう。収納は一般的な折りたたみ傘と同じくらいの大きさまでコンパクトになるため、グローブボックスやドアポケットにも収納しやすいといえます。