ジャストシステムの「スマイルゼミ 小学生向け通信教育」は、費用がかかっても質の高い学習フォローを行いたい人におすすめです。学習には専用タブレットを使用するので、ほかのアプリで遊んでしまうこともありません。小学生・中学生・高校生は5教科に対応するほか、3教科対応の幼児コースもあり長い期間で取り組めます。模擬テスト・理解度テストも搭載しており、習得度を把握できるでしょう。ネイティブの発音に触れて学習量を増やす英語プレミアムもありますよ。個人にあった学習ペースを提案する「コーチング」機能も特徴的。個別の学習サポートはありませんが、保護者の採点が不要で子どもだけで進められます。学習時間は1回約15分と短く、落ち着きがない子どもでも取り組みやすいでしょう。授業の映像はわかるまで何度でも視聴可能。ミニゲームで反復練習でき、がんばったぶんだけアプリで遊べるなど、子どものやる気を引き出す機能も満載です。体感的な理解を促す「体感ワーク」があるところも特徴的で、見る・聞く・触る・話す行動から苦手な科目の理解も深まるでしょう。アプリで遊ぶ時間を0〜60分まで保護者が10分単位で制限でき、学習を見守る機能も充実していました。ただし、専用タブレット代として初期費用が1万円以上かかるうえに、学年が上がるごとに月額料金が高くなります。小学6年生になると月額約7,300円で、年間費用の目安は87,000円と検証したサービスの中央値を上回る結果でした。とはいえ、機能の豊富さと質の高さを考えれば納得のいく価格設定で、無料体験も可能。集中力や学習意欲に課題を感じている子どもの強い味方といえるので、教材の質を重視するならぜひ検討してみてください。
文響社の「うんこゼミ」は、小学3年生以上の子どもが使う場合でとにかく安さを重視したい人におすすめ。月額約2,500円と検証したサービスのなかでもかなり安く、継続が心配な人も気軽にトライできます。全学年共通で年間費用の目安は約30,000円に抑えられますが、対象は小学3~6年生で、小学1~2年生には対応していない点には注意しましょう。国語・算数・社会・理科・英語の5教科を学習でき、無学年方式で学年に関わらず予習・復習が可能。半月に一度、チェックテストがあり習得の度合いを確認できます。演習教材は1回約10分と短く、習い事への移動やごはん・お風呂前のすきま時間に取り組みやすいところも魅力です。多くはないものの、子どものやる気を引き出す機能も備わっています。ゲーム感覚で学習できる仕掛けや、全国の仲間と競いながら実力アップを狙えるところがメリット。学習のがんばり具合に応じて「うんこグッズ」がもらえるところもやる気につながります。学習の進捗や取り組み時間は保護者が確認でき、苦手な科目も把握可能。採点機能がついているため、保護者のチェックいらずで取り組めるのも便利です。スクリーンタイム制限や、学習の解説動画・検定試験対策がないところは気になりますが、価格を考えると十分な内容でしょう。子どもに人気の「うんこドリル」と同様におもしろい要素が多く、うんこドリルが好きな子どもにはぴったりです。無料体験もあるので、タブレット学習に子どもが興味を持つか心配な人はぜひ検討してみてください。
城南進学研究社の「デキタス」は、費用を抑えつつ内容やサポートが充実している、コスパがよいタブレット学習教材を探している家庭におすすめです。入会金やタブレットの購入は不要で、受講費用は全学年共通で月額約4,000円と続けやすい価格設定。中学生のほか、小学生は1~6年生が対象です。学年が上がっても料金は変わらず、年間費用の目安は48,000円ほどと検証したサービスの中央値より安い結果でした。子どものやる気を引き出す機能も充実。学習は授業の映像を視聴したあとに問題演習を行うスタイルで、知識の定着が期待できます。学年や科目によって設定されたキャラクターと一緒に学習を進められ、ログイン・学習で貯めたポイントを景品やアバターと交換できる点も継続につながりやすいでしょう。コンテンツは無学年方式を採用し、学習内容の先取りや復習をいつでも行えます。小学生コースでは4教科、中学生・全学年コースでは5教科の学習ができ、テストモードで力試しも可能。苦手科目を対策したい子どもにおすすめです。5~3級程度の英語検定対策も行えて実用的といえます。スクリーンタイム制限や保護者向けアプリはありませんが、学習の進捗・苦手な科目・学習内容や時間の確認は可能。採点や学習サポートがあるところは忙しい保護者にうれしいポイントです。子どもが日々の学習目標をたてて、保護者がその学習到達度や進捗状況をチェックするシステムで、困ったときはメールでの質問サポートも可能。自立学習のサポートも手厚いといえます。講義動画は1本5分程度、問題は早ければ2分で解答できるので、スキマ時間を有効活用できます。手厚いサポート・豊富な機能・リーズナブルな価格設定で、自立学習に取り組む子どもにぴったりです。無料体験もできるので、タブレット学習選びに迷ったらぜひ最初に検討してみてください。
リクルートの「スタディサプリ小学講座」は、安さ重視で子どもに学習習慣がついている場合におすすめです。幼児・未就学児、小学1~6年生が対象で、月額は検証したサービスのなかで最も安い約2,200円。無料体験もあり、年間費用の目安は約26,000円とかなり費用を抑えられます。小学2年生までは2教科、小学3年生~6年生は4教科の学習が可能。無学年方式を採用し、学年をまたいだ予習・復習にも使えますよ。1週間の学習スケジュールを「こんしゅうのミッション」として提案してくれるため、子ども1人で学習できます。保護者は「まなレポ」を使って学習の進捗をチェック可能。演習教材は約10分で終わり、習い事の前などの少しの時間でも学習できます。解説動画で理解度に応じた反復学習が可能。実際に画面を触って取り組む体感教材もありました。小学1~2年生には飽きにくいようにゲーム感覚で取り組める配慮があり、飽きずに楽しめるのも魅力。ただし、学年によって教材の内容が少し異なり、3年生以上はやる気を引き出す機能が少なめな点は留意しましょう。また、学力診断テストや英語の教科オプションがなく、学習コンテンツが充実しているとはいえません。機能やサービスは少なめですが、費用を抑えたい家庭にはおすすめですよ。自ら進んで学習する子どもなら、上手に活用できるでしょう。
ベネッセコーポレーションの「チャレンジタッチ」は、集中力が続かない子どもや、苦手科目の対策をしたい子どもの選択肢に入るサービスです。専用タブレットがあるのでほかのアプリで遊んでしまうことがなく、さらに学習時間が1回約10分以内と短いので落ち着きがない子どもにも向いています。幼児から中学1年生まで、長く対応しているのも魅力です。「まなびアドバイザー」が電話で子どもと一緒に学習計画を作成し、今日行うレッスンを提案するサービスも便利。やる気の出る使い方を案内するなど、自発的に学習に取り組みたくなる工夫が充実していました。保護者は専用サイト「おうえんネット」から、子どもの1日の学習の様子・月単位の進捗状況・正答状況などを確認できます。難しい単元は動画でサポート。仲間と競争するコンテンツはありませんが、漢字のなぞり書きや繰り返し挑戦できるアプリがあり、アニメやゲームが好きな子どもの学習意欲を高められるでしょう。小学3年生以上は5教科に対応。無学年方式で前の学年の復習や次の学年の予習も可能です。全国規模の診断テストや5教科の実力テストがあるので、実力を定期的にチェックできますよ。月額は学年が上がるにつれて高くなりますが、4,000~7,000円台と特別高いわけではありません。無料体験もできるので、よりサポート機能が充実していた「スマイルゼミ」が合わなければ候補になるでしょう。安さ重視なら物足りないものの、サポート機能が充実していて、集中力が続かない子どもや苦手科目を抱える子どもの手助けになりますよ。