結論からいうと、ミワックス THE DESKMATは、PCだけでなく筆記作業もする人におすすめです。書き心地の検証では、ボールペン・シャーペン・鉛筆のどれでもきれいに書くことができ、トップクラスの評価を獲得。滑り止めシールでしっかり固定できるので、滑りにくさの検証でも高評価でした。モニター6名で行った肌触りの検証では、同じPVC素材のものはべたつきが気になり評価が伸びにくい傾向があったなかで、さらさらとした感触が好評。「長時間使用してもべたつく感じがしない」という声が多く人気を集めました。さらに0.9mmと薄いため、角が当たっても痛くありません。また、光学式マウスに対応しており、反応感度も良好です。口コミでは「マウスの滑りが悪い」との声が見受けられましたが、多くのモニターに「少し滑りにくいがそれほど気にならない」と評価されました。耐熱性・防水性の検証では、70℃のマグカップを10分間置いてもとくに変質はみられず、こぼれたコーヒーもさっと拭き取れてシミも残りませんでした。執筆時点の価格は税込2,530円(公式サイト参照)。デスクマットは1,500~2,500円前後のものが主流なので、標準的といえるでしょう。付加機能がないため機能性は低評価となりましたが、デスクマットとしての基本的な性能をバランスよく備えた、使い勝手のよいアイテムです。
プラス ななめカット デスクマット DM-010FSは、PC・手書き作業の快適さを両立し、書類もはさめるものがほしい人におすすめ。半透明タイプで、マットの下にメモや写真を挟めるのが特徴です。「マウスを動かしやすい」との口コミ同様マウスの動きもスムーズで、ディスプレイ上での反応速度も優秀。比較した同じPVC素材には動きが重いものがあったなか、PC作業がはかどりやすいでしょう。書き心地も高評価を獲得。ボールペン・シャーペン・鉛筆それぞれで文字を書いたところ、マットに引っかかることなくきれいな文字が書けました。人気の「エレコム でか過ぎるマウスパッド」は力加減によって紙が破れそうになる感覚があったのに対し、なめらかな書き心地です。文字を書く作業が多い人も満足できるといえます。肌触りもよく、実際に使ったモニターからは「長時間でもべたつきにくく使いやすい」といった声があがりました。短時間の使用でもべたつきが気になった下位商品に比べ、汗で蒸れることは少ないでしょう。角は丸みを帯びているため、肌が当たっても気になりません。比較した角が直角の商品に比べ、作業に集中できそうです。耐熱性・防水性も十分。熱いマグカップを置いても異変は見られず、アイスコーヒーをこぼしてもきれいに拭き取れました。比較した「エレコム でか過ぎるマウスパッド」は染み込んだ水分が乾くまでに時間がかかったのに対し、劣化しにくい素材といえます。なお、耐熱性・防水性は比較した大半の商品が高評価を得ました。一方「滑りやすい」との口コミどおり、マットの滑りにくさはいまひとつ。滑り止め加工がなく、上のPCを動かすとマットがズレてしまいました。マットのふちを机に引っかけられる「IKEA リッスラ デスクパッド」には及ばず。PC自体はズレにくく作業に大きな支障が出る心配は少ないものの、マットが動いて集中しづらい人もいるでしょう。機能性の評価も伸び悩みました。コードやスマホの固定機能、マットの角度調整機能といったプラスαの機能はついていません。ズレにくさ・便利な機能にこだわる人は、ほかの商品も検討してみてください。
IKEA RISSLA デスクパッドは、パソコン作業も書き物も快適にしたい人におすすめ。端に曲げ加工があり、机の縁に引っ掛けて使うタイプです。実際にマット上にパソコンを置いて動かしても、まったくズレませんでした。比較した商品には大きくズレるものもあるなか、パソコン・ノートを使い分けて作業する人もストレスが少ないでしょう。「たまにマウスが動きにくくなる」という口コミがあるものの、実際に試すとおおむねなめらかに動きました。カーソルの反応感度も良好です。ボールペン・シャーペン・鉛筆を使ってマット上で文字を書いたところ、表面が硬いため、どの筆記具でも引っ掛かからずスムーズに書けました。サイズは机全体を覆うほど大きく、広々使えます。マットの左側のメモパッドは、書類などを挟むのに便利です。加えて、耐熱性・防水性にも長けていました。表面に撥水加工が施されているので、ドリンクがこぼれても色移りなくきれいに拭き取れますよ。表面はサラサラとした肌触りで、手触りをチェックした6名のモニターからは「べたつきを感じない」とのコメントが。手汗が気になる夏場に使っても蒸れにくいといえます。縁に白いステッチを施した、おしゃれなデザインも魅力的。しかし、モニターからは「縁が硬い」という指摘もありました。端が角ばっているため、長時間腕があたると痛みを感じる可能性があります。より肌あたりのやさしいデスクマットがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
TIDING デスクマットは、ズレを気にせず作業に集中したい人におすすめ。裏面には机に吸着しやすいスエード生地が使われており、マットの上でパソコンを動かしてもまったく滑りませんでした。比較した商品にはマットが動きやすいものがあったのに対し、安定して作業できますよ。表面には柔らかい牛革を採用。マウスの動きやカーソルの反応感度がよく、「マウスが滑りにくい」という口コミを払拭しました。サラサラとした肌触りはモニター6名から好評で、「長時間使っても蒸れにくそう」という声も。腕にあたっても痛くないので、パソコン作業に重宝します。ボールペン・シャーペン・鉛筆を使用したところ、芯のマットへの沈み込みがほどよく、どれも引っ掛からずに書けました。筆圧の強さに関係なく、書く作業もスムーズにこなせるでしょう。ビンテージ感のある牛革を使用しながら、耐熱性・防水性を備えているのも利点です。色移りが心配なコーヒーをこぼしても、素早く拭き取れました。付属のストラップを使えばコンパクトに持ち運べ、自宅だけでなくオフィスでも快適な作業スペースを作れます。しかし、マットの角度を変えられたりメモを挟めたりといった機能はなく、デザインはいたってシンプルです。デスクワークを快適にするプラスαの機能がほしいなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
Eonoのデスクマットは、PC作業に集中したい人におすすめです。裏面の滑り止め加工により、検証で実際にマット上に置いたPCを動かしても、机にぴったり吸着して滑りませんでした。PCを動かすとマットも一緒にずれてしまった商品と比べ、こちらは安定した作業がしやすいといえます。マウスの反応速度もよく、実際にマウスを操作する検証では、タイムラグを感じることなくカーソルを動かせました。耐熱性・防水性も高く、汚れをサッと拭き取れるのも利点です。口コミでは「汚れがシミになる」との声があったものの、実際にマット上にアイスコーヒーをこぼしても見た目に変化はありませんでした。表面はレザー調で仕上げられているためさらっとしており、肌触りにも優れています。ただしモニターからは「手汗をかくとべたつく」との指摘もあったため、夏場などは涼しい部屋で使用するようにしましょう。一方で、書き心地はいまひとつ。マット上で鉛筆・シャーペンを使うと紙へスムーズに文字を書けましたが、ボールペンでは引っかかりが気になりました。文字を書くよりも、PCでの作業に適しています。とはいえ公式サイトでの販売価格は税込1,549円(執筆時点)と、比較した全商品のなかでもリーズナブルな点は魅力です。外出先への持ち運びに便利なベルトも付属しているので、ぜひこの機会に検討してみてください。
結論からいうと、NOEINA PUレザー デスクマットは、自宅とオフィスで兼用するなど持ち運びのしやすさを重視する人におすすめです。付加機能を検証では、ストラップ付きで筒状に丸めて収納できることがわかりました。横600×縦300mmとコンパクトで、重さも約190gと軽量です。書き心地の検証では、ボールペン・シャーペン・鉛筆のどれでも書きやすく高評価を獲得。筆記作業もしやすいでしょう。また、モニター6名で行ったマウスの反応感度の検証では、口コミで見られた「マウスの滑りが悪い」という指摘に反し、多くのモニターに「少し引っかかりは感じるが支障はない」と評価されました。光学式マウスにも対応しています。耐熱性・防水性の検証では、70℃のマグカップを10分間置いても問題なく、こぼれたアイスコーヒーもきれいに拭き取れてトップクラスの評価に。しかし、滑りにくさの検証では、裏面に滑り止めがないため、上に乗せたPCを動かすとマットも一緒に動いてしまいました。また、モニター6名で行った肌触りの検証では、「べたつきが気になる」という声が多く、評価は低めに。同じPU素材でもさらさらの肌触りで高評価となった商品もあったため、やや惜しい結果となりました。懸念点が気になる人はほかの商品も検討してみてくださいね。