TVS REGZA ハイビジョン液晶テレビ 32V35Nは、多機能で操作しやすいものがよい人におすすめです。リモコンにはYouTube・NETFLIXなど主要な動画配信サービスのボタンを11個装備。比較したなかには3個程度しかないものもあったなか、こちらはMy.Choiceボタンもついているのが特徴的です。自分好みの動画配信サービスやHDMI入力などを登録してカスタマイズできます。電源ボタンを押すと1.93秒後にはテレビが起動。比較した全商品の平均である5.56秒(※執筆時点)よりもスピーディでした。加えて、録画機能もかなり充実。独自の「みるコレ」機能を備えており、視聴履歴をもとにおすすめ番組を自動録画。コマ送り・オートチャプター・倍速機能があるので、レコーダーなしでも快適に視聴できます。外付けHDDへ番組を録画したい人にぴったりです。「画質の鮮やかさは感じられなかった」との口コミに反し、画質も申し分ありません。同社の前モデルである32V34には一歩及ばなかったものの、映像は色鮮やかでコントラストがパキッとしています。動きの激しいスポーツでも細部まで精細に描写されており、動きも滑らか。モニターからは「テレビ越しでも試合に入り込める」と絶賛されました。視野角が広く、正面からでも斜め方向からでも見え方がさほど変わらないのも特徴。比較したなかには斜め方向からだとかなり色味が変わって見えたものもあったのに対し、こちらは家事をしながらや寝転びながらでも、鮮明に見やすいでしょう。映画モードでは色再現に多少ズレがあったものの、十分許容範囲内。暗がりのシーンでも潰れて見にくくなる心配はあまりありません。音質はクリアで聞き取りやすく、人の声の細かなニュアンスまで再現できました。音楽ライブの映像では低音のずっしり感や音の立体感に物足りなさを感じたものの、音質に特別こだわる人でなければ満足できるでしょう。Apple AirPlay2やスクリーンミラーリングにも対応しており、利便性に優れるアイテムなので、32型テレビ選びで迷っている人は、ぜひ候補に入れて検討してみてくださいね。
シャープ AQUOS XLED GP1/GP2ライン 4T-C50GP2は、映画を高画質で楽しみたい人におすすめです。実際に測定したところ、色域の広さは82.27%と比較したなかでもトップクラスでした。色の正確性もΔ5.26と、人間の目で見たときに違和感を覚えないレベルです。コントラスト比も6912:1と高く、明暗差がはっきりしています。メリハリのある見やすい映像で映画を楽しめるでしょう。ネット動画は細部まできちんと再現され、ノイズもほぼ気になりません。映像を視聴した専門家からは「かなりよくできた画質」と絶賛されました。地デジ番組の解像感も悪くなく、視聴したモニターからは「立体感がよく表現されている」と好評です。サッカー視聴時も、選手やボールの動きがくっきりして見えます。迫力ある音質で、映画などの臨場感も十分。比較したなかには低音が弱く、迫力を感じられない商品もあるなか、低音にパワーがあり、音の移動感が聞き取れました。人のセリフはややこもって聞こえた部分があったので、音声調整機能を使うとよいでしょう。また、視野角が広く、斜めからでもきれいな映像を見やすいですよ。YouTube・Netflixなど主要な映像配信サービスに対応しているのも魅力。音声操作に対応し、リモコンにはダイレクトボタンつきで、録画再生機能も充実しています。テレビの起動時間も平均2.28秒とスピーディ。比較したなかには5秒前後かかる商品もあったなか、電源をつけてすぐテレビを楽しめます。総合的にみても16万円台(※2024年10月時点・ECサイト参照)という高価格に見合った性能を備えています。しかし地デジ・スポーツの映像では、口コミであったように色味に若干違和感がありました。地デジ・スポーツをきれいな映像で楽しみたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。<おすすめな人>映画を本来の色味・コントラストで見たい映画好きな人日常的に動画配信サービスを利用している人地デジの録画・再生を快適に行いたい人<おすすめできない人>地デジ・スポーツをきれいな映像で楽しみたい人
パナソニック VIERA 有機ELテレビ TH-55MZ1800は、映画をよく見る人におすすめです。実際に映画モードに設定すると、製作者が意図する色味をほぼ再現できていたうえ、有機ELディスプレイならではの深みのある黒も目を惹きました。視野角も比較した商品内ではトップクラスに広く、斜め45度の位置からでも正面と変わらない見え方です。家族みんなできれいな映像を楽しめるでしょう。ネット動画も、明暗がはっきりしたノイズのない高解像な画質です。Netflixの「トップガン マーヴェリック」を見たモニターからは、「気づいたら映像に目を奪われていた」との声も聞かれました。「さまざまな映像を圧倒的な臨場感で表現する」との謳い文句にも頷けます。地デジやスポーツ動画も、バランスの取れた自然な色味が好評。地デジ映像は一部テロップにノイズを感じた人がいたものの、髪の毛や肌の質感まで伝わりました。スポーツ映像では動きに残存感が気になる人がいましたが、多くの人が鮮やかで動きがなめらかと感じています。主要なネット配信サービスに対応しているのも魅力。リモコンには8種類のショートカットボタンを備え、NetflixやYouTubeなどをワンタッチで楽しめます。Amazon Alexaとビエラ音声操作にも対応し、快適に操作できるでしょう。地デジなら同時に2番組を録画可能で、コマ送り・倍速再生などレコーダー感覚で使えるのも利点です。「音質は物足りない」との口コミがありましたが、音の専門家は「セリフやボーカルの声がクリアで細かなニュアンスまで伝わりやすい」とコメント。テレビ本体のスピーカーだけでも音をクリアに再現できます。一方、起動時間は本体が平均4.17秒・YouTubeが平均5.36秒と遅めでした。起動時間にこだわるなら、ほかの商品も検討してみてください。
SONY BRAVIA 4K液晶テレビ KJ-50X80Lは、高画質かつ高音質な50インチテレビをお探しのすべての人におすすめです。比較したなかでもトップクラスの画質で、コンテンツ問わず美しく繊細な映りを楽しめました。実際に地デジの映像を見たモニターも「鮮やかながら自然な色味」「細部まで立体的に表現されている」と絶賛。「映りがとてもよい」との評判にも頷けます。動きの速いスポーツ観戦でも映像のなめらかさやリアルさに長けていました。比較したほかの商品で気になった残像感やノイズもまったくなく、モニターから「その場で見ているような再現性の高さ」との声も挙がるほど。暗いシーンでも陰影や位置関係がわかるほど見事に表現されており、ネット配信動画や映画鑑賞でも惹き込まれるような映像美を堪能できますよ。音質のよさにも秀でています。「低音がよく響く」との口コミどおり、パワフルな低音や画面以上の音の広がりが魅力的でした。モニターからも「没入感を得られた」「ミニ映画館で鑑賞しているような気分」と好印象を得ており、臨場感のある映像体験ができるでしょう。斜めから見たときの色の変化も少ないので、大人数での視聴にも向いています。機能面も申し分ありません。主要なネット配信サービスを備えているうえ、Google TVで好きなアプリのダウンロードも可能。リモコンにもアプリボタンが8つ搭載されており、ワンプッシュで起動できますよ。GoogleアシスタントやALEXAでのハンズフリー操作に対応しているのも、比較したほかの商品にはない魅力。2番組同時録画が可能で、録画・再生機能も充実しています。動作速度もスピーディ。本体やアプリの起動までわずか1秒前後と、比較したなかには10秒以上かかった商品もあったのに対してサクサク操作が行えます。値段は執筆時点で16.5万円(※公式サイト参照)と50インチテレビにしては高額ですが、画質・音質のよさだけでなく使い勝手にも隙のない1台。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
REGZA 50型4Kチューナー内蔵 LED液晶テレビ
REGZA 50型4Kチューナー内蔵 LED液晶テレビ 50Z670Nは、自宅でも映画館のような迫力を味わいたい人におすすめです。映画の音質を確認した音の専門家とモニターからは、臨場感あるサウンドが大好評。比較したほかの商品には音が平たんに聞こえるものがあったのに対し、エンジンなどの低音にパワーがありました。表現できる色域やコントラスト比も優秀で、製作者が意図した世界観にも浸りやすいでしょう。高精細な画質も魅力のひとつ。ネット動画は明暗がはっきりしたきれいな映像で、立体感がありました。スポーツ番組はバランスが取れた画質で、素早い動きも目で追いやすいのがよい点。地デジ番組も、色が比較的鮮やかかつ自然に再現できていました。「地デジもネット動画も美しく」との謳い文句にも納得の結果です。ネット機能も申し分なし。主要なネット配信サービスを網羅し、リモコンはアプリボタンつきでワンタッチで見始められます。本体の立ち上がりも速く、リモコンの電源ボタンを押すと平均約2秒で起動。アプリもNetflixが約2.7秒・YouTubeが約1.6秒とスピーディで、「リモコン操作の反応が速い」との口コミどおりでした。録画機能も豊富で、2番組の同時録画が可能。1.5倍速の音声つき再生機能もあるため、忙しくてもサクッと番組を視聴できます。「斜めから見ると画面が白っぽい」との口コミがありましたが、斜め45度から見た際のコントラスト比は正面の約3割と広めです。全体平均の約2割(※2024年10月時点)より広く、端から見ても白っぽさ・黒っぽさは気になりにくいでしょう。映画以外の音質は、地デジのワイドショーではセリフをおおむねきれいに聞き取れました。一方、音楽番組は高音の伸びがやや足りず、ライブ映像などを頻繁に視聴する人には物足りない可能性があります。とはいえ、総合的に見ると画質・音質・使い勝手のどれも優秀な1台。重低音の迫力やなめらかな動きにこだわるなら、この機会にぜひ検討してみてください。<おすすめな人>幅広い動画配信サービスに対応したものがほしい人ネット映画やスポーツ番組をよく見る人迫力ある低音を楽しみたい人<おすすめできない人>音楽番組をよく見る人