LOGOS 丸洗いアジャスタテーブル Lは、高さを無段階で調節できて組み立ても楽な商品。天板を脚にはめ込むだけの簡単設計で、力もほとんど必要ありません。無段階で脚の高さを変えられるため、凹凸が多く水平をとりにくいアウトドアシーンで活躍しますよ。くるくる巻いてしまえる天板は、広げると幅122×奥行70cmと4~6人が座れるほどの大きさ。重いものを置いてもたわまないほどの強度です。約100℃の鍋を置いても天板の変形や変色はなく、水の染みこみも見られませんでした。ただし、脚が直立なため、八の字やX字の脚に比べ安定性に欠けます。天板の上でダッチオーブンをずらすと、テーブルが横揺れして軋む音が聞こえました。天板に少し傷もついたので、重たいものをのせるときは注意しましょう。重量が約6.5kgと重たいのも惜しい点。収納時のサイズは22.5×14×高さ77.5cmとコンパクトで、収納袋も付属していますが、長時間の徒歩移動にはあまり向いていません。大幅に予算を変えなくても、もう少し安定感に優れた商品があったので、ほかの商品とも比較してみてください。
スノーピーク ワンアクションローテーブル竹は、ロースタイルで使えるテーブルをお探しのすべての人におすすめです。名前のとおり、ワンアクションで設置できる手軽さが魅力。天板と脚を別々に組み立てるタイプも多いなか、天板を広げるだけでセッティングが完了します。メッシュの天板に比べてゴミや食べかすが引っかかりにくく、拭き掃除も簡単。「設置や片づけが楽にできる」との口コミにも納得です。「揺れが小さくガタつきにくい」との口コミどおり、安定性も非常に優秀。脚の形状はX字型で、比較した直立型のモデルより横からの衝撃に強い傾向がありました。人の足がぶつかったり強い風にあおられたりしても転倒しづらいアイテムといえます。天板も滑りにくかったので、少々の衝撃ではテーブル上の食器や料理が滑り落ちることはないでしょう。持ち運びの負担も少なめです。収納時の幅は85cm・重さは6.3kgと、やや幅はあるものの比較的軽量でした。持ち手がついた収納袋が付属しており、車からサイトへの運搬に役立つでしょう。クッカーや調味料などの収納スペースはついていませんが、ハンギングラックなどを持って行くのであれば、なくても困らない機能です。天板は竹製なのでカビの発生リスクがあるものの、スチール製と比べて錆びる心配はありません。雨の日に使用しても、十分に乾燥させれば長く使い続けられるでしょう。耐熱性はないため火のすぐそばでは使えませんが、しっかりと距離をとれば焚き火も楽しめますよ。価格は税込33,000円(※執筆時点・公式サイト参照)。1万円以下のモデルも多かったところ高級ですが、永久保証つきなのはスノーピークならではの魅力です。気に入ったギアを長く大切に育てていきたい人は、ぜひお手に取ってみてくださいね。
UPF キャンプテーブルは、持ち運びやすくサッと準備できるローテーブルをお探しの人におすすめです。「軽くて持ち運びに便利」との口コミどおり、わずか2.6kgと軽量。比較した多くの商品が8~10kgほどあったのに対し、片手で軽々と持てました。本体に持ち手がついているのでそのまま持てるうえ、持ち運びに便利な収納バッグも付属しています。広げるだけの簡単設営で、準備に手間がかからないのも利点。片づけ時にメッシュ天板を拭くのにやや引っかかった点で惜しくも上位を逃したものの、丸洗いできるので汚れが溜まる心配はないでしょう。左右にミニテーブルがあり、クッカーや調味料などのちょい置きにも便利。見た目より広々と使えて、「コンパクトながら広げると存在感がある」との口コミにも納得です。安定感も申し分ありません。脚の構造はハの字型でしっかりと広がるタイプ。比較した直立型よりも横からの衝撃に強い傾向があり、人の足がぶつかっても転倒するリスクは少ないといえます。天板も滑りにくかったので、料理や食器が滑り落ちる心配もないでしょう。天板の素材は大半がスチール製で、焚き火の近くでも使用可能。メッシュ部分には熱い調理器具を直置きできるので、座ったまま火をいじったり食事をとったりとロースタイルで楽しむのにうってつけなアイテムです。なお、スチール製は錆びには弱く、一部のMDF素材の天板もカビが発生するリスクはあるので、雨の日の使用は極力避けたほうが長持ちしやすいでしょう。価格は約5千円(※執筆時点)とリーズナブル。比較したほかの商品には1~3万円を超える高級モデルもありましたが、こちらはサブ用として2台目の購入を考えている人にも手が出しやすい価格帯です。コンパクトで車載スペースもとりにくく、1台あると何かと便利なサイズなのでぜひ候補に入れて検討してみてくださいね。
snow peak ワンアクションテーブルロング竹
ワンアクションテーブルロング竹は、テーブルの上で調理したいときや重いキャンプ用品を置くのに適しています。比較した商品のなかでも安定性が高く、太い脚がX字に開きどっしりと天板を支えます。「端にものを置くとぐらつく」という口コミがありましたが、実際に安定性の検証でダッチオーブンをのせても、たわみ・軋みはなく横揺れも抑えました。耐熱性も良好で、直接熱いものをのせても変形や変色は起こりませんでした。水分が染み込みにくい耐水性も備えています。2枚の天板は固定棒のサポートにより隙間なく開くため、掃除がしやすいのもうれしいポイントです。設置方法は折りたたみ式。天板と脚が連動する独自の開閉システムを搭載しており、設置・片付けに手間がかかりません。しかし、「重さが気になる」という口コミのとおり、重量が13kgもあるのは難点。比較したほかの商品には4~6kg程度のものもあったため、持ち運びには力が必要でしょう。脚の高さが調整できないシンプルな作りにも、物足りなさを感じそうです。軽さやあらゆる座り方に対応する汎用性も重視する人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
オガワ ロールテーブルLは、テーブルに小物を収納しておきたい人におすすめ。目を惹いたのは、天板の下にセットできるメッシュ素材のラックや両サイドのスチールハンガー。食器やキッチンツールなどを入れておけば、調理や食事の際にすぐ道具を取り出せます。比較したほかの商品にラックつきのものは少なく、機能性の高さが光りました。高さを40~60cmの間に調節できるのも注目ポイント。無段階で調整できるので、サイトに傾斜があるときも並行を保ちやすいでしょう。加えて、脚の長さはレバーで簡単に変えられました。比較したボタン式やスクリュー式よりも手間が少なく、シーンに合わせて楽に調整できますよ。天板の強度も十分。比較した商品にはダッチオーブンを置くとたわむものが多かったなか、たわみは見られません。八の字に広がった脚と天板の重さのバランスがよく、ぐらつかず安定感もありました。ダッチオーブンをずらしても傷つきにくいうえ、水が染み込みにくいのもメリットです。組み立て式でパーツは5個と少し多めですが、組み立て自体は簡単で直感的に作業できます。重量は7kgと持ち運ぶにはやや重たい点は気がかりですが、便利なラックつきなのは大きな魅力。収納力もほしい人は、ぜひ検討してみてください。