今回検証したVERSOSのVS-AK160Sは、機能面を重視する方にはおすすめできません。4時間の充電でわずか1.5時間しか再生できず、バッテリー性能に劣ります。加えて動画配信サービスに対応しておらず、防水機能も付いていません。お風呂やキッチンの水回りで使用したい方には不向きでしょう。また、肝心の画質においても映像の精細さに欠け、全体的に青白く映ってしまいました。さらにスピーカーが本体の背面に位置しており、若干音声がこもり気味。通常のテレビ視聴と比較すると、快適な視聴は望めません。一方、録画機能が付いている点は評価できます。しかし、より多機能で快適に視聴を楽しみたい方は、他の商品もチェックしてみてくださいね。
今回検証したシャープの2T-C16APは、お風呂やキッチンなど場所を問わず使いたい方におすすめです。防水性能は一時的な水没まで耐えられるIPX7で、水回りで使用しやすいのが魅力。バッテリー性能にも優れ、4時間充電すれば約3.7時間の再生が可能です。加えて重量も1.36kと軽く、持ち手が付いているのもポイント。画像についてはやや暗さを感じるものの、視聴自体に影響はなし。映像処理能力が高いうえに、視野角が広い点も好感が持てました。さらにスピーカーが本体の前面に位置しているので、音がこもりがちなお風呂でもストレスなく視聴可能です。映像の暗さが惜しいところですが、使いやすさ・性能どちらもバランスよく兼ね備えています。視聴場所を選ばず、快適に使用したい方は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
今回検証したダイニチのWPTH1100は、旅行など外出先で使用したい方におすすめです。バッテリー性能が高く、3時間半の充電で3時間半ものあいだ再生できます。画面が白みがかる点・視聴角度による画面の反射が惜しいものの、高解像度で画質もクリア。移動先でも十分快適に綺麗な映像が楽しめるでしょう。一方、録画機能や映像配信に非対応なのがマイナスポイント。加えて防水性機能も搭載していないので、お風呂場などでテレビ視聴を楽しみたい方には不向きです。音質の面でも使用上は問題ないですが、若干音がこもるのも気になります。映像処理・バッテリー性能に優れていますが、防水機能・音質にこだわる方は他の商品もチェックしてみてくださいね。
Superbe 14インチ フルセグ対応 ブルーレイプレーヤー
今回検証したアグレクションのSU-14FPBは、機能面にこだわりたい方にはおすすめできません。録画機能が付いていないうえ、防水・動画配信にも非対応。また5時間の充電に対し、2時間程しか再生できないのもデメリットです。ブルーレイやDVDは視聴できますが、付加価値機能は若干物足りなさを感じます。一方、画質・音質についてはまずまず。映像はピント処理の甘さがやや気になるものの、人や物の輪郭が自然に再現されています。音質に関してもこもった感じはなく、ストレスなく視聴できました。地デジやDVD・ブルーレイ視聴のみなら十分といえるクオリティです。より快適に映像を楽しみたい方や、機能にこだわりたい方は、他の商品もチェックしてみてくださいね。
今回検証したパナソニックのプライベート・ビエラは、快適に映像を楽しみたい方におすすめです。画面全体が白みがかっていて点は若干気になるものの、画質はクリアで繊細。コントラストのバランスもよく、発色も自然でした。また、音質においても通常のテレビと変わらないクオリティです。さらに、機能面においても申し分ありません。防水性能IPX7を備えているうえ、動画配信サービスにも対応。500GBのハードディスクを内蔵しており、録画した映像をスマホで持ち出すこともできます。裏番組を録画できるなど便利な機能が満載です。どの角度からみても大きな欠点がほぼ見つからない、優秀なポータブルテレビです。映像のキレイさ・性能の両方にこだわりたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。