ニトリのLEDソーラースポットライトは、まぶしくない電球色のスポットライトで庭先や通路を照らしたい人におすすめ。目にやさしい色ですが、照度は実測値で16ルクスと周囲をパッと照らせるほどの明るさです。差し込み型は平均10.9ルクス、置き型は平均3.5ルクス(※執筆時点)と控えめだったのに対し、防犯対策にも使える明るさでした。点灯時間も長く、5時間の充電で23時間11分も連続で点灯し続けられました。検証では3時間ほどで消灯するものも多くあったのに対し、本品は二晩近く明るさが持続します。帰宅が遅くなることが多い人も使いやすいですよ。防水性能も十分。スペックと同じIPX3の基準に則って5分間シャワーの水をかけてみても、問題なく点灯しました。多少の雨であれば、故障の心配は少ないでしょう。設置の自由度が高いのも魅力です。地面への差し込み・ネジ止めの2通りが選べるうえに、上下左右の首の角度調整にも対応しています。ソーラーパネル分離型のため、付属の延長コードを使えば本体とパネルを5m離すことが可能。一体型の商品とは違い、本体を日の当たらない場所にも設置できますよ。温かみのあるライトで長時間点灯できて、設置場所も選びにくいので、樹木のライトアップや玄関までの通路の安全対策など、さまざまな場所に取り付けてみてはいかがでしょうか。
アイリスオーヤマ ガーデンソーラーライト GSL-P1Wは、手頃な値段で通路を長時間やさしく照らしたい人におすすめです。値段は税込898円(※執筆時点・公式通販サイト参照)ですが、基本性能は優秀。実際に曇天の明るさで5時間充電したところ、11時間40分も光り続けました。比較したなかには約90分しか点灯しなかった商品もあり、本品の連続点灯時間の長さはトップクラスでしたよ。「明るさがちょうどよい」との評判どおり、ほどよい明るさも魅力。平均照度は約4.1ルクスと、周囲をほんのり照らせる明るさです。傘のような形の差し込み型なので、光が下に広がりやすいのも特徴。通路をふんわりと照らしたり、庭を幻想的な雰囲気を演出したりするのに活躍するでしょう。ただ、比較したなかでは照度は低めで、全差し込み型の平均照度は平均約10.9ルクス(※執筆時点)だったため、「暗い」との口コミは否定できません。広範囲を照らすなら、複数設置しましょう。IPX3相当の防水性と自動点灯機能はありますが、ライトの色・光などは調整不可。パネル一体型で、太陽光が当たらない場所には設置できません。値段が安く、やさしい光で周囲を長時間照らせるのは強みですが、機能性を重視する人やしっかり明るい光で玄関先・庭を照らしたい人は、ほかの商品にも目を向けてみてくださいね。
MEIKEEのソーラー ガーデンライトは、庭や玄関先をおしゃれにライトアップしたい人におすすめです。ライトの色は電球色・昼白色・昼光色を無段階、光量は3段階から調整可能。ライトの向きも上下左右で自由に変えられるなど機能的です。比較した商品には、光色を変えられないものや照射方向の調整範囲が狭いものも多くあったなか、こちらは好きなようにライトアップできます。防水性が高いのもメリット。ライトに10L/分で5分散水したあとも、比較したほとんどの商品と同じく問題なく点灯し、ライト内部に水滴が入ることもありませんでした。IP66の防水性能を謳うとおり、雨にさらされても故障するリスクは少ないでしょう。「少し暗い」との口コミに反して、明るさも高評価。最大光量の設定で使った場合の照度は11.2ルクスと、比較した商品の平均値を上回りました。足元や植木をはっきり照らせるほどの明るさがあるうえ、スポットライトのように狙った場所を照らせるため、庭のライトアップにもぴったりですよ。一方「夜明けまで点灯する」との口コミに対して、連続点灯時間は短めでした。曇天の明るさで蓄電した場合は約2時間半しか点灯できず、比較した10〜20時間以上点灯し続けた商品と比べると使い方が限定的です。晴天であればもう少し点灯時間が伸びる可能性があるため、パネルの設置場所にも注意してくださいね。本商品は、連続点灯時間が短いため、分離型のメリットを活かしてソーラーパネルとしっかり日が当たる場所に設置するとともに、必要最低限の光量で使用する必要があります。防犯目的など、より明るく長時間点灯するものがほしい場合は、上位評価の商品もチェックしてみてください。
カインズのパワーLEDステンソーラーライト CHPS302Wは、玄関までの道や駐車場を明るく照らしたい人におすすめです。ライトは昼白色で、実際に明るさを計測すると25.9ルクスを記録。比較した同じ差し込み型の商品全体の平均値が10.9ルクス(※執筆時点)だったなか、本品はメーカーの謳い文句どおりパワフルな明るさを発揮しました。傘が大きく、光が下方向に広がりやすいのも利点です。時間とともに明るさは落ちていくものの、曇天下で5時間充電したところ、4時間58分にわたって点灯。23時間点灯し続けた上位商品には及ばないとはいえ、夕方5時に点灯した場合10時まで持ちます。帰宅が少し遅くても照らし続けられるでしょう。防水性能も十分です。実際にIPX3の防水基準に則って5分間散水し続けたところ、内部に水は入らず、検証後も問題なく点灯しました。公式サイトに防水性に関する記載はありませんが、多少の雨であれば故障の心配は少ないといえます。ライトの光量や照射角度の調整機能はないものの、自動点灯機能は搭載。差し込み型のため、設置方法うも地面に差すだけと簡単です。防犯や足元の安全対策をしたい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
アイリスオーヤマ サイクルハウス ACI-2Sは、強風が吹きにくい場所に設置予定でコストを抑えたい人におすすめです。実際に生地を引き裂いてみると、縦にはまったく破れませんでした。自転車が引っかかってもほつれにくいといえます。骨の継ぎ手はプラスチック製ですが、がっしりとしたハウス型。比較したガレージ型やテント型に比べると、強風が吹かない限りは問題ないでしょう。自転車が塗りにくい点もメリット。比較した商品には、自転車の上部しか守れないものもあったなか、全方位を雨や日差しからガードできました。また、水たまりができないため、雨漏りなどの可能性は低め。「湿気がこもりやすい」との口コミ同どおり換気口はないため、晴れの日は入口を開けておくなど対応しましょう。しかし、組み立てはアルミ製フレームを樹脂製の継ぎ手に差し込んだあと、ネジ止めが必要。比較したなかには差し込みだけで完了するものもあったのに対し、実際に扱ったモニターからは「パーツが多く、組み立てに時間がかかった」との声があがりました。また、ネジを止める穴の位置がズレやすく、「組み立てが簡単」との口コミには懸念が残ります。さらに、入り口の高さが138cmと低く、体が入りにくいのもネック。入口床のポールがフラットではないため、タイヤが引っかかる可能性もあります。前後両方とも開閉できますが、スムーズに出し入れしたい人には不向きでしょう。とはいえ、価格は3台用でも15,000円程度とリーズナブル。コストを気にする人は、ぜひ検討してみてくださいね。