ウエストマークのアルミレモンプレス No.5000は、絞り切るのにかなりの力が必要で、手の小さい人には片手で扱うのが難しいためおすすめできません。絞っているときに果汁が飛び散りやすい点や、バランスが悪くて自立しない点など、使いにくさが目立ちました。しかし、鳥のくちばしのような注ぎ口がついているので、絞った果汁を適量注げる点は高評価です。また、その際に種が落ちてくることもありませんでした。
検証の結果、絞りやすさでは高評価を得たものの、注ぎやすさに難ありという評価になりました。種止めがないので、注ぐ際には種を取り除く工夫をしなければなりません。果汁の注ぎやすさを重視する方にはあまりおすすめできない商品です。ただし、剣山型の新しい絞り構造は評価が高く、少ない力でたくさんの果汁を搾り取ることができます。カラーバリエーションも豊富で価格もお手頃なので、種が混ざることを気にしない方は購入を検討してみてもよいでしょう。
ジョセフジョセフ キャッチャーの購入はおすすめできません。力を入れて押し込む必要があるため、絞るのに一苦労しました。サッとレモンを絞って、料理の隠し味やドリンクに入れたくなるような手軽さはありませんでした。また、果肉に刃を刺したとき、果汁が飛散してしまう点も残念でした。また、せっかくの注ぎ口カバーも、種の落下を防ぐことができませんでした。絞りやすさ・注ぎやすさともに、より高評価を獲得した商品は多くあるので、ぜひそちらもご検討ください。
遠藤商事 業務用 両口レモン絞りは、強い力を入れなくても簡単に果汁を絞ることができるので、女性や高齢者の方など力の弱い方にはおすすめです。器具の大きさも片手で楽に持てるサイズ。手の小さい方でも難なく使えます。軽いステンレス素材だから、お手入れも簡単です。しかし、果汁を注ぐ際に液だれするので、せっかく絞った果汁を無駄にしてしまいます。種が一緒に入ってしまう点も気になるので、絞りやすさと同時に注ぎやすさも重視する方はほかの商品を検討したほうが良いです。
検証の結果、キャンドゥのグレープフルーツ&レモンしぼり器の購入は要検討という評価に。レモンの中央部分は軽い力で絞れますが、外側はとても絞りにくく果肉を削り取っているような感じです。絞った果汁もうまく注げず液だれしてしまいました。100円ショップで気軽に購入でき、果実に応じてサイズの切り換えができる便利な商品ではあります。使用頻度が低く、価格を重視したい方にとっては購入の価値ありといえそうです。しかし、絞りやすさ・注ぎやすさは重要なポイント。使用頻度が高い方は、ストレスなく果汁が絞れるほかの商品もチェックしてみてください。
オクソー シトラスジューサーは、果物の奥までしっかりと4枚の刃が刺さって、きれいに果汁を絞ることができる商品です。2つの絞り器がついているので、グレープフルーツのような大きな果物から、ライムのような小さなものまで対応します。また、とくにジュース用として大量に、さまざまな柑橘類を絞りたい人に向いています。ステンレスプレートが種と絞り汁が混じるのを防いでくれるのもうれしいポイント。容器は目盛つきで必要な分量が計れるので、正確に計りたいときにも役立ちます。