アイ・オー・データ機器 HDD-AUT4/Uは、容量不足解消や全録用に活躍するHDDがほしい人におすすめです。容量は4TBと大きく、比較した商品には非対応のものも多かった全録機能のタイムシフトマシンや、24時間録画・4K放送の録画にも対応していました。こまめに録画を消さなくても、好きな番組をたっぷり撮り溜められますよ。静音性の高さも高評価。データ転送中の稼動音は平均25.8dBと、ほとんど聞こえませんでした。比較した多くのテレビ録画用HDDと同じく、寝室に設置しても眠りの妨げにはなりにくいでしょう。「多少音はするが気にならない」との口コミにも納得です。排熱性能も高く、大容量のデータを転送し続けても本体温度は最高41℃に抑えられました。比較したポータブルタイプのHDDには50℃を超えた商品もあったなか、本商品は熱がこもりにくい傾向だった据え置きタイプ。熱による故障リスクの軽減も期待できるでしょう。機能も充実しており、使用状況がひと目でわかるLEDランプや、安定して設置できる滑り止めもついていました。比較した一部の商品にはなかった故障予測機能付きで、専用アプリからHDDの状態を定期的にチェックできるのも長所。予期せぬ故障によるデータの紛失に備えられますよ。ACアダプターが大きくコンセントを覆ってしまうのは惜しいところですが、総じて使い勝手もよいといえます。比較した多くの商品と同じく、機器をまたいで録画番組を視聴できるSeeQVaultは備わっていないため、テレビの買い替えを検討している人は要注意。しかし、静音性・排熱性能ともに優れており、故障のリスクにも配慮された魅力的な商品です。長期間の録画もできるため、ぜひチェックしてみてください。<おすすめな人>レコーダーの容量不足を解消したい人録り逃しを防ぎたい人静かで故障しにくいHDDがほしい人<おすすめできない人>テレビの買い替えを検討している人
バッファロー HD-PCGU3-Aシリーズ HD-PCG1.0U3-BBAは、手軽にデータのバックアップをしたい人におすすめです。転送速度は速く、ベンチマークテストでは読み込み速度が平均139.22MB/s・書き込み速度が平均138.54MB/sを記録。比較した全商品の平均である読み込み速度136.60MB/s・書き込み速度133.39MB/s(※2025年4月時点)を超える良好な結果でした。実使用時の速度もスピーディ。実際にデータの転送を行ったところ、5GBの画像・動画ファイルは平均44.00秒・16GBのゲームデータは平均157.3秒と短時間で作業は完了しました。1分半ほどあれば、スマホの画像ファイル3,200枚分を転送できる計算です。転送時の待ち時間が少なく済むのはうれしいですね。「スマートツインズ ブートエディション」採用により、簡単な操作でバックアップができるのも強みです。比較した全商品のおよそ6割にしかなった、本体の異常を知らせる故障予測機能も搭載しています。色の違いで本体の使用状況を知らせるLEDランプもついており、パッと見ただけで異常に気づけますよ。しかし、熱がこもりやすいのは懸念点です。実際に大容量データの書き込みを30分間続けたところ、本体温度は46℃とやや高温になりました。「本体に熱がこもる」との口コミどおりの結果だったため、テレビ裏など通気性の悪い場所への設置は避けたほうがよいでしょう。転送速度の速さももちろん、バッグアップの手間を減らす機能が備わっているのは魅力です。とはいえ、上位商品には放熱性に優れた設計のものもあったので、熱による故障リスクを抑えたい人はほかの商品もチェックしてみてください。<おすすめな人>手軽かつスピーディにバックアップできるものがよい人多機能で使いやすいものがほしい人<おすすめできない人>熱による故障リスクを避けたい人
バッファロー 外付けHDD HD-NRLD4.0U3-BAは、外部の人が来る場所で使いたい人におすすめです。故障予測機能のソフトウェア「みまもり合図」を無料で利用でき、HDDの健康状態の把握が可能。故障を事前に察知しやすく、比較した故障予測機能がない商品よりデータの紛失を防ぎやすいでしょう。メーカーへの問い合わせ方法が充実しているうえ、有償の録画番組引っ越しサービスも用意。手厚いサポート環境も魅力です。盗難防止に役立つセキュリティスロットがあるのも大きな特徴。市販のセキュリティワイヤーなどと組み合わせれば、物理的に本商品を机などに固定できます。カフェや会社などで利用したい人にも心強いでしょう。加えて、落下を防ぐ滑り止めを搭載。故障や盗難、落下などの外的リスクを回避しやすく、大切なデータを管理したい人にもおすすめです。「本体がプラスチックなので熱が少し心配」という口コミに反し、発熱による故障リスクも少なめ。大容量データを30分間転送し続けたときの最高温度は42℃と、故障リスクが高まる50℃を下回りました。LEDランプで使用状況を確認できるのも利点です。ただし、ACアダプターが大きく、コンセントに挿す際にほかの穴に干渉しやすい点は注意しましょう。転送速度も良好です。実測したベンチマークスコアは、読み込みで平均184.24MB/s、書き込みで平均184.00MB/sと優秀。比較した多くの商品と同様に、高評価の基準値180MB/sを上回りました。実際に5GBの動画・画像ファイルを転送してみると30秒で完了しスピーディ。比較したなかには、16.6GBのゲームデータの転送に100秒以上かかったものもあったなか、こちらは97.3秒で終わりました。価格は2025年3月時点で13,000円前後でありながら(※ECサイト参照)、比較した20,000円を越す商品と比べても機能の豊富さや転送速度は劣りません。「大容量で転送も速く重宝する」という口コミにも納得です。とはいえ、比較したなかにはより性能に優れていたものや、独自の機能を搭載した商品もありました。セキュリティや作業効率をより高めたい人はチェックしてみてくださいね。<おすすめな人>店舗や会社で使用したい人大量のファイルの転送に使いたい人<おすすめできない人>特になし
Transcend StoreJet 25M3 TS1TSJ25M3Sは、外出先でも手軽に使いたい人におすすめです。口コミに反して転送速度は速く、ベンチマークスコアは読み込み平均136.7MB/s・書き込み平均136.21MB/sを記録。5GBの動画・画像ファイルは40.00秒、16GBのゲームデータは128.7秒で転送できました。比較した商品のなかでは素早かったので、大容量のデータ転送もスムーズに行えるでしょう。付加機能も充実しています。本体には使用状況をお知らせするLEDランプとラバーカバー付きです。比較した商品の半数以上には滑り止めなどの工夫がなかったなか、物理的な損傷による故障リスクは低いといえます。アメリカ国防省が定めたMIL規格に相当する衝撃耐性を備えているのもうれしいポイントです。熱のこもりにくさも高評価です。データ転送開始から30分後の温度は40℃でした。比較した商品のほとんどは42~47℃まで上昇したなか、発熱は抑えられています。故障予測機能がないのは惜しいところですが、価格は容量1TBで約1万円(※2025年3月時点・公式サイト参照)とそれほど高くありません。本体にはワンタッチでバックアップできるボタンがあり、こまめに保存しやすいのも強みです。専用ソフトからセキュリティの設定も行えます。高速かつ手軽にバックアップが取れるうえに、衝撃耐性があり持ち運びにも便利なポータブルHDDなので、ぜひチェックしてみてくださいね!<おすすめな人>耐久性が高くて持ち運びやすいものがほしい人手軽かつ高速でバックアップを取れるものがいい人<おすすめできない人>とくになし
東芝のHDD、MQ04ABD200は、転送スピードを重視する人におすすめです。ベンチマークテストを行った結果、読み取りは約144MB/s・書き込みは約159MB/sと好記録でした。実際にデータを転送してみても、50GBの処理に6分24秒・100GBは12分49秒とスピーディーです。今回検証したHDDと比べても、効率よくデータ転送ができる商品といえます。1GBあたりのデータ単価を算出すると、約3円でした。他社のHDDと比較しても、低価格・高性能を実現できています。平均故障時間は約60万時間と長いので、長く愛用できるでしょう。大容量データを頻繁に扱うなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。