結論からいうと、キリンラガービールは、ラガーらしい爽快感を堪能したい人におすすめです。ホップの香りと風味がしっかりと感じられ、インパクトのある苦味とのどごしが楽しめます。クセがなく飲み口は軽めなので、ゴクゴク飲めるでしょう。専門家は「苦味の強さ・全体的な味わいの骨太感がすごい」とコメント。しかし、モニターからは苦味の強さが支持されず、おいしさの評価は伸び悩む結果になりました。甘味より苦味が主張して後味にも残るため、キレもいまひとつ。飲みごたえはまずまずですが、高評価の商品に比べると香りや味わい深さが物足りないといえます。また、飲みやすさの検証では、モニターから「はじめてビールを口にする人は飲みにくいと思う」という声があがりました。苦味が強いため初心者にはややハードルが高く、ビールを飲み慣れた人向けのテイストといえるでしょう。
水曜日のネコは、熟れたバナナのような芳醇な香りを楽しめる1本です。試飲したビアジャーナリストからは「バナナに似た香りと、柑橘系のさわやかな香りが鼻をくすぐる」と好評でした。比較した商品のなかでも、甘いにおいを堪能できたビールはそれほど多くありません。香りが強くてもスパイス感は控えめなので、親しみやすいといえます。一方で、試飲したモニターによるおいしさの評価は賛否両論。口に含んだ瞬間から甘い香りが強く感じられるため、「フルーティでおいしい」「強烈な香りが苦手」など意見が分かれました。毎日ゴクゴク飲むには香りが強めですが、変わり種のビールを飲みたいときには選択肢の1つとなるでしょう。飲みやすさの評価はまずまず。甘い香りに反して味自体はさっぱりしており、モニターからは「ビールに慣れていない人でも飲みやすそう」との声があがりました。しかし口コミで指摘があったように、ビール特有の苦味や濃厚さは控えめ。よくも悪くも主張が少なく、パンチを求める人には物足りない可能性があります。料理と一緒に楽しむなら、スモークサーモンやカルパッチョなどさっぱりとしたメニューがおすすめです。甘く芳醇な香りを楽しみながら、プチ贅沢な時間を過ごすシーンにはよいでしょう。それほどクセのある味ではないので、ホワイトエールの入門としてもぴったりです。フルーティな香り・飲み口のやさしさは謳い文句どおりですが、甘い香りは好みが分かれました。晩酌向きのゴクゴクと飲めるビールを選びたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
非常に飲みやすく気づけば何杯でも飲めそうな味でしたが、そこまで大きなインパクトはなく敢えてこのビールを選ぶ理由はあまりないかもしれません。とはいえ、酸味の強い味は暑い季節にぴったり。本場のドイツビールを少しでも感じたいのなら、銀河高原ビール ヴァイツェンがおすすめです!苦味が薄く味のバランスがいいため、普通のビールが苦手な人こそ楽しめるビールと評価します。
甘味と酸味が強く感じられるため、苦味を重視する人にとっては飲み応えが感じられないビールと言えます。しかし、麦の風味と優しい甘みは飽きのこない味わいで「ホワイトビールを試してみたい!」という初心者や、「疲れた1日の締めくくりにゆっくり味わいたい!」という人におすすめです!香りと味わいに加えてホップ感も楽しめるので、サラダやマリネ、生ハムなど軽めの前菜と合わて飲むのもいいでしょう。もちろん肉料理との相性もいいので、夏のバーベキューシーンなどにもピッタリです。総合的に、苦味がなくて飲み心地の良いビールを探している人は試してみる価値あり、と評価します!