サイベックス メリオ カーボン 2023は、A型ベビーカーの購入を考えているすべての人におすすめです。特筆すべきは押しやすさ。実際に走行させたモニターからは「凸凹道も平坦な道と同じ感覚で進める」と好評でした。比較したほかの商品には凸凹の上を進みにくく感じるものが多かったのに対し、どんな道でもスイスイ進めるでしょう。小回りも利きやすく、4輪のシングルタイヤによる安定感とスムーズな動きが高評価。「段差で引っかかりやすい」との口コミに反し、16cmと大きめのタイヤが段差を楽に乗り越えました。A型ベビーカーならではの優れた安定感があり、子どもへ振動が伝わりにくいのも利点です。収納力もトップレベルで、バスケットには500mLのペットボトルが26本以上入りました。比較した商品の平均値である23本(※執筆時点)を上回る結果です。座面下にも空間があるので、たくさん荷物を入れておけますよ。コンパクトに折りたためて、重さも5.9kgと軽量。比較した全商品の平均約6.38kg(※執筆時点)を下回り、評判どおりの軽さです。持ち手つきで、持ち運びもしやすいですよ。ほとんどのパーツを取り外して洗濯機で洗えるため、手入れも簡単でしょう。シート高が51cmと高く、楽な姿勢で乗せおろしできるのもメリット。ベルトを引くだけで装着・調整できるワンプルハーネス機能も見逃せません。「ベルトの調整がしづらい」との口コミがあったものの、モニターからは「慣れれば簡単にできる」といった声が寄せられました。シートはメッシュ素材で熱がこもりにくく、汗やムレによる不快感から子どもを守れます。4段階のリクライニングやハンドルの高さ・角度調整といった機能面も充実。走行性はもちろん使い勝手も兼ね備えた本商品を、ぜひ試してみてくださいね。
ラクーナ クッション AEは、階段の昇り降りや車への乗せ降ろしが多い人におすすめです。比較したなかには9kgを超える商品もあったのに対し、本品は5.3kgと軽量。やわかい素材のフロントガードを持てるため、楽に持ち上げられます。乗せおろしもスムーズで、座面高53cmのハイシートで腰への負担が少ない設計でした。マグネット式バックルで、口コミにあったようにベルトの着脱も簡単ですよ。バスケットの収納力は、比較したなかでもトップクラス。500mLペットボトルが26本入るほど大容量で、全商品の平均23本(※執筆時点)を上回りました。間口も広く、前後どちらからでも楽に荷物を出し入れできます。両対面式で赤ちゃんの様子を見ながら走行でき、幌を下げても小窓から姿が見えるのも魅力です。押し心地も良好。実際に走行したモニターからは、凹凸道でも「ハンドルが取られることはなかった」などと好評でした。若干突っかかる場面はあったものの、安定感を損ないやすいダブルタイヤながら、比較したシングルタイヤの商品と同様に走行はスムーズです。小回りも効きやすく、通路の狭いスーパーなどでも動きやすいでしょう。座面の振動を吸収するオメガクッションをはじめ、赤ちゃんの快適性にも十分な配慮が見られました。ベースシートはメッシュ仕様で、電気あんかを10分間置いても12℃しか温度は上昇せず。高評価の基準とした13℃を下回りました。シート・マットは取り外して洗え、清潔に保てます。縫い目の溝も浅く、食べこぼしなども入りにくいですよ。ダブルタイヤゆえに地面からの振動は少し感じやすいものの、フレームはしっかりしていて段差に乗り上げてもあまりブレませんでした。ただし、ハンドルの高さ調節はできず、口コミで指摘されたように収納時のサイズもやや大きめだったので、気になる人は高評価を獲得したほかの商品も検討してみてください。
スゴカル スゴカル 4キャス エアー エッグショック HK
コンビ スゴカル4キャスエアーエッグショック HKは、長く使い続けられるベビーカーがほしい人におすすめです。実際に使ってみると、舗装された道やアスファルトはもちろん、坂道でも軽い力で押せました。小回りが利くうえに、点字ブロックの上を通っても座席への振動はほとんどありません。比較したほかの商品には、凹凸のある場所を走ると人形がバウンドしたものもありましたが、このベビーカーは人形がしっかりと固定されていました。さらに、まずまずの通気性も備えており、極端に熱がこもる心配も少ないでしょう。カゴの高さがないぶん500mLのペットボトルは9本しか入りませんでしたが、それでも十分な収納力といえます。機能性の検証では「手が小さな人にとっては扱いにくく感じそう」との声があったものの、スムーズに乗せおろしできたモニターがほとんどでした。赤ちゃんを抱っこしたまま片手で折りたためるのも便利です。パパ・ママにとってうれしい機能が充実しており、さまざまなシーンで役立ちます。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
BABYZEN YOYO2 6+は、安定した走行性を重視する人におすすめです。モニターが実際に押し心地を確認すると、フラットな道・凹凸道ともに軽快に進めました。比較したなかには押すのに力がいる商品もあったのに対し、こちらは「スイスイ動かせる」という口コミどおりです。段差も「ふらつくことなく安定して押せた」と好評。小回りが利くので狭い場所も走行しやすいでしょう。子どもの快適性も高評価。4輪ともシングルタイヤを採用しており、ダブルタイヤに比べて振動や衝撃が抑えられていました。110~140度のリクライニング機能も搭載し、楽な姿勢で過ごせるでしょう。シートマットはクッション性の高いウレタン製。電気あんかでシートを10分温めても、温度は14.6℃の上昇にとどまりました。熱が過剰にこもる心配も少ないといえます。バスケットも大きめで、500mLのペットボトルを21本収納できました。バスケット内に2本のバーがあり少し荷物が引っかかりますが、前後から出し入れ可能です。折りたたむとコンパクトになるのもメリット。「女性が持ち運ぶにはやや重い」という口コミどおり、6.2kgと重めではあるものの、ショルダーストラップつきで肩にかけて移動できます。お手入れも簡単です。比較した商品には手洗いのみのものもあったなか、こちらはキャノピーとシートクッションを外して洗濯機で丸洗いできます。一方で、レインカバーやフロントバーは付属していません。公式サイトで専用のレインカバーが別売りされているので、必要な場合は購入を検討しましょう。ベルトの着脱・調整は簡単ですが、乗せおろしはスムーズとはいえません。座面の高さが42cmと低いため、腰を大きく曲げる必要があります。「操作性に優れている」という謳い文句に違わず、押し心地がよく、全体的にしっかりとしたつくりは魅力的。とはいえ、乗せおろしやすさを重視する人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
バガブー バタフライ シート ストローラーは、B型ベビーカーを探しているすべての人におすすめです。4輪すべてにシングルタイヤを採用しており、実際に走行するとマンホールや点字ブロックなどの凹凸の上もスイスイ進みました。実際に試したモニターからは「力を入れなくてもスーッと進む」と非常に好評。ピジョンの「ビングル BB2」と比べても小回りが利くので、スーパーの通路やエレベーター内でも使いやすいでしょう。座面の高さは47cmとやや低めではあるものの、座面に広さがあるので乗せおろしもスムーズです。ベルトの着脱や調整も簡単でした。リクライニングは最大145度まで倒せるうえ、衝撃・振動も伝わりにくいので子どもも快適に過ごせるでしょう。付属のシートライナーはやや熱がこもりやすい素材ですが、通気性のよいメッシュ素材のものも別途購入できますよ。口コミどおり、36Lの大容量バスケットはたっぷり収納が可能です。空の500mLペットボトルを24本入れても、まだ空間に余裕を感じるほどでした。比較したなかには10本程度しか入らなかった商品もあったので、大きなマザーズバッグや買い出しの荷物を載せたい人にぴったり。バスケット前後の口も広く、荷物の出し入れもスムーズですよ。本体は7.3kgと口コミどおり重たいものの、たためばショルダーベルトで肩かけできて持ち運びやすい構造です。3つ折りタイプなので、コンビネクストの「AcBee plus AO」など2つ折りタイプに比べてもコンパクトにしまえますよ。シートライナー・バスケット・キャリーストラップは、洗濯機で丸洗いできて清潔を保てます。執筆時点での価格は、レインカバーつきで税込69,520円(公式サイト参照)。比較した商品は3万円以下で買えるものも多かったのに対して高価ですが、生後6か月~4歳(体重22kg)まで長く使えることを考えるとコスパは優秀といえます。走行性・収納力・持ち運びやすさを兼ね備えた頼もしいB型ベビーカーなので、ぜひ手に取ってみてくださいね。