雪印メグミルク ぴゅあは、粉ミルクを探しているすべての人におすすめです。100mLあたりの値段は27円とリーズナブル。比較した全商品の平均価格が約39.8円(※執筆時点)だったことをふまえると、家計にやさしいといえます。完全ミルクや月齢が大きい赤ちゃんなど、たくさんミルクを飲むならうれしい価格帯でしょう。粉が溶けやすいのも魅力です。実際に調乳したところ、哺乳瓶を5回まわしただけで粉が完全に溶けました。「ダマが残る」という口コミに反し、ザルでこしてもダマは見られません。比較した商品には、哺乳瓶を40回まわしてやっと粉が溶けたものもありました。対してこちらは夜間や急いでいるときに、スムーズに調乳できます。缶とフタが一体になった形状も便利です。比較した缶とフタが別々の商品と違い、片手で開閉しやすく赤ちゃんを抱っこしたままでも調乳ができます。フタを閉めるとパチンと音がなり、閉め損ねを防げるのもうれしいポイントです。「すり切りが難しい」という口コミに反し、計量もスムーズでした。計量スプーンも使いやすく、多少斜めになっても粉が溢れず哺乳瓶への移し替えもラクラクです。粉ミルクよりも先にお湯を入れるタイプのため、調乳の際には何回入れたかを忘れないようにするとよいでしょう。ただし、約300人の母乳を確かめたことがある助産師の浅井さんが試飲したところ、「喉にからみつく甘味がある」と指摘しています。少し鼻に残るにおいもあるため、混合育児にはやや不向きです。とはいえ、続けやすい価格で計量・調乳もしやすいのは大きな魅力。粉ミルク選びに迷っているなら、ぜひ購入してみてくださいね。
豊栄工業の「iiwan ファーストスプーン」は、ママ・パパが持ちやすいうえ、環境にやさしく赤ちゃんに安心して使用できる植物由来の離乳食スプーンがほしい人におすすめです。スプーン先端の幅は狭いうえ浅めのつくりで、ゴックン期の赤ちゃんでも食べやすいのが魅力。持ち手の長さは十分なうえ持ちやすいようカーブがついていますが、スプーンの付け根はやや角度がついているため水平に引き抜きにくい印象でした。手入れのしやすさでは、食洗機には対応しているものの、可能な消毒方法が不明なため手入れをしやすいとはいえません。洗ったあとに消毒までしっかり行いたいという人には不向きでしょう。
おでかけランチくん 離乳食スプーンセット(ケース付き)
リッチェル おでかけランチくん 離乳食スプーンセット(ケース付き)は、出先でも使いやすいものをお探しの人におすすめ。比較した全商品の約3割にしかついていなかったケースが付属し、持ち運びや収納時に役立ちます。先端のサイズや素材が異なる2種類のスプーンつきで、スープ用など用途に合わせて使い分けできますよ。親にとっての使い勝手も優秀で、ほしい分量をサッとすくえました。「柔らかくゴムベラのようにきれいにすくえる」との口コミどおり、先端には柔らかく弾力のある素材を使用。モニターからは「滑りにくくしっかりすくえる」といった声があがり、実際に使った6人全員がすくいやすさに満足しました。取りまわしのしやすさも上々です。持ち手はカーブ状で、「手にフィットして扱いやすい」とモニターから好印象。比較したなかには持ち手が短く持ちにくい商品もあったなか、ほどよい長さで安定感も良好です。口からも水平に引き抜きやすく、「自分で買ってみたいと思える」との声もあがりました。手入れがしやすいのもうれしいポイントです。電子レンジ・煮沸・薬液の3つの消毒方法が使えるうえ、食洗機にも対応。先端の厚みは2.0mmと厚すぎず、幅も20.9mmと狭めのつくりです。「スプーンが分厚すぎる」という口コミはありましたが、赤ちゃんの小さな口にも入れやすい形状でした。ただし、先端が2.9mmと深めなのは惜しい点です。比較したフラットなものとは違い、「スプーンの深みに離乳食が残る」との口コミのように感じる可能性も。離乳食が乗る部分も29.6mmと長めなので、離乳食初期は先端部分に乗せるなど工夫しましょう。とはいえ総合的な使い勝手は優秀。この機会に、ぜひ検討してみてくださいね。
teteo テテオ フィーディングスプーン 離乳ナビ Neo コップスプーン付
コンビ テテオ フィーディングスプーン 離乳ナビ Neo コップスプーン付は、赤ちゃんの小さな口に合った商品を探している人におすすめです。スプーンの幅は、赤ちゃんの口にも入れやすい18.8mmと幅狭で、底も浅め。比較したなかには広めで深い形状の商品もありましたが、こちらは「子どもの口に合う」との口コミどおり、ゴックン期の赤ちゃんにも無理なく使用できますよ。持ち手は長めで緩やかなカーブを描いており、実際に使用したモニターからも「ほどよい長さで持ちやすい」と好評でした。比較した大きなカーブがついた商品と比べると、口に入れたスプーンを水平に引き抜きやすく、正しく食べさせやすいのも利点です。ややスプーンの先端が分厚いため、「すくう量の調整が難しい」と感じたモニターもいましたが、困るほどではないでしょう。口コミにあるようにケースはついていませんが、月齢に合わせて使用できるスプーンが3本セットになっているのもうれしいポイントです。比較したなかでスプーン1本のみのセット内容だった商品と比べても、赤ちゃんの成長度合いに応じて長く使用できますよ。食洗機に対応しているほか、煮沸・電子レンジ・薬液とさまざまな方法で消毒できるため便利。シーンに合わせて簡単のお手入れができて、モグモグ期頃まで1つの商品で済ませられるので、ぜひ購入して試してみてくださいね。
和光堂レーベンスミルク はいはいは、粉ミルクにかかるコストをできるだけ減らしたい人におすすめです。100mLあたりの価格を計算したところ、32.2円とお手頃でした。比較した商品には50円以上するものもあったなか、こちらは家計にやさしいといえます。完全ミルクで粉ミルクの消費量が多い赤ちゃんにぴったりですよ。母乳との味わいに近いのも利点です。約300人の母乳を確かめたことがある助産師の浅井さんが試飲したところ、「ほのかに甘さがある程度でしつこくなく、後味も悪くない」「ほのかな甘さの香り」と好印象でした。「甘すぎなくてよい」との口コミどおり、自然な甘みで混合育児の赤ちゃんも飲みやすいでしょう。使い勝手も良好です。缶とフタが一体になった形状で、片手でも簡単に開閉できました。比較した缶とフタが別々の商品はフタを外す手間がかかるのに対し、こちらは赤ちゃんを抱っこしたままでも調乳ができます。哺乳瓶に粉を先に入れるワンステップ調乳のため、粉を入れた回数を忘れてもやり直しがききますよ。唯一、口コミに反して粉が溶けにくかった点は惜しいところ。哺乳瓶を20回まわしてようやく粉が溶け切り、ザルにあげるとダマが少し残っていました。比較した商品には哺乳瓶を5回まわしただけで粉が溶け、ダマも残らないものもあったなか、こちらは完全に溶け切ったか回しながら確認が必要です。2022年3月にリニューアルされ、たんぱく質のバランスなどをより母乳に近づけたとアピールしています。味わいが母乳に近く使い勝手も良好なうえ、続けやすい価格なのは大きな魅力。粉ミルク選びに迷っているなら、ぜひ購入してみてくださいね。