
マイナンバーカードの住所変更に必要なものは?暗証番号や代理人の持ち物も解説
マイナンバー(個人番号)が記載されたICチップ付きの公的身分証明証、マイナンバーカード。顔写真付きの本人確認書類としても使用できます。住所変更があった際には記載内容の更新が必要ですが、「手続きには、何を持っていけばいいの?」「暗証番号を忘れたらどうなる?」「忙しくて行けない場合は代理人でも手続きできる?」など、いざ手続きしようとすると疑問が浮かびがちです。
そこで今回は、マイナンバーカードの住所変更手続きの方法や必要書類を整理して紹介。暗証番号が不明な場合の対処法や代理人が手続きする際の注意点も詳しく解説します。事前に把握しておけば、何度も足を運ぶ手間を省いてスムーズに手続きを完了できますよ。

年間30万人以上利用する引っ越し比較サイトの運営を10年以上担当。くわえて、引っ越し・不動産領域、不用品回収、電力、通信回線、蓄電池・太陽光発電など、生活に不可欠なインフラ全般を専門としている。各領域において単なる情報提供にとどまらず、技術動向やコストメリットを分かりやすく整理し、消費者の意思決定を支援し続けている。
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マイナンバーカードの住所変更は、いつ・どこで行う?

マイナンバーカードの住所変更は、市役所・区役所など引越し先自治体の窓口で行います。引越しをした際には、自治体に転入(転居)届の提出が必要。転入日から14日以内(かつ転出予定日から30日以内)に転入手続きを行わないと、マイナンバーカードは失効します(参照:マイナポータル引越し関連手続一覧)。
マイナンバーカードは住民票情報と連動しているので、転入(転居)届の提出とカードの住所更新は同じ日にまとめて行うのが基本です。住民課などで転入届を提出した後、続けてマイナンバーカードセンターでカードの手続きをすれば一度で手続きが完了します。
なお、同日に手続きしなかった場合、転入届の提出日から90日以内に継続利用手続きを行わないと、マイナンバーカードは失効するので、気を付けてください。
マイナンバーカードの住所変更は、オンラインでできる?

マイナンバーカードの住所変更手続きは、オンラインでは行えません。引越し前の自治体への「転出届の提出」と、引越し先の自治体への「転入/転居届の提出のための来庁予約」は、マイナポータルからオンラインで申請可能ですが、「転入届」の提出と、マイナンバーカード本体の券面更新手続きは引越し先の市区町村への来庁が必要です(参照:マイナポータル)。
窓口では、カードの券面書き換えとICチップ更新を行います。引越し回数が多くカードの住所記載欄が満杯になった場合は、カードの無料再交付を申請できます。ただし、顔写真の提出が必要な場合があるため、事前に自治体の窓口に確認しておきましょう。
なお、同じ市区町村内での引越し(転居)や海外への引越し、有効な電子証明書がない場合はオンラインでの転出手続きを利用できません。
マイナンバーカードの住所変更手続きに必要な持ち物は?
マイナンバーカードの住所変更手続きでは、誰が申請するかによって必要な持ち物が異なります。以下を参考に、準備してください。なお、実務手順は自治体によって異なる場合があるので、事前に公式サイトなどで確認しておくと安心です。
本人・同一世帯の家族が手続きする場合

本人や同一世帯の家族が手続きする場合は、以下の準備が必要です。
- 本人が手続きする場合の持ち物
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳用暗証番号
- 同一世帯の家族が手続きする場合の持ち物
- 本人・代理人それぞれのマイナンバーカード
- それぞれの住民基本台帳用暗証番号
- 代理人の本人確認書類
家族分をまとめて手続きする際は、各自のカードと暗証番号を事前に確認して持参しましょう。なお、15歳未満および成年被後見人は、本人による手続はできません。法定代理人が代行して手続きする必要があります。
法定代理人が手続きする場合

法律によって代理権(本人に代わって特定の法律行為を行う権限)を持つと定められた法定代理人(親権者・未成年後見人・成年後見人)がマイナンバーカードの住所変更手続きを行う場合に必要なものは以下のとおりです。
- 法定代理人が手続きする場合の持ち物
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)
- 法定代理人の本人確認書類
- 代理権を確認できる書類(戸籍謄抄本など)
暗証番号は本人が記載して封をした状態で代理人に預ける形が一般的ですが、自治体によって実務が異なります。
任意代理人が手続きする場合

任意代理人(法定代理人以外の代理人)が本人に代わって手続きを行う場合には、本人からの委任状が必要です。
- 任意代理人が手続きする場合の持ち物
- 本人のマイナンバーカード
- 住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)
- 任意代理人の本人確認書類
- 照会書兼回答書(兼委任状)
事前に自治体窓口に連絡すると、照会書兼回答書(兼委任状)が本人宛に郵送されます。それに暗証番号などの必要事項をすべて記載して、任意代理人が持参するなどの流れが一般的です。まずは市区町村の公式サイトをチェックして、手順を確認してください。
なお、代理人による手続きの場合、自治体によっては即日手続きが完了せず、本人宛に郵送照会が行われる場合もあるので注意。事前に窓口へ電話で確認しておくと安心です。
電子証明書の再発行も忘れずに!

住所変更の手続きをすると、マイナンバーカードに内蔵されている署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書も自動的に失効します。継続して使うためには、再発行が必要です。マイナンバーカードの住所変更とあわせて、手続きを行いましょう。
署名用電子証明書(英数字6〜16文字)は、eTAXなどで電子文書への電子署名に使用。利用者証明用電子証明書(数字4桁)は、マイナポータルへのログインや、住民票などのコンビニ交付の暗証番号として使用するものです。e-Taxや各種オンライン申請で電子証明書を使っている人は、再発行を忘れるとサービスが使えなくなるので注意してください。
電子証明書の最新仕様や再発行に関する詳細は、デジタル庁の公式ページで確認できます(参照:デジタル庁 マイナンバーカード・電子証明書について)。
マイナンバーカードの住所変更でよくある質問
マイナンバーカードの住所変更を行うにあたって、よくある質問に回答します。困ったときの参考にしてください。
手続きしないまま90日をすぎてしまったらどうすればいい?
また、この場合、カードの発行は有料となります。費用は、カードと電子証明書あわせて1,000円(電子証明書不要の場合は800円)、早期発行を希望する場合は特急発行として2,000円(電子証明書不要時は1,800円)です。余計な費用をかけないようにするためにも、90日以内に手続きしましょう。
暗証番号を忘れても、手続きできる?
マイナンバーカードの暗証番号(住民基本台帳用暗証番号)を忘れた場合や、3回連続で誤入力してロックがかかった場合は、窓口で初期化(ロック解除)と暗証番号の再設定ができるので安心してください。
ただし、この手続きを行うには、原則として本人が窓口に赴き公的身分証明書を提示する必要があります。代理人による手続きを希望する場合は、自治体によって条件や必要書類が異なるため、事前に市区町村の窓口へ確認しましょう。







































