ロールカーペットのおすすめ人気ランキング【2025年】

踏み心地や快適性に大きく関わるパイルの形状。廊下や階段など移動がメインの場所に敷くなら、適度な硬さで歩きやすいループパイルがベターです。

一方、快適性や心地よさが重要視されるリビングや寝室には柔らかい触り心地が魅力のカットパイルがおすすめ。来客者の目に入る応接室には、立体的な柄が映えるカット&ループパイルを選んでみてもよいでしょう。

上記はあくまで目安なので、自分の好みに合わせて検討してみてくださいね。

ロールカーペットは織り方によって機能や見た目が変わります。また、産地や製法によって細かく種類分けされていますが、織りのクオリティや耐久性を重視するなら機械織り（ウィルトン）を選びましょう。

イギリスのウィルトンではじめて作られたウィルトン織りが有名で、美しい柄が多く、耐久性の高さが特徴。価格は上がりますが、優れた機能性を実感できます。

一方、タフテッドカーペットはミシン針でパイル糸を刺して製造する刺繍カーペット。ウィルトンの約30倍ものスピードで生産することができるので価格も大幅に下がります。一般家庭にも普及していますが、裏地を貼っているため通気性があまりよくないことと、接着剤の劣化で粉になって出てきてしまうことには注意が必要。

双方のメリット・デメリットを知ったうえで選びましょう。

ロールカーペットに使われる素材にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を確認して、使用場所や予算に合わせて決めましょう。

個人用だけではなく、オフィスや商業施設で使用することも多いロールカーペット。

高層建築物・地下街・複合防火対象物で絨毯を使用する場合、防炎加工がついた「防炎物品」の使用が義務付けられている（参照：東京消防庁）ので注意しましょう。

また、商品によっては、防ダニ・抗菌・防汚加工など衛生面に関わる機能が備わっているものも。毎日触れるものだからこそ、気になる人はチェックしてみるとよいでしょう。

サイズごとに価格が決まっている既製品のラグと比べて、価格を把握しづらいロールカーペット。カタログを見ても平米単価のみの記載でおおよその価格しかわからないため、ある程度商品が固まったら、業者や販売店に依頼して現場を調査してもらってから、正式な見積を依頼しましょう。

必要な材料費が明確になるだけでなく、施工費や配送費など、実際にかかる費用がわかります。1度敷いたらしばらくは買い換えることがないアイテムなので、慎重に注文しましょう。