PC・PS4・PS5に対応し、高度な機能を搭載した上級者向けのハンコン、Thrustmaster(スタストマスター) T248。「実車のようなリアルな感覚がある」と評判です。しかし、「ハンドルの操作感がゴリゴリしている」「FFB機能が足りない」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のロジクールやThrustmaster T300RS GT Editionとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ハンコン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
速度が上がるにつれてハンドルの重みが増すのもリアル。重くても操作性は損なわず、初心者でも楽しめるでしょう。比較した商品では少数派だった、FFBの3段階調整に対応しているのも魅力です。「FFB機能が足りない」との口コミに反し、最高レベルではほどよい強さがあり、「砂利や縁石に乗ったときの再現性は非常にリアル」と好評でした。
機能も充実しており、ブレーキの圧力は4段階で調整可能。ホイールの中央には25種類もの動作ボタンがあり、ボタンを組み合わせてコマンドをプログラムできます。比較したなかでは珍しくディスプレイも搭載されているため、ゲーム中や設定時に動作状況もわかりやすいですよ。
唯一気になったのは、比較した大半の商品が日本語での説明書つきだったのに対し、英語表記のみだった点。操作は説明書を見なくても直感的に行えるものの、ボタンの意味や設定は調べる必要があるでしょう。とはいえ、PC接続はUSBケーブルを繋げるだけと簡単で、クランプ固定式で安定感も良好です。実際に試すと、20分ほどで設置が完了しました。
値段は税込49,800円(※公式サイト参照・執筆時点)と高価格帯ですが、対応機器はPC・PS4・PS5と幅広く、様々なゲームを実車感覚で楽しめます。「ハンドルの操作感がゴリゴリしている」との口コミに反し、操縦のリアルさを追求したい人にはまず検討してほしい一台です。英語の説明書に抵抗がないなら、ぜひチェックしてくださいね!
ハンコンを使うメリットは、実際に自動車を運転しているような体験ができるだけではありません。パッドコントローラーよりも操作性が大きく向上し、ステアリングやブレーキ・アクセルの細かな調整ができるのも魅力のひとつです。加えて、FFB(フォースフィードバック)機能が搭載されていれば加速時の重みなど、よりリアルに体感できますよ。
今回ご紹介するThrustmaster T248は、FFBを3種類搭載したモデル。汎用性に優れた高度な機能を豊富に備え、初心者向けのホイールから始めたあと、スキルを向上したいと考えているすべてのゲーマー向けに開発されました。
販売元のThrustmasterは、30年にわたりステアリングホイールやコントローラーなど、ゲームの周辺機器に携わってきたメーカー。取り扱うハンコンはリアル志向が強く、実際の運転感覚に近い状態でプレイできるのが特徴です。カスタマイズ機能も豊富でこだわりが強い上級者にも向いていますよ。
ハンドルの真ん中には、PSマークが描かれ、PlayStation 5とPlayStation 4の公式ライセンスを取得しています。PCとも互換性があり、幅広いゲームに対応。また、Xbox・X360に対応したバージョンも別に販売されています。
ハンドルの駆動方式は、ギアとベルト両方を使うハイブリッドシステムを採用。ベルトの駆動部分がないギアドライブのみのハンコンより、摩擦や直感に反する感覚が起こりにくい仕組みです。メーカーは前作T150より最大70%パワフルになり、レース場で優位に立てると謳っています。
ハンドルには25個の動作設定ボタンを搭載しており、ゲームに合わせた設定が可能です。ギアチェンジはH.E.A.R.T磁気技術を搭載した磁気パドルシフターを採用し、高速なギアシフトができるように工夫。操縦エラーも起きにくいよう考えられています。摩擦がない非接触システムのため、激しいゲーム操作も長期的に楽しめるでしょう。
本体はUSBで対応機器と接続し、ハンドルの設置はクランプ固定方式。ペダルセットには、クラッチペダル・アクセル・ブレーキの3つが配置されています。ペダルは4種類の圧力モードを搭載していますよ。
ハンドルサイズは幅275×奥行き260×高さ280mm、重量2,700g。ペダルサイズも幅300×奥行370×高さ210mmで重量3,000gと、パワフルなゲーム操作に応えられる重厚感あるつくりです。
ホイールの外側部分はレザーラッピングされ、ペダルセットの台にも細かな細工がされているなど、高級車を思わせる雰囲気。ブラックのハンドルに赤いラインがアクセントになったデザインは、ハンドルを戻すときの目安にもなって便利ですよ。
なお、購入時は以下の付属品が同梱されています。
<付属品>
今回はThrustmaster T248を含む、ハンコン全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、操作のリアルさの検証です。
レースゲームを普段からプレイしているゲーマー5人で実際にハンコンを使用し、「Assetto Corsa Competizione」をプレイ。ステアリングのリアルさやペダルの踏み心地などに注目して、快適にプレイできるか評価しました。
実際にゲームをしたゲーマーは、全員がリアルな操縦感に満足と回答。「実車のようなリアルな感覚がある」という口コミ同様の意見が多く、比較したなかでもトップクラスの評価を獲得しました。モニターからは、「さまざまな車種・コースで臨場感あふれる走行体験を楽しめる」などの声が聞かれています。
ハンドルは実車のような重さ・操作感を忠実に再現できており、実際に車を運転しているモニターからも「目を引くリアルさ」と好評でした。比較したなかにはハンドルが軽くリアルさに欠ける商品もありましたが、十分な回転角度と重厚感で実際にレースしているような感覚が得られますよ。
ハンドルの抵抗や振動を表現するFFBも、「物足りない」という口コミとは異なり優秀。モニターからは「砂利や縁石に乗ったときの再現性が非常にリアル」と好評でした。「ハンドルの操作感がゴリゴリしている」という口コミと同じ指摘をした人もいません。
ペダルの角度もちょうどよく、実際のレーシングカーのように踏み込めます。比較したところ、本商品のようにペダルが床と垂直に近い角度の商品はリアル感が得られやすい傾向がありました。ブレーキ・アクセル・クラッチのいずれも実物のような重さで、細かな部分まで配慮が感じられます。
<ハンドリングのリアルさ・ペダルの踏み心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
より快適にプレイできるような機能が搭載されているかチェック。ハンドルの回転角度・ペダル調節可否なども確認しました。
機能性は充実しており、自分にあったゲーム環境を整えられる細かな調整もできました。FFBに対応しているだけでなく、3段階で強弱を選択できるのが、比較したほかの商品にない大きな魅力です。リアルさを求める人には最高レベルがおすすめですが、自分好みに調整してゲームを楽しめます。
詳細は以下のとおりです。
ハンドルの回転角度は900度と広め。真ん中には25種類もの動作設定ボタンがあり、ボタンを組み合わせてコマンドをプログラムすることが可能です。ペダルはブレーキの圧力を4段階に調整できます。ただし、かなりスプリングが硬いので、調整する際はペンチなどの器具を用意するとよいでしょう。
また、ディスプレイがあるのも比較したほかの商品にはあまりない特徴です。RPMやベストラップタイムなどが表示され、ゲーム中の気分を盛り上がるでしょう。調整や設定の動作状況もわかりやすいですよ。対応機器もPC・PS4・PS5と幅広く、様々なゲームで遊べます。
最後は、設定の簡単さの検証です。
実際にハンコンを箱から出して、PCでプレイできるように設置。説明書のわかりやすさ・ソフトの導入などに着目して、プレイまでにどのくらい手間がかかるか評価しました。
とはいえ、配線はやや多めながら、繋げる場所はすぐに把握できました。PCへの接続もソフトのダウンロードが必要なく、USBケーブルを差し込むだけで簡単に使えます。20分ほどでプレイ可能な状態にできたので、初心者でもセッティングは可能でしょう。
ハンコンを机にしっかりと固定できるクランプ固定方式を採用しているのもポイント。比較した吸盤固定方式の商品より設置の際に力は必要になりますが、安定感があり操作性を損ないにくいですよ。
FFB機能 | |
---|---|
ハンドル回転角度 | 不明 |
良い
気になる
タイプ | ハンドルコントローラー |
---|---|
接続方法 | USB |
ハンドル重量 | 2700g |
デッドゾーン調節機能 | 不明 |
XInput・DirectInput両対応 | 不明 |
ボタンアサイン機能 | 不明 |
振動機能 | 不明 |
リニアリティ調節機能(ハンドル) | 不明 |
リニアリティ調節機能(ペダル) | 不明 |
オーバーヒート防止機能 | 不明 |
自動補正 | 不明 |
シフター付き | |
ハンドル幅 | 280mm |
ハンドル奥行 | 300mm |
ハンドル高さ | 280mm |
ペダル幅 | 300mm |
ペダル奥行 | 370mm |
ペダル高さ | 210mm |
ペダル重量 | 3000g |
モード | 不明 |
ハンドルボタン数 | 不明 |
保証期間. |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
48,213円
(最安)
販売価格:58,801円
ポイント:10,588円相当
送料無料
63,504円
(+15,291円)
販売価格:64,680円
ポイント:1,176円相当
送料別
63,504円
(+15,291円)
販売価格:64,680円
ポイント:1,176円相当
送料別
64,680円
(+16,467円)
販売価格:64,680円
ポイント:0円相当
送料無料
(405,789件)
66,289円
(+18,076円)
販売価格:66,897円
ポイント:608円相当
送料無料
70,850円
(+22,637円)
販売価格:71,500円
ポイント:650円相当
送料無料
70,850円
(+22,637円)
販売価格:71,500円
ポイント:650円相当
送料無料
70,850円
(+22,637円)
販売価格:71,500円
ポイント:650円相当
送料無料
71,500円
(+23,287円)
販売価格:71,500円
ポイント:0円相当
送料無料
(988件)
71,500円
(+23,287円)
販売価格:71,500円
ポイント:0円相当
送料無料
(1,114件)
71,500円
(+23,287円)
販売価格:71,500円
ポイント:0円相当
送料無料
(10,581件)
88,290円
(+40,077円)
販売価格:89,100円
ポイント:810円相当
送料無料
89,100円
(+40,887円)
販売価格:89,100円
ポイント:0円相当
送料無料
(51件)
Thrustmaster T248は、Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場などECサイトで購入できます。販売価格は税込49,800円(※公式サイト参照・執筆時点)です。取扱店舗により値段が変動するため、購入前に比較してみてくださいね。
最後に、おすすめのハンコンをご紹介します。
初心者には、ロジクールのG923がおすすめです。FFBが高性能で、砂利や芝生などの路面の感覚やスピード感をハンドルで体感できます。ペダル裏に滑り止めがあり、思いっきり踏み込んでもズレにくいのも魅力。クランプ固定式なので設置も簡単で、購入してすぐにゲームを楽しめますよ。
中・上級者には、ThrustmasterのT300RS GT Editionがおすすめです。T248との違いは、カスタマイズ機能。ハンドル角度は270~1080度まで調整でき、ペダル位置や角度の変更にも対応しています。路面の凹凸やコーナーでのハンドルの重みがしっかりと伝わり、リアルな操縦感を楽しめるでしょう。
FFB機能 | |
---|---|
ハンドル回転角度 | 900度 |
良い
気になる
タイプ | ハンドルコントローラー |
---|---|
接続方法 | USB |
ハンドル重量 | 2.25kg |
デッドゾーン調節機能 | 不明 |
XInput・DirectInput両対応 | 不明 |
ボタンアサイン機能 | 不明 |
振動機能 | 不明 |
リニアリティ調節機能(ハンドル) | 不明 |
リニアリティ調節機能(ペダル) | 不明 |
オーバーヒート防止機能 | 不明 |
自動補正 | 不明 |
シフター付き | 不明 |
ハンドル幅 | 260mm |
ハンドル奥行 | 278mm |
ハンドル高さ | 270mm |
ペダル幅 | 428.5mm |
ペダル奥行 | 311mm |
ペダル高さ | 167mm |
ペダル重量 | 3.1kg |
モード | ステアリングモード |
ハンドルボタン数 | 15 |
保証期間. |
ロジクール TRUEFORCEレーシングホイール G923dをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
FFB機能 | |
---|---|
ハンドル回転角度 | 270〜1080度 |
良い
気になる
タイプ | ハンドルコントローラー |
---|---|
接続方法 | USB |
ハンドル重量 | 4.72kg |
デッドゾーン調節機能 | 不明 |
XInput・DirectInput両対応 | |
ボタンアサイン機能 | 不明 |
振動機能 | |
リニアリティ調節機能(ハンドル) | 不明 |
リニアリティ調節機能(ペダル) | 不明 |
オーバーヒート防止機能 | 不明 |
自動補正 | 不明 |
シフター付き | |
ハンドル幅 | 275mm |
ハンドル奥行 | 260mm |
ハンドル高さ | 280mm |
ペダル幅 | 389mm |
ペダル奥行 | 333mm |
ペダル高さ | 195mm |
ペダル重量 | 3.25kg |
モード | ステアリングモード |
ハンドルボタン数 | 13ボタン |
保証期間. |
Thrustmaster ステアリングコントローラー T300RS GT Editionをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。