前田工繊 楽々無草を検証レビュー！防草シートの選び方も紹介

前田工繊の「楽々無草」は、遮光率が十分なうえ設置しやすいのが魅力。遮光率は99.13%で、基準となる99.51%には届きませんでしたが、晴天時の昼頃を除けば太陽光をシャットアウトできるレベルです。防草力は十分で、一般的な雑草であれば成長を抑えられるでしょう。

強壮雑草の抵抗力の指標とされる目付量は241g/m2と高め。しかし、素材がポリプロピレン織布のため、不織布ほど目が細かくないのが難点です。葉先が尖った雑草は突き抜ける可能性があります。

とはいえ、紫外線劣化防止剤が練り込まれており、紫外線による劣化を防ぐ配慮がされているのは魅力。チガヤやスギナなど強壮雑草が生えにくい場所なら、長期の使用が可能です。敷きなおす手間を軽減できるのもうれしいポイント。

固定ピンが同梱されているので、別で購入する必要はありません。ピン打ちの目安になる白ライン入りなので、防草シートをはじめて使う人やガーデニング初心者にもおすすめですよ。