
【ノートパソコン高くなるってマジ!?】噂の真偽について元PC販売員がガチで解説!!今買いたいノートパソコン3商品も紹介
新生活や大学入学に向けて、「そろそろノートパソコンを買おうかな?」と思っている人も多いはず。しかし最近、SNSなどで「パソコンが値上がりするかも」という話題を聞いたことはありませんか?
はじめての人もそろそろ買い替えようと思っている人も、値上げの噂があると買うタイミングに迷いますよね…。
そこで今回は、マイベスト編集部が値上げの背景と、なぜ今が買い時なのかをわかりやすく解説!迷っている人にぜひチェックしてほしいおすすめのノートパソコンもご紹介するので、最後まで読んでみてくださいね。

筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
SNSで話題!「ノートパソコンが高くなる」って本当?

今SNSで話題になっている「ノートパソコンが高くなる」という情報、どうやら本当らしいです…。
きっかけは、大手BTOパソコンメーカーのSNS投稿やIT系ニュースサイトでの報道。これにより、「PCパーツ・部材の値上がりや円安の影響などから、製品価格も上がりそう」との考えが出ています。
これまでも円安による値上げはありましたが、今回はとくにノートパソコンの重要なパーツ(メモリ・SSD)の価格が急激に上がったのが原因。メーカー側も価格を維持するのが難しく、近いうちにノートパソコンの値上げは避けられない…というのが今の状況です。
メモリやSSDが高騰したのはなぜ?ノートパソコンへの影響は?

最近メモリやSSDの価格が一気に上がっているのには、いくつか理由があります。大きなポイントは、ChatGPTをはじめとした生成AIが一気に増えたことで、AIデータセンター向けの需要が急増したから。大手チップメーカーも、一般向けよりDRAMやNANDフラッシュ(SSDの主要部品)を大量に使うAIサーバー向けの生産を優先し始めています。
例えばMicron Technology社では、一般消費者向けのCrucialブランドのメモリ・SSD事業からの撤退を発表しました。これは、より利益率の高いAIデータセンター向けに力を入れるため。値段が上がっているだけじゃなく、そもそもモノが出回りにくくなっているのが今の状況というわけです。
さらに追い打ちで、周辺機器メーカーのアイ・オー・データ機器も、2026年1月14日から値上げを発表しました。こちらは「原材料費やエネルギー代、物流コストが上がり続けていて、価格の維持が難しくなった」とのこと。部品代だけでなく、いろんな背景が価格に影響していることがわかりますね。
こうした流れから、メモリやSSDを使っているノートパソコンも値上げの影響を受けるといわれているんです。年明け以降、PCメーカー側が価格を上げてくる可能性も十分あるので、今の価格・スペックで買いたいなら、早めの購入がおすすめですよ!
今買うならコレ!マイベストがおすすめするノートパソコン3選
【01/ASUS Vivobook S15 S5507QA-PU165W】

ASUS
ASUS Vivobook S15 S5507QA-PU165W
参考販売価格:129,000円
- おすすめスコア:★4.56(53商品中1位)
- 処理性能の高さ:★4.50
- バッテリー持ちのよさ:★5.00
- コスパの良さ:★4.45
コスパ重視ならコレ!高性能でバッテリー持ちも優秀

まずおすすめしたいのは、ASUS「Vivobook S15」。高い処理性能・バッテリー性能がありながら、ECサイトによっては10万円を切るところもあるコスパ抜群のモデル!マイベストの比較検証でも、ノートパソコンで1位を獲得しました。
AI処理に特化したCopilot+ PCで、実際の処理性能も優秀。実際にベンチマークスコアを計測してみると、重いゲームや動画編集もこなせるスペックとこれなら用途問わず使いやすい!ファイル移動・ソフト起動もスピーディで、メモリは16GBと十分な容量を備えていますよ。
バッテリー性能はトップクラスで高く、出先でも1日中使えるタフ仕様。実際に明るさMAXで動画を流しても、13時間25分連続再生できました。インターフェースも、USB Type-A/C×2口ずつ・HDMI 2.0端子・ステレオミニプラグ・microSDカードスロットと充実しているので、いろんな機器と接続できます。
15.6型とノートパソコンにしてはちょっと大きめ。ですが重量は1,442gと軽めで、持ち運びもしやすいのもいいですね。クリエイターにもモバイルワーカーにも重宝する、試してほしい1台です。
【02/Inspiron 14 5445】

Dell
Inspiron 14 5445
参考販売価格:109,600円
- おすすめスコア:★4.45(53商品中4位)
- 処理性能の高さ:★4.59
- バッテリー持ちのよさ:★4.08
- コスパの良さ:★4.32
手に取りやすい価格ながら、マルチタスクもサクサク!インターフェースも充実

Dell「Inspiron 14 5445」もビジネスや学習用途にピッタリの、コスパに優れたモデルです。約10万円という価格に対して、処理性能はかなり優秀!ベンチマークスコアの計測結果は、オンライン会議や資料作成はもちろん動画編集などにも快適な性能でした。メモリ容量も16GBあり、アプリを複数開いても動作が重くなることはないでしょう。
インターフェースも、USB Type-A×2・USB Type-C・SDカードスロット・HDMI端子・ステレオミニプラグ…と充実。授業の発表やプレゼン、古いプリンターなどにつなぐときにも困ることはない印象です。
バッテリーの持ち時間は実測約6時間20分と、比較したノートパソコンのなかでも悪くありません。電源のない場所でも、ある程度の時間なら作業できますよ。
重量は1,611gとちょっと重めですが、サイズは14インチと持ち運びしやすい大きさ。安くて高性能なモデルがほしい人は候補に入れてくださいね。
【03/Surface Laptop 第7世代 13.8インチ(Snapdragon X Plus) EP2-18290】

マイクロソフト
Surface Laptop 第7世代 13.8インチ(Snapdragon X Plus) EP2-18290
参考販売価格:159,800円
- おすすめスコア:★4.43(53商品中8位)
- 処理性能の高さ:★4.51
- バッテリー持ちのよさ:★4.95
- コスパの良さ:★3.93
持ち運びやすく、外出先でも快適に作業できる。処理性能も高水準

外出先での使用が多い人は、Surface Laptop 第7世代を検討しましょう!サイズは13.8インチ・重量は1,338gの軽量モデルで、バッテリーの持ち時間も実測約11時間34分と検証トップクラス。電源のない場所でも集中して作業できるのが魅力です。
処理性能の評価も高く、ベンチマークスコアはデスクワークから画像・映像編集まで負荷の高い作業にも対応しやすいスペックでした。メモリ容量も16GBと、複数のソフトを同時に使ってもサクサク動きますよ。
インターフェースはUSB Type-A×1・USB Type-C×2と基本的なものはカバー。HDMI端子やSDカードスロットをつなぎたいなら、別途USBハブを用意してくださいね。
まとめ
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