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【プロ厳選】元雑誌編集長が2025年に買ってよかった旅行グッズ10選【アジア3週間の実戦レビュー】

【プロ厳選】元雑誌編集長が2025年に買ってよかった旅行グッズ10選【アジア3週間の実戦レビュー】

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旅行のたびに『今ってどんな旅行グッズが正解なんだろう』と悩んでいませんか?

この記事では、元モノ系雑誌の編集長・元mybest CCOの浅沼が、3週間の海外旅行をして本当におすすめだった、2025年の旅行グッズ10個を厳選して紹介します

ちょうどAmazonのブラックフライデー時期で、セールになっているモノも多め。年末年始の海外旅行を予定している人も、今から準備すれば間に合います。

"情報収集をがんばる"より、道具をちょっと更新するほうが、旅はあっさりラクになります。
2025.11.28
浅沼伊織|元マイベストCCO
ガイド

2012年に雑誌や書籍の出版を行う晋遊舎に入社。2019年にテストするモノ批評誌『MONOQLO』編集長、2020年にホンモノがわかる家電情報誌『家電批評』編集長に就任。 2021年5月よりマイベストに入社。コンテンツ制作部長を経て、新規に創設されたクオリティーコントロール部長に就任。様々なジャンルの企画書作成からコンテンツ編集までを取り仕切る。2025年8月にマイベストを退社。人生サバティカル期間として、商品レビュー、コンテンツ制作・編集からゲームやAIプロダクトの企画まで、なんでも経験中。

浅沼伊織|元マイベストCCOのプロフィール
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こんにちは、元マイベストの浅沼です

こんにちは、元マイベストの浅沼です
旅の最後は人気店巡りにも飽きて、インド・バラナシのローカルカレー屋をめぐってました。下調べなし、インドの洋服を着て

こんにちは。元モノ系雑誌の編集長で、8月までmybestのCCOをやっていた浅沼です。


旅、楽しいですよね。最新で便利な旅グッズを揃えるのは、もっと楽しい。

マイベスト退職後、心がちょっとバグってしまい、ベトナム→カンボジア→タイ→インドを3週間バックパック旅に行ってきました


なんでインド? 自分探しと、東南アジアのスーパーと家電量販店巡りをしたかったからです。


今回は、将来の不安とストレスが相まって、総額十数万円の細かな旅行グッズを買って実戦投入しました。買いすぎた。


正直、ハズレも結構あったのですが、「これはマジで助かった」「次の旅にも絶対持っていく」という良品がいくつか見つかりました。


この記事では、その生き残りギア10個だけをまとめています。次の旅の準備に、お役立てください。

① 海外旅行の変換プラグ:これ1つで全世界OK、100W出力の全部入りブロック

① 海外旅行の変換プラグ:これ1つで全世界OK、100W出力の全部入りブロック

MOMAX
変換プラグ PD 100W GaN 急速充電 全世界対応 6台同時充電(2×PD USB-C+2×QC USB-A)


参考価格:6,999円前後

→Amazonブラックフライデー:5,599円(20%オフ)

海外旅行のたびに悩むのが「変換プラグと充電器をどう持っていくか」です。久々に調べてみたら、海外旅行変換プラグまわりは別物レベルに進化していました。

今の主流は、各国対応コンセント+複数USBポート+PD対応が全部入りで1ブロックにまとまったタイプ。その中で「出力の高さ」と「信頼性」で選んだのが、海外用プラグで高評価を得ているMOMAXの最新モデルです。
Cは単ポートであれば100Wがマックス。A1・A2は18Wずつがマックス

合計100W出力で、同時使用だとUSB-C2ポートで(65W+35W)。スマホ、タブレット、ノートPC、カメラまで、旅行中の充電は基本これ1個で完結します


実際には、MacBook Air(※旅の当時はAirを使用、現在はPro M5。単ポートであれば100W充電も可能)とiPhone Air、モバイルバッテリーを同時に挿して使っていましたが、とくに“パワー不足だな”と感じる場面はありませんでした。


念のためCIOのType-Cアダプタも予備で持っていきましたが、正直ほぼ出番なし。Ankerの二股ケーブルと組み合わせると、ケーブル本数もかなり削れます。

海外のコンセントの一例。駅や鉄道、空港などでよくコンセントに出くわすので、変換プラグは必須

インドの安宿で充電中に宿全体のブレーカーが落ちた事件だけは、ちょっと怪しい思い出。インドのCタイプコンセントでは、挿したときに少しぐらつく場面もありました。とはいえ、他の国ではまったく問題なく安定して使えています。


価格はタイミングによって変動しますが、7,000円前後がひとつの目安。ブラックフライデーでは5,999円なので、迷ったら買っちゃうのがお得です。


良かった点
  1. 最大1ポート65W出力でノートPCの充電も可能
  2. USB-C×2+USB-A+AC×2の“海外旅行の持ち物がこれで済む”構成
  3. 変換プラグと充電器を1ブロックにまとめられる安心感

惜しい点

  1. 一部の国(インド)のコンセントでは差し込みがやや不安定
  2. ブレーカー落ちを一度経験しているので、電源事情の悪い宿だと少し不安
  3. サイズも価格も「最低限」ではなく、それなり

誰におすすめか

  1. 「変換プラグをあれこれ持ち歩きたくない」ミニマリスト志向の旅行者
  2. これから海外旅行用の電源環境を一気にアップデートしたい人

② 旅先用折りたたみバッグ:39gで手のひらサイズ。旅先のなんでも袋として優秀すぎるナップサック

② 旅先用折りたたみバッグ:39gで手のひらサイズ。旅先のなんでも袋として優秀すぎるナップサック

モンベル

U.L.ナップサック


参考価格:3,300円

今回のバックパッカー旅は、メインのバックパック(PeakDesign Travel Backpack 45L)+超小型サブバッグ(Aer City Sling 3 Ultra)の2つ持ち。この構成だと、「洗濯物をまとめたい」「スーパーでちょっと買いすぎた」といったシーンで“もう1袋”が欲しくなります。

探した条件はシンプルで、「できるだけ小さくたためること」と「そこそこ荒く使っても壊れないこと」。定番のエコバッグ(シュパットなど)でもよかったのですが、しっくり来ず。最近モロッコに旅した元同僚に相談して教えてもらったのが、モンベルのU.L.シリーズでした。
畳むとここまで小さくなる。39gなのでポケットにも入る

引き裂き強度の高い「シリコナイズド・バリスティック」素材で、とにかく軽くてタフ。畳むと手のひらサイズまで小さくなり、ループ付きでカラビナにもぶら下げやすい。アウトドアメーカーらしい安心して雑に使える感じがいいんですよね。


容量13Lというサイズ感が絶妙で、

  • コインランドリーまで、2〜3日分の洗濯物をまとめて運べる
  • カフェ作業用に、13インチPC+周辺小物をまとめて放り込める
  • 観光中に増えたお土産を、「とりあえず全部ここに入れる」で処理できる

と、旅行中ずっと“いい感じの余裕”を作ってくれました


カンボジアのシェムリアップでは、ローカルスーパーで飲み物とお菓子を買いすぎて、最終的にこのナップサックに全部突っ込んでホテルまで歩いて帰ってました。

タージマハル付近にて。荷物を預けなければならない場所でも、貴重品だけこれに入れて持ち運べるのが便利

帰国時、バックパックが7kgオーバーして預け荷物になったときも、精密機器(PC・カメラ・モバイルバッテリーなど)をこのナップサックに全部移して、メインのバックは預け荷物に。これは本当に助かった。


ナップサック形状なので、頻繁に出し入れする荷物だとちょっと面倒な場面もあります。あまりに便利だったので、次の旅行では同シリーズのトートも買うつもりです。


良かった点

  1. 39g・手のひらサイズで「とりあえず旅行に持っていく」ができる
  2. 13Lの容量が、洗濯・カフェ・買い物までちょうどいい
  3. PC+洗濯物+ガジェットを雑に入れても破れない安心感

惜しい点

  1. ナップサック形状ゆえ、こまめに出し入れする荷物には不向き
  2. ポケットがほぼないので、細かいものは別ポーチが必要

誰におすすめか

  1. 「バックパック+小さめショルダー」で身軽に旅したいバックパッカー
  2. 観光中に荷物が増えがちな“買い物多め”の人

③ 超薄型スマホスタンド:厚さ2.5mmでここまで上がる。オンライン会議もいける薄型スタンド

③ 超薄型スマホスタンド:厚さ2.5mmでここまで上がる。オンライン会議もいける薄型スタンド

kopek

Majextand S


参考価格:7,480円
→公式サイトブラックフライデー:5,984円(20%オフ)

少し前に、一部ガジェット界隈で流行っていた「スマホスタンドカスタム」。Majextandという極薄スタンドにMagSafeアダプタをつけて、薄くて高く上がるスマホスタンドを作る遊びです。いわゆる「MagSafeアクセサリ沼(MagSafe対応アクセサリを次々と買い揃えてしまうこと)」の入り口というやつですね。

畳んだ状態の薄さ。iPhone Airのカメラバンプとほぼ同じ高さ

僕は今夏にAndroidからiPhone Airに戻ったタイミングで自作を検討したのですが、「自作せずに最初から完成形を買ったほうが早いよな」と思って導入したのが、このMajextand S。厚さ2.5mmのMagSafe対応スタンドです。


iPhoneに貼りっぱなしでもギリ許容範囲の薄さですが、個人的にはサブバッグに入れっぱなしで必要なときだけ取り出す運用がちょうどよかったです。ズボンのポケットにも、後述するCIOのバッテリーと一緒に入ります

最大まで展開した状態。ここまで上がれば、目線はPCとほぼ変わらない

そして一番のポイントは高さ。最大約15cmまで持ち上がるので、スマホだけでオンライン会議をしても、目線がかなり自然になります。よくあるリング一体型スタンドだと、これはまず無理。おかげでタイの路上でオンライン会議に参加もできました。


もちろん着脱はMagSafeでワンタッチ。磁力も十分で、組み立ても慣れれば数秒でサッと立ち上げられます。


薄いステンレス製なので、耐久性は正直まだ様子見。ギミック的に若干不安が残りますが、今回のアジア旅行でそこそこラフに扱っても、曲がったりはしていません。

価格は高めですが、今、公式サイトでは安くなってます。「スマホスタンドもちゃんと投資していいな」と思える人なら、検討候補に入る一台です。


良かった点

  1. 厚さ2.5mmで、旅行用の“持ち歩きスタンド”として現実的
  2. 最大15cmまで上がるので、スマホだけで会議しても画角が自然
  3. MagSafeで着脱ラク&CIOの薄型バッテリーと“重ね持ち”しやすい

惜しい点

  1. ステンレス製で薄いぶん、長期耐久性が若干不安
  2. 保護用シールが少し剥がれやすく、指触りが気になる

誰におすすめか

  1. 機内やホテルのデスクで、スマホだけで会議や配信をこなしたい人
  2. PCを開かずに、ミニマム構成でリモートワークしたい旅行者

④ 極薄MagSafeモバイルバッテリー:iPhoneユーザーの今の最適解。MagSafe対応の極薄5,000mAh

④ 極薄MagSafeモバイルバッテリー:iPhoneユーザーの今の最適解。MagSafe対応の極薄5,000mAh

CIO

SMARTCOBY SLIM 5K (ブラック, ハイパフォーマンスモデル)


参考価格:5,980円前後

→Amazonブラックフライデー:4,580円(23%オフ)

結論だけ言うと、「iPhoneを一回分だけスマートに盛り増ししたい人向けの、今の最適解」というポジションです。

iPhone Airに乗り換えたタイミングで、「せっかくならMagSafe対応で、できるだけ薄いモバイルバッテリーを買うか」と探し始めました。

もちろん最初に候補に上がったのは、Apple純正のMagSafeバッテリー。ただ、価格と容量・カラー展開を考えると、今回の「薄さ重視・1回分きっちり」の条件とは少しズレると感じて、候補から外しました。


そこで絞り込んだ条件は、以下の3つ。

  • 厚さ:1cm以下
  • 容量:iPhone Airを1回フル充電できる実容量(5,000mAhクラス) 
  • 出力:理想はQi2(iPhone 15以降などで使える、最大15Wの急速ワイヤレス充電規格)対応で25Wだけど、現実的には15W以上
そこでmybestを見ました。実容量やサイズがきちんと書かれていて、スペック比較しやすい。最高。
候補だった3モデル(上からCIO、Anker、MATECH)。CIOの薄さと質感の良さが際立つ

この条件で残ったのが、「CIO SMARTCOBY SLIM 5K」「Anker 621 Magnetic Battery(MagGo)」「MATECH MagOn Ultra Slim 5000」の3つ。最終的に“質感とサイズ感”で選んだのが、このCIOです。


アルミの仕上げが美しく「Appleデバイス用アクセサリのデザインガイドラインに準拠」という文言にも納得。正直、CIO=プラスチックのイメージがあったので、いい意味で裏切られました。


厚さ8.7mmで、iPhone Airに装着してもカメラレンズ部分から少しはみ出す程度。持ったときの違和感も最小限で、MagSafeの吸着力も十分です。

横から見た薄さ。iPhone Airと重ねても、そこまで厚みを感じない

容量は5,000mAhですが、ロス込みの実容量は約3,000mAh。ほぼiPhone Air一回分と割り切れるので、「今日は一日外で遊ぶぞ」な日にちょうどいいバッテリーだと思います。
価格はおおよそ6,000円前後で推移していて、ブラックフライデーでは4,580円になっています。


なお、2024年10月以降、このシリーズは「ハイパフォーマンスモデル」「セーフティモデル(発熱を抑えた最適化版)」、さらに12月下旬発売予定ですが「Wireless 2.0(半固体系セルの安全性の高いバッテリーを採用)」も登場し、3モデルに分岐しています。今回使ったのは後のハイパフォーマンスモデルですが、安全性を重視する人は最新のWireless 2.0も選択肢に入ると思います。


良かった点

  1. 薄さ・サイズ・デザインのバランスがかなり良い
  2. 実容量ベースで“1回分きっちり”という分かりやすさ
  3. MagSafeでの装着感が快適で、旅行中も持ち歩きやすい

惜しい点

  1. Qi2 25W対応ではないのは、スペック重視派としては惜しい
  2. 5,000mAhなので「2回フル充電したい」人には物足りない

誰におすすめか

  1. iPhoneを一日ガッツリ使う日の“保険”が欲しい海外旅行者
  2. かさばらないMagSafeバッテリーを探しているミニマリスト

⑤ 手のひらサイズのネックピロー:手のひらサイズで、これで十分。空気圧調整できる旅用まくら

⑤ 手のひらサイズのネックピロー:手のひらサイズで、これで十分。空気圧調整できる旅用まくら

旅寝工房

minimalU+


参考価格:3,480円前後

→Amazonブラックフライデー:2,682円(23%オフ)

長距離フライトがあるたびに出てくる「ネックピロー要る?問題」。

今までいくつか試してきましたが、どれも決定打に欠けていました。

  • 寝心地重視の低反発系:サイズがデカくて持ち運びが不便
  • 折りたためるビニール系:肌触りがイマイチで、首元がチクチクする
  • 口で膨らますタイプ:衛生面がちょっとイヤ&単純に面倒

「一回リセットして、ちゃんと選び直そう」と思って探して見つけたのが、Amazonでレビュー評価の高かったminimalU+です。

機内にて。ポンプ一体型なので、口をつけずに衛生的に膨らませられる

収納ケース自体がポンプになっていて、ケースを取り付けてシュコシュコするだけで膨らませられます。


これ、何がいいかというと「口をつけずに手押しポンプで膨らませられる」んです。20〜40プッシュくらい必要なので少し根気は要りますが、2分あれば終わるので許容範囲。


片付けは、空気を抜いてくるくる巻いてケースに戻すだけ。空気入れ用と抜き用のバルブが分かれていて、微調整もしやすい構造です。

空気を抜いて畳めば、手のひらに収まるサイズ感

表面はコットン素材で、ビニールっぽいギザギザ感もなし。畳めば手のひらサイズになるので、機内に持ち込んでも邪魔になりません。


肝心の寝心地は、空気を少し抜いた状態に調整すると首にしっかりフィットしてくれて、「正直、これで十分だな」と思えるレベルでした。前を留められるので、ずり落ちにくいのも大事なポイント。機内では、エンジン音はさすがに残るものの、「首の支えが足りなくて起きてしまう」状態はかなり減りました。


価格は3,000円台前半が目安で、ブラックフライデーだと2,682円になっています。“とりあえず一回ちゃんとしたやつを試したい”にはちょうどいいラインです。


良かった点

  1. ケース一体型ポンプで、口をつけずに膨らませられる
  2. 表面がコットンで、機内でも肌触りが素直に気持ちいい
  3. 手のひらサイズで、持ち運びのハードルがかなり低い

惜しい点

  1. 20〜40プッシュは、それなりに根気がいる
  2. 低反発枕のような“ふわふわ感”を求める人には物足りない

誰におすすめか

  1. 「そこそこの寝心地」と「携帯性」のバランスを重視したい人
  2. LCCやエコノミーで長距離移動する機会が多い海外旅行者

⑥ 全身拭ける速乾タオル:サウナでも旅でも1枚完結。登山ブランドの大判タオル

⑥ 全身拭ける速乾タオル:サウナでも旅でも1枚完結。登山ブランドの大判タオル

Sea to Summit

エアライトタオル(Mサイズ)


参考価格:2,800〜3,000円前後

ほぼ毎日ジムのサウナに通っている身として、ずっと気になっていたのが「タオル多すぎ問題」です。

  • 体を洗うタオル
  • 汗を拭くタオル
  • サウナ中に頭に巻くタオル(サウナハットでもある)

と増やしていくと、バッグの中が一瞬でタオルだらけになります。洗濯もめんどくさい。帰りびちょびちょ。ジムのタオルサブスクも、地味にランニングコストが高い。


そんな中、アウトドア好きの元同僚に相談しておすすめされたのが、Sea to Summitのエアライトタオル。大判なのに薄くて、とにかく軽いマイクロファイバータオルです。

専用ポーチに入れれば、この通り手のひらサイズに

このタオル1枚で、
1. 身体を洗う → 絞る

2. サウナではハット代わりに頭に巻く → 絞る

3. 風呂上がりに身体を拭く
まで全部こなせます。Mサイズ(50×100cm)ですが、全身を拭くには十分なサイズ感


普段のサウナでは2枚ローテで使っていて、今回の海外旅行でも安宿+各国のローカルサウナ巡りの相棒として大活躍しました。

上:カンボジアにて。大判なので、急な雨のときは肩からかけて雨よけにもなる
下:タイのハーブサウナにて。タオル持ち込み必須の場所でも、これ1枚あれば事足りる

使い終わったら、部屋のどこかにかけておくだけで、数時間後にはほぼ乾いている速乾性。観光中は普通のタオルとして首にかけて使い、汗でびしゃびしゃになったら洗面所でさっとすすいで絞れば復活。


正直、これ1枚あるとタオルまわりのストレスがかなり減ります。


価格は2,000円台後半〜3,000円前後が目安。“普通のタオルよりは高いけど、毎日使うなら元は取れる”タイプの旅行 便利グッズです。


良かった点

  1. 「洗う・拭く・頭に巻く」を1枚で完結できる汎用性
  2. 乾きがとにかく早く、ニオイも残りにくい
  3. Mサイズが日常と旅行の両方でちょうどいい

惜しい点

  1. いわゆるフカフカなタオルの気持ちよさはあまりない
  2. 普通のタオルと比べると、単価はやや高め

誰におすすめか

  1. サウナも海外旅行もこなせる“相棒タオル”を一枚決めたい人
  2. 荷物をできるだけ減らしたいバックパッカー/長期滞在者

⑦ ノイキャン付き睡眠イヤホン:ノイキャン付きで旅用耳栓の完成形に近い一台

⑦ ノイキャン付き睡眠イヤホン:ノイキャン付きで旅用耳栓の完成形に近い一台

Anker

Soundcore Sleep A30


参考価格:29,990円

→Amazonブラックフライデー:22,990円(23%オフ)

Ankerの睡眠用イヤホン「Soundcore Sleep」シリーズの第2世代モデル。2024年に発売されたばかりの、待望の「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」搭載機です。
前作のA20(2023年発売)も優秀でしたが、ANC非搭載だったため、旅先の騒音対策としてはあと一歩でした。

そもそも「睡眠用イヤホン」というジャンル自体、かなりおすすめです。
  • 周りの音を適度にマスキングしてくれる
  • イヤホン側にアラームを仕込める
  • 睡眠導入の音楽や環境音を流せる
  • 寝る前の動画視聴から、そのまま睡眠モードに移行しやすい
普通の耳栓ではできないことが、一気にできるようになります。

自分はこれを“パブロフの犬アイテム”として使っていて、寝る前に「睡眠用イヤホン+アイマスク」をセットでつけることで、どこでも一瞬で“寝るモード”に切り替えられるようになりました。不眠気味の人には、この儀式化はわりと効くと思います。


昔はBOSEのSleepbudsを使っていましたが、装着感・マスキング性能・アプリの使い勝手がいまひとつで、初代はリコールにも。
ケースを開けたところ。イヤホン本体は非常に小さい

そこを一気に更新してくれたのが前モデルのA20でしたが、A20にはアクティブノイズキャンセリングがなかったので、旅先の「いびき問題」だけはどうしても残っていました。
今回のA30は、そこがしっかり進化。


  • ノイズキャンセリングで、隣のいびきや環境音をしっかりカット
  • 充電ケースがいびきの音量をリアルタイム検知し、マスキング音を自動調整
耳にすっぽり収まり、横向きに寝ても痛くない

バッテリーはノイキャンオン・Bluetoothオフで約8.5時間。今回の旅行では、飛行機でも壁の薄い安宿でもしっかり活躍してくれました。機内のエンジン音や周囲の物音は“完全無音”にはならないものの、「意識しなくていいレベル」までちゃんと削ってくれる感覚です。映画を見るときの音質も十分で、「旅用のメインイヤホン」としても問題なし。


A20より薄くなったと言われているものの、体感だと「A20のほうが薄かったかも?」という違和感は少しあります。とはいえ、横向きで寝ても許容範囲の装着感でした。


価格は3万円前後と安くはありませんが、ブラックフライデーでは2万円台前半まで下がっています。「睡眠への投資=翌日のパフォーマンスを買う」と考えれば、決して高い買い物ではありません。旅先で寝不足になって1日棒に振るリスクを、この価格で回避できるなら安いものです。


良かった点

  1. ノイキャン付きで「耳栓+イヤホン」のいいとこ取り
  2. いびきマスキング機能が、安宿・機内でかなり頼もしい
  3. “つけたら寝るモード”という習慣づけがしやすい

惜しい点

  1. 定価3万円前後は、睡眠ギアとしてはなかなかの投資
  2. A20から乗り換えると、薄さの体感は若干マイナス

誰におすすめか

  1. 旅先の騒音(いびき・外音)でいつも寝不足になる人
  2. 普段から睡眠の質にお金をかけているガジェット好き

⑧ 耐18kgのバッグハンガー:どんなに重いバックパックでも、床に置かないでOKになるカラビナ

⑧ 耐18kgのバッグハンガー:どんなに重いバックパックでも、床に置かないでOKになるカラビナ

GEAR AID

HERO CLIP Small


参考価格:3,300円

※Amazonでも並行輸入品を購入できますが、価格が2倍ほどに高騰しています

アジア旅行で地味にストレスになるのが、「バッグの置き場所」。


トイレ、カフェ、屋台……床はあまりきれいとは言えない場所が多いです。


そこで投入したのが、海外のEDC界隈では定番のHERO CLIP。カラビナ型のバッグハンガーです。

    バッグに常につけておけば、いつでも使える。かっこいい

    航空機グレードのアルミを使っていて、Smallサイズでも耐荷重は約18kg。大型バックパックをトイレのドアに引っ掛けても、まったく不安がありません。本体重量は約20gと軽量で、旅行の持ち物に追加しても誤差レベルです。


    フック部分は折りたたみ式で、しかも360度回転。机の厚みや椅子の形状に関係なく、「どこかしらに必ず引っ掛ける場所が見つかる」のが強みです。

    インドの列車にて。床が汚くても、前の座席にこうしてサブバッグを吊るしておける

    見た目もちゃんとギアっぽいカッコよさがあって、カバンの端にぶら下げていても悪目立ちしません。色展開もいくつかあるので、好みで選べます。


    今回の旅では、国同士の移動中はメインバッグに、観光中はサブバッグにこのカラビナを付けて、そこに折りたたんだ状態のモンベルのU.L.ナップサックをぶら下げる運用がかなり快適でした。


    弱点は、Smallサイズゆえにカフェなどにある「極太テーブルの縁」に引っ掛からないことがある点。国内メインで使うなら、ワンサイズ上も選択肢に入れていいと思います。


    良かった点

    1. 18kg対応で、大きめバックパックでも余裕で吊れる
    2. 360度回転フックで、引っ掛けられる場所の自由度が高い
    3. 見た目が“ちゃんとギア”で、常備していても気分がいい

    惜しい点

    1. Smallサイズは、厚いテーブルでは使えないことがある
    2. カラビナとしては価格が高め

    誰におすすめか

    1. カフェ作業が多く、いつもバッグの置き場所に困っている人
    2. “サブバッグ+サブバッグ的な“ぶら下げ構成”が好きなギア好き

    ⑨ 海外旅行用eSIMアプリ:1日100円から海外で通信。もうレンタルWi-Fiに戻れない

    ⑨ 海外旅行用eSIMアプリ:1日100円から海外で通信。もうレンタルWi-Fiに戻れない

    Klook

    Klook(eSIM機能)


    価格:アプリ自体は無料(eSIMは国・容量ごとに課金)

    現代の海外旅行で最初に考えるべきなのが、「通信をどうするか」。

    少し前までは、
    • - 現地SIMを空港で買う
    • 日本で海外用SIMを事前購入
    • レンタルWi-Fiを借りる
    • キャリアの海外ローミングを使う
    このあたりがメインの選択肢でした。

    今はそこに、eSIMアプリという第五の選択肢が加わっています。最新のiPhoneにはeSIM専用モデルも出ていて、各キャリアも2021年前後から対応をスタート。とはいえ「なんか難しそう」で、まだ触っていない人も多いはずです。海外 eSIM アプリを一度試してみたい人には、ちょうどいい入口だと思います。

    今回の旅では、「Klook」「Holafly」「airalo」と主要どころをひと通り試してみました。その中で、価格と手軽さのバランスが一番よかったのがKlookのeSIMです。
    左:インドでの購入画面。1日単位や容量単位で細かく選べるのが便利
    右:購入後のアクティベーション画面。QRコードを読み込むだけで設定完了

    価格設定がかなり攻めていて、たとえばタイの場合、5日間データ無制限で1,000円台前半、10日間50GBで1,000円台前半。1日だけなら数百円から試せるプランもあります。正直、「もうレンタルWi-Fiいらないよね」と思うレベルの安さでした。


    設定も、アプリでeSIMを購入 → 渡航前にアクティベート(アプリの操作に従う) →現地でその回線の「データローミング」をONにするだけ。空港に着いた瞬間から普通にスマホが使える状態になるので、かなりラクです。

    左:通信が安定していれば、現地の博物館でもGoogleレンズでリアルタイム翻訳ができる
    右:海外ではUberなどの配車アプリが必須。ドライバーとの連絡や位置確認のためにも、常時接続できるeSIMは欠かせない

    通信速度も、ある日のインド・デリーでは下り36Mbpsくらい出ていたので日常使いには十分。マップ、チャット、SNS、軽めの動画くらいなら全く問題ありませんでした。


    Klookはアジア圏のオプショナルツアー予約も強くて、タイでムエタイ観戦、カンボジアでサーカスなどもアプリからサクッと予約。送迎付きプランも多いので、「現地での細かい手配をまとめて済ませたい」タイプの人とは相性がいいと思います。


    良かった点

    1. eSIMの中でもかなり攻めた価格設定
    2. アプリの指示通り進めれば、設定で迷子になりにくい
    3. 通信速度も、日常用途には十分

    惜しい点

    1. eSIM未経験だと、最初の設定画面はちょっと緊張する
    2. データ量の選び方をミスると、途中で買い直しが必要

    誰におすすめか

    1. これまでレンタルWi-Fi一択だったけど、そろそろ卒業したい人
    2. アジア圏を中心に、複数国をまたいで旅するバックパッカー

    ⑩ 荷物を見守る位置タグ:カバンにもパスポートにも。とりあえず仕込んでおけば安心感が変わる

    ⑩ 荷物を見守る位置タグ:カバンにもパスポートにも。とりあえず仕込んでおけば安心感が変わる

    Apple

    AirTag


    参考価格:4,980円

    →Amazonブラックフライデー:4,059円(18%オフ)

    写真のキーホルダーは私物。Apple公式アクセサリー

    定番中の定番ですが、改めて「やっぱり買ってよかった」と感じたのがAirTag。今回の旅では4個セットを購入しました。


    iOS標準の「探す」アプリとの相性がとにかく良くて、世界中どこにいても、持ち物のおおよその位置が分かるのが心強いです。音を鳴らしたり、UWB(数センチ単位で位置がわかる超広帯域無線システム)対応iPhoneなら矢印で“方向と距離”まで教えてくれる精密検索も使えます。
    100均のパスポートケースに仕込んだAirTag。海外旅行の必需品

    今回の旅では、
    • メインバッグ
    • サブバッグ
    • パスポートケース
    • 財布
    にそれぞれ仕込む使い方をしていました。持ち歩くものに対しては、「手元から離れたときに通知」をオンにして移動するスタイルです。

    AirTagを拾った人向けに、タップすると連絡先が表示されるようにも設定。これだけで、紛失したときに戻ってくる確率がだいぶ変わるはずです。
    UWB精密検索で、方向と距離が矢印で表示される

    他社製の「Find My対応タグ」も増えてきていますが、UWBによる精密検索(方向と距離を矢印と振動で案内してくれる機能)に非対応のものも多め。今回は素直に純正に振り切って正解だったなと思っています。


    旅が終わってからも、バイクに仕込んだり、普段使いのバッグに入れっぱなしにしたりと、日常の安心感も普通に上がります。


    価格はApple公式基準だと1個4,980円前後ですが、ブラックフライデーでは約4,000円に。“どこにつけてもいい万能タグ”として、1〜2個だけ試してみるのもアリです。


    良かった点

    1. 世界中どこでも、“なんとなく居場所”が分かる安心感
    2. UWBの精密検索が「本当に助かる」場面がある
    3. アクセサリーが豊富で、用途に合わせてカスタムしやすい

    惜しい点

    1. 単体価格は安くないので、複数個そろえるとそれなりの投資になる
    2. Androidメインユーザーだと恩恵がほぼない

    誰におすすめか

    1. iPhoneユーザーなのに、まだ位置タグを導入していない全ての人
    2. さらにモノをよく失くす人(複数買おう)

    まとめ:旅は“根性”より“道具”であっさり快適になる

    まとめ:旅は“根性”より“道具”であっさり快適になる
    カンボジアのシェムリアップにあるアンコールワット遺跡群の一枚。今回の旅で一番良かった景色。カンボジア、最近ニュースで色々と話題だけど、めっちゃ良かったです

    今回改めて思ったのは「旅の快適さは、情報収集より先に“道具のアップデート”でテコ入れしたほうが早い」ということでした。

    • 変換プラグやモバイルバッテリーで、電源まわりの不安を消す
    • 折りたたみバッグや速乾タオルで、“荷物まわりのストレス”を減らす
    • 睡眠用イヤホンやネックピローで、「どこでも寝られる自分」を用意しておく
    • eSIMとAirTagで、通信と安全のベースラインを底上げしておく

    これだけで、同じルート・同じ予算でも体験はかなり変わるはずです。


    正直、どれも“なくても旅はできる”アイテムです。ただ、一度使ってしまうと「もう前の装備には戻りたくないな」と思うやつだけ、今回のリストに残しました。


    年末年始の海外旅行を予定している人は、12月中旬までに揃えておくと安心です。特にeSIMやモバイルバッテリーは、出発直前に慌てて買うより、事前に一度テストしておくことをおすすめします。

    この記事を読みながら「これ、次の旅の相棒にしたい」と思えるものが一つでもあれば、ブラックフライデーやタイムセールのタイミングをうまく使って、気になるものから試してみてください。

    次の旅が、少しでもラクで、ちょっと楽しくなればうれしいです。


    (編集/執筆:浅沼伊織)

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