【ローソン×オーベルジーヌ】ロケ弁大賞殿堂入りの名店監修メニュー、3品全部食べ比べてみた!【料理研究家がガチ評価】
この秋、ロケ弁業界の"殿堂入り"カレーがついにローソンに降臨です!ロンドンの香りが漂う欧風カレー専門店「オーベルジーヌ」。
「特製バターライス×濃厚カレー」の組み合わせで知られ、芸能界の差し入れとしても大人気でテレビでもたびたび話題になっていますよね!そんな気になる“芸能人を唸らせるカレー”が、なんとローソンで楽しめるんです!
今回の特集では、ローソン×オーベルジーヌ監修のコラボ商品3種を食のプロ・さわけんシェフが徹底分析!
「実際、どれが一番おすすめ?本当にオーベルジーヌの味?」を本音レビューしながら、おうちで名店気分を味わえる注目の一品をランキング形式でご紹介します。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年10月17日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
本コンテンツでは公開時点(2025年10月17日)で関東エリアで発売されている商品を紹介しています。それ以外のエリアの人は買えなかったらごめんなさい!

辻調理師専門学校フランス校を卒業し辻調グループで11年間西洋料理を教える。フランスの二ツ星(当時)レストランに勤務経験のある本格派。シェフを経て料理研究家に転身し、科学的に料理を考えて作るレシピの達人になる。2010年よりキッチンまわり評論家として毎月30品~100品の食品や調味料を実食検証を実施。モノ比較雑誌の識者で調理家電や調理器具、食品類を日本一比較し、コストコ・カルディ・無印良品・成城石井・コンビニの食品に精通している。Youtube「さわけんシェフTV」も拡大中。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
料理研究家がローソン×オーベルジーヌ監修のコラボ3商品を食べ比べ!
辻調理師専門学校で11年間西洋料理を教え、フランスの2つ星(当時)レストランでも勤務経験があるさわけんシェフ。現在は料理研究家・キッチンまわり評論家として、コンビニスイーツから冷凍食品まで、毎月30〜100品もの食品を実食検証しています。
今回は、ローソン×オーベルジーヌ監修のコラボ3商品を食べ比べ!「おいしさ・満足度・商品ごとのオーベルジーヌらしさ」を星1〜5で、総合的な満足度を下記のS〜Cでスコア付けしました。
- S:とても満足!売り切れる前に絶対食べてほしい
- A:満足!迷ったら食べて
- B:普通。好きな食べ物であれば試して!
- C:微妙。次のアプデに期待……
【ランキング発表!】ローソン×オーベルジーヌ監修のコラボ3商品の食べ比べ結果はこちら!
今回紹介するのはローソン×オーベルジーヌのコラボ3商品!店頭から無くなる前に味わってくださいね。
ではさっそく、ランキングを見てみましょう!
【1位】甘みとスパイスが追いかけてくる!「オーベルジーヌ監修 カレーまん」(¥215)
- 総合スコア:S
- おいしさ:★★★★★
- 満足度:★★★★★
- らしさ:★★★★☆
芳醇なスパイスが香る、オーベルジーヌらしいカレーまん
「オーベルジーヌ」って聞いたことあるけど、どんなお店?という人も多いかもしれませんね。実は、1987年の創業以来、ロケ弁・会議用弁当などを提供し、今では大定番となっている業界では超有名なカレー専門店。
在京テレビ局御用達で知られ、あの有名芸能人も、あの人気番組のスタッフも、現場で食べている"あの味"なんです!まさかコンビニで買えるようになるなんて……!
さっそく実食してみると‼︎
生地は厚みがありながらも歯切れよく、ふっくらもちもちとした食感です。餡はとろけるような甘さの後にスパイスがキリッと追いかけてくる、“後追いスパイシー”な展開がたまらないですね。
ひと口目はマイルドで優しいのに、次の瞬間ピリッと刺激的。まるでオーベルジーヌの計算された味わいを中華まんで再現したよう!寒い日に食べれば、一気に心まで温まるはず。

最初にチャツネのような甘みがあり、その後スパイスがグッと追いかけてきます。芳醇な香りがしっかり立ち上がり、甘口から始まり後から辛さがくる“二段構え”の味設計が見事です。
東南アジア系の香りをまといながらも、オーベルジーヌらしい深みを感じられる。コンビニのカレーまんとしては最高峰クラスですね。
【2位】リッチな味わいと満足ボリューム「オーベルジーヌ監修 チキン焼きカレー」(¥599)
- 総合スコア:A
- おいしさ:★★★★☆
- 満足度:★★★★☆
- らしさ:★★★★☆
リッチなビーフエキスとフォンドボーが効いた本格派
香ばしく焼き上げたご飯に、とろりと濃厚なカレーソースを重ねた焼きカレー。フォンドボーとビーフエキスがベースとなったカレーはレストランのような贅沢感があります。
ひと口目は玉ねぎペーストなど野菜の甘さが広がり、少し遅れてスパイスがじんわり。この“時間差スパイス”がオーベルジーヌらしさの真骨頂なんです!
オーベルジーヌの実店舗では辛さを5段階で選べるシステムがあるため、コンビニ商品とシンプルに比較するのは難しいところ。とはいえ、コンビニで買える商品としては抜群に本格的!
「今日はちょっと贅沢したい気分」というときに選びたくなる、しっかりとした味わいで家で食べても“外食気分”が楽しめますよ!

甘口スタートから、後半にかけて辛さがグッと伸びる設計。フォンドボー由来のコクとビーフの深みが絶妙で、リッチな欧風テイストに仕上がっています。
鶏肉はプリッと弾力があり、カレーとのバランスも◎。
お店の香辛料感そのまま!とまではいかないものの、完成度の高い家庭で楽しめる名店風カレー。味わいそのものの満足度は高いので、もう少しチキンに香ばしさが出れば、さらに上を狙える本格派ですね。
【3位】やさしさと上品さが両立「オーベルジーヌ監修 欧風チキンカレー」(¥430)
- 総合スコア:A
- おいしさ:★★★★☆
- 満足度:★★★☆☆
- らしさ:★★★★☆
香ばしく焼き上げた鶏肉とご飯の風味にこだわりアリ
王道の欧風カレーを楽しみたい方にはこちら。バターが香るライスに、コク深いカレーソースがたっぷりのチキンカレーです。
シンプルながらも、どこか“上品な余韻”を感じる一皿で、こちらもオーベルジーヌらしい"後から来る辛さ"が楽しめる商品です!
香ばしく焼き上げた鶏肉はしっかりとした弾力があり、煮込みすぎない絶妙な火入れ。サイズも大きめなのが嬉しいポイントです。
ご飯はバターのような風味が感じられました。パラリとした食感ながら国産表記なところも高評価。290gとそれなりの量があって、見た目以上にしっかり食べられる印象です。

甘口から後半にかけてじわじわと辛みが上がっていくオーベルジーヌらしい設計。ビーフエキスと玉ねぎペーストが効いたルーはリッチで、深みのある欧風テイストです。
鶏肉の旨みがちゃんと残っていて、香ばしさも計算通りのアクセントになっています。
全体的に上品でやさしい味わいにまとまっており、“日常のごちそう”として楽しめます。もう少しスパイスの主張があれば、よりオーベルジーヌらしさが際立ちそう。