
【鼻吸い器】冬到来!子どもの鼻水ズルズルには、“チューブ洗い不要”の電動据え置き型がシンプルに最強でした
特に、空気が乾燥してきて感染症が流行しやすくなる冬場は「前の風邪が治ったと思ったらまた鼻水!?」なんて経験をするママ・パパも多いのではないでしょうか。
小さなお子さんは自分で鼻をかめないことも多いですが、やはり垂れてきた鼻水を拭くだけでは苦しそう。そんなとき、自宅にあるとめちゃくちゃ助かるのが「鼻吸い器」です。
そこでマイベストは、鼻吸い器18商品を集めて徹底検証。
マイべマガジンでは、その検証の結果や担当者の「検証で実際見て、コレよかった!」といった情報をもとにマストバイな商品を紹介していきます。
今回のマストバイは、自宅使いにピッタリなパワフル鼻吸い器。「鼻吸い器、便利って聞いたけど本当にいい?」「買うならどれ?」と迷っている人もぜひチェックしてくださいね。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年11月14日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
「鼻ズルズルで苦しそう……」なときに便利!自宅で使うならネバネバ鼻水もしっかり吸える「電動据え置き」タイプがおすすめ
特に乳児期は鼻呼吸がメインなので、鼻が詰まると息苦しさで寝付けない・授乳が進まないといった場面も出てきます。
また、細菌やウイルスを含んだ鼻水が鼻腔に長くとどまると、風邪が長引いたり中耳炎になるリスクが高まるという話も。
そのため、鼻水・鼻づまりで受診すると、耳鼻科や小児科では機械を使って鼻水を吸い取ってくれることもありますよね。

医療機関で使用している機器のように鼻腔の奥にある鼻水まで取れるわけではありませんが、鼻の穴の近くにある鼻水を吸い取ることで息苦しさや不快感の軽減が期待できます。
ちなみに、お子さんが鼻をかめるようになる年齢は2~5歳くらいと個人差がかなり大きいので、乳児期が終わっても鼻吸い器は大活躍する可能性大。
また、小学校入学頃の年齢になっても風邪で鼻水がひどいときに使ったり、鼻炎による鼻水があって辛いときには自分で使っているというお子さんもいるのだとか。
これは、一台持っておけば数年間は使い倒せそうですね。
鼻吸い器、まず買うなら「電動据え置き」がおすすめ!

「安いしどこでも使えそうだし、まずは手動で試してみようかな」という人も多いかもしれませんが、自宅で使うなら電動据え置きタイプが断然おすすめ。
手動よりも吸引力が強い商品が多いので、ネバネバ鼻水もしっかり吸い取れるでしょう。
もし「アレルギーで年中サラサラ鼻水が……」「外出や実家に帰るときにも使いたい!」といった場合には、電動据え置きタイプをメインとして持っておいて、ハンディタイプをサブとして買うのもアリ。
ただし、どのタイプでも鼻吸い器はあくまでお家でできる一時的な対処なので「吸ってあげればだいぶ楽そうだから病院は行かなくていいかな」はNG。
鼻水にもさまざまな原因があるため、症状が悪化したり長引いたりしたら早めの受診をおすすめします。
- おすすめスコア:★4.52(1位 /18商品中)
- 吸引力の高さ:★4.98
- 吸引力の調節機能の豊富さ:★5.00
- 手入れのしやすさ:★4.50
- 扱いやすさ:★4.75
- 使用時の静かさ:★3.62
- 持ち運びやすさ:★3.25
2023年6月〜2025年7月までに製造された本製品において、誤った取り扱いをすると、窒息やケガなどの事故につながる可能性があることが判明しました。使用の際は、必ず取扱説明書に記載の注意事項や使用方法をお守りください。また、より安全に使用するために、改良部品の無償配布が行われています。くわしくはメーカー公式HP(https://support.pigeon.co.jp/notice/shupot/)をご確認ください。
マイベストの検証結果から、今回マストバイとしてピックアップしたのはピジョンの「電動鼻吸い器 シュポット」(約13,585円)。
日本の大手ベビー用品メーカー・ピジョンが手がける電動据え置き型の鼻吸い器です。
公式サイトで「耳鼻科の機械に近いパワフル仕様」と謳っており、実際にマイベストが行った検証でも「吸引力の高さ」は★4.98と高評価。サラサラ鼻水もネバネバ鼻水も素早く吸引してくれました。
マイベストの口コミでも、「これまで手動だったけど、最初から電動にすればよかった」「ズルズルも塊もしっかり吸えた」といった声が寄せられています。
さらに、「手入れのしやすさ」の評価も★4.5と高め。鼻水がチューブを通らない構造なので、使用後も洗うパーツが少なくて楽なんです!
ちなみに、マイベストが事前に行ったアンケートでは回答者が買ったことがあるブランドはベビースマイル(メルシーポット)がトップ、続いてピジョンという結果でしたが……。
人気商品「ベビースマイル 電動鼻水吸引器 メルシーポット S-504」は、「吸引力の高さ」は★4.35で、洗うパーツが6個と多いうえに毎回チューブを洗う必要あり。
検証で、吸引力の高さも手入れのしやすさもピジョンの「電動鼻吸い器 シュポット」のほうが高評価だとわかりました!
付属のノズルはやわらかいシリコン製で、赤ちゃんの鼻を傷つけにくい&鼻にしっかりフィットするのもうれしいポイント。
なお、使用可能な年齢は商品によって異なりますが「電動鼻吸い器 シュポット」は0か月から使用可能。Mサイズのノズルもあるので、小学校入学前くらいまで長く使えますよ。

鼻吸い器のなかには雑貨に分類されるものもありますが、「電動鼻吸い器 シュポット」は管理医療機器。そのため、医療費控除の対象となる可能性があります。
医療費控除とは、年間の医療費が一定額を超えた場合に確定申告で申請できる所得控除のひとつ。
対象となるかどうかは税務署の判断となりますが、条件がそろった場合に備えてぜひ領収書やレシートを保管しておいてくださいね。
18商品を比較してわかった!ピジョン「電動鼻吸い器 シュポット」がマストバイな3つの理由

理由①:吸引力は18商品中No.1!“鼻ズルズル”をしっかり軽減してくれる
理由②:面倒なチューブ洗浄が要らないから、お手入れ楽々!
理由③:赤ちゃんから大人まで使えて長期間利用可能
くわしい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、「マイベスト」の鼻吸い器検証コンテンツもチェックしてください。
理由①:吸引力は18商品中No.1!“鼻のズルズル”をしっかり軽減してくれる

そんな不機嫌なときに鼻水を吸われて、お子さんはギャン泣き&大暴れ。吸ってあげる側のママ・パパも、終わるころにはぐったり……なんてこと、ありますよね。
親子ともにストレスを減らすには、吸引にかかる時間をできるだけ短くすることが大事。
そこでマイベストは、パッケージに書いてある数値を比べるのでなく、実際に疑似鼻水を作って吸い終わるスピードで「吸引力の高さ」を比較しました!
検証では、サラサラ・ネバネバ2種類の疑似鼻水を用意して、所定の量を各商品が何秒間で吸いきれるかを計測。
その結果、「電動鼻吸い器 シュポット」は低粘度の疑似鼻水は約3秒、高粘度の疑似鼻水は約10秒で吸い取れて、「吸引力の高さ」が18商品中1位という評価に。
これなら短時間でしっかり吸えるので、お子さん&ママ・パパどちらの負担もグッと減らせるはず。
鼻の粘膜を傷つけないためにも吸引は片方につき5秒以内にとどめるのがよいとされているので、スピーディーに使えるのは負担軽減・安全性どちらの面でもうれしいですね。

なお、「電動鼻吸い器 シュポット」はツマミを回すだけで吸引力の強さを無段階調整可能。
そのため「小さな赤ちゃんに強すぎないかちょっと心配」「初めてだから弱めから試したい」といった場合も、細かく調整しながら使えますよ。

お子さんの鼻を傷つけないように鼻水を吸い取るには、無理に奥までノズルを入れようとせず「手前の鼻水を取る」という意識が大切。
思うように吸えないときも、奥に入れるのでなく角度を変えると意外と吸えることもありますよ。
「鼻が詰まってるみたいだけど鼻水がカピカピに乾いてしまって……」というときは、入浴後など蒸気で乾燥が和らいだタイミングで吸うのもおすすめです。
理由②:面倒なチューブ洗浄が要らないから、お手入れ楽々!

「電動鼻吸い器 シュポット」にもチューブがありますが、このチューブを通るのは空気だけ。
鼻に当てるノズルとチューブの間に「鼻水キャッチャー」というパーツがあって、ここに鼻水が溜まるので、チューブの中は汚れないんです。
使用後はキャッチャー部分をパカッと開けて中性洗剤で洗うだけでOK!キャッチャーは4つのパーツでできており、細かい部品が少ないので洗いやすいでしょう。
鼻ノズルの穴部など細かい部分は、必要に応じて綿棒を使うと汚れが残りにくいですよ。
「たまにはチューブも全部きれいにしたい!」という場合も、電動部以外は熱湯・薬剤どちらでも消毒・除菌可能。これなら、感染症が流行する時期にもしっかり清潔を保てそうです。
2024年1月以前は「電子レンジ除菌も可」となっていましたが、安全基準等の見直しにより2024年2月以降は電子レンジ除菌が「不可」に変更されています。(参考:ピジョン「電子レンジ除菌」不可へ表示変更のお知らせ」)
理由③:赤ちゃんから大人まで使えて長期間利用可能

実際に、子どもがいるマイベスト社員が使ってみたところ、使い勝手も悪くなく、鼻水も十分に吸引できているとの声があがりました!
<Aさん お子さん7か月>
- 奥のほうにあるズビズビしたものは病院にいかないと取れないものの、吸引力はしっかりある。夜中に鼻が詰まって寝れないときにすぐに使えて便利。コツは必要なものの、数回使えば慣れる。
<Bさん お子さん8か月>
- お手入れがとても楽!いまだに哺乳瓶消毒も続けてるので、使用後は一緒に消毒しちゃってる。吸う前は嫌がるけど、ちゃんと取れてる感じもある。ただ、若干コツは必要。
<Cさん お子さん3歳>
- 自我を持ち始めた頃からは脱走するようになったものの、今も現役で使用中。はじめ手動を使っててあまり取れなかったがシュポットに変えたら、鼻水が楽に取れるようになった。子供だけじゃなくて、たまに奥さんも使ってる。
まとめ:鼻水ズルズルなときの救世主!「使った後が面倒なんだよね」がなくなる一台です
ピジョンの「電動鼻吸い器 シュポット」は、初めて使う人はもちろん、ほかの鼻吸い器から乗り換えた人からも「こんなに便利なら早く使えばよかった!」という口コミが寄せられている“頼れる鼻吸い器”。
吸引力があるからネバネバ鼻水も吸いやすくて、しかも吸引にかかる時間も短縮できちゃうなんて、これは鼻吸いが嫌いなお子さんのママ・パパにとって救世主になる予感……!
しかも、鼻水キャッチャーはパカッと開くから、洗うのも楽だし乾きやすいのもポイント。チューブを毎回洗って「まだ中に水滴が残ってるような……」なんていつまで干しておく必要もありません。
丸みのあるやさしくシンプルなデザインで、チューブなどをすべて本体に収納すれば身近に常備しておいても生活感が出にくいのもいいですよね。
育児中は何かと忙しいので、みなさんも「電動鼻吸い器 シュポット」で鼻吸い&お手入れくらいは楽しませんか?
子どもの鼻水を吸いながら「え……コレ、花粉の時期に自分も使いたいんだけど」と思った人!実は、大人も使える鼻吸い器があるの知ってますか?
気になったら、こちらのコンテンツもぜひチェックしてみてくださいね。
(執筆/マイべマガジン編集部・都丸晴菜)
