お仕事中の腰には「バンテリン」一択!ちゃんと支えてくれるのに、目立たない、動きやすいんです【23商品中1位】
重い荷物を持ち上げたとき、長時間の立ち仕事が終わったあとなど、日常のちょっとした瞬間に腰に違和感を感じることはありませんか。
心当たりがある人は要注意。放っておくと腰を痛めてしまう可能性があります。
慢性的な腰の痛みに悩まされるようになる前に、“病院を受診する”“インナーマッスルを鍛える”といった対策を行いましょう。
ただ、効果はすぐに出るものではありません。そこで、腰への負担を軽減するアイテムとして、腰痛ベルト・コルセット(以下、腰痛ベルト)を併用することをおすすめします。
商品選びの際に重要なのは、「①腰のサポート力、②動作時のズレにくさ、③着用時の目立ちにくさ」の3点。
これを踏まえて選出したマストバイは、ヘルニアに悩まされていた編集部員の痛む腰をサポートしてくれたスグレモノです。
本コンテンツの情報は公開時点(2024年11月29日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
本記事における「腰痛ベルト」とは、腰への負担をやわらげるものを指します。腰痛を改善する効果はありません。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
最近なんだか腰の調子がよくない……そんなときのお役立ちアイテム
まずはじめにお伝えしておきたいのが、腰痛ベルトは腰の痛みを“取り除く”ものではありません。一時的に負担が軽くなっても、完治するわけではないことは覚えておきましょう。
たとえば片付けで重い荷物を持ち上げるとき、腰に違和感があると力を入れることで悪化してしまわないか不安になり、躊躇してしまいがち。
でも、腰痛ベルトを着用すれば背中側のプレートが腰をサポートして負荷を軽減してくれるので、不安を和らげることができるのです。
いまは腰に不安がないという人でも、筋肉に負荷をかけないように予防的に使うのもあり。たとえばこんなシチュエーションで試してみれば、違いがわかるかも。
- 引っ越しで重い荷物をいくつも運ぶ
- 小さな子どもと1日遊ぶ
- 連日の長時間のデスクワーク
力仕事ではなくても、腰を曲げた姿勢を取り続けることは筋肉に負荷がかかるため、腰痛ベルトを使うのは有効です。

使いすぎには注意が必要です。腰がラクだからといって腰痛ベルトをずっとつけていると、インナーマッスルの筋力が低下し、かえって腰痛が悪化する可能性があります。そのため、普段は外して、筋トレやストレッチをして姿勢の改善を図りましょう。
ただし、看護師や介護士など中腰をとる作業が多い職業で腰に負担がかかりやすい人は、日常的に使用してもよいでしょう。
本気で頼れるベルト選びには、3つのポイントが重要でした
店頭にはさまざまな腰痛ベルトが販売されていますが、どれも同じように腰を支えてくれるわけではありません。
検証の結果、腰痛ベルトを選ぶ際には「①腰のサポート力、②動作時のズレにくさ、③着用時の目立ちにくさ」という3つのポイントに合致するほど、満足度が高いことがわかりました。
それぞれの理由は以下のとおり。
①腰のサポート力:腰をしっかりサポートされていると安心できます。くわえて縦幅が短いと動きやすくてGood。
②動作時のズレにくさ:頻繁にズレを修正する煩わしさがありません。固定しやすければ修正も容易です。
③着用時の目立ちにくさ:周囲に腰痛ベルトを着用していることがバレにくいです。
今回はこの3つのポイントをクリアした、腰の違和感に対処する強い味方を紹介します。
腰痛ベルト・コルセットのマストバイ:興和「バンテリンコーワサポーター 加圧サポーター 腰用」/約3,000円
- おすすめスコア:★4.89(1位 / 23商品中)
- サポート力:★5.00(1位)
- 使用感:★4.60(2位)
- 目立ちにくさ:★4.98(1位)
「バンテリン」といえば大谷翔平選手が出演するCMでおなじみ、筋肉や関節の痛みに対処するべくパッドやゲルまで幅広いラインアップを誇るブランドです。
興和「バンテリンコーワサポーター 加圧サポーター 腰用」(販売価格:3,300円)は、「サポーター・固定タイプ」のカテゴリーに含まれる商品。誰でも気軽にテーピングの効果を体感できる「着るテーピング」であることが特徴です。
着用すると背中のプレートが腰をサポート。理学療法士にチェックしてもらったところ、そのサポート力の高さから、「腰の負担を減らせます」と高い評価を得ました。
面ファスナーで本体をV字になるように固定し、さらに左右の補助ベルトを締めることで加圧。動いてもズレることなく腰をサポートしてくれるので、外出時でも何度もズレをなおす煩わしさがありません。
他の商品と比較すると本体はコンパクトで、凹凸もあまりないデザインです。Tシャツのような薄手の洋服にも影響しにくいのは好印象。利用していることを知られたくないという人でも、職場や外出時に着用しやすいんです。
これこそ、「①腰のサポート力、②動作時のズレにくさ、③着用時の目立ちにくさ」の3点を兼ね備えた腰痛ベルト。腰に違和感がある人、腰に負荷がかかる作業を行う人は、痛みが悪化するまえにぜひ使ってみてください。
23商品を比較してわかった!興和「バンテリンコーワサポーター 加圧サポーター 腰用」がマストバイな3つの理由
理由①:巻くだけでぜんぜん違う!圧倒的なサポート感
理由②:ベルトがズレにくいから1日腰をまかせられる
理由③:スーツの下にも着用できるスマート設計
詳しい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、「マイベスト」の腰痛ベルト・コルセット検証コンテンツもチェックしてください。
理由①:巻くだけでぜんぜん違う!圧倒的なサポート感
検証では、実際に着用して、立った状態からかがんで床に置いた5kgの重りを持ち上げることで、腰を曲げた状態から元の姿勢に戻す動きをサポートできるかどうかをチェック。理学療法士も、「腰の負担が減らせます」とその効果を評価してくれました。
やってみるとわかりますが、この作業はなかなかハード。小さな子どもの抱っこやお米の購入時など、似たようなシチュエーションはたびたび訪れます。腰に違和感があったり疲れていたりして、思い切って持ち上げられなかった経験のある人なら、この頼もしさがわかるでしょう。
重要なのは"形状"だった!フィットしやすい「面ファスナー」タイプが優秀
腰痛ベルトには、バンテリンコーワサポーターのような面ファスナータイプのほかに、滑車タイプがありますが、両形状を使い比べたところ、モニターの感想は滑車タイプが「サポート力が弱く感じられた」のに対して、面ファスナータイプは「支えられている感覚があった」というポジティブなものでした。
面ファスナータイプのほうが固定力を細かく調整しやすく、腰まわりにしっかり密着させられるのも利点。ぴったりフィットしていると、腰を曲げたときにグイッと持ちあげられるような感覚を得られるんです。
その点、バンテリンコーワサポーターは背部プレートが腰の曲線にフィットするのはもちろん、テーピングと同様に体の可動域を制限することがないため、高いサポート力と装着感のよさを両立していました。

滑車タイプの腰痛ベルトは、コルセットのように強く締めあげて正しい姿勢をキープすることで、腰への負担を軽減します。
長時間の座り仕事・骨盤のずれ・反り腰などによる姿勢の悪さが腰の負担の原因なら、滑車タイプを検討してみてください。
動きやすいのに、キツくない。モニターからも好評でした
検証に参加してくれたモニターからも、装着感や動きやすさに対して前向きなコメントが出ました。
【装着感についての感想】
どの体勢をとっていても痛いと思うことはなくて使いやすかったです。(20代男性)
- かなりしっかりとベルトをキツく締めたつもりでも、何も装着していないような締め付け感のなさでした。(20代女性)
- 歩く・背伸びをするに関しては問題なく、圧迫や締め付け感はありませんでした。(40代男性)
【動きやすさについての感想】
- 幅が非常にコンパクトなので体の前後の動きも妨げません。(20代男性)
- どんな動きでも対応でき、何も不満は感じませんでした。(30代女性)
- ただサポートをしてくれるだけで悪さはしないので、着けやすい商品だなーと感じました。(30代女性)
他の商品と比べて縦の幅が狭くコンパクトだったことも、体を自由に動かしやすくて高評価となった要因といえます。
ただ、人によって「締め付けが気になります」というコメントもあったため、食事中などは外したり緩めたりするのがおすすめ。就寝時も、呼吸を妨げたり血行不良を起こすリスクがあるため、基本的には外しましょう。
理由②:ベルトがズレにくいから1日腰をまかせられる
面ファスナーで固定する腰痛ベルトは、1日の活動をとおしてどうしてもズレて緩みがちです。しかし、バンテリンコーワサポーターはお腹の部分を覆うようなV字型の形状により、安定したズレにくさを実現しています。
補助ベルトを真横に固定する商品は動くとズレてしまいがちだったのに対して、バンテリンコーワサポーターは体をひねってもズレることなし。荷物運びや子どもの相手といった体を動かす際のサポートとしても実用的といえるでしょう。
もちろん、絶対にズレないというわけではないので、運動時など加減は必要です。
商品によっては「伸縮性がない」「固定位置がわからない」などの理由から、着用がむずかしいものもありました。
この点も、バンテリンコーワサポーターは「ノールックで着用」「力を入れなくても固定できる」と好評。
【着用しやすさについての感想】
- マジックテープで止めるだけでつくりもシンプルなので着けやすいです。(20代男性)
タグに「上」「内側」と明記されており、着用の向きに迷うことがありません。(20代女性)
上下のタグが右についているのとカーブがUの字になっているので、迷いなくセットできて好感。(50代女性)
外出先でズレてしまっても、簡単に締めなおせます。
なお、最適なサポートを受けるにはベルトのサイズが体にあっていることが重要です。胸と腰のあいだでいちばん細い場所の胴囲を測ったうえで、メーカーの提示しているサイズと見比べましょう。本商品は3サイズ展開で、男女兼用サイズです。
ちょうど2サイズに該当する場合は、大きいサイズを選ぶのが正解。小さいサイズを選ぶと、締めつけすぎてしまって腰の痛みを悪化させる可能性があります。
理由③:スーツの下にも着用できるスマート設計
「腰痛ベルトを使っているのを知られるのはちょっと恥ずかしい」
そんな人にもバンテリンコーワサポーターはおすすめです。
縦幅が狭くコンパクトなうえ、凹凸がほとんどないため白いTシャツの下に着用しても目立ちません。
【目立ちにくさの感想】
Tシャツを着ている分には洋服に響かないので、未着用時と同じように服を着ることができました。(30代女性)
ベルトを巻いた後も洋服のボディラインに響かず、いつでも着用できそう。(20代女性)
- 凹凸がないため、スムーズにジーンズの下に入れることができました。(20代男性)
縦幅が広かったり、凹凸が多かった商品は着用していたことがすぐわかっただけに、差は大きいといえます。
なお、本商品は「ブラック」「ブルーグレー」「パステルピンク」の3色展開。洋服との相性でカラーを選べば、より目立ちにくくなるでしょう。
ここまでいいところばかりのバンテリンコーワサポーターですが、唯一ネガティブなコメントが出たのが「ムレにくさ」。メッシュの目が細かいため、目が粗い商品と比べると熱がこもりやすくムレも気になりました。
とはいえ、腰をサポートされている安心感に比べれば些細な問題です。
まとめ:もう悩まされない!腰の違和感が気になる人の心強い味方です
長時間の座り仕事や運動不足、それにともなう筋力の低下からくる腰の違和感。いまは大丈夫でも、いつ痛みが出るかわかりません。
それだけに腰痛ベルトは、腰に違和感がある人はもちろん、腰に負荷がかかる作業を行う“違和感予備軍”にとっても、心強いパートナーになること間違いなしです。
サポート力の強いバンテリンコーワサポーターを着用しているときの安心感は、なにものにも代えがたいもの。それだけに3,000円超えの価格も高くはありません。
一方で、腰痛ベルトに頼っていてはいつまでも腰の違和感は改善しません。あわせて筋トレを行いインナーマッスルを鍛えるなど、対策を行いましょう。座り仕事であれば定期的に体を伸ばすだけでも違います。
また、違和感が長引いたり悪化した場合には、早めに医療機関を受診することも大切です。
滑車タイプの腰痛ベルトについても知りたい人はこちらをチェックしてみてください。
(執筆/マイべマガジン編集部・ハナゾノゴウ)
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