
羽田空港と東京駅で迷う私を卒業。フードジャーナリスト厳選の「センス抜群な手土産」が正解【岩谷貴美さん監修】
ゴールデンウィークは、帰省やちょっとした訪問の機会が増える時期。「手土産を用意しようとは思うけど、何を選べばいいんだろう……」と迷っていませんか?
駅に行けばおいしそうなものはたくさん並んでいますが、せっかくなら相手に合わせてきちんと選びたいところですよね。
そこで今回のマイベマガジンでは、フードジャーナリスト・岩谷貴美さんと一緒に有名店や人気店のスイーツを実食!
実家への帰省から、義理の実家への訪問、友達へのお土産まで、シーンに合わせて選びやすい手土産をご紹介します。

雑誌、ラジオ、TVなどに執筆・出演するほか、食のコンテストの審査員や百貨店の催事プロデュース、企業のコンサルティング・商品開発にも携わる。近年はホテルやカフェのアフタヌーンティープロデュースも多数。スイーツに関しては、1日に20〜30品食べるのが日常茶飯事で、年間では約3000品以上にも及んでいる。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
東京駅、羽田空港...お店が多くてお土産に困ることも
ゴールデンウィークに地元に帰ったり、配偶者の実家に顔を出すとなると気になるのが「手土産問題」ではないでしょうか。
「駅に着いてからなんとなく選べばいいかな」と思っていたら思うようなものが見つからなかったり、「義理の両親への無難な手土産はどれ……」と迷ったり。
そんなときは、手土産を食べるまでの「時間」&相手に合った「価格」を軸に選ぶのがポイントです!
まず時間の軸では、当日すぐ食べるなら生菓子もあり。タイミングが読めない義実家には日持ちするものを選ぶのが◎。生ものは「早く食べなきゃ」という焦りを与えてしまうことも。
次に価格は、友人なら2,000円〜のお裾分け感覚で、義実家なら3,000円〜が安心。気を使わせない価格か、適度な特別感かを使い分けると「気遣いできる感」がUPします。
プラスαで、「みんなで食べる」か「個包装で分ける」かも渡す状況に合わせて考えておくとよいですよ。
フードジャーナリストが「東京土産」のおすすめをピックアップ!

現在はフードコーディネーター/フードジャーナリストとしてテレビやラジオに出演するほか、食に関する特集の企画など幅広く活躍しています。
今回は、そんな岩谷さんが「ゴールデンウィーク、東京から地方へ行くなら手土産のおすすめはコレ!」と思う10商品をピックアップ!
下記の3つの軸で紹介していくので、気になるものをチェックしてみてくださいね。
- 時間が気にならない「日持ちするスイーツ」
- 特別感を演出しやすい「生菓子」
- センスが光る、今話題の「極上プチギフト」
時間が気にならない「日持ちするスイーツ」
スイーツにもいろいろ種類はありますが、移動時間が長い場合・義理の実家のように「着いてから食べてもらうまで」のタイミングが読みにくい場合などは、日持ちするものが吉。
年配の方にも受けのよい和菓子系や子どもにも楽しんでもらえる焼き菓子、さらには高級感を演出できるものなどなど……。
バリエーション豊かな「日持ちするスイーツ」、早速チェックしていきましょう!
銀座甘楽「東京駅丸の内駅舎手付最中」(226円/1個あたり)

豆大福が有名ですが、東京土産らしさを重視するならグランスタ東京店限定の「東京駅丸の内駅舎手付最中」がおすすめです。
東京駅の駅舎をかたどった最中の皮に、自分で餡を詰めて完成させる“組み立て式”で、作りたてのおいしさと体験要素を楽しめますよ。

最中の皮はパリッと軽やかで、心地よい食感。餡はしっとりとなめらかで、蜂蜜のようなやさしい甘さが広がります。
餡の量を自分好みに調整できるのもポイントで、たっぷり詰めて濃厚に楽しむのも、少なめにして軽やかに味わうのも◎。
お茶と合わせると、より一層バランスよく楽しめます。

日持ちするうえに「東京らしさ」「組み立て式」という話題性もある和菓子で、年配の方がいる場にもおすすめです。
「ちょっと気の利いた東京土産」という感じで、義理の実家・自分の実家どちらにも使いやすいのも嬉しいですね。
香炉庵「黒糖どらやき」(220円/1個あたり)

元町本店・横浜そごう店・グランスタ東京店など店舗が多く、帰省前に立ち寄りやすいのも魅力。
今回紹介する「黒糖どらやき」は、シンプルな親しみやすさのなかに素材のよさが詰まった一品です。

生地はしっとりとしていて口どけがよく、黒糖ならではのコクと香ばしさがふんわりと広がります!
あんこは上品な甘さで、重すぎず軽すぎない絶妙なバランス。幅広い世代に喜ばれそうな、安定感のある味わいです。

実家にいる親や祖父母はもちろん、義理の実家に行くときにも安心して選べる定番系の手土産です。
個包装で配りやすいため、職場や親族の集まりなど「人数が多いシーン」「その場で食べるとは限らない場」で重宝しますよ。
カタヌキヤ「ひこうきパンダバウム(クレームブリュレ味)」(594円)

今回選んだ「ひこうきパンダバウム」は羽田空港限定の商品。クレームブリュレ味で、四角いバウムクーヘンからパンダを型抜きして楽しめます。
見た目やギミックは可愛らしい「子どものオヤツ」という印象でしたが、味は想像以上に本格的!
生地はしっとりとしていて、カスタードのやさしい甘さとキャラメリゼのほろ苦さがしっかりと感じられました。

お子さんたちが遊べて、大人もちゃんと味わいを楽しめる。羽田空港限定デザインの、飛行機に乗ったパンダもかわいいですね。
小さなお子さんがいる家庭や、子連れの親戚が集まる場への手土産にぴったりで、その場の会話も自然と弾みますよ。
EN VEDETTE LUXE(アンヴデット リュクス)「リーヴルクーヘンプティ 6個入」(2,462円)

「リーヴルクーヘンプティ」は、本型のボックスの中に食べきりサイズのバウムクーヘンが収められたオシャレな商品。見た目の高級感が印象的です。

食べてみると、想像よりもしっとり。ゆっくり味わいたいけれど、すぐ次の一口を食べてしまうおいしさです。
パイナップル・紅茶・バナナなど味のバリエーションが豊かで、相手が好きな味を選べるのもいいですね!
生地のなかにピューレが入っているのがバウムクーヘンとしてはちょっと珍しくて、食感や味わいの変化も楽しめますよ。

ラグジュアリー感の強い商品なので、普段からいろいろなものをいただいたりお世話になっている人への手土産向き。
義理の実家やフォーマル寄りの場面で「きちんと感」や「特別感」を出したいときにおすすめの一品です。
特別感を演出しやすい「生菓子」
生菓子は冷蔵管理や持ち運び時間の制約があるので、お土産として選べるタイミングは限られてしまうもの。
それでも、条件が許せば生菓子特有の「特別感」や「おいしさ」を家族に届けたい!と思う人は多いのではないでしょうか?
そんな「生菓子」のおすすめ、3つのケーキをご紹介します!
小布施堂「つくよみ(羽田空港店限定モンブラン)」(1,836円)

落雁や栗鹿ノ子など昔ながらの和菓子が有名ですが、今回の「つくよみ」は羽田空港限定のモンブラン。

ひと口食べると、和栗の香りがしっかりと感じられて、栗そのものを味わっているような濃厚さに驚きました!
栗の香りや味がしっかりと感じられるように、甘さは控えめの設計。クリームと栗ペーストの層で断面もきれいでした。
洋菓子でありながらどこか和菓子のような落ち着きもあり、日本茶とも合いそうですね。

栗好きの方や年配の方がいる家庭では特に喜ばれやすい一品。最近はモンブランブームが続いているので、トレンド感もあります。
ただし、長時間の持ち運びには向かないので「地元の空港に着いたら実家などに直行」が可能なタイミングで選ぶのがおすすめです。
コロンバン「原宿はちみつロール」(1,620円)

コロンバンは1924年創業の老舗洋菓子店。その味は皇室の方にも愛され、日本の洋菓子文化を支えてきた存在と言っても過言ではありません。
近年は自社で養蜂事業を始め、原宿で実際に養蜂し採取したはちみつを「原宿はちみつ」として商品にも使用しているのだとか。
羽田SMILE TOKYO店で限定販売されている「原宿はちみつロール」も、そのひとつ。シンプルななかに、素材へのこだわりが感じられるロールケーキです。

生クリームたっぷりなので重ためかと思いきや、試食してみると飲むように食べれちゃいました。
スポンジ部分もしっとりフワッフワで、くちどけのよいクリームと溶け合ってしまいそうなやわらかさです!
ペロリと食べられてしまいますが、やさしい味わいとおいしさで心がしっかり満たされました。

老舗洋菓子店らしくシンプルでクラシックなおいしさで、世代を問わず好まれやすい。どら焼きと同じく安定感のある手土産です。
ですが、こちらも日持ちしない&長時間移動には向かないので「目的地に直行してすぐ食べてもらえる」ときに選びましょう!
ミスターチーズケーキ「Mr. CHEESECAKE Petit Haneda Assortment 3個入り」(2,808円)

小麦粉を使用していないため、乳製品そのもののように温度で食感が変わっていく新感覚チーズケーキ。
今回の「羽田アソートメント」は、羽田限定フレーバー「アフォガート」を含むカップチーズケーキ3種類のセットになっています。

食べた瞬間、「コレに似た食感、どこかで……」と思い当たったのは、クリームブリュレ。
中はクリームのように滑らかなレアチーズケーキ状で、でも表面はベイクドされたようなしっかり感。2種類の食感が楽しめます!
カップは小ぶりですが、しっかりとしたコクがあり、満足感も十分。ほどよい酸味で後味が重すぎないのも◎でした。

家族と食べるのはもちろん、訪問先でそのままデザートとして出せるため、「誰かの家に伺って食事をする」シーンにもぴったり。
濃厚なチーズはお酒との相性もバツグンなので、食にこだわりのある方・お酒が好きな人への手土産にもおすすめですよ。
センスが光る、今話題の「極上プチギフト」
複数人が集まる場面では、その場ですぐに全員がお土産に手を付けるとも限らないので個包装で分けやすいものが重宝されます。
また、普段プレゼントなどのやり取りが多くない間柄では、あまり豪華なものを渡すと「おっ?」っと相手が構えてしまうのでカジュアルなほうがよいことも。
そんなときにちょうどいい、気軽に分けられるお土産、買っておくと便利なのでぜひチェックしてくださいね。
feve「東京えびもんじゃピーナッツ」(480円)

feveは、フランス語で「ソラマメ」や「しあわせ」という意味。
パティシエ・辻口博啓氏が「豆×スイーツで人を幸せにしたい」という想いで手がけるユニークな豆菓子ブランドです。
豆菓子というと古風で素朴なイメージがありますが、今回の「東京えびもんじゃピーナッツ」は、もんじゃ焼き風味という珍しさが目を引く一品。

個人的には、ピーナッツといえば安価なおつまみにも入っている「味変要員」のようなイメージでしたが……。
このピーナッツは、香ばしさや甘みがしっかり感じられます!そこにえびやソースの風味が重なり、クセになる味わい。
アクセントに入っているコーンも香ばしく、甘いお菓子とは違った満足感と、ついつい手が伸びてしまう軽やかさも魅力です。

小袋で気軽に配れるサイズ感と、1個500円以下という気軽さ。さらに、甘いものが苦手な人にも渡しやすい!
単身赴任先から職場へのお土産や、帰省したときの後輩への差し入れなど、「たくさんの人に配る」系のお土産として持っておくと便利ですよ。
バターのいとこ「いちごチョコ(東京駅限定)3枚入り」(972円)

もちろん、素材背景とストーリー性だけでなく、やわらかなワッフル生地で濃厚なクリームを挟んだシンプルなおいしさも◎。
今回チョイスしたのは、東京駅限定の「いちごチョコ」味。一つひとつが薄くてかさばらず、コンパクトなのでお配り用のお土産にもいいですね。

画像を見ると「ガレットみたいに硬めの生地?」と感じるかもしれませんが、実はしっとり系でやわらかいんです。
そこに挟まったクリームの、少しザラッとした食感がよいアクセントに。
ミルキーな香り×いちごの酸味もバランス良好で、単なる「お土産品」レベルではないシンプルながら満足感のある味わいでした!

「バターのいとこ」にできる大行列はニュースになったこともあるので、スイーツ好きなら「あのお菓子ね!」と知っているかもしれませんね。
そんなトレンド感のある商品の、東京駅限定味。話題性もあって、友人や若い世代へのお土産におすすめです。
カヌレリテ(各種 640円前後)

カヌレリテは軽井沢発のカヌレ専門店で、グラスフェッドバターや甜菜糖など信州の上質素材にこだわった本格的な味わいが特徴。
通販もありますが、2024年9月には初のエキナカ店となる東京グランスタ店がオープンしました。
フレーバーの種類が豊富で、その数なんと70種類以上!好きな種類を詰め合わせてくれますよ。

東京土産らしく「Suicaのペンギンカヌレ」もいいですが、今回食べたのは「信州ウイスキー」。
カヌレにスポイトがささっていて、食べる直前に信州産のウイスキー×オーガニックハニーのシロップを注入する贅沢な味わいです!
カヌレ=硬いというイメージかもしれませんが、外側はしっとり&中はプルっと。卵のコクがしっかりと感じられ、プリンにも似た満足感がありました。

ビジュアルはちょっとした高級感がありますが、1個600円台と意外にカジュアルな価格帯で友人や家族への気軽なお土産にぴったり。
種類を組み合わせて渡せるため、人数やそれぞれの好みに合わせて柔軟に選べるのも嬉しいポイントです。
まとめ:高級志向?気軽に配る?目的と旅程に合わせて選んでみて
手土産は「とりあえず有名なお店のものを選べばOKかな」と思いがちですが、実は相手との関係性や渡すタイミングによって、喜ばれるものは変わるもの。
今回は、そうしたポイントも踏まえながらおいしい&場面に合わせやすいスイーツをピックアップしてみました。
「これ、よさそう!」と思えるものがあれば、ぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。
(執筆/マイべマガジン編集部・都丸晴菜)
