



2022年直木賞受賞作品を紹介
- 2,420円【下半期】地図と拳 (集英社文芸単行本)~あらすじ~
日露戦争前夜の1899年から第二次世界大戦終結までの約半世紀にわたり、中国東北部の架空の都市〈李家鎮〉を舞台に展開されます。この地には、日本からの密偵に同行した通訳の細川、ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ、叔父に騙されて不毛の土地へ移住した孫悟空、そして地図に描かれた存在しない島を探し海を渡った須野など、さまざまな背景を持つ人物たちが集います。彼らは「燃える土」をめぐり、知略と殺戮が交錯する激動の時代を生き抜いていきます。本作は、満洲という白紙の地図に夢を描き込もうとする人々の姿を通じて、都市の興亡と人間の欲望、理想、そして挫折を描いた壮大な物語です。
