【上半期】塞王の楯 1枚目【上半期】夜に星を放つ (文春文庫) 1枚目【下半期】しろがねの葉 1枚目【下半期】地図と拳 (集英社文芸単行本) 1枚目

2022年直木賞受賞作品を紹介

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  • 【上半期】塞王の楯
    2,200円


    favlist編集部

    ~あらすじ~
    戦国時代を舞台に、最強の防御「楯(たて)」を作る職人と、最強の攻撃「槌(つち)」を作る職人の対決を描いた歴史小説です。城を守るための堅牢な楯を追求する主人公は、幾多の戦を生き抜く中で、敵対する槌職人の存在を知り、その技術を超えるべく奮闘します。守りと攻め、創造と破壊の狭間で揺れる職人の誇りと葛藤が描かれ、迫力ある戦闘描写と緻密な職人技が魅力の物語です。
  • 【上半期】夜に星を放つ (文春文庫)
    770円


    favlist編集部

    ~あらすじ~
    人生に迷いや痛みを抱える人々が、ふとした瞬間に交差し、支え合う様子を描いた連作短編集です。死別や孤独、後悔といったテーマを抱えた登場人物たちは、それぞれの傷を胸に日々を過ごしていますが、他者との出会いや気づきによって少しずつ前を向き始めます。静かに紡がれる言葉の中に温かさが宿り、読後に希望の光を感じさせる作品です。
  • 【下半期】しろがねの葉
    1,683円


    favlist編集部

    ~あらすじ~
    戦国時代末期の石見銀山を舞台に、少女ウメの波乱に満ちた生涯を描いた物語です。家族と離れ離れになったウメは、天才山師・喜兵衛に拾われ、銀山での生き方を学びます。彼女は男たちと共に坑道で働くことを望みますが、成長とともに性別による制約や社会の偏見に直面します。それでもウメは困難に立ち向かい、自らの道を切り開いていきます。本作は、生と死、そして性差を超えて力強く生きる人々の姿を鮮烈に描き出しています。
  • 【下半期】地図と拳 (集英社文芸単行本)
    2,420円


    favlist編集部

    ~あらすじ~
    日露戦争前夜の1899年から第二次世界大戦終結までの約半世紀にわたり、中国東北部の架空の都市〈李家鎮〉を舞台に展開されます。この地には、日本からの密偵に同行した通訳の細川、ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ、叔父に騙されて不毛の土地へ移住した孫悟空、そして地図に描かれた存在しない島を探し海を渡った須野など、さまざまな背景を持つ人物たちが集います。彼らは「燃える土」をめぐり、知略と殺戮が交錯する激動の時代を生き抜いていきます。本作は、満洲という白紙の地図に夢を描き込もうとする人々の姿を通じて、都市の興亡と人間の欲望、理想、そして挫折を描いた壮大な物語です。

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