VARNICのスーツケースは、軽さと持ち運びやすさにこだわりたい人におすすめです。重量は約3.4kgと、今回比較したなかでもトップクラスの軽さ。持ち手にゴムが付いており、滑りにくいのもポイント。階段を上がる際も片手で楽に運べました。操作性も良好で、小回りしやすく段差でも引っかかりませんでした。ただし、長時間引くとやや重く感じるので、腕に負担がかかりすぎないよう注意しましょう。走行音は静音性上位のものに比べると大きめですが、早朝や深夜以外の時間帯であれば問題なさそうです。一方、気になるのは耐久性の低さ。ボディは頑丈につくられていますが、伸縮ハンドルのガタつき・持ち手の細さ・内部のバリ(不要な出っ張り)など、気になる点が見受けられました。持ち手のゴムも劣化が早そうなので、長く使いたい人はやや不満に思うかもしれません。とはいえ、肝心の収納力は十分で、5泊を想定した荷物はすべて収納できました。内部には2つのポケットがあり、荷物を整理するのに便利です。さらに、高い防水性やTASロック機能を備えているので、検討の価値は十分といえます。
無印良品 キャリーバーの高さを自由に調節できるハードキャリーケース
無印 キャリーバーの高さを自由に調節できるハードキャリーケースは、大型スーツケースがほしいすべての人におすすめです。大きな欠点が見られず、比較した商品のなかでも総合力に優れています。容量は8日分の荷物がちょうど入る程度と十分です。内側には雑誌も入る大きなメッシュポケットが2つついています。シンプルな収納性で使いやすさも申し分ありません。本体は4.8kgと比較的軽いうえ、キャスターの動きもなめらかです。荷物を入れても重さを感じにくいので、力が強くない人でも扱いやすいでしょう。また、走行音が静かで音を気にせずに使えます。ハンドル・キャスターのつくりはしっかりしており、ボディの表面は傷がつきにくい仕様。耐久性・防水性が優秀なのに加え、TSAロック機能・タイヤストッパー機能を搭載しています。旅行先の環境にかかわらず快適に使える一品です。
hands+ スーツケース ライトシリーズ フロントオープン
hands+のスーツケース ライトシリーズ フロントオープンは、走行音を気にせず使いたい人におすすめです。65dBを超える商品もあるなか、57.9dBと走行音の静音性はトップクラスでした。持ち手は2段階に調節が可能で、段差もスムーズに走行できます。約3.3kgと軽くはないものの、持ち手に安定感があるおかげで持ち上げやすさは良好です。ただし、縦長の形状で横持ちもできないため、階段を上がる際はやや労力が必要でした。収納スペースは2泊分を無理に詰め込めば入るといった具合で、余裕はありません。また、防水性にはほぼ期待できず、ボディや伸縮ハンドルの耐久性も物足りない結果に。とはいえ、壊れやすい傾向にあるキャスターが高強度なのはうれしいポイントです。フロントポケットやタイヤストッパーといった便利な機能も充実しています。気になる点はありますが、荷物が多くない人には十分な使いやすさでしょう。夜間の移動が多い人も、ぜひ検討してみてくださいね。
トリオのイノベーター INV50は、小さな荷物が多い人におすすめです。ポケットが豊富についているので、仕分けしてきれいに収納できますよ。パソコンも入れられるフロントポケットつきで、貴重品の取り出しも簡単です。また、フロントポケットが、内部のメイン収納につながっているのもこの商品ならでは。比較したほかの商品よりも、出したい荷物へ素早くアクセスできました。3.3kgとやや重さはあるものの、横持ちにすれば階段の移動に大きな負荷はかかりません。小回りの利く操作性や静音性も優秀です。悪路や夜道もストレスなく運べるでしょう。ボディやキャスターに使われている部品の強度が十分で、耐久性もまずまず。防水性の低さは惜しい点ですが、TSAロック・タイヤストッパーなどの便利な機能もそろっています。雨の日の対策をしっかりすれば、旅行先を選ばず快適に使える一品です。
American Tourister フロンテック
アメリカンツーリスター フロンテックは、出張先などで長時間歩く機会が多い人におすすめです。動き方がなめらかで、点字ブロックの上を通ってもタイヤが引っかかりません。ガタつきが手元に伝わりやすいほかの商品に比べると操作性が優れており、悪路での使用にも向いています。防水性が高いので、雨の日でも中の荷物が濡れてしまう心配は少ないでしょう。タイヤの音量は61.2dBで、使っているときにうるさく感じるほどではありません。TSAロックを搭載しているうえに、マチ幅を広げることも可能。フロントドアがあるため、立てた状態のままでも開け閉めできます。フロントドアの中にはメッシュポケット・PCポケットなどがついており、小物の仕分けをしたいときにも便利です。実際に2泊3日分のアイテムを入れてみると、メインの収納部分は底が深くて十分なゆとりがありました。しかし特殊な構造なので、慣れるまでは扱いにくく感じそうです。フロントポケットのファスナーが壊れると、メインの収納部が開けられなくなってしまうため注意しましょう。横向きで持つための取っ手がなく、階段が上りにくいのも惜しいところ。また約3.3kgで特別軽いとはいえないものの、スムーズに動かせるのでぜひ検討してみてください。
THE NORTH FACE グラムデイパックは、日常・旅行の両方で活躍する折りたたみリュックがほしい人におすすめです。ポケットや仕切りがたくさんあり、荷物を整理しやすいのが魅力。小物入れやペットボトルホルダーのほか、内部には貴重品を入れられるセキュリティポケットも完備しています。比較したなかでも数少ないキャリーバッグベルトも付属しており、旅先でも心強いアイテムでしょう。肩紐が分厚くクッション性があるのも利点。比較した折りたたみリュックのなかでも背負い心地がよかったため、「長時間背負っても疲れにくい」との口コミにも頷けます。旅行中の移動などで長時間背負って歩く場面でも、肩への負担が気になりにくいでしょう。強度や撥水性にも問題はありません。引き裂きに強いリップストップ生地が採用されており、縫製も丁寧なつくりでした。実際に15kgの重りを入れても肩紐は破損しなかったため、長く使い続けられるでしょう。霧吹きで水をかけた際にもしっかり撥水し、小雨程度であれば中の荷物が濡れる心配は少なめです。インナーポケットに収納すると、手に乗るほどのコンパクトサイズに。重量も286gと負担になりにくい重さで、極力荷物を減らしたい旅行先にも持って行きやすいでしょう。ただ、登山用のアタックザックにするには少し大きくて重いので、より小さくまとまる150g以下の軽量モデルをチェックしてくださいね。価格は執筆時点で約16,000円。比較した大半の商品が数千円だったなか高級ですが、価格に見合うだけの使い勝手のよさを実感できる商品といえます。旅行用としてだけでなく日常使いでも活躍するリュックがほしい人は、少し予算を上げて検討してみてはいかがでしょうか。
Legend Walker スーツケースは、使い勝手のバランスがよいものがほしい人におすすめです。本体の重量は約2.9kgで、今回比較したなかでは軽め。重さが気にならないぶん、階段を上るときもそれほど苦労せずに運べそうです。縦向きだけでなく横向きでも持ち上げられるうえに、持ち手が伸縮してしっかりと握り込めるのもよい点といえます。水をかけると中に入れた半紙がわずかに濡れましたが、小雨程度であれば荷物にはあまり影響しないでしょう。持ち手など細かな部分の耐久性については若干不安があるものの、ボディはそれなりに頑丈です。運ぶときに路面のガタつきが手元に伝わるため、長時間の使用には向いていませんが、操作性が悪いわけではありません。実際に2泊3日ぶんのアイテムを入れてみると、ギリギリすべて収納できました。3つのメッシュポケットは小物が取り出しにくそうですが、荷物が少なめの人であればおおむね問題なく使えるでしょう。一方で、キャスターが回転する音がゴーゴーと響くのは惜しいところ。夜間に使うとうるさく感じる可能性があるものの、それ以外には全体的に大きな欠点はないので、ぜひこの機会に検討してみてください。
パタゴニア ウルトラライトブラックホールトートパックは、さまざまなシーンで活躍する折りたたみリュックがほしい人におすすめです。比較したなかでも数少ないトートバッグにもなるモデル。背中が蒸れる夏場や近場の買い物にはトート、自転車に乗るときにはリュックといったように、使用スタイルを柔軟に変えられるのが魅力です。シンプルなデザインなので通勤・通学用のバッグとしても使えるでしょう。「収納力が高い」との口コミどおり、ポケットや小物入れも充実しています。インナーには貴重品を入れるのに便利なジッパーポケットがあり、両サイドのポケットにはタンブラーや折り畳み傘も収納可能。背面や肩紐にパッドが入っているため、折りたたみリュックにしては背負い心地がよいのもうれしいポイントです。撥水性や強度も申し分ありません。実際に表面に霧吹きで水をかけると大部分が弾きました。比較したなかには一瞬で浸水した商品もあったのに対し、突然の雨にも中身が濡れる心配は少なめです。生地には引き裂きに強いリップストップを採用しており、縫製も丁寧。22kgの重りを入れても肩紐が破損することはなかったため、長く愛用できる1品といえます。重量は369gと、比較した商品のなかでは少し重め。150g以下の軽量なモデルもあったなか、登山用のアタックザックとして持ち運ぶにはやや負担になる可能性があるでしょう。とはいえ、インナーポケットに折りたたんで収納すればかなりコンパクトになるので、日常使いには十分。「軽くて持ち運びやすい」との口コミにも納得できます。価格は約1.4万円(※執筆時点)。折りたたみリュックにしては高級ですが、価格に見合うだけの機能性や使いやすさを備えています。1つ持っておくとあらゆるシーンで重宝するアイテムなので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
Naturehike 折り畳み式バッグ コンパクトは、携帯しやすく機能的な折りたたみリュックがほしい人におすすめです。比較した商品には200~300gのものもあったなか、わずか154gと非常に軽量。手に乗るサイズにたためるので「小さく収納できて持ち運びやすい」「テント泊登山にも重宝している」との口コミどおりです。旅行はもちろん、登山用のアタックザックとしても携行しやすいでしょう。それでいてポケットを豊富を備えているのも利点です。ポケットの多さと本体重量はトレードオフな関係になりがちですが、こちらは外側の小物入れやペットボトルホルダーのほか、比較した大半の商品になかった内側のセキュリティポケットも完備。貴重品や小物を整理しやすく、アウトドアだけでなく日常使いにも使い勝手のよいアイテムです。薄手の生地でありながら、耐水性や撥水性も申し分ありません。霧吹きで水をかけてもしっかり弾き、止水ファスナーで浸水をブロック。突然の雨にも中の荷物が濡れる心配は少ないでしょう。生地は引き裂きに強いリップストップで縫製もしっかりとしており、実際に15kgの重りを入れても肩紐は破損しませんでした。なおかつ、値段が2千円台(※執筆時点)とお手頃なのもうれしいところ。1万円以上の商品もあったのに対し、コスパに優れたアイテムといえます。普通のデイバッグにするには生地が薄いものの、急に荷物が増えたときに心強い商品。バックパックでの旅行など身軽に動きたいシーンのお供に、ぜひ1つ持っておいてはいかがでしょうか。
MAIMO COLOR YOU Lサイズは、スムーズに走行できる低価格なスーツケースをお探しの人におすすめです。実際に荷物を入れて動かしたところ、点字ブロックや段差も引っかからず走行できました。今回の比較では、本商品と同じ2万円以下のものは少し引っかかる傾向があったなか、キャスターの性能がよくストレスフリーな使用感です。なめらかに進めるため、走行時はカタカタと静かな音が聞こえる程度。深夜や早朝でも使いやすいでしょう。実測値4.29kgと軽量なのも魅力です。比較した商品の約8割が4.5㎏を超えるなか、持ち上げるのにも負担のない重量でした。ハンドルの長さも適度で、長時間の移動も負担は少ないですよ。容量は92Lで、用意した8泊9日分の荷物を入れても余裕がありました。メッシュポケット付きのカバーがあり、荷崩れが起きないようにホールドできます。TSAロックを採用しており、米国領土へ旅行する際のX線検査でカギを壊されずに済むのもメリットです。構造を確認した専門家からは、パーツの構造も丈夫だと高評価。キャスターの根元が太いうえに、口コミに反して伸縮ハンドルの構造もしっかりしていました。ただし、ボディは「へこみそう」との指摘が。口コミにあったように、乱雑に扱われる可能性がある海外旅行には、あまり向いていません。水濡れに弱いのも気がかりです。シャワーの水を3秒間かけたところ、比較した商品には中身がほぼ濡れなかったものもあるなか、底に水が溜まるほど濡れました。急な悪天候に備えてカバーは用意しておくのがよいでしょう。キャスターを交換して長く愛用できるのは魅力的ですが、上位商品にはもっと防水性に優れたものもありました。予算を少しあげて、ほかの商品も検討してみてはいかがでしょうか。