パナソニックの光エステES-WP82は、ボタンが少なく、操作方法が簡単です。脱毛器を使ったことがある人なら、説明書を読まなくても操作できるでしょう。本体に重みはあるものの、片手で扱える程度。駆動音もそこまで気にならず、比較的快適に使えます。また、照射による毛の変化も優秀です。2ヶ月間の使用でほとんどきれいになりました。一部まだらに毛が残ったものの、家庭用脱毛器として優秀な性能を備えていますよ。ただし、MAXレベルの使用では「まったく痛みを感じない」「少し痛い」と意見が分かれました。痛みに敏感な人は、様子を見ながらレベルを上げてみてください。操作が簡単でしっかりきれいにできるので、脱毛器をはじめて購入する人にもおすすめです。
モデニカ ナチュラルJは、スタイリングはしやすいものの、キープ力が物足りない商品です。商品を使ったマネキンの髪に風を5分間当てると、顔にパラパラと髪が落ちて乱れました。人工汗液を吹きかけたときや、手でひっかいたときも同様の結果に。比較した商品の約半数は崩れにくかったのに対し、こちらは「固定力が低い」という口コミどおりでした。落としにくいのも気がかりです。毛束に商品をなじませて1時間後にシャンプーで洗って乾燥させると、毛先を中心に細かい束感が残りました。比較した約6割の商品は一度洗いできれいに落とし切れたなか、こちらは二度洗いが必要な場合が多いでしょう。「うるおいのある質感を表現できる」という謳い文句に違わず、強めのツヤを演出できる点はメリット。比較した大半の商品はツヤ出し向きでしたが、こちらも同様です。マネキンの髪をオールバックにスタイリングしたところ、ウエットな仕上がりに。「期待していた濡れ髪ではない」という口コミのようには感じにくいでしょう。オイルのようなまったりとしたテクスチャながら、ベタつきは気になりませんでした。サラッとしすぎず適度な重さもあるので、短髪をタイトにまとめたいときにも重宝しそうです。マネキンをスタイリングしたモニターからは「クシを通しやすい」という声も。「固まらず操作性がよい」という口コミがあるように、初心者でもゆっくり理想の髪形を作れます。「キメすぎないかっこよさ」というキャッチコピーどおり、おしゃれでカジュアルな印象が叶います。とはいえ、崩れやすく手直しも難しいため、屋外で長時間過ごす日には不向きでしょう。同じウェットタイプのなかでもキープ力が高かった、柳屋本店やマンダムなどの商品もあわせて検討してみてくださいね。
ステラボーテ IPL&LED光美容器は、痛みを抑えて効率よくムダ毛ケアしたい人におすすめ。光エネルギーは4.21J/cm2と高めで、植毛シートに2回照射した結果、28本中17本の毛にダメージを与えられました。ダメージを与えられた毛の本数が15本以下の脱毛器も複数あったことをふまえると、減毛効果が高めといえるでしょう。継続使用で毛が目立ちにくくなりそうです。痛みを軽減できる機能も搭載。独自のWアイスプロテクションにより肌を冷却します。実際に照射したところ肌の表面温度が11.66℃も下がり、「痛みをほとんど感じない」との口コミにも頷ける結果に。肌色感知ストッパー機能もあり、センサーが肌の色を正しく検知すると照射可能です。痛みを感じやすい部位や、肌の色を自分で確認しづらいVIOをケアしたい人に向いているでしょう。多機能なケアモードも魅力のひとつ。美肌ケアモード・アクネケアモードに加え、肌のキメを整えるグリーンLEDも照射できます。本体をスタンドに置いておくだけで照射面を清潔にできる、自動クリーン機能も便利です。デザインがおしゃれなので、部屋に出しっぱなしでもインテリアとなじむでしょう。一方、全身のムダ毛ケアにかかる時間を計算したところ、約47分と長めでした。本体は軽量かつカーブした形状なので手が小さくても持ちやすいといえますが、照射口の位置が中央寄りにあり、「細かい部位は打ちづらい」との口コミどおり。横幅も長めで、フェイスラインなどの凹凸のある部位には当てにくい構造でした。冷却機能で痛みを抑えつつ減毛効果が期待できるため、腕・脚などの大きなパーツを中心にケアするなら、使ってみるのもありです。しかし、全身ケアにかかる時間や細部への当てにくさがネック。比較したなかには減毛効果が高く冷却機能があり、スピーディに照射できるものや細部に当てやすい設計のものがあったので、ほかも検討してはいかがでしょうか。<おすすめな人>効率よくムダ毛を目立たなくしたい人照射時の痛みが心配な人ファイシャルケアもしたい人<おすすめではない人>短時間で全身のムダ毛ケアを終えたい人VIOなどの細部を中心に使いたい人
オーパスビューティー03 パワープロは、ハイパワーで短期間のケアを目指す人におすすめです。VIOや脇のように太い毛を想定して、男性モニター10人のすね毛に実際に使用してもらったときの毛の変化をチェック。すると、1か月で約44.46%も毛の減少が見られました。本商品と同じ価格帯のほかの商品のなかには、30%に満たない商品も多かったので、短期間でスベスベ肌を目指せますよ。高い減毛効果に対して痛みが少ないところもポイント。冷やして照射時の熱や痛みを軽減する冷却機能がついているためか、非搭載の商品に比べて使ったモニターからも「冷たくて気持ちよい。痛みはない」と好評でした。やけどリスクの高い肌色を検知するとストッパーが働く機能もついているので、肌を労わりながら使いやすいでしょう。照射範囲も広く、VIOのほかあご・あご下のように顔にも使用可能。比較したほかの商品のなかには、顔には使えないものやヒゲには非対応のものがあったことを考えると、ヒゲのケアを自宅で手軽にしたい男性も重宝しそうです。重さは413gと少しずっしりしていますが、ほどよく角度の効いたピストルのようなガン型。そのため同じくらいの重さの商品と比較しても握りやすく、「少し角度が広めなのでVIOなどにも当てやすそう」とモニターからも好評でした。くぼんだ部分に当てやすいうえに、照射面が広くてフラットなので安定して使いやすいですよ。一方で、アタッチメントがついていないので、細かい部分に当てるときに照射面を小さくするなどの調節はできません。同じところに何回も照射しないように注意しましょう。また、1回あたりの照射に1.01秒かかってしまうところもネック。全身に使うとなると時間がかかるので、スピードよりもパワー重視の人は検討してみてくださいね。
ブラウン シルクエキスパートPro5 PL5014は、全身の毛を目立たなくさせたい人には候補のひとつになる商品です。男性モニター3人の足に2か月間使用したところ、全員が「毛が薄くなったうように感じた」などと答えました。比較した約半数の商品は同様でしたが、なかにはチクチクした毛が残るものもあり、「効果が感じられなかった」との口コミに反して優秀といえます。痛みもそれほど強くありません。「痛みを感じにくい」と評判だったように、実際に使用した女性モニター3人全員がレベル1では痛みをほぼ感じませんでした。最大レベルの10まで上げると「チクッとする」という意見が増えたものの、弱いレベルから試せば問題ないでしょう。ただし、痛みを軽減するための冷却機能は搭載されていません。手へのフィット感がよく、使いやすい点も支持されました。比較した約5割の商品が400gを超えていたのに対し、285gと軽量なのもポイント。モニター全員が「軽い」と答えており、全身に照射しても疲れにくいですよ。照射時の音もほとんど気になりませんでした。しかし、モニターからは「慣れれば単純で使いやすいが、最初は戸惑う」との指摘も。上位商品のように直感的に使えるとはいえません。謳い文句どおり「全身つるすべ肌」が目指せる商品ですが、比較したなかには簡単に使えてもっと痛みを感じにくいものもありました。気になる人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
パナソニックのボディトリマーは、切れ味を重視する人は要検討です。深剃りできず、剃り残しも多く「きれいにならない」という意見が多数あがっています。剃ったあとにヒリヒリとした刺激を感じたモニターもいました。長い毛を巻き込みやすいのもネックです。ただし、少ない毛量や柔らかい毛質であれば、問題なく剃れますよ。電池式で手軽に使えるので、剃り残しをサッと処理するサブ機として使うとよいでしょう。また、軽くコンパクトなので携帯用に持つのもおすすめです。とはいえ、切れ味がよくスムーズに剃れるシェーバーもあります。しっかりきれいにしたい人はほかの商品もチェックしてみてください。