ロレッタ ハードゼリーは崩れやすいものの、スタイリングがゆっくり行える点がメリットです。比較したなかには髪にのせるとすぐに固まる商品もあったのに対し、こちらはある程度時間がありました。商品を使った男性モニターからも、「十分に時間を確保できる」「スムーズにクシを通してスタイリングできた」と口コミ同様セットのしやすさが好評です。しかし、「どんなヘアスタイルも即キープする」という謳い文句に反し、肝心なキープ力は低め。商品を使ったマネキンの髪に汗・風を加えても大きく崩れなかったものの、手でひっかくと乱れてしまいました。比較したなかには多少乱れても手直しできた商品もありましたが、こちらは乾くとパリパリになります。外出先でのお直しは難しいでしょう。ジェルはオイルのように重みのある質感です。塗布後はビジネスシーンでも使いやすいマットなツヤを演出できますが、「ベタつく」という口コミどり油分感は強めでした。比較したなかにはサラッとした質感の商品もあったなか、こちらはねっとりしていて初心者には扱いにくい場合がありそうです。落としにくいのもネック。比較したなかには、一度の洗髪でジェルをさっぱりとオフできた商品もありました。対してこちらは、毛先の固さや香りが残りもう一度洗いたくなるような仕上がりです。使い勝手がよくキープ力にも優れていた、ほかの商品も検討してみてはいかがでしょうか。
Sarlisi IPL脱毛器は、安くて高い効果が期待できるものを探している人におすすめです。VIOや脇などの濃い毛を想定して実際に10人の男性モニターがすね毛に使用したところ、週1回の照射ごとに毛の生えるスピードが遅くなり、1か月の減毛率は27%に到達。比較したなかにはほとんど変化を感じなかった商品もありましたが、本商品は細い毛が若干生えている程度まで収まりました。価格も1万円以下と口コミどおり安く、続ければさらに効果が期待できるでしょう。本体は、持ち手が細身のガン型。重量も296gと軽く、モニター全員から「ドライヤーのような形で持ちやすく、軽々持てる」と好評でした。比較したなかにはずっしりと重いものや持ち手が太く握りづらいものもあるなか、全身ケアも難なく行える印象です。操作ボタンは2つとシンプルで照射ボタンも押しやすい位置にあり、操作面ではとくに不便は感じにくいといえます。照射範囲も広く、顔やVIOを含めた全身へのケアが可能です。ただし、比較したほかの商品に多かった冷却機能や、肌色自動調整機能などの肌ケア機能がついていないのが難点。地肌の色が濃い人は、事前に照射レベルを設定する必要があります。アタッチメントもないため、照射漏れが起きないよう、部位によっては丁寧に当ててくださいね。また、照射中に痛みを感じたモニターも多くいました。モニター10人のうちほとんどが「ちくっとした痛みを感じ、熱さも気になる」と回答しており、痛みが苦手な人は続けにくい可能性があります。比較したなかでは「アンドワン OPUS BEAUTY」や「創通メディカル MYTREX」が痛みをほとんど感じずに使用できたため、気になる人はこちらもチェックしてくださいね。連続照射機能を使った場合の照射間隔も1.78秒と、比較した商品の平均1.03秒より長め。広範囲に照射する際には時間がかかるのも惜しいところです。扱いやすいボディで効果も期待できる商品ですが、肌への負担が気になる人はほかの商品も検討してみてください。
ヤーマン レイボーテ クールプロは、効果も刺激の少なさも両方ほしい人におすすめ。VIOや脇などの濃い毛を想定して男性モニター10人がすね毛に週1回の頻度で1か月照射した結果、よく見ないとわからないほど毛が目立ちにくくなりました。照射前後の毛の密度から算出した減毛率の平均が30.90%。比較したなかで30%を超えた商品はほとんどなく、謳い文句どおりの高い効果を発揮しています。刺激の少なさを謳っているだけあり、実際に使ったモニターからは「少し熱さを感じるが許容範囲」「ほとんど何も感じない」との声が続出。口コミと同様に「照射面がひんやりしており気持ちいい」と感じた人もいました。肌をいたわる機能も充実。冷却機能のほか、肌色に合わせてパワーを自動で調節する機能や、粘膜や同じ箇所への重複照射を防ぐ部位別アタッチメントが付属しています。顔・ヒゲ・VIOなどパーツごとに適したアタッチメントでお手入れできますよ。連続照射時の照射間隔も短め。パワーをレベル1に落とす必要がありますが、約0.2秒間隔と非常にスムーズに照射できます。比較したなかには次の照射まで1秒以上かかる商品があったことを思うと、脚・腕といった大きなパーツもスピーディにケアできるでしょう。痛みの感じにくさ・毛の変化ともに申し分ありませんが、唯一気になったのは照射しにくさ。本体が重いうえに太いので、手が小さい人や長時間使いたい人は疲れやすく感じるかもしれません。加えて、ヘッドが持ち手よりも大きいため、VIOや脇の凹凸にはフィットしにくい印象。価格も10万円以上(※執筆時点)とかなり高価だったため、取り回しやすさも気になる人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
オーパスビューティー03 パワープロは、ハイパワーで短期間のケアを目指す人におすすめです。VIOや脇のように太い毛を想定して、男性モニター10人のすね毛に実際に使用してもらったときの毛の変化をチェック。すると、1か月で約44.46%も毛の減少が見られました。本商品と同じ価格帯のほかの商品のなかには、30%に満たない商品も多かったので、短期間でスベスベ肌を目指せますよ。高い減毛効果に対して痛みが少ないところもポイント。冷やして照射時の熱や痛みを軽減する冷却機能がついているためか、非搭載の商品に比べて使ったモニターからも「冷たくて気持ちよい。痛みはない」と好評でした。やけどリスクの高い肌色を検知するとストッパーが働く機能もついているので、肌を労わりながら使いやすいでしょう。照射範囲も広く、VIOのほかあご・あご下のように顔にも使用可能。比較したほかの商品のなかには、顔には使えないものやヒゲには非対応のものがあったことを考えると、ヒゲのケアを自宅で手軽にしたい男性も重宝しそうです。重さは413gと少しずっしりしていますが、ほどよく角度の効いたピストルのようなガン型。そのため同じくらいの重さの商品と比較しても握りやすく、「少し角度が広めなのでVIOなどにも当てやすそう」とモニターからも好評でした。くぼんだ部分に当てやすいうえに、照射面が広くてフラットなので安定して使いやすいですよ。一方で、アタッチメントがついていないので、細かい部分に当てるときに照射面を小さくするなどの調節はできません。同じところに何回も照射しないように注意しましょう。また、1回あたりの照射に1.01秒かかってしまうところもネック。全身に使うとなると時間がかかるので、スピードよりもパワー重視の人は検討してみてくださいね。
ヤーマン レイボーテヴィーナス プロ YJEA0Lは、お風呂でケアできる防水・コードレスの商品をお探しの人におすすめです。比較した大半の商品がコード式で防水機能も非搭載でしたが、こちらは場所を選ばずケアできます。静音性も高く、実際に試した女性モニターから「どこでも使いやすい」と好印象でした。ボタンが少ないうえ、アタッチメントをはめるだけでモードが切り替わるのも使いやすい点です。本体は約450gと、口コミどおり重ため。本体とコントローラが分かれた珍しい設計のパナソニックのスムースエピは持ちやすかったのに対し、こちらは持つ部分も太めでした。モニターから「握りやすいがずっしり腕に重さがかかる」といった意見も。ただし、本商品は10回連続照射モードを搭載しておりスピーディにケアできるため、大きな負担にはなりにくいでしょう。5段階の照射レベルのうち、1~3レベルではほとんど痛みを感じるモニターがいなかった点も魅力。最大レベルを体験したモニターは「しっかり輪ゴムを弾いたくらいの痛み」と回答しました。照射部位にもよりますが、痛みに敏感でなければ問題なく使えるレベルです。ただし肝心の毛の変化について、実際に試したモニターによってばらつきがありました。結果がわかりやすいように男性の脚で2か月検証したところ、ほとんど目立たなくなった人がいる一方で、毛に影響が見られず普通に生えてきてしまう人もいました。変化を感じたモニターは「生えるスピードが遅くなった」「毛穴が目立たない」と感じたものの、上位商品には一歩届かない結果です。執筆時点での販売価格は税込99,000円(※公式サイト参照)と、高級機にあたる本商品。お風呂場で全身ケアできる手軽さで、忙しい人にぴったりの機能性が魅力です。とはいえより毛の変化を求めたい人は、ほかの商品もあわせてチェックしてみてくださいね。
パナソニックのボディトリマーは、切れ味を重視する人は要検討です。深剃りできず、剃り残しも多く「きれいにならない」という意見が多数あがっています。剃ったあとにヒリヒリとした刺激を感じたモニターもいました。長い毛を巻き込みやすいのもネックです。ただし、少ない毛量や柔らかい毛質であれば、問題なく剃れますよ。電池式で手軽に使えるので、剃り残しをサッと処理するサブ機として使うとよいでしょう。また、軽くコンパクトなので携帯用に持つのもおすすめです。とはいえ、切れ味がよくスムーズに剃れるシェーバーもあります。しっかりきれいにしたい人はほかの商品もチェックしてみてください。