スノーピーク ペグハンマー PRO.S N-002は、楽にペグを打ち込めるのが魅力。実際に使用したキャンプ経験者の男女5名のモニターからは、「力を使わなくても自重でペグが打ち込める」と好評でした。比較したなかには軽くて力が伝わりにくかった商品もあったのに対し、ヘッドが重いのでペグが刺さりやすいですよ。ペグを抜くためのホール・フックがあるのもポイント。汎用性が高いので、天候や設営場所によってギアを使い分けたい上級者にもうってつけです。ヘッドの交換はできないものの、柄には滑り止め加工があり、すっぽ抜けを防止するベルトも備えていました。ただし、「女性が使うには重たい」との口コミどおり、モニターからも「振り上げるのに力がいる」といった声が。検証では550g前後の商品が扱いやすい傾向にあったの対し、こちらは総重量は650gとやや重めです。持ち手の握り心地の評価もいまひとつで、ペグを打つ際の衝撃もそこそこ感じました。老若男女が使いやすいとはいえず、長時間作業を行うと手に疲れも感じやすいでしょう。比較したなかには、楽に振り上げられて手への衝撃も少ない商品がありました。力に自信のない人は、ほかの商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
MSR ステイクハンマーは、登山やキャンプなどで荷物を軽くしたい場合におすすめです。重量は312gと比較したなかでもとくに軽く、持ち運びもラクラク。「ヘッドと持ち手のバランスがよく振りやすい」との口コミのとおり握った際の重量バランスもよく、握り心地も安定しています。軽量のため、ハンマーを振り上げても手に力がかかりにくいのもよい点です。比較した商品にはヘッドが重くて手に負担がかかるものもあったなか、こちらはモニターからも「楽に振り上げられた」との声が多く、力に自信のない人でも振り続けやすいでしょう。楕円型の持ち手は手にフィットしやすく、「丸みがあり握りやすい」と好評です。ただし「軽量のため打撃力は弱い」との口コミのとおり、しっかり打ちつける必要があるため注意が必要です。検証してみると、550g前後のペグハンマーだと余計な力をかけずにペグを打てたため、効率よくペグを刺したいなら重量にも注目してくださいね。また、機能性が少ないのも気になるところ。比較した商品にはすっぽ抜け防止ベルトやピンペグ用のホールなど備えているものも多くありましたが、本商品についているのはペグ抜きフックとボトルオープナーのみ。便利な機能がほしい人にはやや不向きといえます。携行性に優れた商品ではありますが、軽すぎるゆえの打ち込みにくさが評価を下げてしまいました。便利な機能もほとんどないため、使い勝手重視の人はほかの商品を検討してください。
Heureux ペグハンマーは、ペグハンマーをお探しのすべての人におすすめです。実際にモニター5人が使用したところ、全員が「ペグ打ちしやすい」と回答。比較した商品内では重量が550g前後だと取り回しやすい傾向があり、本品も570gとちょうどよい重さです。「重い」という口コミのようなことはなくバランスが取れており、モニターからも「楽に扱える」と好評でした。握りやすさも良好。持ち手には凹凸があるうえ、滑り止めのラバー加工が施されていました。比較したヘッドが金属製の商品には、手への衝撃が気になるものがあったなか、本品はスチール製ながら衝撃はあまり感じません。モニターからは「ラバーが衝撃を吸収している」との声も寄せられました。「ペグ打ちにはコツがいる」という口コミに反し、強く打ち込まなくともしっかり力が伝わる点もメリットです。ヘッドの重みだけでペグが地面に刺さる感覚を得られたため、上級者だけでなく初心者にもぴったりですよ。ペグ抜きに役立つフックつきで、設営・撤収も快適。振り下ろし時にハンマーが飛ぶのを防ぐ、すっぽ抜け防止ベルトつきなのもうれしいポイントです。機能は豊富とはいえませんが、安全に使うための配慮がなされ、子どもから大人まで使いやすいでしょう。適度な重みで余分な力を入れなくともペグを打ち込める本品。撤収作業を効率よく進めるための機能も備わっていました。使いやすさに優れたアイテムなので、ペグハンマー選びで迷ったらぜひ購入を検討してみてください。
クイックキャンプ アイアンペグハンマーは、多機能な商品をお探しの人におすすめです。比較したなかには特筆すべき機能がない商品もあったのに対し、4つの機能を装備。滑り止めやすっぽ抜け防止ベルトで安全対策がとられており、ペグ抜きに活躍するホール・フックも備えていました。あらゆるペグに対応でき、設営・撤収が楽になるでしょう。実際に使ったキャンプ経験者5名からは、持ち手の握りやすさが好評でした。ラバーグリップに凹凸加工が施されていて、「手にフィットする」という声が多数。力を込めやすい設計です。総重量は約760g。扱いやすい傾向にあった550g前後の商品に比べると、ずっしりしていますが、ヘッドの重みで楽に振り下ろせました。「重さがあるぶんペグをしっかり打ち込める」という口コミどおり、力をいれなくてもペグが刺さりやすいですよ。一方、振り上げやすさに満足と答えたのは、キャンプ経験者5人中1人。ヘッドが重く力がいるため、長時間使用すると疲れる可能性があります。「手への衝撃が気になる」と口コミにもあったとおり、打ち込んだ際の衝撃が金属音とともに伝わってくるのも気になりました。重さや衝撃による手の疲労感が気になるなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
イチオシストア ソロハンマー.S FUKUオリジナルは、ペグを打ちやすい軽量&小型なものがほしい人におすすめです。重量は約360gと非常に軽く、持ち運びの負担が少ないのがメリット。比較したほかの軽量な商品は、軽さゆえにヘッドに力が伝わりにくい傾向があったのに対し、本品は重心バランスがよく少しの力でペグを打ち込めました。ヘッドは金属製で、重さを利用して楽に振り下ろせるのも利点。実際に使ったキャンプ経験者のモニター5名からも、「手が勝手に動くようにペグ打ちできる」など好評でした。比較した「コールマン スチールヘッドハンマーⅡ」は約730gあり振り上げる際に重さを感じましたが、本品は持ち手が短く力が伝わりやすい構造で力が弱い人でも扱いやすいでしょう。機能性も豊富です。比較した約4割の商品にはなかった、ペグ抜き用のフック・ホールの両方を搭載。幅広いペグに対応できるため、これ1つ持っておけばスムーズに設営・撤収できそうです。持ち手の表面はつるっとしていますが、すっぽ抜け防止のベルトつきで安全性にも配慮されていました。持ち手のフィット感も良好です。比較した「スノーピーク PRO.C」は同じ木製ハンドルながら、直線形状のためか衝撃を強めに感じました。本品はゆるやかなカーブがついたスクエア型で、指が回りこみグッと握れます。モニターからは「木が衝撃を吸収し、痛みや辛さをほとんど感じない」と好印象でした。ただし、持ち手が長くほどよい重量の「オールマーク Heureux 」や「ハック Montagna」と並ぶと、本品は短さゆえに手首にスナップ効かせる必要があるのが気になります。「打つ回数が多くなると負担に感じる」との声もあったため、長いペグを使う大型テントなどでは疲れる可能性があるでしょう。とはいえ、「従来の軽量なものでは打ち込みにくかったデメリットを解消」という、謳い文句どおりの実力を発揮。荷物を軽くできるうえ、天然木を使った持ち手は使いこむうちに味わいがでてくるのも楽しみのひとつです。コンパクトさも使い勝手も重視する人は、この機会にぜひ試してみてくださいね。
スノーピーク ペグハンマー PRO.C N-001は、タフに使いつつ長く愛用したい人におすすめ。設営や撤収に便利な機能をすべて備えているうえ、比較した商品の約2割しか対応していない、ヘッドの交換が可能です。税込7,040円(執筆時点・公式サイト参照)と比較的高価なものの、多機能さは「激安ハンマーと変わらない」という口コミを払拭しているといえます。実際に使用したキャンプ経験者の男女5人からは、ヘッドの重みで楽に振り下ろせると好評でした。検証で高評価だった550g前後の商品と比べ、670gとやや重めですが、しっかりと地面にペグが刺さります。持ち手の太さも適度で、手によくフィットしました。手への衝撃もある程度緩和されていました。ヘッドが銅製のため、プラスチックやゴム製の商品と比べると衝撃を感じるものの、モニター5人のうち「打ち込むたびに衝撃が来る」と答えたのは1人だけです。ただし、重量感があるのは気がかり。持ち手に凹凸もないため、検証では「ヘッドの重さが気になる」「力の弱い人は、長時間使うと疲れそう」という声が並びました。大人から子どもまで扱いやすい重さのペグハンマーがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。