HIS Wi-Fiは通信速度と料金の安さのバランスがとれていたのが特徴の海外WiFiレンタルサービス。ほかのWi-Fiよりも突出したものはなかったものの、バランスに優れているといえます。制限のかかりにくさの検証では、4.5GB以上使ったところで速度制限にかかってしまいました。複数人のグループでシェアして使うと速度制限にかかりやすいといえます。電池は12時間持つため、観光の途中で電池切れになる心配は少ないといえます。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で20Mbps、通常時間帯で18.5Mbps、通勤時間帯で9.04Mbps。時間帯によって速度ムラがありましたが、今回検証した海外WiFiレンタルのなかでは速い部類に入ります。韓国2泊3日の場合の料金は4,320円と、今回検証したなかで平均より高い価格でした。1日あたり約1,440円かかりますが、グループでシェアして使うことでコストを抑えられます。速度は平均的で料金はやや高めであったものの、使い勝手で重要な要素である制限のかかりにくさ・電池持ちは優れていたため、バランスのよい海外WiFiレンタルを選びたい人におすすめです。
ZEUS WiFi for GLOBALは電池持ちが優れている海外WiFiレンタルです。365日24時間通訳を依頼できる多言語通訳サポートが無料で受けられるサービスもあります。13時間使える電池持ちであるため、朝から夜まで1日中観光しても電池切れにならずにWi-Fiを使えるでしょう。同時接続台数も10台まで対応しており、複数人でWi-Fiに繋いでも通信が乱れにくいといえます。料金は無制限プランの場合、韓国は1日あたり800円、ハワイやタイの場合は1日あたり850円と安い傾向です。しかし、空港に返却カウンターがなくスムーズに返却するためには別途1,100円の返却パックを申し込む必要があるため、レンタル日数が短い場合ほど他社より割高になりやすいといえます。1日に10GB通信したところ速度制限にかかったため、グループでたくさんデータ通信をすると低速化しやすいので注意しましょう。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で10.4Mbps、通常時間帯で12.6Mbps、通勤時間帯で5.21Mbpsと速度ムラがあり、時間帯によっては動画を見るのは難しい速度でした。Wi-Fiの使い勝手よりも無料で利用できる通訳サービスを使ってみたい人ならおすすめといえます。
JAL ABCの海外WiFiレンタルは、手数料や返却手数料がかからず標準より安めの金額でレンタルできるサービスです。また、利用料に応じてJALのマイルを貯められるのもポイント。韓国で2泊3日した場合のレンタル料金は2,250円。1日あたり750円ほどで使えるので、グループでシェアして使えばそれほど負担はないでしょう。電池は12時間持つため、観光の途中で電池切れになる心配は少ないといえます。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で11.3Mbps、通常時間帯で6.96Mbps、通勤時間帯で8.93Mbpsでした。時間帯によって速度は低下したものの20GB使っても制限にはかからなかったため、使い勝手はよいといえます。受け取り可能な空港は、成田空港・羽田空港・関西国際空港の3つのみ。空港によりますが、前日17時までの申し込みで翌日カウンターで受け取りが可能です。マイルを貯められるメリットがあるため普段から飛行機をよく利用する人にとっては選択肢になる海外WiFiレンタルですが、速度と受け取り場所の少なさには注意しましょう。
とにかく安く海外WiFiをレンタルしたい人にはGlobal Mobileが選択肢に入ります。1日あたりのレンタル料金が1,000円を下回り、受取や返却の手数料がかかりません。韓国のレンタルの場合、2泊3日でかかる費用は2,670円と安くレンタルできる点が魅力です。ハワイやタイ用のレンタルの場合でも、1日あたり890円ほどの料金でレンタルできます。同時接続可能台数は10台で、1日に20GBを超える通信をしても速度制限にはかかりませんでしたが、通信速度があまり速くないのがネック。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で2.98Mbps、通常時間帯で3.36Mbps、通勤時間帯で1.7Mbpsと動画を見るのは難しい速度でした。電池持ちが12時間なので、1日中観光で使うことができるでしょう。充電端子はmicro USBと旧規格で、機種そのものがやや古い型番である点が気になるポイントです。通信速度と電池持ちは優れていなかったものの、制限にはかかりにくいWi-Fiだったため、多少不便さを割り切っても安さを重視したい人なら選んでもよいでしょう。
フォートラベル GLOBAL WiFiは海外WiFiを安くレンタルしたい人におすすめ。相場の半額近くの安さで使える海外WiFiレンタルサービスです。料金は韓国で2泊3日の場合1,668円と、今回検証したなかで最安値でした。4人でシェアすると想定した場合、1人あたり417円程度でかなりお得です。同時接続可能台数は10台で余裕があり、制限のかかりにくさの検証では大量のデータ通信を行っても速度制限がかかりませんでした。電池持ちも最大13時間使い続けられます。電話でのサポートに加えLINEのチャットでも問い合わせ可能で、補償サービスや翻訳機・カメラレンタルなどのオプションも充実しています。しかし、通信速度はあまり速くありませんでした。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で2.59Mbps、通常時間帯で12.9Mbps、通勤時間帯で4.57Mbps。時間帯によって速度にムラがありました。昼休みと通勤時間帯では動画の読み込みは難しい速度ですが、サイトの閲覧はできる速度であるため、渡航先でのスマホの用途が連絡や調べもの程度であれば問題ないでしょう。渡航先で動画を多く見る予定がなく、料金の安さを重視したい人におすすめの海外WiFiレンタルサービスです。
グローバルWiFiは通信速度が優れた海外WiFiをレンタルしたい人におすすめです。どの時間帯でも動画も快適に見られる速さで、電池持ちや同時接続の安定性が優れていました。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で14.2Mbps、通常時間帯で10Mbps、通勤時間帯で8.9Mbps。どの時間帯でも標準画質であれば動画も楽しめる速さでした。また、電池持ちは13時間で朝から晩まで使えるでしょう。同時接続可能台数は10台でグループ全員分のスマホをつないでも通信は安定しやすいといえます。制限のかかりにくさの検証でも、20GB以上使っても速度制限がかかることはなく、グループでのシェア利用でたくさん通信できるでしょう。ネックなのが料金の高さ。韓国の無制限プランを2泊3日でレンタル時は割引が用意されており2,322円と安かった一方で、ハワイの4泊6日のレンタルだと13,220円、タイの4泊5日のレンタルの場合は10,350円と高額です。複数人でシェアして利用し、支払いを分けることで1人あたりの負担を減らすとよいでしょう。韓国以外の料金は高いことを除けば、通信速度・制限のかかりにくさ・電池持ち・同時接続の安定性が優れていたため、複数人でシェアして使ったり渡航先でSNSなどの動画を見たい人におすすめの海外WiFiレンタルサービスです。
海外でも動画を楽しみたい人なら楽天トラベルグローバルWiFiがおすすめです。海外WiFiレンタルサービスのほとんどで時間帯によっては遅いときがあったなかで、楽天トラベルグローバルWiFiは速度に優れていました。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で11.5Mbps、通常時間帯で12.3Mbps、通勤時間帯で11.7Mbpsでした。どの時間でも動画鑑賞の目安である10Mbpsを超えており、いつでも快適に使えるといえます。また、電池は13時間持つため、朝から晩まで使っても電池切れになる心配が少ないでしょう。しかし、料金が高めなのは気になるポイント。韓国の場合1日あたり2,070円、2泊3日で6,210円と高額です。4人でのシェアを想定すると1人あたり約1,553円でした。受け取り手数料や返送料はかからないことと、前日15時までの申し込みで1日あたり200円引きになる早割があるため、早めに申し込むことをおすすめします。同時接続可能台数は10台で、4人程度のグループで1人1台ずつスマホをつないでも余裕があります。また、制限のかかりにくさの検証を実施したところ、短時間で大量のデータ通信をしても速度制限がかからず、快適に使える速度を保っていました。料金は高めですが通信速度は安定しているため、渡航先でSNSなどの動画を見たい人やシェアしたい人におすすめの海外WiFiレンタルです。
WiFi関連のサービスを展開するニッチカンパニーの「海外WiFiレンタルショップ」は料金が安い傾向がある海外WiFiレンタルサービスです。韓国2泊3日の場合の料金は2,910円と、今回検証したなかで平均よりも安い価格でした。1日あたり約970円で、グループでシェアして使うことでコストを抑えられます。レンタルできるルーターの電池持ちは11時間使えるスタミナでした。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で14.5Mbps、通常時間帯で9.24Mbps、通勤時間帯で6.65Mbps。昼休み時間帯は速かったものの、ほかの時間帯では速度ムラがあり、時間帯によっては動画を見るのは難しい場合もあるでしょう。また、検証では3GB使ったところで速度制限にかかってしまい、動画視聴や大容量データ通信を前提とする使い方には不向きといえるでしょう。速度や制限のかかりにくさよりも、料金の安さを重視したいのであれば選択肢に。複数人でシェアして使うならほかのサービスがよいでしょう。
訪日外国人向けにさまざまなサービスを展開するOgの「さくらモバイル 海外WiFi」は、比較的申し込みしやすい価格帯で海外WiFiレンタルが利用できるサービスです。韓国2泊3日のレンタル料は2,040円とかなり安価。空港で受け取る場合の手数料として1,100円かかりますが、総額は3,140円と価格は高すぎません。また、電池持ちは12時間持つルーターで外出先での長時間使用にも対応できる仕様でした。一方で、通信速度は昼休み時間帯で17.3Mbps、通常時間帯で13.3Mbps、通勤時間帯で0.65Mbpsと速度ムラがかなり大きく、とくに通勤時間帯はサイト閲覧も難しい速さでした。さらに、1GB通信したところで速度制限にかかってしまい、頻繁に動画を視聴する人や地図アプリを多用する人には不向きです。料金の安さとレンタルできるルーターの電池持ちはよかったものの、通信品質や速度を重視するならほかのサービスも検討するとよいでしょう。
「イモトのWiFi」は、CMなどの広告配信に力を入れている知名度の高い海外WiFiレンタルサービスです。200以上の国と地域に対応しており、海外WiFiレンタルといえばイモトのWiFiを想像する人も多いでしょう。料金プランは1日500MB・1GB・無制限から選択可能で、韓国で2泊3日した場合の無制限プランのレンタル料金は4,440円。受け取り手数料の550円を含めて4,990円と高額でした。4人でシェアしたとしても1人1,200円以上で、お得とはいえない料金です。韓国・明洞で通信速度を計測したところ、昼休み時間帯で6.69Mbps、通常時間帯で13.8Mbps、通勤時間帯で7.96Mbpsでした。時間帯によって速度ムラが目立ちますが、サイト閲覧は問題ない速度です。空港・宅配・東京本社での受け取りから選べますが、当日まで申し込み可能な空港での受け取りが便利。宅配・東京本社での受け取りの場合、返却は郵送で梱包の手間がありますが、空港での受け取りなら空港カウンターや設置されている返却ボックスにて簡単に返却できます。同時接続可能台数は10台で余裕があり、制限のかかりにくさの検証では20GB以上使っても速度制限がかからなかったため、グループ利用でも安定した接続で制限を気にせず使えるでしょう。CMで有名なイモトのWiFiですが、料金が高く速度も速いとはいえないため、知名度だけで選ぶのは避けたほうがよいといえます。