Coffee Gatorコーヒーキャニスターは、湿気のこもらない密封性の高さが魅力。コーヒー豆を10日間保存した後も、湿気が生じることはありませんでした。コーヒーの味のバランスも良く、後味もクリーン。風味もきちんと保たれていました。口の広さは申し分なく、豆の取り出しやすさも抜群。フタに付いた目盛りで、保存期間を管理できるのもポイントです。しかし、留め具が大きいうえ硬く、勢いよく開いてしまうのが難点。開ける際に、指や爪などが傷つかないように注意が必要です。密封性重視の方にはおすすすめですが、使い勝手の良さにこだわるなら、他の商品もチェックしてみて下さいね。
ニトリ 蓋から中身が見えるガラスキャニスターは、家庭で手軽にコーヒー豆を保存したい人に適した商品です。安価なうえ、使い勝手のよさでも高評価を獲得しました。本体とフタ上部が透明なので、中身がひと目で確認できるのが特徴。回転式のフタは手に収まる程よいサイズで、手の小さな人でも難なく開閉できます。コーヒー豆専用のキャニスターではないものの、密封性があり豆の風味が落ちにくいのも魅力です。豆以外に使える汎用性の高いアイテムで、シンプルな仕様でお手入れがしやすいのもポイント。スクエアな形状ゆえ、豆が少なくなると取り出しにくいですが、欠点を補うだけの美点があるキャニスターです。
みよし漆器本舗のガラス キャニスターは、フタだけ持っても落ちないほど、パッキンと本体の密閉性の高さが魅力です。10日経っても、湿気はほとんど含まれていません。中身のコーヒー豆も酸化することなく、しっかりと品質を保ちたい方におすすめです。一方、その高い密閉性が仇となり、ふたを開けにくくしてしまいました。開ける反動で容器が揺さぶられて、中身をこぼしてしまう恐れがあります。コーヒー豆をたくさん保存したい方にはおすすめできません。しかし、ガラスと木の蓋を採用したキャニスターは、おしゃれさが魅力です。先述の通り密閉性も高いので、見た目にこだわりたい方は検討してみてくださいね。
澤井珈琲のコーヒー専用保存缶は、コーヒー豆を湿気からしっかり守りたい方におすすめです。高い密封性で湿気を防ぎ、コーヒーの風味をキープできます。また、口が広いので豆の取り出しも問題ありません。ただし、豆に缶の金属臭が移ってしまったのが残念。空気圧によってフタが開けづらいのも、毎日のことだとストレスになりそうです。におい移り・使い勝手を重視するなら、他の商品の検討をおすすめします。
不二貿易のキャニスターはデメリットが目立つ商品です。フタに使われているパッキンのにおいが強く、香りが移ってしまう可能性があるのが低評価に。密閉性の検証結果は悪くなかったものの、パッキンがしっかりしていないので、長期的に使うとなるとやや不安が残ります。広口で中身が取り出しやすい一方で、容器のフタが重く普段使いしにくいのが難点。おいしいコーヒーを飲みたい方は、におい移りや日常的な使いにくさがない他のキャニスターを検討してみてください。
ロロのコーヒーキャニスターは、広めの口でコーヒー豆の取りやすさが魅力です。蓋のパッキンが緩いので、サッと開けてコーヒー豆を取り出したい方におすすめできます。また、デザインのシンプルさも特徴で、置く場所を選びません。ただ、容器内の湿気が25%と高く出てしまいました。コーヒーのテイスティングでは、後味の酸っぱさがマイナスに。そのため、湿度の高い場所での保存には向きません。長期間の保存をするのであれば、別の商品を検討してください。