HIKARIYA シーリングライト HRHA016は、手元やインテリアなど1か所を明るく照らせるシンプルなものがほしい人におすすめです。実際に部屋に取りつけると、強い光がまっすぐに進みました。比較した商品のなかでも特にライト下がくっきり明るくなったので、照らしたいものがはっきり決まっているなら向いています。明るさのムラが気になりにくいのもメリット。ライト下の明るさのムラを確かめたところ、照度の均斉度は平均約0.70と、高評価基準の0.70や比較した全商品の平均値0.69(※執筆時点)と同レベルでした。人気の「IKEA TROSS シーリングトラック スポットライト」より優秀な結果です。上下に約90度・左右に約350度と細かく角度調整できる点も魅力。比較した多くの商品にも同様の機能が備わっていましたが、本品はさらにレール上のどこにでもライトを配置できます。角度と位置を細かく調整することで、狙った場所をより照らしやすくなりますよ。ただし調光・調色ができない点は気がかりです。本体の取りつけやすさの評価はいまひとつ。重量は1.8kgと比較したなかでは軽めですが、1人で取りつけるのは大変な重さで、ネジの取りつけ位置がわかりにくいのも難点。安全性を考慮して2人で作業するのが無難でしょう。「はじめてでも説明書を見れば取りつけできた」との口コミ同様、説明書が見やすいのは利点です。機能がシンプルで扱いやすく、一部を照らすだけなら十分といえます。しかし、本体価格は16,000円ほどと比較したなかでは高め(※執筆時点)。なかには15,000円以下でもまんべんなく照らせるうえ、取りつけも簡単にできた商品もありました。コスト重視ならほかも検討してみてください。
サーキュライト シーリングシリーズ スイングモデル
CIRCULIGHT シーリングシリーズ スイングモデル DCC-SW12CMは、風力やファンの角度を細かく調節したい人におすすめです。比較した多くの商品で風量調節が3~6段階だったなか、16段階もの風量調節ができる点が魅力。ファンは12・18度の2段階の角度でスイングします。高さ20cmの薄型で、狭めの部屋に設置しやすいのも利点です。照明機能も申し分ありません。比較したなかには調色機能を備えていない商品も多かったのに対し、10段階の調光・7段階の調色設定ができ、部屋のメイン照明としても優秀です。リモコンでの遠隔操作ができるうえ、常夜灯やタイマー機能もついています。リビングだけでなく寝室での使用にもうってつけでしょう。一方、空気の循環力はそこそこに。暖房時に適した回転では、ファン近くの空気を吸い込むにとどまり、床の空気までは巻き上げられませんでした。冷房時に適した回転でも、上にたまった空気をファンに取り込むのに苦戦。「部屋全体に空気が行きわたっている」との口コミに反し、ややパワフルさに欠けたのが気がかりです。価格は執筆時点で5万円前後と高級。総合的に見て、照明としての機能性も重視したい人には購入の候補となる一台でしょう。しかし、比較したなかには、1万円前後でも空気をしっかり攪拌できた商品がありました。空気の循環を第一に考える人は、そちらもチェックしてみてくださいね。
Coconir ナチュラルシーリングライト CCN-NLC08は、映える写真を撮りたい人におすすめです。ライトが色の見え方にどのくらい影響するかを示す演色性の数値はRa96と、比較したなかでもトップクラスの鮮やかさに。「モノの色が自然に近い」との口コミがありましたが、自然光がRa100であることをふまえると納得です。テクニックいらずで色鮮やかな写真を撮影しやすいでしょう。調光・調色は10段階から選べます。比較した商品内には調光できないものもあったのに対し、本品は明るさに加え昼光色・昼白色・電球色と光の色も変更でき、シーンに合わせて部屋の雰囲気を作れるでしょう。取りつけ方法はシーリングにはめ込むだけと簡単なのもポイント。本体は1.39kgと軽めで、力に自信がない人でも設置しやすそうです。「取りつけが簡単」との口コミにも頷けます。演色照度計を使ってダイニングテーブルの高さに近い地面の明るさを測定したところ、ライトの真下で428lx、部屋の隅で177lxを記録しました。比較した商品内にはライトの真下でも100xlに届かないものもあったなか、本品は生活するには十分な明るさです。色ムラの状態を示す数値の均斉度も0.65lxと、満足といえる基準の0.6㏓をクリア。リビングやダイニングなど、人が集まる空間でも快適に過ごしやすいでしょう。リモコンの機能はシンプル。+−ボタンを連打することで、調光・調色ができます。ただし、上位商品に搭載していたシーンボタンはなく、好みの光に設定するまで手間がかかる点には注意が必要。設定した調光・調色を記憶するメモリ機能はあるものの、最初の設定に少々時間がかかる点は留意しておいてくださいね。執筆時点でECサイトで販売されている値段は11,000円前後と、比較したなかでは高めの設定。とはいえ、「より自然に近い光で、本来の鮮やかさを引き出す」と謳うとおりの演色性の高さで、日常を快適に過ごせることはもちろん、室内での写真撮影やメイクの色味を確認したいときにも便利です。SNSに写真を頻繁に投稿する人は、ぜひチェックしてみてください。
トミダライティング シーリングライトは、部屋のメイン照明として使いたい人におすすめです。実際に使用したところ、柔らかな光が天井まで届き、部屋全体が明るくなりました。比較した商品には一部だけを照らすものもあったなか、すりガラスのようなプラスチック製のシェードによって明かりが広範囲に広がります。4灯のライトはそれぞれ上下90度・左右350度に調整可能。比較したほかの商品には、左右が300度程度と狭いものもあったなか、明るさがほしい場所にしっかりライトを向けられました。角度もほどよく固定され、調整もスムーズ。テーブルをまんべんなく照らせたため、食事はもちろん勉強や仕事などの作業も快適に行えるでしょう。オプション購入できる調光・調色電球を使用すれば、光の強さや色味を自由自在に調整できます。電球のつけ替えも可能なので、部屋の雰囲気やシーンに合わせて光を演出してみてくださいね。座ったまま手軽に操作したい人はリモコンが便利です。こちらもオプションで購入できるので、あわせてチェックしてみましょう。「取りつけが面倒」との口コミに反し、説明書がとても丁寧で簡単に取りつけられました。レールが十字タイプで全長がそれほど長くない分、支えやすいのも利点です。ただし、重量は2.5kgとずっしりしているため、「1人で設置するのは難しい」との口コミどおり2人で作業したほうがよいでしょう。公式サイトの値段は執筆時点で税込6,480円です。調光・調色電球とリモコンを追加すると部屋の広さによって別途4,800~7,800円ほどかかりますが、すべてそろえても15,000円以内。リモコンなし・市販の電球でよいという人は本体価格だけでまかなえます。比較した商品には2万円以上のものもあったなか、コストを抑えたい人にもうってつけです。木製カバーやストレートタイプなどのデザイン・カラーも豊富に選べるため、ぜひチェックしてくださいね。空間を明るく照らすことに長けているので、リビングやワンルームのメインの照明として、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
アイリスオーヤマ LEDシーリングライト Series L CEA-2008Dは、明るく照らせる青白い光の照明器具をお探しの人におすすめです。実際に照らしてみるとライトの真下が特に明るく、照度は平均481lxと高めでした。比較したほかの8畳モデルには440~470lx前後の商品が多く、机の上までライト1つで十分に照らせますよ。部屋の隅の明るさも平均204lxあり、口コミどおり部屋全体をしっかり照らせていました。計測した照度から算出した均斉度は平均約0.67lxと、明るさのムラも少なめです。比較したほかの商品には0.7lx以上のものもあったものの、本商品も高評価の基準値とした0.5lxを上回っています。光の見え方を示す演色性はRa83.6で、色のきれいさはまずまず。自然光のRa100に近いとはいい難いものの、比較した商品にはRa70~83前後のものも多く見られました。昼光色ならではの青色が強めながら、実際に果物を照らしてもそれほど色のくすみ・不自然さは感じられません。涼しげな光なので、勉強や仕事にぴったりですよ。機能性はシンプル。調色機能はなく、10段階の調光機能つきです。比較したなかには常夜灯は調光できないモデルもあったなか、本商品は2段階調節が可能。シーン・メモリ機能がないためリモコンのボタン数が少なく、機能名もわかりやすいので、メーカーが謳うとおり簡単に操作できますよ。また、本体重量は約1kgと軽量で、配線器具に本体をつけて薄型のカバーをはめ込むだけで設置が可能です。取りつけ・取り外しの際に工具がいらないので、口コミ同様に1人でも簡単に設置しやすいでしょう。公式サイトの値段は税込5,580円(※執筆時点)とお手頃価格。機能はシンプルですが、明るさは上位商品にも負けない性能なので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。