ダイソー バスタオル ホワイトは、とにかく価格重視の人には候補となる商品です。価格は税込220円(公式サイト参照・執筆時点)と非常にリーズナブル。比較した商品の多くが1,000円以上、なかには5,000円を超えるものがあったことを思うと、かなり安く手に入ります。急な来客用にまとめ買いしておきたい人にもよいでしょう。速乾性も優秀な評価を獲得。タオルに水を吹きかけ1時間後の水分減少率を測ったところ、39.4%を記録しました。比較したほかの商品には15%ほどしか減少しなかったものがあったなか、スピーディに乾くのが利点。夜に洗濯を干す人や、部屋干しが多い人でも使いやすいといえます。洗濯を繰り返しても、吸水力が落ちなかった点でも評価を伸ばしました。洗濯を1回したものは色水を12cmまで吸水。10回洗濯後も11.6cmまで吸い上げ、ほとんど衰えは見られません。「吸水性がよい」という口コミどおりの結果です。毛羽落ちしにくいのも魅力のひとつ。比較したほかの商品は、0.0050g近く毛が抜けたものもあるなか、わずか0.0009gしか抜けませんでした。体を拭く際に、繊維がつく心配はほとんどなさそうです。一方、生地がかなり薄手で弾力がほとんどなく、肌触りはいまひとつ。モニターからは「粗品でもらうタオルのよう」との声があがりました。比較したほかの商品は、洗濯しても柔らかさを保てたものもあるなか、使い込むにつれざらつきやごわつきが目立ちます。肌触りを重視したいなら、ほかの商品を検討してみてください。
オーガニックコットン&バンブー レギュラーバスタオル
結論からいうと、HPS hippopotamusのバスタオルは、高級感のあるバスタオルがよい人におすすめです。生地にはオーガニックコットン・再生竹繊維が使われており、70×145cmと全身を包めるほどの大きさがあります。モニターに肌触りをチェックしてもらったところ、毛足は長く、厚みのあるサラサラとした肌触りも気持ちよいと好評。しかし、洗濯を繰り返すうちに生地にだんだんと硬さやゴワつきが出ました。なめらかな触り心地が長続きさせるには、ネットを使ったり干す前に振って空気を含ませたりしてみてください。比較したなかの上位商品と比べると吸水力は弱めですが、使い込んでも衰えません。また、厚手ながらそこそこの速乾性があり、毛羽落ちもあまり気になりませんでした。税込9,240円と高価ですが、品質や安全性にこだわっている一品です。カラーバリエーションが豊富で刺繍を入れるサービスも用意されているので、結婚や出産のお祝いやお返しにいかがでしょうか。
IKEA ヴォーグショーンは、部屋干しする機会が多い人でも使いやすいアイテムです。濡らしたタオルを1時間放置したときの水分減少率は41.5%。比較した商品には30%前後しか乾いていないものが多かったなか、スピーディに乾くので生乾き臭も発生しにくいでしょう。「毛羽落ちが気になる」という口コミがあったものの、タオルの繊維が比較的落ちにくいのも利点。実際にガムテープを使って毛羽の抜け具合を確かめると、比較したなかには0.0044gの毛羽が抜けた商品があった一方、本品はその1/2程度の0.0019gでした。ほかの洗濯物に毛羽がつく心配も少ないでしょう。口コミとは異なり、吸水性もまずまず良好です。吸い上げた色水の長さを測ると、新品状態で8.2cm。15cm近く吸い上げた上位商品にはおよばないものの、新品から洗濯10回目まで比較した商品の平均を上回りました。洗濯を重ねると吸水力がアップしたのもメリットです。一方、タオルに弾力がなく肌触りはいまひとつ。新品の状態でも生地の薄さと硬さが感じられ、ふわふわとした感触はありませんでした。洗濯を重ねると生地のゴワつきが増し、モニターからは「硬くて気持ちよくない」「バリバリしている」という厳しい意見が寄せられています。評判どおり乾くのが早い点は魅力なので、キッチンや洗面所の手拭きには向いているでしょう。とはいえ肌触りのよさや生地のボリューム感を重視するなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
タオル研究所 毎日シンプル #001 バスタオル 2枚セットは、肌触りがよく、毛羽落ちしにくい商品をお探しの人におすすめです。新品時は滑らかでふんわりとしており、実際に使用したモニターからは「10回洗濯をしてもへたっていない」と好評でした。比較した商品にはへたりやごわつきが目立つものもあったなか、弾力をキープしつつ長く使用できるでしょう。タオルにガムテープを貼りつけても繊維はついてこず、毛羽落ちも比較したなかで最小限に抑えられています。メーカーの謳い文句どおり繊維がしっかりしており、繊維の付着が気になる人にもうってつけですよ。しかし、口コミに反して吸水性はいまひとつ。洗濯を重ねるごとに吸水力はアップしたものの、10回の洗濯後も、タオルに浸した水の吸い上げ量は全体平均の9.6cm(執筆時点)より低い9.4cmでした。体の水分を素早く拭き取りたい人にはやや物足りない印象です。また、濡れたタオルを1時間放置したあとの水分の蒸発率は26%と低め。全体平均は28%(執筆時点)、なかには50%蒸発した商品もあったことを考えると、やや乾きにくい印象です。メーカーの謳い文句に反して、梅雨の時期などには乾燥に手間取る可能性があります。柔らかな手触りで、繊維が落ちないのが魅力の商品。吸水性や速乾性にもこだわりたい人は、ほかの商品を検討してみてくださいね。
結論からいうと、カインズ 洗濯してもふんわり長持ちバスタオルは、長く使い続けやすいタオルがほしい人におすすめです。吸水力を検証するためにカットしたタオルの生地を色水につけてみたところ、洗濯を重ねるたびに吸い上げる水の量がアップしました。肌触りのよさをチェックしたモニターからは、「新品はなめらかで肌になじみやすい」という声が寄せられています。1回洗うとわずかにパサつきが出たものの、新品と比較しても大きな変化は見られません。5回・10回と洗濯を繰り返すと弾力が減りましたが、不満に感じるほどではありませんでした。マイクロファイバーでできたタオルに比べると肌触りの持続性は若干劣りますが、マイクロファイバーは洗濯すると吸水性が落ちる傾向があったため、質感よりも吸水性を重視する人にとっては有力な候補となるでしょう。速乾性はまずまずで、濡らしてから1時間経つと水分が31.4%蒸発しました。部屋干ししてもおおむね問題なく乾きやすいといえます。また毛羽落ちも気にならないため、体を拭いたときに肌に繊維がまとわりつく心配も少ないでしょう。公式サイトでの値段は税込1,480円(執筆時点)と安価なので、ぜひ購入してみてくださいね。