結論からいうとペンてるのエナージェル キャップ式 BLN55-Aは、幅広いシーンで使える書き心地のよいゲルインクボールペンをお探しの人におすすめです。実際に6人のモニターで使用して書き心地を検証したところ、力を入れなくともきれいな文字を書けました。とくにモニターから好評だったのは、インクの濃さ。安定してインクが出るため、かすれにくい傾向にあります。ペン先には細めのパイプチップを搭載しており、小さな文字を書いても潰れません。書きごたえがあるので、筆圧が強い人にも向いていますよ。またグリップは柔らかいラバー素材で、波状の模様が加工されています。比較したほかの商品には、指への食いつきがいまひとつなものもありましたが、本品はしっかりとフィットしました。6人のモニター全員が持ちやすさに「満足」と回答したため、手の大きさに関係なく使いやすいでしょう。さらに書いた直後に文字を指でこすってもインクはつかず、上からマーカーを引いてもにじみませんでした。優れた速乾性により、連続で書き物をする際にも活躍します。執筆時点における公式サイトでの販売価格は税込220円と、比較した全商品のなかでも価格は手頃でした。書き心地・持ちやすさともによく、デザインもスタイリッシュなので、ぜひこの機会に検討してみてください。
結論からいうとパイロット マルチボール LM-10F-Bは、手帳やメモなどの限られたスペースへの筆記におすすめです。ペン先が細いつくりで、さっと書いた字や小さな文字もつぶれずきれいに書けます。実際にmybestのモニター6人で使用した検証では、筆記中のムラ・かすれは一切なく、文字の大きさや書くスピードを問わずきれいに書けました。水性ボールペンらしい滑るような使用感も魅力。また速乾性にも優れており、検証では文字を書いた1秒後にはしっかり乾きました。ノートや手を汚しにくく使いやすいといえます。かすれにくさ・速乾性ともに、「素早く書いてもかすれず、すぐに乾く」という口コミどおりの結果といえます。さらに、にじみにくさは比較した商品のなかでもトップレベルの評価に。インクにはメーカー独自開発の顔料インクを使用。上から水性マーカーで線を引いた検証ではほとんどの商品がにじんでしまうなか、比較的きれいな状態をキープしました。弾力のあるラバーグリップが指にフィットし、丸みを帯びた形状とほどよい大きさも相まって好みの位置で握りやすいといえます。金属やガラス、プラスチックにも文字が書ける特徴があるので、幅広く使えますよ。ぜひ手に取ってみてください。
LAMY safari ローラーボール L318は、長時間筆記する機会が多い人におすすめです。実際に試し書きした6人のモニター全員から、特徴的な太めの三角グリップと指先にフィットするくぼみが持ちやすいと好評でした。比較したなかで高評価を獲得した商品のようなグリップのラバーはないものの、指への負担が少ないですよ。重量も19gと軽く、キャップを装着すると長さのバランスも良好でした。口コミに反してインクの速乾性が高かったのも、たくさん書く人にはうれしいポイント。比較したなかには5秒経過しても乾かない商品もありましたが、こちらは1秒後には乾いたため、手や紙面の汚れを気にする必要はありません。上からマーカーを引くと全体的ににじんでしまいましたが、染料インクの商品全体で同様の傾向が見られました。口コミで指摘されたかすれについては、連続して円を書いたりひらがなを複数書いたりしても、かすれ・色むらは見当たらないという結果に。比較した顔料インクの商品はややかすれたものもあったのに対し、染料インクならではの発色のよさです。ペン先が太いこともあり、くっきりした文字が書けるでしょう。公式サイトの販売価格は税込4,180円(※執筆時点)と、高級品にあたる本商品。実際に筆記したモニターからは「スーッと滑るように書ける」と書き心地も評判でした。細かい筆記には向かないものの、とめ・はねが表現しやすく、あて名書きやお礼状にもうってつけですよ。デザイン性も高いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ぺんてるのトラディオ プラマンは、手紙や宛名書きなど、はっきりとした文字を書きたいシーンにおすすめです。紙への摩擦のない安定した書き心地で、モニターからも「マジックペンのようにサラサラ書ける」と好評。比較したなかには滑りが悪かったりインクが出過ぎたりするものもありましたが、こちらは細かな文字もスムーズに書き進められました。線のかすれもほとんどなく、くっきりとした文字に仕上がります。ペン先は0.4~0.7mmの細~太字サイズ。比較した水性ボールペンと違ってペンの向きで太さが異なるため、万年筆のような味のある文字を書けますよ。グリップはツルツルしたプラスチック製ですが、万年筆のような曲線がありフィット感も良好です。比較したなかには重みで手が疲れやすい商品もあったのに対し、15gと軽量なのもポイント。重心のバランスがよく、こちらもモニターから「手が疲れにくい」との声が多数寄せられました。「インクが手につきやすい」との口コミに反し、速乾性も優秀です。比較した多くの商品が数秒経ってもインクが乾かなかったなか、書いた直後の文字に触れても手にインクがつくことはありませんでした。続けて文字を書く場面でも、手が汚れにくいのがメリットです。しかし、「文字がにじむ」との口コミどおり、マーカーなどのラインに弱いのがネック。実際に文字の上からマーカーを引いたところ、少しにじんでしまいました。比較したなかでは、顔料インクを使用したパイロットの「マルチボール」などはほとんどにじみがなく、学習用にはこちらをチェックしてみてもよいでしょう。水性ボールペン特有のなめらかな書き心地は魅力ですが、耐水性の高いペンがほしい人は、ほかの商品も検討してくださいね。
結論からいうとゼブラのスラリ 0.5mm BNS11は、図形や表を書くときに向いています。実際に文字や円を書いた検証では、ペンの動きに緩急をつけても文字を一定の濃さで書くことができ、書きはじめから最後まできれいな文字を書けました。口コミでは「すぐに文字がかすれる」との評判もみられましたが、インクの出は安定しています。油性と水性両方のよさをもつエマルジョンインク搭載により、なめらかにペンを動かしやすいといえますよ。ペンの形状はグリップ部分が少し盛り上がっており、ラバーの指あたりも柔らか。比較したほかの商品には、重量が20gを超えるほど重いものもあったなか、本品は9.7gと軽量です。「指にぴたっとはまって持ちやすい」とモニターからも好評で、長時間使い続けても疲れにくいといえます。ただし速乾性は上位商品に一歩およばず。手にインクがつかないほど乾くまでに、2秒ほど時間がかかりました。乾くスピードの速さを求める人は、ほかの商品もチェックしてみてください。