BUFFALO ポータブルHDD HD-PZFU3-Aシリーズ
バッファロー HD-PZFU3-Aシリーズ HD-PZF1.0U3-BKAは、持ち運びの頻度が高い人におすすめです。比較した商品の大半は本体とケーブルがわかれていましたが、本品は本体にケーブルを収納できます。ケーブルを忘れる心配がなく、コンパクトに持ち運びが可能です。自動暗号化・パスワード認証の2重のセキュリティ機能もついており、データの流出も防止できるでしょう。故障予測機能(みまもり合図forポータブル)を搭載しているのも利点。故障を検知するとLEDランプが通常時とは異なる色で点灯するため、ひと目で本体の状況を把握できます。米軍が使用する物資にも用いられる「MIL規格」の耐衝撃性能もあり、落下などによってデータを損失するリスクを減らせますよ。ベンチマークテストにおける読み書き速度はスピーディです。実際に計測したところ、読み込み速度は平均142.8MB/s・書き込み速度は平均143.87MB/sと、ともに比較した全商品の平均値である読み込み速度136.60MB/s・書き込み速度133.39MB/s(※2025年4月時点)を上回りました。実使用時の転送速度も申し分なく、5GBの画像・動画ファイルの転送にかかった時間は平均40.30秒を記録。比較したほかの商品には16GBのゲームデータの転送に160秒以上かかるものもあったなか、平均131.0秒で作業が完了しました。短時間でバックアップできるため、待ち時間を少なくしたい人に向いています。一方で、熱がこもりやすいのは気になるところ。大容量データの書き込みを30分間続けたあとの本体温度は47℃と高温でした。通気性のよい場所に置くなど設置場所を選びますが、付加機能が豊富かつ手軽に持ち運べるのは魅力です。屋外での使用を考えている人は、ぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>外出先へ持ち運んで使いたい人スムーズにバッグアップできるものがほしい人セキュリティなど多機能なものがよい人<おすすめできない人>テレビ裏や壁に囲まれた場所に置きたい人
Hanye PCIe NVMe M.2 SSD HE70-2TBNHS1は、高性能かつ手頃な価格のPS5対応SSDがほしい人におすすめです。とくに冷却性能に優れており、内部には放熱性を高めるアルミ製のヒートシンクを搭載しています。実際に64GBのデータを読み書きしたときの本体温度は最高45.0℃と、比較した全商品の平均53.09℃(※)よりも低くなりました。読み込み速度もスピーディです。1GBのデータを読み込んだところ、ベンチマークスコアはシーケンシャル速度(連続したデータの移動時)が6609.62MB/s・ランダムアクセスの速度(不規則なデータの移動時)が738.93MB/sを記録。シーケンシャル速度はメーカーの公称値7450MB/sに届かないものの、最新ゲームのプレイに支障はありません。書き込み速度を調べると、シーケンシャル速度は5794.10MB/sと比較した全商品の平均5532.77MB/s(※)を上回りました。ただし、ランダムアクセスの速度は280.20MB/sと全体平均の334.69MB/s(※)よりも遅くなったため、ゲームデータの保存をするときは少し時間がかかる可能性があります。ゲームのプレイ時には、起動までの待ち時間が気になりません。実際にPS5にてゲームソフト「エルデンリング」をプレイしたところ、平均12.68秒で起動したことを示す「FROM SOFTWER」の文字が表示されました。本品をつないでも起動時間への影響は少ないといえます。ECサイトでの販売価格が容量2TBで17,500〜20,000円とリーズナブルなのもうれしいポイントです。比較したほかの商品には、同容量で35,000円を超えるものもありました。「熱のこもりがものすごい」との口コミに反して放熱性に優れているかつ読み書き速度も速いため、この機会にぜひ購入を検討してみてください。2025年1月時点<おすすめな人>高画質ムービーが入るロードの多いゲームを快適にプレイしたい人高性能で価格が手頃なものを選びたい人熱による故障の心配が少ないものがほしい人<おすすめできない人>なし
アイ・オー・データ機器 HDD-UTL4KBは、複数番組を同時に録画できる、高性能なHDDがほしい人におすすめです。容量は4TBと大きく、複数番組の同時録画や4K放送の録画に対応しているのが魅力。比較した一部の商品に備わっていた24時間稼動や全録には非対応ですが、観たい番組が重なったときにも使いやすいでしょう。静音性は比較したなかでもとくに高く、テレビ視聴や睡眠を妨げにくいのも利点。実際に100GBのデータを転送した結果、1m離れた場所での稼動音は平均25.67dBに抑えられました。リビングはもちろん寝室に置いても、夜間の録画の音が気になることは少ないでしょう。据え置き型で熱がこもりにくい点も見逃せないポイントです。100GBのデータを30分間転送し続けても、本体温度は最高31℃と低めでした。比較したポータブル型のHDDには50℃を超える商品もあったなか、熱による故障リスクは少ないといえます。比較した一部の商品にはなかった故障予測機能も搭載。専用アプリでHDDの状態を定期的にチェックでき、予期せぬ故障によるデータ紛失に備えられます。滑り止めもついており、衝撃や転倒で破損するリスクも軽減できるでしょう。LEDランプで使用状況がひと目でわかるうえ、睡眠時にはオフにできるので光が気になりにくいですよ。比較したほとんどの商品と同じく、アダプターが大きめでほかのプラグに干渉しやすい点・買い換え時に録画データを引き継げるSeeQVaultに非対応な点には留意が必要。とはいえ、静音性・排熱性能に優れ、故障リスクにも配慮された高性能な1台といえます。テレビ録画用HDD選びに迷ったら、ぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>静かで故障しにくいHDDがほしい人複数番組を同時録画したい人4K放送を録画したい人<おすすめできない人>とくになし
アイ・オー・データ テレビ録画&パソコン両対応 外付けハードディスク HDD-UT4Wは稼動音は静かですが、肝心のデータの転送速度は遅めです。実際にデータを転送したところ、1GBのデータは平均37.60秒、100GBは平均10分41秒かかりました。比較したなかには100GBのデータを平均7分ほどで転送できたものもあったことをふまえると、とくに大容量のデータ転送は待ち時間が長い…と感じそうです。処理能力を示すベンチマークスコアも低めです。口コミでは「書き込み速度が速い」と評価されていましたが、実測値は読み込み40MB/s・書き込み28MB/sでした。比較した商品には読み書きともに250MB/sを超えたものもあり、素早くデータを転送したい人には向いていません。一方、比較したなかでも珍しい故障予測ができるのは魅力です。Windows専用アプリ「診断ミレル」に対応しており、故障の兆候を事前に把握できます。データ復旧サービスは有料ですが、土日でも電話窓口へ問い合わせができるため、平日に連絡する時間がない人にもよいでしょう。静音モデルを謳うだけあり、稼動音は平均40.20dBと静かです。口コミどおり寝室で使用しても音は気になりにくいですよ。熱を逃すファンのないファンレス設計ながら、熱がこもりにくいのもメリット。負荷をかけても本体温度は32℃までしか上がらず、故障リスクが高まる50℃を下回りました。執筆時点で1万円台と手に取りやすい価格ですが、データの転送に時間がかかるのはネックです。同じくらいの価格帯でも、本品のようにテレビ録画・PCのデータ用の両方に使えて転送も速いものはありました。保証期間も1年間と特別長くはないので、ほかの商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
Monster Storage MS950 NVMe ヒートシンク付きSSD
Monster Storage NVMe ヒートシンク付きSSDは、ゲームを快適にプレイしたい人におすすめです。熱を放出するヒートシンクを搭載しており、冷却性能は優秀。実際に64GBのデータを移動したあとの温度を測定すると、比較した商品内には70℃近いものもあったなか、平均43.67℃と抑えられていました。「熱暴走でゲームが落ちる」との口コミに反して、熱はこもりにくいといえます。読み込み速度のベンチマークマークスコアも良好です。1GBのデータを移動させた際のソーケンシャル速度(連続したデータの移動時)は公称値の7,100MB/sには届かないものの、数値は6589.95MB/sと高速。ランダムアクセスの速度も739.36MB/sと、比較した全商品の平均670.46MB/s(※)を超えていました。書き込み速度も速く、ランダムアクセスの速度は338.89MB/sとほかの商品と比べても悪くない数値です。シーケンシャル速度は5538.82MB/sとメーカーの公称値である6500MB/sにはおよびませんが、ゲームのダウンロードや移動時はスムーズに行えます。ゲームをそこまで待たずに起動できるのも利点です。実際にPS5にてゲームソフト「エルデンリング」をプレイしたところ、平均12.67秒で起動できました。起動までに時間がかからないため、すぐにゲームをはじめられます。冷却性能・処理能力の高さを兼ね備えており、広大なオープンワールドのゲームなど移動時の負荷が大きなデータにも対応が可能です。また検証で使用したモデル容量4TBと大きく、60本程度のオンラインゲームをインストールできるのも魅力。いろいろなゲームをプレイしたい人もこの機会にぜひ検討してみてください。2025年1月時点<おすすめな人>起動やロードにかかる時間を短縮したい人熱による故障のリスクを減らしたい人<おすすめできない人>なし