東芝 HDD DT02ABA600は、転送速度が速いデスクトップ向けの内蔵HDDをお探しの人におすすめです。処理性能を測るベンチマークテストの結果は、読み取りが196.6MB/s・書き込みが199.68MB/sでした。実際にデータをコピーしてみたところ、50GBは4分47秒・100GBの大容量でも9分14秒で転送が完了。ランダム書き込み時の速度低下もなく、今回検証した全商品と比べても優秀な結果となっています。データ単価が2円/GBと安いのもポイント。最安値ではありませんが、デスクトップ向けの商品のなかではコストが抑えられていました。100時間稼働させてもエラーは起きず、耐久性も問題ありません。ストレスなく作業したいなら、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
TVS REGZA THD-400V3は、レグザの純正USBハードディスクを使いたい人におすすめです。通常録画はもちろん、比較した多くの商品になかったタイムシフトマシン録画に対応しているのが利点。指定したチャンネルをまるごと録画でき、お気に入り番組の撮り逃しを防げます。4K放送録画や24時間稼動にも対応しており、見逃した番組も好きな時間に楽しめるでしょう。「音が気になる」との口コミに反し、データ転送時の動作音は平均25.7dBと非常に静かでした。比較したほとんどの商品で静音性が高い傾向でしたが本品も例外ではありません。テレビ視聴中や睡眠時も音が気になりにくく、リビング・寝室などさまざまな場所で活躍するでしょう。比較したなかでも熱がこもりにくい傾向があった据え置き型なのもポイント。実際に大容量のデータを30分間転送し続けたあとの本体温度は最高29℃とかなり低めでした。比較したポータブル型のHDDには50℃を上回る商品もあったのに対し、排熱性能が高く、熱による故障リスクを軽減できますよ。使い勝手も悪くなく、振動を防止する滑り止めや使用状況がひと目でわかるLEDランプを搭載。ただし、ACアダプターが大きく設置の際にほかのプラグに干渉しやすい点は惜しいところです。比較したほかの商品と同じくSeeQVaultにも非対応なので、テレビを買い替えるとこれまでの録画が観られなくなる点にも注意しましょう。加えて、内部の故障を予測して知らせる故障予測機能は非搭載。予期せぬ故障で録画データを紛失する可能性があることは頭に入れておいてくださいね。とはいえ、静音性や排熱性能に優れ、見たい番組の録り逃しを防げる高性能な1台です。レグザ純正品がほしい人は、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。<おすすめな人>レグザ純正品がほしい人静かで故障しにくいHDDがほしい人録り逃しを防ぎたい人<おすすめできない人>とくになし
エレコム TV向け外付けハードディスク ELD-HTV040UBKは、コストを抑えながら快適にバックアップしたい人におすすめです。実際に16.6GBのゲームデータを転送すると98.7秒で完了しました。比較した商品には高評価の基準値である100秒を越えるものがあったなか、待ち時間が少なく「データの転送速度がすごく遅い」との口コミを払拭。5GBの動画・画像ファイルの転送にもあまり時間はかかりませんでした。実測したベンチマークのスコアも高記録。ベンチマークソフトを使って3回計測した平均値は、読み込みが193.22MB/s、書き込みが188.23MBで、どちらも高評価の基準値180MB/sより速い結果でした。ECサイトによっては13,000円(※22025年3月時点)で購入できる低価格帯でありながら、比較した20,000円を越す商品と比べても転送速度は大きく劣りません。コスパ重視の人にもぴったりです。大量のデータを転送し続けた際に、熱の上昇を抑えられたのも利点。100GBのダミーデータを30分間転送し続けたときの温度を計測すると、最高温度43℃と低め。比較した多くの商品と同様に熱の故障のリスクが高まる50℃を下回りました。本体にアクセスLEDがあり、接続状況がひと目でわかるのも利点です。縦向き・横向きにも置けるので、様々なスペースに合わせやすいでしょう。しかし、比較した多くの商品と同様にACアダプターが大きく、コンセントを覆いやすいのが気なるところ。ほかの機器と一緒にコンセントを使用したい人は注意しましょう。比較した多くの商品にあった故障予測機能がないのもネックです。落下を防ぐ滑り止めもありません。低価格帯でありながら、転送速度は「大容量データを軽快に扱うことができる」という謳い文句や「データコピーがスムーズ」という口コミどおりの速さの本商品。バックアップ用にコスパのよい機器をお探しの人には向いていますが、重要なデータを管理するならほかの商品を検討してみてくださいね。<おすすめな人>PCやスマホのバックアップで使用したい人低価格帯の商品からある程度性能がよいものを探している人使用頻度が高い人<おすすめできない人>重要データの管理に使用したい人
アイ・オー・データ機器 HDD-UTL4KBは、複数番組を同時に録画できる、高性能なHDDがほしい人におすすめです。容量は4TBと大きく、複数番組の同時録画や4K放送の録画に対応しているのが魅力。比較した一部の商品に備わっていた24時間稼動や全録には非対応ですが、観たい番組が重なったときにも使いやすいでしょう。静音性は比較したなかでもとくに高く、テレビ視聴や睡眠を妨げにくいのも利点。実際に100GBのデータを転送した結果、1m離れた場所での稼動音は平均25.67dBに抑えられました。リビングはもちろん寝室に置いても、夜間の録画の音が気になることは少ないでしょう。据え置き型で熱がこもりにくい点も見逃せないポイントです。100GBのデータを30分間転送し続けても、本体温度は最高31℃と低めでした。比較したポータブル型のHDDには50℃を超える商品もあったなか、熱による故障リスクは少ないといえます。比較した一部の商品にはなかった故障予測機能も搭載。専用アプリでHDDの状態を定期的にチェックでき、予期せぬ故障によるデータ紛失に備えられます。滑り止めもついており、衝撃や転倒で破損するリスクも軽減できるでしょう。LEDランプで使用状況がひと目でわかるうえ、睡眠時にはオフにできるので光が気になりにくいですよ。比較したほとんどの商品と同じく、アダプターが大きめでほかのプラグに干渉しやすい点・買い換え時に録画データを引き継げるSeeQVaultに非対応な点には留意が必要。とはいえ、静音性・排熱性能に優れ、故障リスクにも配慮された高性能な1台といえます。テレビ録画用HDD選びに迷ったら、ぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>静かで故障しにくいHDDがほしい人複数番組を同時録画したい人4K放送を録画したい人<おすすめできない人>とくになし
サンディスク エクストリーム ポータブル SSDは、読み書き速度を重視したい人やデータの持ち運びが多い人にもおすすめしたい商品です。実際にベンチマークテストで読み書き速度を比較検証したところ、読み込み689.32MB/s・書き込み875.31MB/sと、総合力では検証トップクラスの実力を発揮しました。シリコンシェルでカバーされたボディは衝撃に強く、カラビナを通すループもついて携帯性にも優れています。PS4・PS4 PROでの起動・ロード時間も高評価。それぞれ計測してみると、ロード時間はPS4で13.55秒・PS4 PROで10.79秒と全体平均以上の速さでした。「読み書きが速い」との口コミどおり、ロードが頻繁なゲームでも大幅な時短が期待できる商品です。「発熱しやすい」という口コミもありますが、検証で負荷をかけても適正表面温度50℃以下をクリアしました。ただし、表面温度は45.6℃と比較したほかの商品よりはやや高め。通気性の確保や連続使用を避けるなど、対策をすると発熱リスクを抑えて使用できるでしょう。容量のラインナップは、500GB・1TB・2TB・4TBと幅広いニーズに対応。5年間のメーカー保証もあり、万一の不具合にも対応できますよ。気軽に設置・持ち運びできる外付けタイプなので、PCやゲームの速度が気になる人にはもちろん、データの持ち出しをしたい人も要チェックです。