無印良品 マイルドクリームクレンジングは、つっぱり感なく洗いたい人におすすめです。モニターからは「洗い上がりのしっとり感がちょうどいい」と好評。比較したなかには、しっとりする分膜を張ったようなベタつきが残る商品もありました。一方こちらは、洗い流しやすく被膜感が残りません。「洗ったあとのしっとり感が好き」との評判にも納得です。テクスチャは硬めですが、肌にのせるとよく伸びます。「硬めで肌になじみにくい」という口コミに反し、モニターからは「スルスル塗れる」と好評。香りはほぼ無臭で、苦手だと感じたモニターはいませんでした。強い香りが苦手な人や、香りに敏感な人も使いやすいでしょう。保湿成分の配合数はそれほど多くありませんが、シンプルな成分構成も長所です。成分表示をチェックした理系美容家の箱崎さんは、「普通肌への刺激が懸念される成分は見当たらず、メインのオイル成分である水添ポリイソブテンによる高い洗浄力が気になるのみ」と見解。肌質問わず使いやすいといえます。一方でクレンジング力はいまひとつ。人工皮膚に塗布したメイクに使用したところ、ベースメイクにはすばやくなじみましたが、ポイントメイクは残りました。比較した商品の60%以上(※執筆時点)はポイントメイクをすっきり落とせませんでしたが、こちらもスピーディにメイクを落としたい人にはやや不向きでしょう。洗顔後の肌をしっとりと保つと謳うとおり、洗い流しやすく心地よいしっとり感を得られる点は魅力です。とはいえ、上位商品には使用感が高いうえに、ポイントメイクまできれいに落とせたものも。普段からしっかりメイクしている人は、より高評価だった商品も検討してみてくださいね。
Purevivi ピュアヴィヴィ クレンジングローション
この商品は、肌へのやさしさに配慮された水クレンジングをお探しの人におすすめです。配合成分にこだわり、肌を保護しながらメイクをオフできます。サラッとしたテクスチャで使用後にベタつきが残りにくいのも美点。軽い使用感で、デイリーに使いやすいアイテムです。W洗顔不要で保湿までが一度に終わるため、忙しいときにもぴったりですよ。界面活性剤が多く配合されており、クレンジング力も期待できます。実際の検証でもベースメイクを一拭きで落とすことができ、高評価を獲得しました。濃いアイメイクはオフしにくいものの、丁寧になじませれば対応可能です。コスパがよいので、毎日たっぷり使えますよ。ほんのりとした柑橘系の香りを感じつつ、肌をお手入れしてみてくださいね。
プレディア ファンゴ W クレンズは、クレンジング後のカサつきに悩む人には候補のひとつになる商品です。実際に商品を試したモニターからは、「すっきり流せて保湿感も得られる」と好印象。比較した大半の商品はしっとり感が残る使用感で、こちらにも当てはまりました。「つっぱり感のない洗い上がり」という口コミにも納得の結果です。テクスチャは、こっくりとした質感。「よく伸びて使いやすい」という口コミの評判どおり、実際に使用したモニターからは「体温でスッとなじんで扱いやすい」「伸びがよい」といったポジティブな声が集まりました。クリームらしい濃厚な使い心地を好む人に向いていますよ。香りは、華やかなフローラル系です。モニターからは「上品な香りで気分がほぐれる」「フレッシュさを感じる香り」と高評価を獲得。比較した一部商品のような香りの強さは気になりにくく、においに敏感な人でも使いやすいでしょう。メインのオイル成分には、ミネラルオイルを配合しています。比較したなかには肌質によっては不向きな成分を含む商品もあったのに対し、成分表を見た理系美容家は「敏感肌でも使いやすい」と評価。肌がデリケートな人でも使いやすいのはうれしいポイントです。ただし、比較したほとんどの商品と同じく、クレンジング力は高くありません。人工皮膚に塗ったメイクに20秒なじませても、落とせたのはコンシーラーのみ。ベースメイクもアイメイクもほとんど残りました。「メイクアップ料や酸化した皮脂もしっかり落とす」という謳い文句とはやや異なり、「丁寧にクルクルしないと落ちない」という口コミどおりの結果です。執筆時点の値段は、150g入りで税込2,750円(※執筆時点)。保湿感のある洗い上がりで、洗顔後のつっぱり感が苦手な人にはおすすめできる一品です。とはいえ、比較したなかにはよりクレンジング力の高い商品もあったので、しっかりメイク派の人はそちらもチェックしてみてくださいね。
Cher-Couleur NATUREPEAU ベーシッククリーム クレンジング
シェルクルール ベーシッククリームは、ナチュラルメイクを落としたい敏感肌の人におすすめです。全成分を確認した理系美容家は、オイル成分のスクワランをはじめとする油脂がメインのつくりに着目。比較した商品にはメイク落ち重視のものもあるなか、「穏やかな洗浄力で、敏感肌にも配慮している」と高く評価しています。商品を試したモニターからは、「柔らかいテクスチャでよく伸びる」と好評でした。ほのかなフローラル系の香りにも、モニター5人のうち4人が「気にならず使える」と答えています。「香りが苦手」という口コミに反し、比較した香りの強い商品によりも万人受けしやすいでしょう。洗い上がりの肌は「しっとり感がある」と、5人のモニター全員が満足しました。口コミで懸念されたつっぱり感も指摘されていません。比較したなかにはクリーム特有の油膜感が残った商品もあったのに対し、ベタつき・ぬるつきは控えめ。保湿感とさっぱり感のバランスのよさが光ります。一方で、クレンジング力はいまひとつです。人工皮膚に塗ったメイクアイテムになじませたところ、アイメイクはそのまま残ってしまいました。「濃いメイクは落ちない」という口コミどおり、ナチュラルメイクの人向きといえます。しっかりメイクした日は、アイメイクリムーバーの併用が必須でしょう。比較したなかで、短時間ですべてのメイクを落とせた商品はほとんどありませんでした。しかし、なかには優れたクレンジング力を発揮した商品も。敏感肌に配慮しながらメイクもしっかり落としたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
SOFINA 乾燥肌のための美容液メイク落とし クリーム
ソフィーナ 乾燥肌のための美容液メイク落とし<クリーム>は、クレンジングクリームをお探しのすべての人におすすめです。人工皮膚に塗ったメイクになじませると、「濃いメイクは落ちない」という口コミに反して20秒でポイントメイクまできれいにオフ。比較した商品の約半数はベースメイクも落とせなかったなか、トップクラスの洗浄力を発揮しました。成分構成も高評価です。理系美容家は水溶性の保湿成分の豊富さに着目し、「ジェルに近いつくりで、肌の保湿効果に期待ができる」と評価しました。また、比較したなかには敏感肌への刺激となりうる成分を含む商品もあるなか、専門家からの指摘はありません。実際に商品を試したモニターからは、軽く伸ばしやすいテクスチャが好評でした。やさしいフローラル系の香りにも、モニター5人全員が「好みの香り」と回答。洗い流したあとに、比較した商品の多くに見られたクレンジングミルク特有の油膜感やつっぱり感がないのも魅力です。「ベタつく」という口コミの懸念に反し、「ベタつき残さず、うるおい感のある肌に洗い上げる」という謳い文句どおりの使い心地が期待できます。クレンジングミルクならではのマイルドな使用感だけでなくメイク落ちにも妥協したくない人は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
ルナソル ポイントメイクオフNは、肌質問わず使いやすい点は魅力ですが、濃いメイクをサッと落としたい人には向いていません。実際に、人毛つけまつ毛にウォータープルーフのマスカラを塗布し、商品を含ませたコットンで6回拭き取ったところ、スルッとはオフできず。比較した商品にはほとんどきれいに落とせるものもあったなか、こちらは根元や太い束にマスカラが残りました。アイライナーを落とす力もいまひとつです。アイライナーを塗布した人工皮膚に、商品を染み込ませたコットンと200gの分銅を乗せてスライドすると、落としきるまでの拭き取り回数は平均4.8回でした。比較した商品のなかでは回数が少なく端まで落ちやすかったとはいえ、スピーディとはいえません。一方、グリッターライナーの落としやすさは高評価に。グリッターライナーを塗った人工皮膚に、商品を染み込ませたコットンと200gの分銅を乗せスライドさせたところ、平均2.8回こするだけできれいにオフできました。比較したなかには6回こすっても落とせない商品があったことを思うと優秀な結果です。普段のクレンジングだけだとラメ残りしやすい人にはぴったりでしょう。容器の使い勝手も悪くありません。「持ち運びに便利」という口コミどおり、実際に試したモニターにも「軽い」「コンパクトでよい」と好印象。比較した商品にはフタが硬いものもあったなか、こちらは力を入れずに開閉できました。一部、「一度にたくさんの量が出る」という意見はありましたが、慣れれば気になるほどではないでしょう。デリケートな肌に使いやすい成分構成もメリット。成分表をチェックした理系美容家は、敏感肌の刺激になりうるエタノールの配合量は少なめと予測しました。「落ちにくいメイクをすっきり落とす」という謳い文句には疑問が残りますが、ナチュラルメイクを好む敏感肌の人には候補の1つになるでしょう。ぜひ検討してみてください。<おすすめな人>ナチュラルメイク派の敏感肌の人<おすすめできない人>濃いアイメイクを好む人マツエクをしている人